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バーチャル・ゴルフ教室コミュのミート率を上げるには

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打球はまず基本的に真芯に当てることが大切です。
ミート率とはどれだけ芯に近いかを数値で表したもので、
ヘッド速度(HS)に対する球の初速で数値化しています。
HSが40に対し、60がちょうど1.5で最大になります。

さて、いかにこのミート率を1.5に近づけるかは
道具ではなく技術となります。
それには全ての動きを一定にする必要があります。

毎回同じ動きが出来れば、ヘッドは同じところを通過しますので
そこに球を置けば毎回1.5で打てるという原理です。

ところが人間はクラゲのようにグニャグニャです。
どこかを固定し、常に一定の動作をする事によって、
この軌道をつくらなければなりません。

そして、それをいかに定着させるかによって、スコアが決まります。
真芯に当てるにはどこをどうすれば良いのか、どこを固定し
何をどうすれば可能となるのかを確認する必要があります。

ゴルフはまずはミート率を上げること、そして方向性を極め
定着安定させることでスコアがまとまります。
ここではミート率を上げるにはどうするかをテーマとします。

コメント(53)


★ 切り替えしの動き

切り替えしで一番ミスが多いのは急ぎ打ちです。
体重が移動しないうちに降り始めることです。

スイングの基本は体重を使うことです。
地球上には有難くも重力があり、これを使うことで効率が良くなるのです。

体重移動とはテイクバックで一度右に体重を乗せて、自然に左に
倒れて来るのを利用して体重移動する動作です。そして
そのタイミングで切り返すと楽にスイングできるのです。

ところが、体重が左に移動し始めないうちに
筋力で下ろしてしまうと
芯を外してしまうのです。

これは精神的な焦り、緊張して慌てて振ってしまうという
メンタルな原因がほとんどなのですが、集中力や練習量によって
自信がつけば解決されることです。


また、切り替えしではどこから下ろして来るかも一定にする必要があります。
トップで止めてからバンプのタメを行うと、手の位置がズレることがあります。
このズレが軌道上であればさほど問題はないのですが、
軌道からズレた位置に動き、そこからダウンスイングに入ると
芯を外す原因となることがあります。

このズレも一定であれば良いのですが、その都度違う場所にズレたり
ズレなかったりすることが問題で、全てを一定にして固めることが重要です。

いくら正しいトップの位置に上がり、最高のトップの形が作れたとしても
切り替えしで毎回違う位置にズレていたり、
タイミングを外していたのでは安定しません。
基本的にはトップの位置でその位置を維持しながらバンプのタメを行い
直後に解放を行います。

また、この切り替えし時に起き上がりや左右のスエーなどで
軸、特に第七頚椎が動かないことが理想です。


★ ダウンスイングの軌道角

飛球線上後方から見た場合のトップからインパクトまでの
軌道の傾斜角に関しては、体に対しては全ての番手は同じが理想です。

地面に対してはそれぞれ違いますが、軸に対してはどのクラブも
同じ角度で下ろして来ると当たるようにできています。

ところが、飛球線上後方から見た場合、左斜め上から右下への
手の軌道の角度が毎回同じにならなければ芯を外すことになります。

この角度を狂わせるの原因のひとつが肩の開きです。
肩の開きが早いと、トップし易くフェイドになります。
縦と横の割合によって軌道が変わってしまうのです。

縦が強いとダフリ、横強いとトップ軌道になり易く
毎回同じ角度で落としているにも関わらず、軌道がズレてしまいます。


インサイドイン打法では長時間両脇を締めて両腕が体と接触している時間が長いので
安定し易いというメリットがありますが、遠心力によって
アームシャフト角が伸びるというデメリットがあり、インサイドスクエアで振ると
フォローで左脇が離れるのが早いので、安定し難いのですが、
自然な方向に振れる事やアームシャフト角を伸ばせるので
超高速にも耐えられる効率の良い動きというメリットがあります。

このどちらの軌道を選ぶかは個人の自由ですし
その中間でもかまいません。
要は、毎回同じ軌道にすることです。

そして、アームシャフト角が180度にインパクトで伸びるのか、
構えた時の150度に戻して打つのか、また160度なのか170度なのか
欧米のトップ選手でも人それぞれですが、完全に構えた角度に戻して
打っている選手はほとんどいません。
ほとんどの選手が構えた時よりも伸ばして打っています。

いずれにせよ、練習はフルアンコックをしても、どうしても175度にしか
ならない人もいますので、それはそれで毎回その角度になるのだったら
全く問題はありません。

ただ、インパクトで180度に伸びていると、美しく見えるので
ある程度まではそれを目指し、これ以上伸びないとなる角度で固めると良いでしょう。


★ 左膝の伸ばし具合

左膝は中期ころまではフィニッシュまで伸ばしませんでした。
90年代以降のモダン打法に入ってからの傾向は、インパクト付近で
寸止めで伸ばします。中には蹴る人もいます。

これは飛距離を伸ばすために左側の吊り上げを行うとうい技術として
新しい動きとして認知されるようになっているからです。
左の膝を伸ばし、左の肩を上げることでブランコを漕ぐような
勢いをつけることが可能となります。
これだけでもHSはあがります。

しかし、膝が伸びきった状態と、伸びきる寸前でインパクトでは微妙に
厚めにあたったり薄めに当たったり、時にはダフったりトップするのです。
これも、どこかで基準を決めて、その位置に修正して、
毎回同じ伸ばし具合にしなければなりません。

タイガーやマキロイはこの左膝は伸びきる寸前でインパクトというタイミングですが
これがどの角度なのか、あるいは毎回同じ角度になった時点でインパクトになるか
という判定が非常に困難です。

幼少の頃からタイガー打法で練習をして来た人達には当然の動きとして
20年も同じ膝の角度でインパクトが定着しているのですが
これから長年掛けて安定させるのは、アマチュアにとっては厳しいかも知れません。

そこで、その問題を解決する方法として、伸びきった位置でインパクトとすることで
より判定し易く、修正や調整がし易いのです。

この伸ばし具合はむしろブランコ効果は伸ばしきった方がより大きいことや
多少早めに伸びても、同じ伸び具合でヒットすることで
安定し易いというメリットがあります。

タイガー打法ではほぼ左脚で蹴っていますので、アダムスコットや
ジャスティンローズのような怪我をしない打法として左足が浮かない程度の
伸ばすという動きの方が中高年のアマチュアにとっては最適かと思います。


>>[17] 野球ゴルファーさん

通常は打った後にめくれますので、あまり影響は
ないかと思います。
ただ、痛みが伴う場合には改善されると良いでしょう。


左肩の上げ具合

インパクトの体勢として、左肩が左耳に着くような吊り上げの動きを良く見ます。
左肩は中期打法までは軸に対して常に直角に回転していました。
ところが21世紀になって、横回転だけではなく縦の動きも入れるように進化しています。
これは肩の先回りを防ぎながらかつ吊り上げ効果を最大にするためです。

また、インパクト時の体の弓効果を出すためにも、体全体の捻転や反りによって
HSをあげるために、この吊り上げがさらにその効果を上げるのです。

もともと肩の動きは上下の動きが最新打法では入っているのですが
これは三軌道を一面化するためにも、そしてインパクトゾーンをより
直線にするためにも、また、低く長くするためにも大変その効果を発揮しますので、
できれは取り入れたい形です。

また、左肩を上げるタイミンぐや上げ幅などは大変で、
軌道がくるう人も多くいますので、難易度は高めです。

これもまた、インパクトでは左の肩がどこの位置にあるか、をしっかりと覚え
そこに戻すという調整が常に必要となります。

これは左の膝を伸ばす動きと同時で、ブランコ漕ぎ効果があって
HSも上がるという動作ですが、タイガーやマキロイでけではなく
ダスティンジョンソンなどの飛ばし屋もこの動作をかなり入れています。

この左肩の上げ具合はインパクトの形で覚えます。
トップから切り替えしのバンプのタメは、体はすでにインパクトの形の弓
を作っているのですが、左の肩はまだ最下点にあります。

切り替えしで左の肩を上げず、インパクトの直前で吊り上げると
左膝を伸ばすタイミングと同じになってブランコ漕ぎ効果が増強されます。

左肩は上がり、胴体は弓になり、左のお尻は後方打席に突き出して捻じれ
体の張りは最大になります。
この張りによるエネルギーのタメで力を入れずにHSを上げることができるのです。

難易度は高く、また体への負担も大きいことで、無理をしない程度に
2〜3割程度を入れることで中高年にも使える技術ですが、
左肩の上げ具合の再現性が大変困難な事から、あまりお奨めはできません。


右手の使い方

右手はかなりの武器になります。
飛距離を出すにも、方向性を高めるためにも、そして
ミート率を上げるにも右手は大変重要な役割をします。

右手はテイクバックでも切り返しでもほとんど使いませんが、
それでも握力は半分程度で、トップの位置を決めるためにまず使います。

PWは9時程度の浅い場所でコックをしたり、右肘を曲げずに伸ばして
できるだけ遠くでとめるという役割もします。

そして基本的いはインパクトの瞬間まで力は入れませんが、
飛ばしのテクニックとしては、引き落とし、落とし押し、押し込みと3段階で
右手をしっかりと使います。

これは右腕のスナップとして野球選手が球を投げる時に肘が先行し
手首や指が最後になるムチのような動きになるのです。

DRなでは、トップを深くするために右手首を90度に曲げ、手の平を空に向けながら
後頭部の後ろに手を引き寄せるのです。
これもできるだけ後方打席に向かって手を移動させて引き寄せないと軌道がくるいます。

この時には両手は4〜6程度の握力でもギュっとは握らず、しかししっかりと両手が
フィットしているとヘッドが暴れたり、軌道からズレるのを防いでくれます。

DRで引き寄せたトップの位置から、球に向かって直線で落として来ると
ムチ効果が出てHSがかなり上がります。

これに右腕は曲げた状態からタメたエネルギーを一気に放出して速度を上げます。
引き落としや落とし押しがなくても、十分なほど速度が上がりますので
これに押し込みだけいれれば、中高年ゴルファーとしては十分な飛距離に
なるかと思います。

また、インパクトのフェイスの向きを補正するのも右手です。
捻りながら突き刺す動きや被せて押さえつけるような
インパクトゾーンをパワフルにするのも、方向性を高めるのも右手です。

右手、右腕の使い方をしっかりと習得することで
かなりミート率が上がるはずです。


リズムとテンポ

リズムとはテイクバックの時間、切り替えしの時間、ダウンスイングの時間と
それぞれの長さの割合をいいます。
音楽でいうとワルツとかサンバなどのような事です。

そして、テンポとはその全体の速度をいいます。
この速度が速くなったり、あるいはリズムが違っただけで芯を外す事があります。

これはたとえばゆっくりと振ってい人がテンポを上げたとします。
しかし、全ての動きに対して速くしたのなら良いのですが手の動きだけを速くし、
体重移動はそのままということが多くミスが出るのです。

あるいは、急ぎ打ちといって切り返しの時間が短く、上がり切らないうちに
下ろしてきて違う軌道になったり、あるいは体重移動が間に合わなかったり
することもあるのです。

ゴルフは再現性です。
100%再現できることはまずないかも知れませんが、20年、30年とかけて
それに近い動きができるようにするものなのです。

その再現性を早く高めるには基本的には全てを全く同じにして
反復練習をしなければなりません。
リズムとテンポも全てです。

プレー中は同伴者のスイングをプロのほとんどは見ていません。
それはテンポもリズムも人それぞれに違うので、それを見るとうつるからです。
普段練習しているリズムやテンポで打たないと、タイミングが合わないので
ミスが出てしいます。

同じモダン打法でも、どんな動きをどのくらい入れるかは人によって違います。
自分が作り上げたスタイルに最も合ったリズムとテンポがあります。
まずは、スタイルが決まったら最も効率の良いリズムとテンポを覚え、
毎回その通りに練習し、その通りにコースで打つことでミート率を
あげることが可能となるのです。

お疲れ様です。

視線のおき方はいろいろ言われていますがいかがでしょうか?アゴは右に少し傾けるとして、見る見ない、凝視する、ディンプルをみる等々です。これから書こうとされていたのでしたらすみません<(_ _)>

>>[23] ミスターさん

視線は人によって違いがあって、凝視する人やボーっと見る人など様々です。
球を良く見ていろ!とかいう指導をする人がいますが、逆に
しっかり見るなという人もいます。
これは視覚情報をその人がどのように処理するかによって違うようです。

球を見ると違うフォルダが開く人や、球に意識が行き過ぎて
慌てて振り急ぎになったり、ドキドキして萎縮したりする人もいます。

スイングは動きが定着していれば、目をつぶっていても当たります。
しかし、見ることでより正確に振れる人もいたりしますので
万民に合った指導はありません。

したがって、ご自身が一番良いと思う通りにすることが
回答だと思っています。

ただ、基本としてはDRなどは当たる面を見ろという、これは目線ではなく
目の位置を示した指導ですが、これだけは万人に共通した事かも知れません。

私自身は球は見てはいますが、実は良く見ていません。
良く見るのは線です。
頭の中で書く線を見ながら打ちます。

これは目印と球を結んだ横線に対し、体がスクエアになっているかの
平行線やシャフトの縦線です。
この長方形を頭の中で描いて、エイミングとアライメントを確認しています。

これもくるっていればミートしませんので大切な項目ですね。
球を含んだ、この長方形の線を入れた絵図を見ながらテイクバックします。

どうも立ち難いというホールなどは、何度も仕切りなおして
この長方形を描きなおしてから打ちます。

したがって、球にはあまり神経が行っておらず、見ているようで
しっかりとは見ていないということです。

これはあくまでも私個人の方法で、皆さんには合っていないかも知れません。
ミスが少なく、自信が持てる方法を見つけてください。

>>[24]

ありがとうございます。

”良く見るのは線です。
頭の中で書く線を見ながら打ちます。 ”

線のことは聞いたことがなかったので参考にさせていただきます!

線と言うことであれば、インサイドスクエアの場合1時方向に振り出すとしたらボールから1時方向の線、軌道をイメージするというのもありでしょうか。アラインメントという点で考えると狂いそうでちょっと危険かもしれませんのでやめたほうがいいかもしれませんが・・・。

>>[25] ミスターさん

はい、その通りですね。
軌道の線は体が勝手に動いてしまいますので、
必要なのはアライメントの線です。

定着するまではインアウトの線も意識する必要があるかも知れませんが
フォームが出来上がったら不要です。


肩の開き具合

肩の開き具合とは、ゴルフスイングを縦と横の動きの二つと考えて
両者の動きの割合とタイミングを意味します。

ほとんどのゴルファーは横の力が強いのでHSが上がりません。
スイングは縦の力でパワーが出ます。
肩があまりにも先回りするとふところの三角形が潰れて、デンデン太鼓のように
インパクト時には体は完全に目標を向いているといった
ガラ系の打法となってしまいます。

またレイトヒティングにならないのでHSも十分には上がらないのです。
本人はそれしか知らないので、あとは筋力をつけるだけ、と思っている人がいますが
この縦と横の割合、タイミングなどの効率を上げるだけで、相当な飛距離がでるのです。

ダウンスイングはバンプ、ダンプ、ターンの3つに分けられます。
バンプとは切り替えしで、ダンプとは引き落としで、ターンが回転です。
感覚的には最後のターンではじめて腰や肩を回すと同時にリリースする
というタイミングでちょうど良いのです。

ところが、ほとんどの人は切り返しでまず肩が始動し、リリースしながら
ヘッドを落としに掛かっているのです。
これではレイトヒティングにならず、ヘッドが遠くを通っている限り
いくら手首の力を強くしてもヘッドは走りません。

最後に体全体をターンさせるという動作は最後の一瞬で回るため
その分速く回転させることになるのです。
したがって、飛距離的に優れたタイミングによって軌道を安定させると
より効率が上がるために、最後まで肩を開かないとうい動作で固め
それを毎回再現することです。

肩が先回りするとトップします。芯を外すのですが、
毎回それで練習していると、ほかを調整してミートするようになります。
その結果がフェイドです。

体が勝手に調整して当たるようになっても、その弊害が出る打ち方は
決して効率が良いとは言えないでしょう。


力の入れ具合

力みなどによってミート率を下げることがあります。
これは力の入り方によって軌道をくるわせたり、タイミングを
ずらしたりするためです。

したがって、力のいれ具合(量や方向)によっては
それがHSを上げたり、重量を増やして飛距離を出すという
結果になることもあるのです。

また、縦と横の動きのバランスによってもミート率が変わります。
横が強いとトップしやすく、縦が強いとダフり易くなります。

また、満振りをすると遠心力によってヘッドが浮いたり
外回りしてヒールに当たったりすることもありますので、入れる力の
方向や量を一定にする必要があります。

実際に力を使うのは握力の場合はインパクト時、腕は引き落とし時、
脚や腰はビジネスゾーンからという具合に、それぞれにタイミングがあります。
この力を入れる時期を正確に捉えて実行することが大切です。

力を入れる部位と入れない部位を確実に覚え、それができるかどうか、
タイミングをずらしてそれぞれの部位に力が入っているか、など
タイガー打法は難易度がかなり高く、それぞれの動きがより効率が良く
効果的であるかどうかも大切なのです。

クラブに仕事をさせて、一切力を入れないという指導もされていますが
これは基本動作の段階であり、320〜340Y飛ばすには
全身を使い、全身の力を使わないとそこまでは飛ばないのです。

軌道をくるわせない方向やタイミングで、一定の力加減で
再現性を高めることがミート率を上げる秘訣の一つです。


体や腕の緩み

ミート率を下げるのが体や腕などの緩みです。
テイクバック時でもダウンスイング時でも、
この緩みによって軌道がブレてしまうとミスが出るのです。

ただ、軌道方向への緩みはムチ効果などの武器になりますので
それを修正する必要はありません。
あくまでも、軌道から外れさせる緩みです。

これはまず、両脇を締めるという基本的なことや
軸をブレさせる下半身の緩みなども含まれます。

この緩みを少なくするのがワインディングです。
捻り上げるという動作によって、体に張りができ、
ブレを最小限に抑えることができるのです。・

腰を止めて上半身が最大に回転するところまで回し
それから下半身を回してテイクバックするという技術は
現在のモダン打法では欠かせない方法です。

年齢や体の硬さによって、何割入れるかを個別に選択し
ご自身に合った割合で入れて仕上げます。

固定する場所は固定し、無駄な動きを減らし、必要最小限の動きと
力でフォーム通りに再現することが大切です。

この緩みを抑えた状態と、余計な力が入っている状態との違いが
分かるようになれば本物です。

>>[29]

体の緩み(張り)とバンプの関係について質問させていただきます。

我流的に気づいたのですが、しっかり張りをつくってトップまで教科書通りにバックスイングすると体重移動と重力の関係でほとんど自動的に意識することトップからバンプに向かうことができるのではないかと感じています。バンプは感覚的にはヒップのバンプでヒップから背部全体がスライドする感覚ではありません。鏡に映しながらの確認ではそのような動きになりました。トップで弾かれてそうなるというか・・・。

試しに張りをつくらずに腰がかなり回ってしまうバックスイングでトップまでもっていくと”意識的に”バンプしなければならずインパクトがずれやすくなります。実測でそうなります。

いかがでしょうか。張りとバンプの自動化の関係についてご意見いただけましたら幸いです。

ちなみに1月の雪かき腰痛から復活し、素振りの強度も徐々に上げながら基礎練習を積み重ねている今日この頃です。一回だけどうも基礎だけでは心がしんどくなってしまい、やっちまえとフルスイングで7番と5番を打ってしまいましたが正直いままではあり得ないぶっ飛びでびっくりしましたが崩れるといけないのでまた封印しているところです(@@;)引き続きがんばります<(_ _)>


訂正)3行目は意識することなく〜です

>>[30] ミスターさん

すいません、ご質問の意味が良く分からないのですが、
バンプは体重移動とヒップスライドをした状態だと考えてください。
この時にタメを行います。

このバンプ時のタメで、上半身を猫背にして腹筋に力を入れ
お辞儀をするような形で手を下ろさずにバンプをし、直後に解放して
ダウンスイングに入ります。

この時に体が緩んでいるとエネルギーがあまりタメられません。
腰を止めて上半身を捻転しながらテイクバックをすると
このバンプのタメは大きくなります。これがワインディングです。

ワインディングを使わないと、切り替えしで腹筋を使って
タメを確かにあえて行わなければなりません。
これが松山打法でトップまではあまり捻転の張りがありません。

また、切り替えしの時間が変わるので、リズムが違ってきます。
ゆったりと振るのでしたらワインディングを入れずにスイングし
多少速くても飛距離が欲しい場合にはしっかりと入れれば良いかと思います。

ただ、あまり無理をしないようにしてくださいね!

>>[32]

ありがとうございます。ですね。自分でも書いていてんんん〜〜わかるかな???となっていました。また機会があれば直接ディスカッションさせていただけましたら幸いです<(_ _)>

スウェイ(sway)

スウェイとは横揺れをいいます。
テイクバックで右に揺れ、ダウンスイングで異常に左に揺れることを
ゴルフではスウェイといいます。

テイクバックでは右膝を固定し、右腰が動かないことが大切です。
むしろ左に腰が動くのは良いのですが、右に動くとダフったり、
引っ掛けたりしやすくなりますので要注意です。

初心者のほとんどはこのテイクバック時のスウェイです。
ダウンスイング時の左への揺れはほとんどありませんが
中級者の中にはこれが癖になっている人もいます。

この場合は左足を壁に着けて、ダウンスイングをエアーで行い
左の腰が壁にぶつかるところで止める練習をします。
どこまで動けるかの限界ラインがこの壁です。

そしてその限界ラインからは今度は左のお尻を後ろ打席方向に突き出します。
これによって腰が開き、上半身を誘導して来ると同時に起き上がりを防ぎます。

また、テイクバック時は体ごと右に行く傾向にありますので
むしろ意識してお尻を左に移動させるくらいでちょうど良いでしょう。
多少腰が左に行っても、体重が左にすぐに移動し始めますので、
かえって切り返しが楽になることもあります。

いずれにせよ、腰は左右に揺れます。
ただ、ここで問われているのはどの程度かということで
右はアドレス時の位置から動かないか、むしろ左に移動する、そして
左は壁以上に左に動かない範囲で移動することを基準にするというのが教科書です。


軸のブレ 重心のブレ

世界の主流の軸は背骨です。
スタック&ティルトという左一軸派の打法は、タイガーウッズが
2010年から2013年まで採用していたのですが、結局飛距離がないため
断念して、また元の打法に戻しています。

この打法は軸が体の中心にあります。
また、重心が常に左にあって、体重が球に乗らない上に
右脚で蹴ることができないので飛距離が出なかったのです。

軸が体の中心となると非常にスムーズできれいに回転します。
ところがスイング軌道の円弧が小さいくなります。
3〜4インチはおそらく小さくなるかと思います。

背骨軸の場合、背骨が動かないということは、前にある顔や胸は動きます。
これをブレだと勘違いしている人がいますが、実は動いて正解なのです。

背骨、特に第七頚椎は動きやすく、トッププロでも10cmほど
ブレる人もいるのですが、理想は固定です。
アドレスからフォローまではできるだけ動かないことが
より軌道を正確に作り出すひとつの要素なのです。

ただ、幼少期から同じようにブレたスイングで練習をして来ると
元に戻せるようになり、プロになってかなりの成績を残すこともあるのです。
かなりの遠回りをしている人も沢山いるのです。

したがって、早く完成するには無駄な動きをなくすことです。
仕上がりでブレがなければ、そのブレによって芯を外す事がなくなり、
ミスを最小限に抑えてくれるという事なのです。

また、体重移動は左右に移動して体重を球に乗せると重力を利用して
より効率の良い打法になるのですが、前後のブレは修正する必要があります。

アドレスでの前後の重心は土踏まずです。
すぐに走り出せるようにつま先にしろ、とかいう人もいますが
ゴルフは走りませんのでバランス良く打つには中心にしておきます。

そしてダウンスイングでは左脚の重心はカカトに、そして右足はつま先となり
この重心移動によって回転がスムーズになり、腰が前に出るような
立ち上がり打法を防止してくれます。


ヘッドの暴れ  ぐらつき

緩々グリップをしようとして、ヘッドが暴れる人がいます。
これはムチのように軌道上の前後にしなる動きならば良いのですが
軌道を外れた左右の動きだと芯を外し易くなります。

この原因はほかにもあります。
ヘッドの軌道と手の軌道がかけ離れている場合もそうです。
手の軌道はフラットなのに、ヘッドの軌道がアップライトだと
テイクバック時の動きが波を打って見えます。

これらのブレは軌道を修正すること、常に基準に戻して調整を行い
再現性を高めることが大切です。

また、切り替えしで無理やり引っ張ってこようとしたり、やたらと
握力を入れたりしてもシャフトが立ったりしてヘッド軌道がブレる
ことがあります。

特にヘッドが暴れるのはトップ付近です。
上がって来た軌道でそのまま降りれば良いのですが、トップで円を書いたり
8の字を描いたりでヘッドが立体的にブレると、芯を外し易くなります。

これもまた再現性ですので、同じように毎回ブレていれば芯を外さないのですが
ブレない軌道に比べたらミスが出やすいということは確かなのです。

リッキーファウラーがやはりテイクバックで極度のインサイド打法の上げ方で
トップでは逆にレイドオフに切り替えるために、大きな円を書いていました。
それをブッチハーマン氏(アメリカのトップコーチ)に修正されて、すぐに優勝し
それからも何度か優勝を重ねています。

幼少期からの癖でも抜かなければならないのがこの軌道のブレです。
1000球のうち、2〜3球ミスが少ないだけかも知れませんが
その可能性を追求していくことでいつかはスコアに差がでてくるのです。


試行錯誤  いじり過ぎ

打法や動きに不安がある人は常に改造しようとしています。
また、飛距離がもっと欲しいとして動きを変える人もいますので
これは最悪のケースにつながることがあるのです。

人は一つの新しい動きに関しては、それが定着するのに時間が掛かります。
正しい動きだけで60回を21日連続して反復すると、ある程度
その動きは自然になり、ある程度は定着するのです。

ところが、その間に違う動きやズレ、ブレが入って正確に60回の
正しい動きはできていないことがほとんどです。
また、8割がた定着しても、それをさらに9割にするには3年ほど掛かるのです。

天下のタイガーでさえ、復帰して優勝するまでには3年掛かっています。
世界一練習をするといわれているスーパースターですらそれだけ掛かるのです。

それを日替わりのように毎日違う動きを入れてみたり、試してみたりする人がいます。
定着するまで、その動きが良いのか悪いのかすら分からないのに
ころころと替えるのです。

しかし、ズレを調整して、元に戻すのは正解です。
これをしないとどんどんズレて、そのうち崩れて修正が効かなくなるのです。

改造と調整はこの点が違っているのです。
新しい動きや軌道やタイミングなどは、また定着に長い年月が掛かりますので
これは改造という分類になります。

しかし、以前からずっとやっていた事がたまたま忘れていたり、ズレていた場合
その位置に戻したり、また復活させるというのであれば、これは調整あるいは
修正になるのです。

芯を外すからといって動きを変えたり、試行錯誤していると
もともとの動きが分からなくなり、どこに戻すかの基準がない人は
そこから崩れていきます。

新しいことを試すと言って違う動きを日替わりのように取り入れる人がいますが
一つ一つを3年やってみないとその結果は出ないのに
一日やって判断して次から次へと変更していたのでは、せっかく定着していた動きすら
崩れてしまうことになるのです。

新しい動きは定着するまでは命中率は下がって当然です。
一つの事をマスターして再現性を高め、効率を上げて高い完成度で仕上げること
がミート率を上げる条件になるのです。

>>[37]
非常に耳が痛いです。。。
ここにたどり着くまでの私が間違いなく、これでした。。。
定着に励みます。

>>[38] こたけさん

プロでもいじり過ぎて安定しない人が沢山います。
ある程度のところで固定する必要がありますね。


ルティーンを安定させる

ワンスイング(One Basic Swing) とは体に対して、全く同じ角度で
テイクバックし、全く角度でダウンスイングして当たるという方法です。

これはジャックニクラウスがレッスンビデオでも紹介していることですが
彼自身もズレている画像があったりで、実はそれほど難しい事なのです。
これを正確に行うためには、その準備段階から注意が必要です。

まず、臍当て測定法がズレていると元も子もありません。
この計測法も技術で、しっかりと訓練をしないと使えません。
また、この計測法で正確に前傾と球距離を合わせても、ワグリングやリハーサル
をしている間に前傾が立ち、アームシャフト角が伸びて
その誤差が1度出たとしても芯を外すのです。

この誤差を出さない慎重さや正確性がとても重要ですので
まずは毎回、しっかりと計測ができるようになるまで練習し、そして
測ったら絶対に前傾やアームシャフト角、重心などを変えないことです。

また、アライメントも大変重要です。
足のラインと肩のラインが平行であることを確認します。
これは頭の中で線を引くのですが、情景と混同しないように注意します。
どんな場所でも、真っ直ぐに立てるように練習が必要です。

また、ダウンスイングの軌道もどの番手も同じです。
DRは振りが大きいのでトップで伸び上がったりしないように気をつけます。
軌道がズレたり、軸がブレないように十分に注意を払う必要があります。

そして、現在の課題が何かでルティーンを組み立てます。
いわゆるチェックポイントです。
アライメント、前傾、側傾、テイクバックの軌道など、ミスの出やすい場所を
確認するのです。

したがって、内容は人それぞれ違っています。
また、その時に確認しなければならない課題によって
時期的には内容が変わっても構いません。

打つ前に行うプリショット・ルティーンは習慣です。
最初は考えながらですが、条件反射的に体が勝手に行うようになります。
そうなるまで、それを含めた練習をすることが大切です。


張りの違いによるブレ


冬場などは沢山着込んで肩が回らないとかは良く聞く話です。
たとえセーター一枚でも余計に着ると、体の張りが変わります。

ゴルフは感覚で振っていますので、その張りの具合によって
回っていなくても、回っていると体が勝手に解釈してしまいます。

これを解消するには本番と同じ服装で練習して慣れるしかありません。
2〜3枚重ね着をしても、あまりきつくなければさほどのことはありませんが
それ以上は体にかなりの負担が掛かります。

冬場の寒い時などはベンチコートを着たり脱いだりするプロもいます。
沢山着込んでの練習によって、上手く当たるようになっていれば良いのですが
突然寒いところで沢山着込んでプレーすると、悲惨なことになる事もあります。

特に長袖は体の回転に抵抗して、余計な張りを作りますので
分厚いヴェストなどの袖がない物にすると良いかも知れません。

普段は室内で練習をしていて、突然コースで着込んでプレーすると
信じられないほどミート率が下がることがありますので、
十分に当たるようになるまで、同じ温度の所での練習をすることが大切です。


立ち上げ練習

朝は体をほぐし、伸ばして暖めてから練習に入ります。
この際にいきなりDRを振り回したりすると
体が準備ができていないので軸がブレたり軌道がくるって
芯をはずしまくることがあります。

練習時の立ち上げはナゾリやスローで行って
コントロールショットなどの小さなスイングから
そして短い番手から徐々に大きなスイングをしていきます。

ラウンド前の立ち上げも同じように、同じルティーンで立ち上げ
決してぶっつけ本番などの慌てたゴルフはしないようにします。

体が温まっていない時と、温まっている時の軌道が変わります。
体の回転度や張りや捻転度なども微妙に違いますので
準備運動を十分にした上で立ち上げます。

この準備をしないとまず芯を外すことになり、何が原因かわからないまま
最初のハーフは無駄にしてしまうこともあります。

午後になってやっと体が温まり、まともに動いてスコアがまとまる
という人は、朝の立ち上げが不十分だということです。

全てを計算通りに測って動かしても、体自体が硬い場合には
その通りに動きません。
ミート率を上げるには、体が温まった状態、動きがしっかりとでいる状態で
なおかつ、目指す動きがしっかりとできていることです。

とくに中高年ゴルファーは十分にストレッチをして、体を伸ばしてからでないと
温まるまでは無駄球になってしまいます。
はやる気持ちを抑えて、十分に準備運動をしましょう。

集中力アップ

ゴルフは雑念があると失敗を招きます。
自分の番で打つ準備をし始める時から
現実世界から隔離されたような、自分の世界に入らなければなりません。

同伴者の目や球の行き先などを気にするのではなく
いつもの練習と同じに同じルティーンで余計な事を考えずに打ちます。

集中力とは無になる力と考えて、雑念が入らないようにします。
早く打たないとスロープレーだと思われるのではないか、とか
チョロしたらみっともない、などの雑念が入ると集中できません。

メンタル的に緊張したり、このように雑念が入ると体が思ったように動きません。
心が乱れがすぐに体に出てしまうのです。

ゴルフは基本的に個人プレーです。
自分だけの世界に入り込むことで、競技などのプレーはミスを軽減できるのです。
考えなければならないことが沢山ありますので、同伴者の顔色を伺っていたり
気の利いたコメントで場の雰囲気を盛り上げようなどと考えていると
自分の仕事がおろそかになることもあります。

人によって違いますが、適度に話しをしながら気軽にプレーすると
本来の自分の実力が出る人もいますし、黙って淡々とプレーするのが
良いという人もいます。

練習ラウンドなら良いのですが、競技に参加した場合などは
ほぼ無言でコツコツとスコアメイクする人が多いようですが、
同伴者に迷惑にならない程度の最低限の会話は必要です。

いずれにせよ、自分のペースで最大の力が出せるように
人が嫌がらせをしても気がつかないくらい集中できたら問題はありません。
これも場数によって、経験によって慣れてくるものです。


決め打ち

番手間距離で、長いのを持つと飛びすぎる、あるいは
短いのを持つとショートするという頭がありますので、
どうしてもインパクトで緩んだり、力んだりしてしまいがちです。

また、風の強さで番手を決めかねる事が良くあります。
これらの迷いをなくすために、ショットの種類や番手などを
しっかりと決めてから普通に打つ必要があります。

ピンが奥でも、手前で良い、あるいはピンが手前でも
真ん中に落とせば良いと決めて普通に打つことで
ミスを軽減することが可能です。

また、数ヤードの違いを出すために、球の位置をズラして、
同じ力で打って番手間距離を出す打ち方なども普通に打てる方法です。

そして、力を緩めたり、余計に力を入れて飛距離を調整するのではなく
常に一定のワンスイングでその飛距離を出します。

通常はストレート球で180Yでも多少のフェイドが掛かれば
175yに飛距離が短くなります。
また、ドロー打ちをすると185Yになって飛距離を調整することができます。

このような技術を身につけることも大切なのですが、
まだのゴルファーはピンまでの飛距離ではなく、グリーンの中央までの
番手の距離をしっかりと打つことが大切です。

迷ったまま打つと体が勝手な動きをして芯を外します。
この番手でいいのだと勝手に決めて打つと、このような失敗が軽減されます。

これは寄せでもパターでも同じです。
迷わずに決めて打つことが大切です。


筋力増強

ゴルフは安定が大切です。
クラブを一定の軌道に乗せて、そこを何度も上下します。
これにはある程度の力が必要です。

病み上がりや低血糖時にはフラフラすることがありますが
これは筋肉に力が十分に入らないためなので、これと同じことが
最初に始められる時や、しばらく離れていた時などに起こるのです。

ゴルフスイングの動作は普段の生活の中にはほとんどありません。
今までにまったく使ったことがない動きなどで打つのですから、
野球やホッケーなどをしていない限り、ほとんどその筋肉は鍛えられていません。

筋肉は週一回でやっと維持できる程度です。
特に普段使っていない筋力はすぐに低下します。
2週間も使わないとほぼ振り出しに戻ります。

子供や女性を見ると分かりますが、クラブに振り回せされて
フラフラしていることがあります。
まさに筋力がないと芯を外し易いということなのです。

筋力は訓練しだいで増えます。
栄養や休息も必要ですが、鍛えることでクラブが軽く感じるものです。
しばらく振っていないと、すぐにフォームにブレが起こります。

練習にいけない日々が続いても、素振りだけでもしていないと
筋力が落ちてしまいますので、ちょっと重めの練習クラブなどで
毎日でも振る習慣をつけましょう。


気持ちの切り替え

3パットして頭に血がのぼってしまい、次のティーショットが
ボロボロになった経験はありませんか?

また、逆にティーショットが当たらないと、どこが悪いんだろう?と
そのことばかり考えて、寄せやパターに専念できない
といった事がないでしょうか?

これは誰にでもあると思います。
問題はそのときにどう対処するかです。

例えばティーショットで林に打ち込んでしまったとします。
石川遼選手はそういう時には最悪のケースを考えておく
と言っていました。
それで実際に行ってみたら、それよりもましで、
ほっとして落ち込みを軽減するのだそうです。

先人の言葉にもあるように、一ラウンドで3〜4回のミスは
当然あるものだと最初から想定して回ると良いという
心の準備もあります。

実際にミスをして、それが許容範囲内であれば、それで良い
と考えると切り替えが早くできます。

バーディーパットは3回に一回入れば良いとか、DRはとにかく
真っ直ぐに前に行っていれば良いとか、その人のレベルに合わせた
OKラインをつくっておくと良いでしょう。

特に何でもかんでも完璧でないと納得できない人は
このような方法で落ち込まないようにしましょう。

しばらくぶりのラウンドで、以前と同じスコアを期待したり
練習がしばらくできなかった時にも会心のショットを期待すると
落ち込むのは当然です。

しかし、そこで「今日は以前のレベルまで少しでも戻せれば良い」と
考えて気楽にプレーをすれば良いのです。
久しぶりのゴルフなら、2〜3回掛けて元に戻れば良い
と考えれば気が楽になります。

何千回も定着練習をしても、まだミスが出る事があります。
その時に「俺は何てバカなんだとう!」「何て物覚えが悪いんだろう!」
と腹が立ってクラブを折ってしまいたくなることもあるでしょう。

その時に「たかがゴルフ」と考えられれば良いのですが
なかなか冷静にはなれないものです。
ゴルフ場は課題を見つける場所ですので、よし、まだ定着していないんだな
と練習の目標をそこで設定し、すぐに切り替えるように心掛けましょう。

今日のラウンドは沢山収穫があったぞ!とプラスに切り替えることで
また、前向きにプレーすることができます。

あまりアバウトでも困りますが、あまり真剣になり過ぎても
苦しいゴルフになってしまいます。
ミスはつきものです。
すぐに切り替える訓練だと思ってその場その場で対処しましょう。
メンタルの強さはこの考え方による切り替え能力です。

頭に血がのぼった時にはこの事を思い出して、すぐに切り替えをして
冷静になってプレーを楽しむことが大切です。


長いクラブを辞める

ゴルフクラブは本来、ウエッジからDRまで
各番手ごとにハーフインチずつ長さを違えた流れで作られていました。

これによって、自分の体に対してはどの番手も全く同じ角度で上げ、
同じトップの位置から同じ角度で下ろしてくれば当たるようにできています。

ところが、クラブメーカーは非消耗品のクラブを毎年買わせようと
モデルチェンジして販売を促進してきました。

そのテクニックの一つに長尺化がありました。
その昔のDRは42インチが標準で、アイアンの流れになっていたのですが
長年43.5インチが標準となり、さらに
2000年当たりからDRを少しずつ長くして来たのです。

ところがいくら素人でも長ければミート率が悪くなることくらい分かります。
プロの中には42インチにしたり、リッキーファウラーは43,5インチにして
先日優勝しています。

平均飛距離はリッキーの場合は303.9Yと十分で
シャフトが短くなっても飛距離は十分にあったのです。

ましてアマチュアは芯を外す場合が多いので、むしろ短くして
ミート率を上げた方が平均飛距離が伸びたという人もいます。

今のアイアンの流れから調整すると、ほとんどのセットはDRが
43インチ程度になるかと思います。
これからは短尺DRとして、徐々に短くして販促するのではないでしょうか?


打ち方によるミート率

ショットは飛距離を出せば出すほど方向が悪くなり
ミート率も下がり易くなります。

そこで、25kgの力(?)で振っていたのを22kgに落とし
飛距離を諦めてミート率を上げるという手があります。
いわゆる余裕です。
9割で振っていたのを8割にするということです。

また、コックを小さくしてコンパクトにして打っている選手もいれば
体中心軸にしたり、左一軸にしたりで正確性を重視した打ち方
なども捨てきれません。

よりミスを少なく、ミート率を上げるかは、まずフォーム自体が
どのくらいシンプルかによってほぼ決まります。

動きが少なければ少ないほどその分だけ飛距離は出ませんが
よりブレ難くなります。
リゾートスイングなどのシンプル打法は、中高年の体にも優しく
そして単純なために定着安定し易いと言えるでしょう。

シンプルかつコンパクトなスイングは、有酸素運動で
一日中でも打っていられるような、とても体に負担のない打ち方です。
しかし、球が十分につぶれないためにバックスピン量が少なく
競技用の硬いグリーンでは止まってくれません。

先日の日本の女子の試合でも、コンパクション24という
男子が7番で打っても4m転がるという固さで
これでバーディーを取りに行く内容にはならないのです。

したがって、このようなグリーンでプレーするには、しっかりと球をつぶし
ダウンブローでスピンを掛けた球が必要なのですが、
月一ゴルファーや普通のアマチュアには縁のないグリーンの硬さです。

したがって、個人の必要性に応じてスイングも変えて良いのです。
プロを目指す人は固いグリーンも柔らかいグリーンも
どちらも止められなければスコアメイクはできません。
しかし、エンジョイゴルファーはスピンは掛からずとも方向性が良く
ミスの少ない打ち方の方がスコアは良くなります。

どちらを選択するかは個人の目的や目標、好みや必要性に応じて
それぞれの価値観で決めれば良いかと思います。



緩みをなくしてミート率を上げる

ミート率が悪くなるのは軸ブレと緩みがほとんどです。
では、緩みとは何を言うのかです。

緩みとは全身の筋肉の張りがなくなる事です。
たとえば肩だけを回して手打ちをすると、下半身にはほとんど力が入って
おらず、軸がブレないように止める程度にしか使っていません。

ところが、体重移動で右から左へと重心が動く際には左側は腰引きや膝伸
ばしなど脚の筋肉を使って上半身の動作を助けます。

そして、ダウンスイングで引き落としをする際には最後の押し込みで右脚
を伸ばしながら突っ張って上半身の回転を支えます。

これらの下半身の動作は見えないために、あたかも使っていないように勘
違いして使わずに緩んだままで打っている人が少なくありません。

パワーを入れてマックスで振る時にはこれらの脚腰の動作は素早く動くの
で分りますが、8割程度ですとほとんど分かりません。

緩みを取るにはパワーを入れるのではなく、パワーを入れる時と同じ筋肉
とタイミングで少ない力で動作をします。

この動画のスイングはアイアンにしては下半身の動作が大きく、分り易い
ため参考になりますが、全身に全く緩みがない打ち方をしています。
もう少し力を減らしても良いかも知れませんね。

https://twitter.com/GolfChannel/status/1446222890362343432?s=20



緩みのないスイング


 ミート率を上げるには緩みをなくして張りを意識します。
 特にピッチショトは両脇を締め、両腕を内側に寄せるように三角形を固定し 
 肩と手首だけで打ちます。


https://www.instagram.com/tv/CcYSIXQJjCt/?utm_source=ig_web_copy_link


左肩の緩みを改善するドリル


https://www.instagram.com/reel/CcoqauLubf9/?utm_source=ig_web_copy_link
https://www.instagram.com/reel/CerCDm1A6zp/?utm_source=ig_web_copy_link

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