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自遊俳句会コミュの浅草にて

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ひろし先生 みなさま

おはようございます。
浅草へ遊びにいってまいりました。
たくさんで申しわけございませんが、
お手すきのおりに、どうぞよろしくお願いいたします。

1 そぞろ寒にわかに声張り観音経

観音経をあげていた人が急に声を張り上げ驚きました。

2 いのこづち猫もはりつけ淡島堂

浅草寺の隣に針供養で有名な淡島堂があります。
針のようないのこづちをつけた猫がいてそれが面白いと思いました

3 軒吊りの古着店あり冬近し

浅草寺の裏は古着屋さんが店を連ねています。着物も冬用になっています

4 落葉嵩ほうき目つくる信者かな

落葉を掃いたあとにほうき目をもくもくと作っている人、信者さんかな

5 公孫樹みて大凶御籤ぽいとつけ

このごろは不景気のせいか大凶を前よりたくさんいれて、2度3度とおみくじをひいてもらうようにあちこちの神社でしているという、あくまでも噂を聞きました。大凶なんでいままで引いたこともない友人はそんな手に乗らぬといって公孫樹にぽいとつけて高笑い。

6 暮れの秋ぶらぶら電気ブランかな

浅草をぶらんぶらん「したあと」は、「舌あと」がしびれる電気ブランを一杯というのがコースの友人にお付き合いです。アタシャもっといいとこ知ってんだけどなあ。

7 石も木も名所となりし寺の秋

夏にはただの石や木も秋になるとそれが名所に早代わり

8 大西風や吉原柳のなごりかな

江戸の吉原の大門前に何代目かのしょぼくれた見返り柳がありんす。
近所の人が雑巾を干していたでありんすキャハハハハ

9 秋時雨あふれし海老の尾「大黒家」

浅草「大黒家」の江戸前天丼は、大海老のシッポが丼からあふれる大きさが名物です。

10 「名所図会」同じ景色や秋の暮

『江戸名所図会』を持参しての浅草めぐり、
近代化されたなかに図会のなかと同じ景色を見つけ喜んでいるわけです。

11 わたあめの舌にとけゆく秋の寺
12 林檎あめ歯にへばりつく寺の秋

11と12は綿飴と林檎飴、両方食べた感じの違いアハハハハ

13 先祖より隣同士や松手入

浅草っ子は地元に誇りというかプライドを持ち、結婚しても地元を離れない人が多いようです。代々浅草っ子の友人がいますがお互いの先祖代々みんな知ってる感じです。

14 子規芭蕉一茶も詠みし浅草や

そうなんですよね、子規も芭蕉も一茶もみんな浅草の句を詠んでいます。
どうもそれが頭に浮かんでコリャイカン! 
いっそぉエライさんまとめて句にしてしまえ〜アハハハハ

コメント(7)

■無一物中無尽蔵さんへ

おはようございます
溜まっていたのを一気に吐き出した感じですね



1 そぞろ寒にわかに声張り観音経

そぞろ寒だから声張り上げたという因果関係を避けたいですね。
編集しなおしますか

観音経にわか声張りそぞろ寒




2 いのこづち張り付く猫や淡島堂

淡島堂って浅草のお店ですか
三味線屋だったりして

猫の毛にいのこづち付く淡島堂


3 軒吊りは古着ばかりや冬近し

編集しなおすと

冬近し古着ばかりを軒に吊る


4 落葉嵩ほうき目つくる信者かな

ほうき目と落ち葉を積み上げた嵩の関係が短絡かな
信者に退場ねがって

ほうき目を付けて集めし落葉嵩


5 公孫樹みて大凶みくじぽいとつけ

大凶のおみくじ結ぶ大公孫樹


6 暮れの秋ぶらぶら電気ブランかな

電気ぶらん懐かしいですね
「暮の秋」と「秋の暮」は違うのですが

ぶらぶらん電気ブランや暮の秋

秋を惜しんで電気ぶらんを呑みたいとおもってぶらつく
上五はいわば枕詞的に洒落ましょう


7 石も木も名所となりし寺の秋

寺の秋は無理してますね。

寺の樹も石も名所になりし秋


8 大西風や吉原柳のなごりかな

大西風と瀬戸内海や八丈島などで吹く西風のことですから揚句にはふさわしくないですね。

色なき風吉原柳のなごりかな

季語を入れ替えると艶』っぽくなりますね。


9 「大黒家」こぼれし海老尾あき時雨

大黒屋ってごま油の天麩羅やでしたったかな

秋時雨こぼれし海老尾大黒屋

海老尾があるから大黒屋に「」なしでもいいですね。


10 名所会と同じ景色や秋の暮

景色はくどいから

名所絵に同じ眺めの秋の暮



11 わたあめの舌にとけゆく秋の寺

寺とわざわざいれる必然性がないですね

わたあめの舌にとけゆく秋の暮


12 林檎あめ歯にへばりつき秋の寺

飴が歯にへばりつくのは珍しくも無いから

林檎あめ歯と仲良しに秋の暮


13 先祖より隣同士や松手入

先祖よりは硬くて隣近所の良さが薄れますね。

松手入お隣同士むかしから


14 子規芭蕉一茶も詠みたる浅草や

浅草を詠みし一茶も子規芭蕉

今月発売の角川文芸出版の雑誌「俳句11月号」の特集が
「俳句は引き算で作る」がおもしろいので読んでみてください。



ひろし先生

添削をありがとうございました

>溜まっていたのを一気に吐き出した感じですね
     ↑
堰を切ったようにですか、そのわりに勢いがありませんけどねアハハハハ

1 観音経にわか声張りそぞろ寒

自分としては「にわか声張り」がどうも・・・
「にわか」を「だしぬけ」という意味で使うなら「にわか」のあとに、
「に」とか「の」とか入らないとなんだか落ち着かない感じです。

にわか雨、にわか狂言、にわか拵えなど
名詞となっている「にわか」はもちろんそのままで気になりませんが。

再挑戦 1 観音経きゅうに声張りそぞろ寒

これではどうでしょうか、「きゅうに」ではあまり文学的でないけど。

2 いのこづち張り付く猫や淡島堂

あれ!推敲しなおしたものでなくこれはその前に作った句です。

*いのこづち猫もはりつけ淡島堂
   ↑
こちらです

>淡島堂って浅草のお店ですか 三味線屋だったりして
    ↑
残念でした! トピの解説に書いたように針供養するお堂です
以下同文
「浅草寺の隣に針供養で有名な淡島堂があります。
針のようないのこづちをつけた猫がいてそれが面白いと思いました」

ここです↓
http://www.asakusa.gr.jp/spot/spot2_08.html

3 軒吊りの古着店あり冬近し
これも投句と違ってました。

編集して再挑戦 3 冬近し軒吊り並ぶ古着みせ

浅草寺の裏は古着屋さんがあり着物も冬用になっています
「軒吊り」にする方法もいかにも浅草の風物誌的で面白いと思いました。
「軒に吊る。でももちろんいいのですが、
ちょっと「軒吊り」という名詞を使ってみたいと思いました。

4 ほうき目を付けて集めし落葉嵩

これをいただきます。情緒がある良い句になりました。

5 大凶のおみくじ結ぶ大公孫樹

ぽいっと捨てるようにつけたところが面白かったので、

再挑戦 5 大凶のみくじ公孫樹に結び捨て

これだと原因結果的になってしまうでしょうか。
だとしたら先生の句をいただきます。

6 ぶらぶらん電気ブランや暮の秋

そうですね、暮の秋と秋の暮は違いますね。
夕方に行くかということなので暮の秋のほうがいいですね。

添削句のほうがユーモラスな感じで楽しそうですね。これをいただきます。

7 寺の樹も石も名所になりし秋

>寺の秋は無理してますね。
    ↑
ばれましたかワハハハハ。浅草寺なので寺をいれなきゃとかなり強引でした。
こちらをいただきます

8 色なき風吉原柳のなごりかな

これいいですねえ、「色なき風」ぴったりです。
自分の句なのに人の句のように、好きな句になりました。

9秋時雨こぼれし海老尾大黒屋 

>大黒屋ってごま油の天麩羅やでしたったかな
     ↑
そうです、ごま油で味が濃くて辛口の江戸前です。
好き嫌いがあるけど、観光客でいつも満員です。

10 名所図会おなじ眺めの秋の暮

これもいいですねえ、風流な感じがしてきましたご満悦。
「江戸名所図会」は「絵」という字ではなく「会」なので
ちょっと変えさせていただきました。

11 わたあめの舌にとけゆく秋の暮

>寺とわざわざいれる必然性がないですね
    ↑
浅草寺の境内で買ったり食べたり、ついこだわってしまいましたが、
たしかいいりませんよね笑

もちろんこれで完成ですが、今回は「秋の暮」「暮の秋」が多いので、
ここはいっそう違う季語にして

再挑戦11 わたあめの舌にとけゆく秋惜しむ

気分的にはこういう感じでした

12 林檎あめ歯と仲良しに秋の暮

「仲良しに」面白いですね。子供が作った句のような素朴な味わいになり
いかにも駄菓子の林檎飴という感じです。
もっとも入れ歯の人は「仲良し」になったら大変ですがワハハハハ。

13 松手入お隣同士むかしから

>先祖よりは硬くて隣近所の良さが薄れますね
     ↑
おっしゃる通りです。浅草の人情みたいなものが柔かくなることで感じ取れます。
自分の句なのになんだか評論家みたいでおかしいですねアハハハハ

14 浅草を詠みし一茶も子規芭蕉
      ↑
これで一茶、子規、芭蕉に負けない句になりました、
といいたいところですが、もとの句が駄句なので・・・
いつもお手をかけてしまいすみません

>今月発売の角川文芸出版の雑誌「俳句11月号」の特集が 「俳句は引き算で作る」がおもしろいので読んでみてください。
       ↑
どうもゴテゴテとしてしまいがち、さらに後手後手にならないよう
ぜひ読んでみます。情報をいただきありがとうございました。
一字直し

再挑戦11 わたあめの舌にとけゆき秋惜しむ
■無一物中無尽蔵さんへ

こんばんは


1 観音経きゅうに声張りそぞろ寒

「きゅうに」はおっしゃるように散文的ですね
観音経ですからいっそ声張るをやめて

観音経やぶから棒にそぞろ寒

と飛躍すると余白が膨らみますね。


*いのこづち猫もはりつけ淡島堂

淡島堂猫にもつきしいのこづち



冬近し軒吊り並ぶ古着みせ

軒吊りの古着屋並ぶ冬近し



大凶のみくじ公孫樹に結び捨て

大凶のみくじ公孫樹に捨て結ぶ

とすれば心の持ちようが違ってきますね。


再挑戦11 わたあめの舌にとけゆき秋惜しむ

わたあめのとけゆく舌に秋惜しむ

秋を舌で惜しむとすれ飛躍できますね。


添削句が投句と違っていたこと失礼しました
投句をコピーして添削していたのですが何故なのか不明です。





ひろし先生

こちらの言いたいことを、どれもピタリの句にしていただき、ありがとうございました。

*いのこづち猫もはりつけ淡島堂 →淡島堂猫にもつきしいのこづち

添削していただいたほうが俳句的「上等」になりました。
ちょっとひとこと
針供養の淡島堂にいのこづちの針をつけた猫がいたのが面白く、
「はりつき=張り付きと針つき」をかねたつもり裏読みも・・・というつもりでした。
いつもの「常套」だ洒落手段ですがアハハハハ。
通じなければ意味がないですね、下手な考えは休むに限るようですハハハ
■無一物中無尽蔵さんへ

こんにちは

*いのこづち猫もはりつけ淡島堂

針と張りを洒落てもよいのでかん゛
「はりつけ」を磔と読まれると猫を磔にすることになりますよね。

淡島堂いのこづち付くはりの猫

とすれば誤解を招かないですね。
ひろし先生

>「はりつけ」を磔と読まれると猫を磔にすることになりますよね。
        ↑
アハハハハハ、そりゃかわいそうにゃんアーメンゴーメン。

*淡島堂いのこづち付くはりの猫

こちらにさせていただきます。ありがとうございました。

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