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自遊俳句会コミュの流れる雲

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自遊先生、こんばんは。
先日はとんだ迷子犬で、トピックを立てずにふらふらお邪魔をいたしました。
あらためて、よろしくお願い申し上げます。


その際、
☆新涼や流れる雲のひとつあり
の雲が「霧」として、季重なりとのご指摘をいただきましたので、再提出いたします。

☆さるすべり少女の産毛ひかりける

☆耳奥に鉦たたき居て明日となる

☆かなしみに訣別せよと大夕立

☆一本のラムネの泡やけふの空

☆若返る薬ありますアマリリス

コメント(47)

■アルテミスさんへ

こんばんは

この句は、初句、中、結句に一工夫とか、季語がイマイチとか、助詞が生きていないとか、などなどのご指摘をいただいて、こちらに再考の時間を与えていただくのはいかがでしょう。

本来はおっしゃるようにしたいところでしたので
それを承知であれば次回からそのように添削して
宿題を提出します。
アルテミスさんならそれに答えられると想いますので
安心しています。

自遊先生、こんばんは

一日一句をと心がけていますが、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」と開き直ってみたものの、少し落ち込んでいます。

そんなわけで少し間が空いてしまいましたが、言葉が先走って心が付いていきません。でも思い切って…。
よろしくお願いいたします。

 ☆烏瓜の花開きけり闇夜なり

 ☆端居して河童に流すきゅうり選る

 ☆晩夏光海女の磯着の白さかな

 ☆雷鳴りてマンモグラフィ乱るるも

 ☆新涼やがらんどうなる埴輪の目
■アルテミスさんへ

こんばんは
一日一句に拘らずに詠むことを愉しみましょう


☆烏瓜の花開きけり闇夜なり

妖精が被っているようなレースのベールに似たイメージが烏瓜の花ですね
中七の「開きけり」に作者が感じたことを表現したいですね。


 ☆端居して河童に流すきゅうり選る

端居と胡瓜が季重なりますので
河童と胡瓜に絞り込みましょう


 ☆晩夏光海女の磯着の白さかな

詩情があさて素晴らしいですね
潮騒の匂いが伝わって来ます

 ☆雷鳴りてマンモグラフィ乱るるも

上五「鳴りて」と持ってくると原因説明的になるので
雷鳴は背景として切れ字で表すといいですね


 ☆新涼やがらんどうなる埴輪の目

埴輪の目って不思議ですね
埴輪の不思議な目に秋の兆しを感じたのがいいですね。
自遊先生、ありがとうございます。

なんとか、あれやこれやと頑張ってみました。よろしくお願い致します。

 烏瓜の花に吐息の闇夜かな
(闇夜が主体になってしまったでしょうか。の・のが重なりすぎでしょうか)

 夕暮を河童に流す胡瓜選る
 (夕暮は夕昏でもよろしいでしょうか、その場合送り仮名は入れるのでしょうか。河童に胡瓜をやると水難事故から逃れるとの言い伝えがあります)

 雷鳴やマンモグラフィ乱れけり
 (ホントは自分が震えているのですけれど)

 新涼や劫を見詰める埴輪の目
 (最初は劫を見詰めるとしていたのですが少し大げさかなと思い、がらんどうで出させていただきました)

 海女の句にokをいただけて嬉しいです、有難うございました。
■アルテミスさんへ

こんにちは


烏瓜の花に吐息の闇夜かな
(闇夜が主体になってしまったでしょうか。の・のが重なりすぎでしょうか)

烏瓜の花を主体にしたいですね

烏瓜の花は闇夜の吐息なり

言い切るというのもありですね


 夕暮を河童に流す胡瓜選る
 (夕暮は夕昏でもよろしいでしょうか、その場合送り仮名は入れるのでしょうか。河童に胡瓜をやると水難事故から逃れるとの言い伝えがあります)

夕刻を表す言葉に、黄昏(たそがれ)時、その語源の「彼誰時(たそがれどき)」、逢魔(おうま)が時、火灯すころ、入相(いりあい)、夕さり、夕まぐれ
 なお夕昏はあまり使いません。イメージに合う言葉を選んでください


 雷鳴やマンモグラフィ乱れけり
 (ホントは自分が震えているのですけれど)

雷鳴を背景にすることで余白に作者の心情を表現出来ます


 新涼や劫を見詰める埴輪の目
 (最初は劫を見詰めるとしていたのですが少し大げさかなと思い、がらんどうで出させていただきました)

「劫を見詰める」よりも「がらんどう」の方が数段よいですね。
前者は理屈が前面に出ていて作者の想いから乖離しているようです


 海女の句にokをいただけて嬉しいです、有難うございました。

すばらしい句になりましたね

このような添削方法でよろしいですか。


自遊先生、有難うございました。


>このような添削方法でよろしいですか。

>などとおっしゃっていただいて恐縮です。
ご指摘いただいて、考えてみる事で達成感を持つことが出来ますし、すーっと通ってしまわないで一歩踏み込まざるを得ないところが良いと思います。

>夕暮は、逢魔(おうま)が時を使ってみたいです。
カッパさんは人間の創造(または想像 )上の存在ですから。

>烏瓜の句の、言い切る手法もこれから取り入れてみたいと思います。

先生もお忙しいですのに、早速お返事をいただいて有難うございました。


■アルテミス さんへ

こんにちは

夕暮は、逢魔(おうま)が時を使ってみたいです。
カッパさんは人間の創造(または想像 )上の存在ですから。

適切な言葉を選びましたね
げげげの鬼太郎ではないが黄昏時は妖怪がでたり
拉致事件がおこりそうな時短帯なんですよね
幼い頃に親からこのことをよく云われていました


自遊先生、こんにちは
昨夜というか早暁に雨が降ったらしく、少し涼しい風に替わりました。


☆つつがなくお過ごしですかちちろ鳴く

☆こほろぎの楽譜一拍休むらし
or こほろぎの楽譜に休止符あるらしき
 (先生の、楽譜に休止符あるようにのお言葉を拝借しました。ほんとはそのままお借りしようと思ったのですが、中句は字余りになりそうなのです)

☆萩一枝鈍き光の揺れやまず

☆まんじゆしゃげ応援団の旗手であれ

☆鳳仙花赤勝て白勝てはじけけり

■アルテミスさんへ

こんばんは
先ほど雷雨があり涼しくなりました。


☆つつがなくお過ごしですかちちろ鳴く

おだやかな感じが伝わって来て秀句になりましたね。
表現に無理が無いから余計に伝わって来ます。

☆こほろぎの楽譜一拍休むらし
or こほろぎの楽譜に休止符あるらしき
 (中句は字余りになりそうなのです)

こほろぎは休止符もって鳴きにけり

字余りの解決として楽譜を省いて休止符だけにしましょう
これも云いっきりです。

☆萩一枝鈍き光の揺れやまず

一枝が鈍く光っているのは解るのですが
その情景がイメージしづらいですね。

☆まんじゆしゃげ応援団の旗手であれ

曼珠沙華は隊列を組んで咲いているから応援団なのかな
その旗手というのが解らないのですが。

☆鳳仙花赤勝て白勝てはじけけり

鳳仙花赤勝て白もはじけたり

勝ての繰り返しを省略してもいいですね
はじけけりの「けり」は強すぎます


自遊先生、こんにちは。いつもありがとうございます。


一挙に涼しくなって、秋も一挙に深まりそうです。
少し考えてみました。

☆こほろぎは休止符もって鳴きにけり

「字余りの解決として楽譜を省いて休止符だけにしましょう
これも云いっきりです。 」

>楽譜と休止符で、一つを省略なのですね。気がついていませんでした。


☆萩一枝鈍き光の揺れやまず

一枝が鈍く光っているのは解るのですが
その情景がイメージしづらいですね。

↓思い切って変えてみました。

☆白壁に萩の一枝揺れやまず
(ここでは普通にひとえだでいきます。影を省略したのですが)


☆まんじゆしゃげ応援団の旗手であれ

曼珠沙華は隊列を組んで咲いているから応援団なのかな
その旗手というのが解らないのですが。

>先生のご推測の通りです、やはり旗手では無理があるのですね。


☆まんじゆしゃげ応援団の旗揺るる
 
↓or
☆まんじゆしゃげ応援団の旗の波
(旗にこだわりすぎ?)


☆鳳仙花赤勝て白勝てはじけけり
最初、勝て、勝てのリフレインがいいと思ったのですが、逆効果でした。

ちちろの句はちょうど友人のメールが来たところで「スワッ」とばかりに、
はまり込みました。ありがとうございました。



■アルテミス さんへ

こんばんは
一気に秋突入ですね。

☆萩一枝鈍き光の揺れやまず


↓思い切って変えてみました。

☆白壁に萩の一枝揺れやまず
(ここでは普通にひとえだでいきます。影を省略したのですが)

影を省いたのはいいですね
さらに白壁を背景とするために切れ字で切る方がいいですね。


☆まんじゆしゃげ応援団の旗手であれ


☆まんじゆしゃげ応援団の旗揺るる
 
↓or
☆まんじゆしゃげ応援団の旗の波
(旗にこだわりすぎ?)

旗に拘るのはいいですよ
応援団の旗を「応援団旗」としましょう

まんじゅしゃげ応援団旗の波をうつ


ちちろの句はちょうど友人のメールが来たところで「スワッ」とばかりに、
はまり込みました。ありがとうございました。

休止符のいわれが解りました
このように俳句に取り入れてしまうセンスが重要ですね


自遊先生、こんばんは。


先生に添削していただくと、俳句は楽しいと思えてきました。


※白壁や萩の一枝揺れやまず
と、ここで「や」の切字を使えばいいのですね。

今日は少し電車で外出しましたので、季語を一つに絞って詠んでみました。
私には少し難しい季語なのですが、「色なき風」です。
一つでも句になっていればうれしいです。
よろしくお願いいたします。

 どこまでも色なき風のどこまでも

 耳朶に吹く色なき風や午後三時

 吊橋や色なき風に抱かれをり

 牽牛子塚色なき風の語りだす

 キャンバスに色なき風も塗りこめる

 過疎の村色なき風の通り抜け

 かはたれや色なき風の染まりそな
■アルテミスさんへ

こんばんは
「色なき風」ですね。よい季語を選びましたね。本来は風に色はないのですが
秋は白秋ともいいますから総ての光りの集合体が白色とすれば
無色透明の光りの色と云えますね。

■どこまでも色なき風のどこまでも

「どこまでも」を分散した詠み方ですが
合体する詠み方もありますね。


 ■耳朶に吹く色なき風や午後三時

「や」の切れ字の効果と午後三時という具体的な時刻の関係が
よく解らないのですが

 ■吊橋や色なき風に抱かれをり

抱かれるのは何なんでしょうか

 ■牽牛子塚色なき風の語りだす

風が塚に語りかけるという設定のほうがロマンかな


 ■キャンバスに色なき風も塗りこめる

色なき風の本来のイメージからすると無色透明なんですよね。

 ■過疎の村色なき風の通り抜け

無色透明になった過疎の村とするとユニークですね

 かはたれや色なき風の染まりそな

本来染めることが出来ない風ですから
染まるかもしれないという想いですね。

色なき風という季語の本質を理解して詠むといいくが生まれますよ。
自遊先生

こんにちは。
やはり考えの浅さが露呈してしまいました。

■どこまでも色なき風のどこまでも

 どこまでも色なき風の吹きぬけて

■耳朶よぎる色なき風や午後三時

 耳朶よぎる色なき風のやさしかり
 
■吊橋や色なき風に抱かれをり

 吊橋を色なき風の揺らしける

■牽牛子塚色なき風の語りだす

 語りだす色なき風の牽牛子塚(けんごし)に
 (塚は読まないことにいたします)
■キャンバスに…の句は取り下げます。

■過疎の村色なき風の通り抜け

 たゆたへる色なき風や過疎の村

■かはたれや色なき風も染まりそな

 (ご推測いただいてありがとうございます。かはたれ時の夕焼けをイメージして省略しています。「の」を「も」に直しました)

 季語「色なき風」は6音なのと、どうしてもストーリー性のあるものにしたくて読みきれず、言葉を5・7・5と並べただけになってしまったことを反省しています。
またいつかチャレンジしてみます。

■アルテミスさんへ

こんばんは


■どこまでも色なき風のどこまでも

 どこまでも色なき風の吹きぬけて

下五は上五「どこまでも」との関係で終止形でとめるほうがいいですね

どこまでも色なき風の吹きぬける


■耳朶よぎる色なき風や午後三時

 耳朶よぎる色なき風のやさしかり

この方がイメージが拡がりますね。

 
■吊橋や色なき風に抱かれをり

 吊橋を色なき風の揺らしける

リアルなイメージになりましたね


■牽牛子塚色なき風の語りだす

 語りだす色なき風の牽牛子塚(けんごし)に
 (塚は読まないことにいたします)

塚を表記して詠ませないのは無理があります
であるなら塚は表記から外しますが、それで理解できるかどうか


■キャンバスに…の句は取り下げます。

■過疎の村色なき風の通り抜け

 たゆたへる色なき風や過疎の村

この場合だと「や」で切らずに「の」か「も」で繋げるほうが解りやすいですね。


■かはたれや色なき風も染まりそな

 (ご推測いただいてありがとうございます。かはたれ時の夕焼けをイメージして省略しています。「の」を「も」に直しました)

「も」にすると色なき風の他に染まっているのは誰か
それは作者かもしれにいと想像しますね。

また色なき風で詠んでください。
 
自遊先生こんばんは。


添削を有難うございました。

一人というのはどうしても独りよがりになりがちです。それを添削していただくと無理がある、これは分らない、間違えている、などと自分の句の欠点が自覚できます。

それにしても、季語を作られた方はすごいなあといつも感心ばかりして、なかなか理解まで進みません。ありがとうございました。
■アルテミス さんへ

こんばんは
季語って歴史の古い者から最近の者まで幅がありますが
古典的な和歌にまつわる季語っというのは
感覚的に同化するのが難しいですが、
感性を拡げて同化すると良いのかも知れませんね。
自遊先生

暫らくでございます。

  鍵穴をまさぐる指の秋思かな


  砂時計逆さにかへす秋思かな


  茶の花やきよらかなりし手術痕

  
  のぞきこむ瀞のあをさや薄揺る

  
  ありがとういい日だったね月蒼き
 

  ぎんなんを揺するぎんなん色の風


  野仏にいろなき風のたゆたへる


秋はどうしても秋思や色なき風や秋愁の季語に惹かれます。

よろしくお願い致します。


■アルテミスさんへ

こんばんは
秋はどうしても秋思や色なき風や秋愁の季語に惹かれます。
↑そうですね。
今年は厳しい残暑からいきなり秋に突入したので
秋がぶつかってきた感じですね。


■鍵穴をまさぐる指の秋思かな

指が秋思うというのが良いですね。
中七の表現を推敲したいですね。
指と指先ではニュアンスが違いま


  砂時計逆さにかへす秋思かな

砂時計の中に秋思を入れちゃうとどうなりますか


  茶の花やきよらかなりし手術痕

茶花と手術痕の取り合わせからどのような余白が
生まれるのか解りにくいですね。
  
  のぞきこむ瀞のあをさや薄揺る

季語「竜淵に潜む」を使って再度詠んでください。

  
  ありがとういい日だったね月蒼き

上五中七は良かったのですが
下五の「月蒼き」が月並み表現になりましたね
いろんな月がありますから感謝の気持ちにぴったりな月の名前を見付けてください 

  ぎんなんを揺するぎんなん色の風

「色の風」とは何でしょうか
色鳴き風は風の色とも云えますが
風の色にすると銀杏と重なりますしね。


  野仏にいろなき風のたゆたへる





自遊先生


早速有難うございます。

先生のご指摘に、どきんとしてしまいました。



◆鍵穴をまさぐる指の秋思かな は


 鍵穴を探る指先秋思かな

◆茶の花やきよらかなりし手術痕 は

たまたま身内の者の看病をしていて感じたのですが、最初は

 茶の花や雨降る宵のさびしくて   だったのです。

でも寂しさは言わないでおこうと…。そしたら先のようになってしまいました。
やはり病室に茶の花は、静か過ぎ清楚すぎで、淋しさをかき立ててしまいます。

雨が止んだら明るいコスモスに変えましょう。

 ↓
 秋桜きよらかなりし手術痕  ではどうもいけません。
 ↓
 秋桜陶器の壺のくびれけり

 と、ことさら手術や病人の事を詠むのはやめたほうがよいようですが、これは当たり前すぎるでしょうか。


◆砂時計逆さにかへす秋思かな
 ↓
 砂時計逆さに変る秋思かな

 一字で主語が変わるのですね。
or
 砂時計逆さに落ちゆく秋思かな


明日からまた暫らく病院へ行きますので、他の句はじっくり考えて見ます。

有難うございました。




■アルテミスさんへ

こんばんは
さっそく推敲凍ましたね。

◆鍵穴をまさぐる指の秋思かな は

鍵穴を探る指先秋思かな

これで中七がリズミカルになりましたね。

◆茶の花やきよらかなりし手術痕 は

たまたま身内の者の看病をしていて感じたのですが、最初は

 茶の花や雨降る宵のさびしくて   だったのです。

でも寂しさは言わないでおこうと…。そしたら先のようになってしまいました。
やはり病室に茶の花は、静か過ぎ清楚すぎで、淋しさをかき立ててしまいます。

雨が止んだら明るいコスモスに変えましょう。

 ↓
 秋桜きよらかなりし手術痕  ではどうもいけません。
 ↓
 秋桜陶器の壺のくびれけり

 と、ことさら手術や病人の事を詠むのはやめたほうがよいようですが、これは当たり前すぎるでしょうか。


推敲の課程が解って良かったですね。
拡がりがあっていいですね。
陶器を具体的に表現するとリアルになってきます

秋桜備前の壺のくびれけり

備前焼の壺とコスモスって相性がいいですね。



◆砂時計逆さにかへす秋思かな
 ↓
 砂時計逆さに変る秋思かな

 一字で主語が変わるのですね。
or
 砂時計逆さに落ちゆく秋思かな


逆さに変わるの方がいいですね。
これは砂時計をひっくり返すということと
そのことで秋思が秒刻みのように変化してゆくという
作者の想いも詠むことができます。

写生俳句とはカメラでとらえるようなものではなく
そこに作者が投影されていることですね。



自遊先生こんにちは。

なんだか気持ちが落ち着着ませんが、「竜淵に潜む」にポイントを絞りましたがこれは難しいです。

 ☆竜淵に潜みて天(そら)と交信す

 天は宙にしてどちらも「そら」と読むのはいかがでしょう。
 宙より天のほうが妥当かなと思ったのですが。

 ☆竜淵に潜みて呼ぶや天女妻

 ☆竜淵に潜みて呼べリ雲ひとつ

 ☆竜淵に潜みてみがく腕の錆び


 ☆コスモスや好きすききらひ揺れにけり

 ☆菩提子の着地する間の空のあを

 ☆神の庭修羅でんとあり子等あそぶ

よろしくお願いいたします。
■アルテミスさんへ

こんばんは


なんだか気持ちが落ち着着ませんが、
「竜淵に潜む」にポイントを絞りましたがこれは難しいです。

抽象的な季語ですから写生とは行かないから難しいですよね。
でも想像が膨らむのでは

 ☆竜淵に潜みて天(そら)と交信す

 天は宙にしてどちらも「そら」と読むのはいかがでしょう。
 宙より天のほうが妥当かなと思ったのですが。

春の季語に「竜天に登る」があります。これは秋の季語の逆で淵に潜んでいた
竜が春になって天に登ると云われています。
このことを下敷きにすれば「天(てん)」が良いですね。

 ☆竜淵に潜みて呼ぶや天女妻

なるほど別居している竜なんですね。

竜淵に潜みて呼びし妻天女

 ☆竜淵に潜みて呼べリ雲ひとつ

竜は雨を降らせるといいます

竜淵に潜みて興す黒き雲

☆竜淵に潜みてみがく腕の錆び

淵に潜んでいるうちに腕が落ちたのかな

竜淵に潜みて腕を磨きけり


☆コスモスや好きすききらひ揺れにけり

コスモスの揺れてすきすき好き嫌ひ


 ☆菩提子の着地する間の空のあを

菩提子とは菩提樹の種子のことですね。

着地する間というのが良いですね。
空の青と急に目線を上に向けたので
落ち着かなくなりました

菩提子の着地する間に探しだす

☆神の庭修羅でんとあり子等あそぶ

神と修羅という異質なものが出逢っているのですね

神と修羅出逢いたる庭子ら遊ぶ

イメージの拡がりを愉しんだようですね。
これも俳句を詠む楽しみですね。
自遊先生

こんばんは、ずいぶんご無沙汰いたしました。
10月に入ってがん闘病中の息子の嫁の容体が急変し、
10/17ついに帰らぬ人になってしまいました。
二年前に余命宣告は受けていたのですが、とても信じられませんでした。
すっかり動転し、自分の弱さを痛感いたしました。

多くの人に励まされ、他のことはともかく俳句は捨ててはいけないとの親友の言葉に気を取り直したしだいです。一番冷静になれる近道が俳句だとのアドバイスに今感謝しています。



  松虫の音に囲まれて客送る

  やまびこの少し間をおく吾亦紅

  あをきまま木の葉散りけり空深し

  しみじみと見ればしみじみ秋桜

  手を止めてふと問うてみる神の留守

  写し絵の微笑みやさし野紺菊

  しぐるるを香りのあると通夜の客


もう季節の過ぎたものもありますか゜よろしくお願いいたします。
■アルテミスさんへ

おはようございます
悲しみに逢ったのですね
お悔やみ申し上げます


■松虫の音に囲まれて客送る

音に囲まれというのは写生ですが

松虫とともにお客を送りけり

  ■やまびこの少し間をおく吾亦紅

その間合いがなんとも云えない想いを象徴しているのですね


  ■あをきまま木の葉散りけり空深し

空深しをもっと象徴的に表現するなら

あをきまま木の葉散りけり遠い空


■しみじみと見ればしみじみ秋桜

見ればは原因表現ですから

しみじみとしみじみと見る秋桜

  
■手を止めてふと問うてみる神の留守

「て」が原因説明になっています

手をやすめめてふと問うてみる神の留守


■写し絵の微笑みやさし野紺菊

微笑みというのは優しいのですから
「やさし」に代える言葉を見付けてください

  しぐるるを香りのあると通夜の客

「香りのあると」が解らないのですが




自遊先生こんばんは。

ありがとうございました。




 写し絵の微笑みやさし野紺菊

 (微笑と優しさが重なっているのですね)

 しぐるるを香りのあると通夜の客

 (今夜の時雨はいい香りがしますねと言って下さったのを句にしたのですが、句ではそれを言えていないことに気付きました)


 ご指摘の句をもう少し考えてみます。ありがとうございました
自遊先生こんにちは

今日は寒い一日です、お元気でいらっしゃいますか。
私は皆に労られて過ごしています。
下記の句を少し考えてみました。
  
■手を止めてふと問うてみる神の留守

ぱたと閉ぢふと問うてみる神の留守
(こんなとき、なんで神様が留守をされているのですかとの駄々っ子の思いです)


■写し絵の微笑みやさし野紺菊
(これはどうしても気持ちが先にたってしまうので取り消します) 


しぐるるを香りのあると通夜の客

真夜ふかく時雨にほふと立ち上がる
(幻覚かもしれません、通夜の客が立っていかれました。でも通夜の言葉は使わないことにしました。雨が匂うのはおかしいでしょうか?ホントは雨に濡れる草や土が匂うのですけれど。この場合花やお線香が匂っているのだと思います)
■アルテミスさんへ

おはようございます



■手を止めてふと問うてみる神の留守

ぱたと閉ぢふと問うてみる神の留守
(こんなとき、なんで神様が留守をされているのですかとの駄々っ子の思いです)


困っているときに神様にお願いしようとしているのに神様が留守をしているなんて
と嘆いていることを詠みたいのですよね
この着眼点は大事ですからもう一度チャレンジすると良い句が生まれますよ。


しぐるるを香りのあると通夜の客

真夜ふかく時雨にほふと立ち上がる
(幻覚かもしれません、通夜の客が立っていかれました。でも通夜の言葉は使わないことにしました。雨が匂うのはおかしいでしょうか?ホントは雨に濡れる草や土が匂うのですけれど。この場合花やお線香が匂っているのだと思います)

通夜の句でありながら通夜と言わないで詠むということは大事ですね
時雨の傍題を調べて適切な季語をつかうと宵ですね
例えば゛「小夜時雨」「時雨の色」などがありますから「時雨の香り」があっても良いですね。
 もう一度チャレンジしてみてください

自遊先生こんばんは

ご指摘の句適切な言葉が見つけられたかどうか、再考してみました。

別に、時雨を課題に選んで見ました。

 真夜ふかく時雨にほふと立ち上がる
 ↓
 小夜時雨香りのあると座を移す

 ぱたと閉ぢふと問うてみる神の留守
 ↓
 ぱたと閉ぢまたも問ひをり神の留守
or
 願ひ事聞き届きませ神の留守
 (これは難しいです、再々考をしてみます)
 

 初時雨子守唄かとよぎりけり

 鹿の声しぐれてゆくやつぎつぎと
 (すぐ裏が山です)
 時雨きて米蒸す香りただよひぬ
 (前が造り酒屋さんです)

 
■アルテミスさんへ

こんばんは


真夜ふかく時雨にほふと立ち上がる
 ↓
 小夜時雨香りのあると座を移す

小夜時雨香り求めて座を移す


ぱたと閉ぢふと問うてみる神の留守
 ↓
 ぱたと閉ぢまたも問ひをり神の留守

ぱたと閉ぢまた問うてみる神の留守


or
 願ひ事聞き届きませ神の留守
 (これは難しいです、再々考をしてみます)

髪の留守なれど届けよ願いごと
 

 初時雨子守唄かとよぎりけり

子守唄めく聴こゆ初時雨


 鹿の声しぐれてゆくやつぎつぎと
 (すぐ裏が山です)

時雨るるや裏山に聴く鹿の声


 時雨きて米蒸す香りただよひぬ
 (前が造り酒屋さんです)

漂いし米蒸す香り村時雨

昔仕事で帰りが遅くなったので吉野に住む知人宅へ泊まったことがありました。
豪快な造りの民家が迫力があり、翌朝起きたら山深い所でしたので
感動したことがあります。
 そのことを思いだしています。

 



自遊先生こんばんは

早速ありがとうございました。
時雨はほんとに情緒ある雨ですね。
吉野へいらしたことがあるなんて、感激です。
■アルテミスさんへ

吉野はもう一つ
蔵王堂までいって櫻を満喫したのを思い出しました。
自遊先生こんにちは

ご無沙汰勝ちです。
俳句からは遠ざからないようにとは思っているのですが…。
少しずつ少しずつ哀しいことにも区切りをつけていきます。

次の句をよろしくお願いいたします。

 草紅葉方向音痴立ち尽くす

 喪中はがき出さぬと決めて柚子湯かな

 落葉焚く煙のしみて人恋し

 尻あぶる世間話の焚火かな
 (後向きとしていると、なんとも気分がでないのです)

 見えぬ手に守られてをりピラカンサ
 (ピラカンサの棘にも刺されず無事でした)

 河豚鍋や向こう見えざり眼鏡拭く
■アルテミスさんへ

こんばんは


草紅葉方向音痴立ち尽くす

佇みぬ方向音痴くさもみじ

方向音痴がきつい言葉なので「くさもみじ」と優しく表現しましょう


 喪中はがき出さぬと決めて柚子湯かな
本当は出さないといけないのですか

柚湯する喪中ハガキを出さぬまま

 落葉焚く煙のしみて人恋し

落葉焚く煙にむせび人恋し


 尻あぶる世間話の焚火かな
 (後向きとしていると、なんとも気分がでないのです)

焚き火する世間話を背に受ける

世間話だと背中を向けるという意味が違ったとらえ方がされます

 見えぬ手に守られてをりピラカンサ
 (ピラカンサの棘にも刺されず無事でした)

見えざりし手の守りたるピラカンサス

 河豚鍋や向こう見えざり眼鏡拭く

いよいよ鍋物シーズンですね。

河豚鍋を凝視しようと眼鏡拭く



自遊先生こんばんは

先生の添削はすぐ答えにご対面出きるのでうれしいです。ありがとうございました。

もう少し自分なりに考えてみたい句もあります、またよろしくお願いいたします。
喪中はがきは、出さないといけない?と、考えてみると一概にそうとも言えない気がします。
考え方に、もう少し柔軟性が要求されますね。

そこで質問です。

 1、草紅葉・方向音痴・佇みぬは
   提出句もそうでしたが、切れ切れになっているような気がしましたが。

 2、河豚鍋やもう酔うてをりクラス会

   ほんとはなかなか家庭では河豚鍋にはありつけないので、
   提出句のほうもホンネなのですが、下戸の私は食べる前にもう寄ってしまって、これもホンネです。

 よろしくお願いいたします。
■アルテミス さんへ

こんばんは

喪中ハガキのけんであるお坊さんが話していました。
年末に喪中ハガキを出すのは香典を催促しているみたいだから
年明けて寒中見舞いとして欠礼したことを書けばよいのではと

1、草紅葉・方向音痴・佇みぬは
   提出句もそうでしたが、切れ切れになっているような気がしましたが。

おっしゃるように
正確には方向音痴な人とすべきところを7音なので省略したのですね。

草もみじに方向音痴なりし人

 2、河豚鍋やもう酔うてをりクラス会

   ほんとはなかなか家庭では河豚鍋にはありつけないので、
   提出句のほうもホンネなのですが、下戸の私は食べる前にもう寄ってしまって、これもホンネです。

この句の方が雰囲気がでていて良いですね。
クラス会というのが賑やかな場を想像させます。




自遊先生こんばんは

あのー、5・7・5のことですが、初句は季語でも6文字になることがありますが、
季語意外ではみ出しの6文字8文字はダメなのでしょうか?

「方向音痴」だけで7音になり助詞を入れることができません。
訂正かなと思いつつ出したのですが…。
どうしても、これに替わる言葉が見つけられなくてすみません。

俳句を始めて、すごく人生勉強になります。
それはものの見方が一方向ではなく、左右、前後、裏表と柔軟にすべきだという必要性です。でもなかなか思考の転換ができなくて、先生に添削していただいて始めて気付くことが多々あります。
それがとてもうれしいです。


高見山(たかみ)越ゆさしば待つてふ五、六人

果無に木枯しの果てなかりけり

凩を呑み込み海は知らん振り

中国の塵運び来る冬黄砂

銀杏落葉蹴っている子の首に鍵(キィ)

報恩講善女はみんなよく笑ひ
■アルテミス さんへ

こんばんは


あのー、5・7・5のことですが、初句は季語でも6文字になることがありますが、
季語意外ではみ出しの6文字8文字はダメなのでしょうか?

初句いわゆる上五のことですね。
字あまりの言葉は上五に持ってくればよく、9音くらいまで許されますが
中七は7音で決めたいですね。

「方向音痴」だけで7音になり助詞を入れることができません。
訂正かなと思いつつ出したのですが…。
どうしても、これに替わる言葉が見つけられなくてすみません。

熟語を分水しては如何ですか
方向を忘れたる人
方向を狂わす人  とか


俳句を始めて、すごく人生勉強になります。
それはものの見方が一方向ではなく、左右、前後、裏表と柔軟にすべきだという必要性です。でもなかなか思考の転換ができなくて、先生に添削していただいて始めて気付くことが多々あります。
それがとてもうれしいです。

自分だけではなかなか気づき無いものです。
人間関係でも他人の意見に耳を傾けよといいますよね。
推敲とは客観的に他人になりきることかも知れません。


高見山(たかみ)越ゆさしば待つてふ五、六人
↑高見山というハワイ出身の相撲取りが居ましたね。

さしば待つ高見に登る五六人

果無に木枯しの果てなかりけり

情景をイメージできないのですが

凩を呑み込み海は知らん振り

凩を呑み込む海の大らかさ

中国の塵運び来る冬黄砂

黄砂は本来春ですが季節に関係なく襲ってきますね。
上五中七は下五の説明です

冬なのに黄砂の降りし浮き世かな


銀杏落葉蹴っている子の首に鍵(キィ)

いわゆるカギっ子ですね

カギっ子は銀杏落葉を蹴り遊ぶ

報恩講善女はみんなよく笑ひ

笑い声絶えぬ善女の報恩講



自遊先生こんばんは


添削ありがとうございました。

高見山という相撲取りさんいましたね。
高見山は奈良県と三重県の境に聳える、三角錐の形のきれいな山です。

果無は地名です。世界遺産に登録されている吉野の修験道です。
正確には十津川村にあり、吉野から熊野への山の尾根に当たるようです。
■アルテミスさんへ

こんばんは
こちらの知識不足で
間違った添削をしてしまいましたこと
お詫びいたします



高見山(たかみ)越ゆさしば待つてふ五、六人

高見山登りて見ゆるさしばかな

果無に木枯しの果てなかりけり

果無の地に木枯らしの果てなしや

固有名詞は地元の人達には解っていても
ポピュラーでないかぎり全国区にはなりにくいかも知れませんね。

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