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自遊俳句会コミュのイタリア句 その10

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自遊ひろし先生

さっそくお言葉に甘え、っていってるうちに、もうその10!
自分でもびっくりぎょうてんです。

どどどどどうぞよろしくお願いします。
(駄作の多作に恐縮しつつ、どもり小声で)

121 秋の海みているだけの日もあらむ

青の洞窟へ船で渡る予定でしたが荒波で欠航。
欠航のほうが多くて、行けるのは運がいいとか。
予定がなくなり、荒れた海を見ているだけの日になりました。
それはそれで運が悪いという気にはなりませんでした。
思いがけず自由ができたときのような
のんびりとしたいい気分を味わえました。
切り替え早っ!なので。

122 眼下にはケーキのようなアルプス山

その山が「モンブラン」かどうかわかりませんがアハハハハ
飛行機から見たのです、アルプス山脈にケーキのような山をね。

123 やっと来たダビンチのくに寝待月

イタリアでゆっくりと見たいものがあり、
その機会を寝待月のように寝て待つぐらい待って
やっと来た、といいたかったので季語を「寝待月」にしましたが、
不自然でしょうか。

124 稲妻の浮き上らせし火山礫

125 昼酒は旅のおともにちょうど良し

つねに昼はワインかビールで毎回かんぱいを、しかも全員が!
ほろ酔い加減までもいかない程度に、
名物だと薦められるまま各地で地ワインなどをお昼にも。
ノンべーではないアタクシメにとっても、
くつろいだ旅のおともに、仲間と昼酒、いいもんです。
この句はちょっとコピーチックでしょうかアハハハハ

126 マーブルに化石を探す吾のいて

教会もミュージアムもホテルも店も、
あちこち大理石(=マーブル)だらけ。
さすがにイタリアは産地ですね。
大理石があるとほぼ無意識に
ついその中に化石を探してしまう人、それはアタクシメ。
自分でそのことに気がついたときのオドロキの一句。

127 無尽蔵=イケメンのダビデに言うは「ひさしぶり」
    ダビデ=目が合いて「ようこそ」というダビデかな

ダビデはなかなかのイケメンです。好みは別としてキャハハハ
これほどじっと目をあわすのは美術の授業以来かも。
イタリアで本物のダビデにあい「久しぶり」と言うと、
目があったダビデは「ようこそここに」と言ってくれたような・・・
妄想句ですキャハハハ

128 洞窟に沈みつつある海の神

青の洞窟は海の神を祭ったところで、その昔は陸だったとか。
現在は沈没しつづけているので何年か後には、
すべてが海の中に入ってしまう運命とか。
そうなると観光どころじゃないですね。

129 透明度鈍きガラスのイエスかな

130 星月夜ひらがなとなる夕餉なり

131 犬猫の世界遺産にしゃあしゃあと

しゃあしゃあは世界遺産に尿をする音でもあり、
しゃあしゃあとしているという意味でもありアハハ

132 石畳ゆるり右足左足

133 墓場への道に落ちたる石榴の実

「それがどうした」とツッコミたくなるような気も
しないでもありませんが苦笑

遺跡の壁画にも石榴の実の絵があり、
昔から好まれた食材だったのでしょうね。
石榴は人肉の味がするなとという昔聞いた怖い話も思い出し、
そんな伏線もあり、遺跡の墓場への道に落ちていた石榴の実、
ちょっと句にしたくなったのです。

コメント(13)

■無一物中無尽蔵さんへ

こんばんは


121 秋の海みているだけの日もあらむ

青の洞窟へ船で渡る予定でしたが荒波で欠航。
欠航のほうが多くて、行けるのは運がいいとか。
予定がなくなり、荒れた海を見ているだけの日になりました。
それはそれで運が悪いという気にはなりませんでした。
思いがけず自由ができたときのような
のんびりとしたいい気分を味わえました。
切り替え早っ!なので。

みているだけの日もある、というのがコメントと思いが違いますね。

秋の海だけど荒れるを眺めいる


122 眼下にはケーキのようなアルプス山

その山が「モンブラン」かどうかわかりませんがアハハハハ
飛行機から見たのです、アルプス山脈にケーキのような山をね。

アルプスを眼下にすればケーキ山

123 やっと来たダビンチのくに寝待月

イタリアでゆっくりと見たいものがあり、
その機会を寝待月のように寝て待つぐらい待って
やっと来た、といいたかったので季語を「寝待月」にしましたが、
不自然でしょうか。

寝待月は月の出の時間をいいますから句意とは違和感がありますね。

憧れのダビンチのくに月見月

月見月は陰暦八月の異称ですが、ダビンチを名月に例えることも出来ますね。

124 稲妻の浮き上らせし火山礫

浮き上がらせるは物理的に浮上させると想われますね
光ったと言うことですよね

稲妻に晒されている火山礫

125 昼酒は旅のおともにちょうど良し

つねに昼はワインかビールで毎回かんぱいを、しかも全員が!
ほろ酔い加減までもいかない程度に、
名物だと薦められるまま各地で地ワインなどをお昼にも。
ノンべーではないアタクシメにとっても、
くつろいだ旅のおともに、仲間と昼酒、いいもんです。
この句はちょっとコピーチックでしょうかアハハハハ

癖になる旅の昼餉のワインかな


126 マーブルに化石を探す吾のいて

教会もミュージアムもホテルも店も、
あちこち大理石(=マーブル)だらけ。
さすがにイタリアは産地ですね。
大理石があるとほぼ無意識に
ついその中に化石を探してしまう人、それはアタクシメ。
自分でそのことに気がついたときのオドロキの一句。
↑なるほどね 解ります
旧丸ビルのホールの大理石に大変な化石があったそうですね。

目につけば化石探しの大理石



127 無尽蔵=イケメンのダビデに言うは「ひさしぶり」
    ダビデ=目が合いて「ようこそ」というダビデかな

ダビデはなかなかのイケメンです。好みは別としてキャハハハ
これほどじっと目をあわすのは美術の授業以来かも。
イタリアで本物のダビデにあい「久しぶり」と言うと、
目があったダビデは「ようこそここに」と言ってくれたような・・・
妄想句ですキャハハハ

イケメンのダビデの像にご挨拶

128 洞窟に沈みつつある海の神

青の洞窟は海の神を祭ったところで、その昔は陸だったとか。
現在は沈没しつづけているので何年か後には、
すべてが海の中に入ってしまう運命とか。
そうなると観光どころじゃないですね。

海神の青の洞窟沈みつつ

129 透明度鈍きガラスのイエスかな

情景がイメージできないのですが
あるいはベネチアングラスのカリスト像ですか


130 星月夜ひらがなとなる夕餉なり

イメージが湧かないのですが


131 犬猫の世界遺産にしゃあしゃあと

しゃあしゃあは世界遺産に尿をする音でもあり、
しゃあしゃあとしているという意味でもありアハハ

しゃあしゃあと世界遺産に犬と猫

132 石畳ゆるり右足左足

歩き疲れたということですか


133 墓場への道に落ちたる石榴の実

墓地の道ころがっている石榴かな

墓場と石榴の取り合わせが不気味ですね

「それがどうした」とツッコミたくなるような気も
しないでもありませんが苦笑

遺跡の壁画にも石榴の実の絵があり、
昔から好まれた食材だったのでしょうね。
石榴は人肉の味がするなとという昔聞いた怖い話も思い出し、
そんな伏線もあり、遺跡の墓場への道に落ちていた石榴の実、
ちょっと句にしたくなったのです。

今回コメントは痕から読みました
石榴は中近東が原産地ですが
どの時代に伝わったのでしょうね。



自遊ひろし先生

添削をありがとうございました。

121 秋の海みているだけの日もあらむ

みているだけの日もある、というのがコメントと思いが違いますね。
    ↑
そう思われましたか。
この句の思いとコメントは自分のなかでは一緒のことでした笑。
青の洞窟にいけなかったので、海の見えるところで
終日秋の海をながめていただけの日になったけど、
旅には何もしないでそういう日があってもいいなあと思ったのです。
だからこの句のような心境なのですが・・・笑

寝待月は変でしたか、月見月にいたします。

124 稲妻の浮き上らせし火山礫

浮き上がらせるは物理的に浮上させると想われますね 光ったと言うことですよね
    ↑
軽いので実際に雨も降り浮き上がったのです。
その場合は稲妻でないほうが良かったのかもしれませんね。
検討してみます。

129 130 132 削除するか検討するかしてみます。

>石榴は中近東が原産地ですが どの時代に伝わったのでしょうね。
     ↑
そうだったのですか。どのように伝わったのか、
俳句とは別の話として調べるのも面白そうですね。

旅の思い出句、またボツボツとお願いするかもしれませんが
ひとまず秋のイタリアは、店じまいにしたほうがよさそうですね。

いよいよ押し迫り町も歳末の様相です。
せっかくの機をのがさず「この機ならでは」を句にしてみたくなりました。

■無一物中無尽蔵さんへ

こんばんは



121 秋の海みているだけの日もあらむ

みているだけの日もある、というのがコメントと思いが違いますね。
    ↑
そう思われましたか。
この句の思いとコメントは自分のなかでは一緒のことでした笑。
青の洞窟にいけなかったので、海の見えるところで
終日秋の海をながめていただけの日になったけど、
旅には何もしないでそういう日があってもいいなあと思ったのです。
だからこの句のような心境なのですが・・・笑


蕪村の「春の海ひねもすのたりのたりかな」を思い出しました
本歌取りで

秋の海ひねもす行けぬ方を見る

自遊ひろし先生

再度ありがとうございました。

「ひねもす」いい言葉ですねえ。
「ひもすがら」という意味でしょうが、
辞書をみたら「ひめもす」ともいうとか。
「ひめもす」というとお姫さまが一日中ひまにしているみたいで、
何かおかしみがあって・・・と思うのは自分だけかもしれませんが笑。
■無一物中無尽蔵さんへ

こんばんは

「ひめもす」
良いですね。人魚姫が行けない海を一日中
眺めていめの鴨知れませんね。
自遊ひろし先生

コメントをありがとうございます。

きょうはいまから仕事で遠出、それも日帰り。
早朝から夜まで「ひめもす」の仕事になりそうですアハハハハ。

■無一物中無尽蔵さんへ

おはようございます

「ひめもす」という言葉を仲間内で広めてください(笑)
自遊ひろし先生

「ひめもす」も、どの仲間うちで流行らすかで
反応が違いそうですアハハ

「ひめもす! ひめますのこと?」
「ひめもす! ひまですのこと?」
「ひめもす! **もすって『坊ちゃん』に出てきたような?」
「もすもす、そうじゃないってば」

やはり俳句仲間でないとダメでしょうね。
俳句仲間は自遊句会にしかおりませんがアハハハハ
■無一物中無尽蔵さんへ

こんばんは


「ひめもす! ひめますのこと?」
「ひめもす! ひまですのこと?」
「ひめもす! **もすって『坊ちゃん』に出てきたような?」
「もすもす、そうじゃないってば」


あまりにも可笑しくて笑っちゃいました。
逆に新鮮な驚きですね。


自遊ひろし先生

女子高生のわけわからない言葉みたいで、
流行ると面白そうですねアハハハハ
■無一物中無尽蔵さんへ

おはようございます

言葉って生き物ですから
当初の意味から離れて使われることが多いですね。
自遊ひろし先生

そうですね。「言の葉の緑」といいますから、
和歌も俳句も生きている言葉で、栄えていくんでしょうね。

流行語でなくても昔の和歌や句で使われている言葉のなかには、
単語は同じものでも、今とは意味の違う言葉がたくさんありますからねえ。

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