フルショットは課題が多く、一度に全てができる分けではありません。
まずはフォーム作りで部分部分の形を覚えて後で組み合わせると遠回りせずに済みます。
１ 基本動作
A アドレスの姿勢
B ポジション １ の形
C ポジション ２ の形
D トップの形
E ヒップターン
F ダウンスイングの形
G インパクトゾーンの動き
H フォローの形
I フィニッシュの形
上記のようにスイングは分解して、それぞれに
手、腕、肩、腰、足などのそれぞれの部位がどの位置にあるか
の形を習得する必要があります。
初心者は最初のアドレスとフィニッシュの形しか見ていません。
間は全くどう動いたか、どういう形になっていたかを覚えていません。
これでは正しい動きをしているかどうかすら分からず
動画で撮ってもそれが正しいかどうかも分かりません。
まずはこれらの基本動作を習得するために
動画を見て真似たり、mixiのバーチャル・ゴルフ教室を参考に
その動きの形がそれぞれの位置で正しいかどうかを確認しながら
フォーム作りをしていきます。
モダンスイングは日本のプロのようなオーソドックスな打法とは違って
とても複雑な動きをします。
しっかりとその習得方法を学んで、最新の世界の打法を身につけましょう。
|
|
|
|
コメント(16)
２ 力の入れ具合
ほとんどの人は基本動作ができるようになるまでに８時間は最低必要です。
モダンスイングのコンパクトなスクエアは蹴りが入ると過半数はできません。
また、出来ても定着するのに１〜３年は掛かります。
ある程度定着すればそこからスコアが徐々に良くなりますが
ショートゲームも同時に磨いていっての話です。
フルスイングが完成してドライバーが１００％FWヒットしても
スコア的には限界があります。
スコアに顕著に現れるのはアイアンの精度や寄せ、パティングですが
やはりフルスイング、ドライバーはショー的要素があり
爽快感や充実感を得るには大切な一部です。
さて、フルスイングの基本動作ができたと仮定します。
では、次は何をするのでしょうか？
形ができたら、今度は力の入れ具合です。
どこでどの筋肉にどのくらい力を入れるかです。
関係のない時に不要な筋肉に力を入れても
球はまともに跳びません。
これは単なる力みになってしまいます。
手打ち打法は下半身をほとんど使わずに上半身が動くのを
サポートする程度なのですが、これはショートゲームやコントロールショットで
フルショット、特にドライバーは下半身主体で打ちます。
背中で打つとか、腰で打つとか蹴りで打つという表現はしますが
それぞれの部分において、自然ではない動きが入るので
強調するためにそう表現されることがあります。
ここでいう「力の入れ具合」とは、力量、部位、タイミングです。
テイクバックからの切り返し時にはまず体重移動が始まり、
直後にバンプ（左お尻を後ろ打席方法に突き出す）
同時に右カカトが上がりながら腰を開き、左腕でクラブが引っ張られながら
肩を開かずに落としてきて、腰の位置から左肩の吊り上げ、右足の蹴り、
右手の押し込みなど０．１秒ごとに力の入る筋肉が順番に移り変わり、
それぞれのタイミングを合わせて
やっと一つのダウンスイングという動作ができるのです。
力を入れる筋肉が違っていたり、力が足りなかったり、タイミングが合わないと
いくら基本動作としての形ができていても、実際に綺麗な打球は出ません。
この力の入れ具合部分はYOU TUBEなどの動画をいくら見ても分からなず
ほとんどの方は習ってビックリされます。
「目からウロコ」 「これは習わないと絶対に分からない」などと言われるのですが、
習ってからプロの動画を見ると動きの意味理由、どの筋肉でどう動かしているかが
良く分かるようになったといいます。
野球のバッティングでもコーチが裸になって素振りをしているのを
選手達に見せるといいます。
バットのスイングでも同じように普段の生活にはない力の入れ具合があり
筋肉を見せて教えることがあるそうです。
２０代で２８０Y跳ばせない人、４０代で
２６０Y出せない人、アラカンで２４０Y出せないゴルファーは
この１と２ができていないと言えるかも知れません。
３ リズムとテンポ
リズムとはサンバやワルツのような時間的な譜割りです。
テイクバックに要する時間にたいして、切り返しの長さや
ダウンスイングに要する時間などの時間割がこのリズムです。
それに対して、手が体の周りを回る速度をテンポといいます。
単純にスイング速度をいいます。
このリズムとテンポは打法によって違います。
進化した最新の打法ではワインディングの反発を使って切り返しますので
テイクバックとダウンスイングの速度は同じで
トップで止まったりしないリズムで打ちます。
特にS&Tなどは体重移動よりもワインディングの反動をより多く使いますので
スイング速度は最速です。
リズム
リズムは毎回同じにする必要があります。
トップでのタメとか良く言われるのですが、切り返しが早いと
体重移動が間に合わずにダフり易くなります。
これは普段のスイングよりもトップでの切り返し時間が短いと
体重移動をする時間がないために起きることで
普段から早い人は問題はありません。
要するに、早くするのであればそれに合わせて全てを早くし
調整してタイミングを合わせて定着させれば良いことなのですが
突発的に何も考えずに切り返しが早くなった場合には
その他の部位は早くないのでタイミングが合わなくなってしまいます。
テンポ
スイング速度も一定にします。
これもリズムと同じように一定にしないとある部分だけ早く、
残りは遅いというタイミング的にバラバラになって乱れるからです。
自分のテンポを定着させ、練習でも本番でも、必ずその速度を保ち
人に影響されないことが大切です。
テンポは人によってまちまちです。
ラウンド中でも、同伴者のスイングを見ているとそのテンポが
移ってしまいます。
ジャック・ニクラウスは同伴者のスイングは絶対に見ませんでした。
音がしてから球だけ追うのです。
これによって自分のテンポが狂う要因を減らしていました。
練習場でも良くビュンビュンと音を立てている人がいるのですが
マンぶりをしている音を聞いて移ってしまうこともあります。
知らないうちに自然に入ってきてしまうのです。
打つ前にテンポとリズムを確認することをルティーンに入れましょう。
８０台を出すにはリズムとテンポはとても重要になってきます。
器用な人は速く振っても、遅く振ってもタイミングを合わせることができたりしますので
そういう人の言うことを聞くのではなく、基本として常に一定にする
ということを心がけてください。
４ 定着と修正
基本動作の形は武道でいう型にあたります。
英語ではフォームとなりますが同じ意味です。
この型を覚えずに打つことができません。
空手で対戦するのに、型のできない人は勝負にならないのと同じです。
まずは型を定着させることが必須条件なのです。
この定着には毎日６０回、２１日が必要です。
上記の動き１つに対して３週間の定着練習が最低必要だということです。
さらに、この型は自分では見えないために、画像で撮ったり
鏡を見ながら正しいポジションでできているかの確認と
スイングコーチによる修正が必要となります。
人間は一晩寝るとこの形をほとんどの人が忘れます。
何度か忘れてからやっと思い出せるようになるのが普通です。
そして、勘違いが入ったり、改造前の動きと混乱して崩れますので
定着期間は必ずコーチに診てもらいながら徐々に固めていきます。
それを怠ると、間違った動きが定着し、悪い癖となって抜けなくなります。
全ての動きができて定着しても、結局悪い癖が入ったフォームになります。
１ヶ所の定着に３週間は必要ですので、１００ポイントのうち
何ヶ所を定着させるかによってショットが安定するのにどのくらいの期間が
かかるか計算することができます。
また、間違った動きが入ると、その分余計に正しい動きで上書きしなかればならず
６０回だけで済まなくなります。
間違えないようにゆっくりと動かして、正確な動きで定着させることが大切で
やたらと間違った素振りで定着させようとすると逆に遠回りすることになります。
しかし、ほとんどのゴルファーはそこまで徹底して定着練習をしません。
まして、正しい動きに修正してもらいながら反復練習する人はごくわずかです。
それがアマチュアが上達しない一番の原因です。
５ 飛距離と精度
基本動作ができて、力の入れ具合を覚え、タイミングを合わせて
方向調整が出来上がって、その打ち方を崩れては治し、崩れては治ししながら
定着を練習を反復している最中に精度を上げる練習と、
飛距離を出す技を追加していきます。
ここに到達するまでに完璧に全てを定着させながら習得してきたゴルファーは
すでに精度も飛距離もあって、あとはどこまで定着させられて
何度も同じことを再現できるかの段階になっています。
ところが、ほとんどのゴルファーは忘れたり、勘違いをしたりで必ず崩れます。
それを全て修正しながら、ひとつひとつの技の仕上げと精度を上げて
方向や飛距離の安定、そしてドライバーの飛距離を
マックスにもっていく段階になります。
飛距離を出す練習は筋力を着けるだけではなく
その筋肉の使い方にあります。
最大に力が込められ、それが球に伝わらなければなりません。
また、左手の引き戻し、左肩の吊り上げ、右足のけり、レイトヒティング
右手の押し込みなどの技の追加や強化によってHSを上げます。
クラブを逆に握って速度を出す練習や
重い練習用のバットを振って筋力を着けるなどの
体力アップも必要です。
また、精度を上げるには実際に球を打って
同じところに何回落とせるかの記録を作ることです。
前回は３０分以内に４０発連続で同じところにミスなく落とせた
となったら、今日はその記録を抜こうといった具合です。
また、４〜５時間連続で同じ番手で同じピンにデッドに落とす練習や
グリーン周りで何百発も同じピンに寄せる練習などをすると
直接その効果が現れて来るでしょう。
アマチュアゴルファーはほとんどがここまでの練習をしません。
大体最初の基本動作すらろくにやらず、定着練習もせず
OBが止まらない、１００が切れないと嘆いています。
良いスコアは偶然でるのではありません。
技を磨いて、腕を磨いての結果としてスコアがついてくるのです。
下手を固めるのではなく
しっかりと綺麗で効率の良い打ち方で安定させてください。
５ 意識改革
ゴルフはそのレベルによって意識が違います。
初心者は空振りせず、チョロがないようにと練習しますが、
後にはOBがでないように、と練習内容も変われば
目標やこだわり、精度や意識までも変わっていきます。
そこでどこまでこだわるかという、また、どこまで真剣になれるか
という意識を改革することが大切になってきます。
この意識の違いは熟練になるほど高く、精密さを要求し
精度を上げて引き出しを増やし、安定と完成度を求めるようになります。
ところが、中級者はとにかくグリーン近くまで行けば
寄せワンでパーが取れるので、それでシングルになればいい
とショットの精度や飛距離を伸ばそうとしません。
新しい動きや打法、基本を勉強せずに
全て我流でなんとかできると勘違いし
延々と遠回りしているゴルファーが９割です。
ゴルフのスイングは最初から理想とする打法を習って保存すれば
３年で安定したショットが打てるようになります。
１０年ゴルフをやったゴルファーでもできることなのですが
ラウンドが楽しすぎて、なかなか基礎練習ができない人もいます。
練習場では新しいフォルダー、ラウンドでは古いフォルダを開けては
球を打っていますので、なかなか新しい型が定着しないこともあり
一度ラウンドをするとボロボロに崩れたり、それを
修正するのに何年も掛かることがあります。
本格的に上達をするためには、ゴルフに対する意識を変え
まずはクラブを持たずに体の動きだけを覚えて、それを定着させ、
次はクラブを持って素振りで型を覚えて定着させ、
それから十分に定着してから球を打ち、方向調整や
球質を調整してさらに定着させてからゴルフ場で
その同じ型で打てるように実践で新しいフォルダを開ける練習をするのが
結局一番早く着実して、着実に上達する方法です。
ゴルフは練習内容にはこだわりをもって追求し
より慎重に、そしてより高い精度を求めて練習することで
技術も向上し、それにともなってスコアが良くなるものです。
決してスコアにこだわるのではなく、パーオン率を上げるとか
１００Y以内はワンピン以内に着けるなどのこだわりが大切です。
ゴルフの本当の難しさが分かれば、おのずと慎重にならざるをえず
その意識レベルの高さにともなって腕が磨かれていくのではないでしょうか。
６ ルティーン
ここで言うルティーンとは、打つ前の段取りをいいます。
このルティーンは二つあります。
フィジカルとメンタルです。
ゴルフ場で球を打つときには最初に行う段取りがあります。
まずアドレスに入る前に何のクラブを使って、どんなショットを打つか
風や距離などの必要な情報を全て考慮して決断します。
これは Think Zone として球から離れた後方で行います。
そして、決まったら後方から歩き出して、アドレスして打つまでの間に
フィジカル（肉体的、物理的に行う行為）とメンタル（何を考えて打つか）の
両方の段取りをします。
フィジカル・ルティーン
最初はアドレス位置でライを確認します。
傾斜があるか、球が浮いているかなどです。
そして、後方に行ってクラブを取り、軽い素振りをします。
球の後方からターゲットと球を見て
その線上、球から３０ｃｍ〜５０ｃｍほどの前後方に
芝の色が変わった部分や土などの何か目印になる物を見つけます。
そして、数歩でアドレス位置に歩き、その線と球を結んだ線を
頭の中で描いて、その線に対してスクエアに構えます。
右手でクラブをソールして立て、ライ角、ロフト角を合わせてから
左から左手を当てて握り、同時にスタンスを決めて右手を握り直します。
そして、そのまま、あるいはワグリングをしてリラックスして
体の緊張をほぐしてからテイクバックに入ります。
これがフィジカル・ルティーンで、自分なりの段取りで打つことが大切です。
順序や内容は毎回同じであれば多少に違いはあっても構いません。
これは毎回同じスイングをするために、毎回同じ段取りで入るというコンセプトです。
ショットは微妙な違いでミスを誘います。
何も考えずに同じ段取りができるようになるまで練習が必要です。
メンタル・ルティーン
また、同時にメンタル・ルティーンも行います。
これはフィジカル・ルティーンの素振りをするときに
同時にナイスショットをした時の感覚を思い出します。
素振りは実際の速度で行うのではなく、頭の中でイメージとして行います。
会心のショットの感触などのフィーリングは何度も思い出しては仕舞い
まだ出してはしまいと何度も思い出して消さないようにします。
これをショットの前で思い出してはそのときの感覚によって
体がそれなりの動きをスムーズにしてくれます。
球がどのように跳んで行ったか、そしてどう落ちて止まったかなども含め
思い出せる範囲で思い浮かべます。
ただ、ショットがまだ完全に定着していないゴルファーは
その段階でチェックをします。
アライメントやテイクバックの軌道など、課題となっている部分を確認し
それからスイングに入ります。
打つ前に球の後方から歩き出した時点から打つまでは
１０〜１５秒が理想と言われています。
それ以上長いとスロープレーと見られがちで、
遅いといわれる人はこの時間が長いのです。
Think Zone で考えている時間はさほど感じないのですが
構えてから打つまでに同伴者は息を殺してじっと見ています。
この時間が一番長く感じるときですので、構えてからの動きの確認は
２つまでにし、素振りも２回までが理想です。
調整練習
調整とはタイミングや体の動きを合わせて
理想的な球を打つための作業をいいます。
ショットが安定し、何も考えずに自然に打てるようになっても
定期的な練習として、また、プレー前には調整を行います。
トッププロの試合会場では、スタートの順番に選手達が
練習場で調整を行っています。
タイガーウッズはSW、８I、４I、３W、そしてDRと打ち
ウオーミングアップを兼ねてショットの確認をします。
トッププロ達でも朝一ではスライス、フックと連続で曲げるのですが
３発目からはストレート球がでてまっすぐに打っていたりします。
体調は日によって違い、感覚や体の張りなどが違うため
同じように振っても同じ球がでないことがありますので
十分に体を温めてから調整を行います。
アマチュアのラウンドでも同じように、朝は早く着いて
ゆったりと支度して練習場で３０発程度を打ち
最後に最初のホールで使うクラブで打ってから
そのままの打ち方を１番のティーグラウンドに持っていきます。
したがって調整は３０球以内でできる程度にして
改造や試し、修正などはラウンドが終わってからやります。
また、ラウンドが入っている１週間前からは
筋肉を起こし、スイングチェックを行いながら調整を行い
ぶっつけ本番はできるだけ避けましょう。
>>[8] ミスターさん
結論から言うとどちらも結局あまり変わりがありません。
どちらも一長一短と言えるでしょう。
というのは、カカトに球を置く方法は番手が短いほどオープンスタンスですので
両足のつま先に直線を引いてみると、その線に対しては長い番手になるほど
球が内側に入ってきます。
（飛球線に対してはカカトの位置になりますが・・）
ただ、違いはオープンスタンスはロフト角がクラブ通りの角度になり
今の番手ずらしクラブには向いているかも知れませんが
やはり、多くのトップ選手達はスクエアスタンスで球を真ん中に（PW)置いて打っています。
これは全てをスクエアにすることで修正しやすいので
私はスクエアを推奨していますが、どちらが良いかを証明できないので
ご自身の価値観で判断されると良いと思います。
筋肉トレーニング
ゴルフをスポーツとして考えておられるゴルファーは
やはり筋肉を鍛えてよりパワーが出せるように筋トレが必要です。
飛距離はもちろん技や筋肉の使い方にあるのですが
技や使い方がまったく同じだったら、筋肉量の多い人の方が跳びます。
野球選手などはボディーターンができている人が多く
スイングする筋肉が鍛えられていますのでとにかく良く跳びます。
では、どの筋肉を着ければよいのかなのですが
基本的には全身です。
部分的に強化するのでしたらゴルフ練習用のバットで素振りをする方法や
クラブを二本持って振るなどの重さで負荷を掛ける方法と
逆に軽くして速く振る練習も必要です。
スイングは全身を使いますので、下半身強化や胴回りなどの基本に
強化していくと筋肉量にともなって飛距離も伸びていきます。
ただ、過度なトレーニングや過度な素振りは大変危険ですので
しっかりとしたケアや休息期間も重要です。
後半のハーフでバテてしまうような体力のゴルファーは
筋肉量がまず足りないことが大きな問題です。
足腰を鍛えることは老後にも大変重要ですし
良いホルモンを出すスイッチになりますので
ゴルフ練習をされない日にも、運動をするように心がけたいものです。
運動とは心拍数１４０を３０分間、週３回以上というのが目安です。
連続でスイングをすれば１４０には上がりますが
週３回は忙しい方には大変です。
ただ、統計でいうと心臓発作の確率が週３回だと減りますが
週二回だと逆に運動をしない人よりも増えたというデータもありますので
心臓には定期的な負荷が必要で、急にやったり不定期だと
逆に発作のきっかけを作ってしまう可能性があるということです。
ゴルフの練習ができないときでも、早歩きで心拍を上げたりで
週３回は心拍を上げることを心がけてください。
有酸素運動と、無酸素運動の両方によって
体調を整えることと筋肉を増やす、
この二つの内容でトレーニングされることですが
トレーナーにメニューを作ってもらい、その通りにすることも
より効果的だと思います。
お返事ありがとうございます。なかなか“決める”のが初心者には難しいポイントですが、“全てをスクエアにすることで修正しやすい”とう説明には説得力があります。しかしブッチハーモンの王者のドリルを様と”左足かかと線上”となっています。それを読むとそれはそれなりに納得できますし説得力があります。”証明できない”のが真理でしょうしここは自己責任で決定していかなければならないですね。ちょっと悩んでみようと思います（なるべく遠回りしないように）。ありがとうございました。
余談ですが、今テニスの錦織選手の試合をみています。１日８時間ぐらい練習するような選手のサーブが試合になるとなかなか入らないことが多々ある。という事実をみて、ましてやゴルフの難しさ（テニスが簡単ということではありません）を勘案すると、まあショット一つを正確に一定の場所に落とすなどというのは実は至難の業で、基礎の積み上げがなければ“絶対に”なしえないのだろうと素人ながら思った次第です。ゴルフなんて簡単簡単、置いてあるボールを打てばいいだけなんだからと６０〜７０台のベテランさんに言われますが、ゴルフを始めて早々にそうでは無いことに気づけたのは幸運です。これからも発信頑張ってください。
余談ですが、今テニスの錦織選手の試合をみています。１日８時間ぐらい練習するような選手のサーブが試合になるとなかなか入らないことが多々ある。という事実をみて、ましてやゴルフの難しさ（テニスが簡単ということではありません）を勘案すると、まあショット一つを正確に一定の場所に落とすなどというのは実は至難の業で、基礎の積み上げがなければ“絶対に”なしえないのだろうと素人ながら思った次第です。ゴルフなんて簡単簡単、置いてあるボールを打てばいいだけなんだからと６０〜７０台のベテランさんに言われますが、ゴルフを始めて早々にそうでは無いことに気づけたのは幸運です。これからも発信頑張ってください。
>>[11] ミスターさん
難しさが分かったことは大きな収穫ですね。
それによって意識が変われば
取り組み方が変わり、甘さが抜けて
できるだけ遠回りしない方法を考えると思います。
何でも一度できてしまった人は簡単に感じるものです。
坂上がりでも自転車でも、自動車の免許でも、一度できれば
誰にでもできる簡単なことに感じます。
しかし、５歳児に車の免許は難しいと思います。
ハーモン氏もレッドベター氏も中期の方達なので
彼らがやっている打法はその当時のフォームです。
世界はそれから進化して打法がパワフルになり
コースも距離が５００Yほど伸びています。
これに対応するためにトップ選手達は筋トレをするようになり
飛距離は３２０Yを出す打法に替えていますが
アマチュアはそこまで追及する必要がないと思いますので
どんな打法でも、好みの打法を選ばれると良いと思います。
球を打たない自宅での練習内容
１ ボディーターン
何も持たずに両腕は胸の前でクロスして両肩に当て
鏡を見ながら肩を回す運動です。
このときには正しい肩の動き、腰の開き、膝や脚の動きを確認し
手をつけずに体だけで正しいボディーターンができているかどうか
軸がぶれずにしっかりと蹴れているかなどを練習します。
２ エアスイング
次に、同じように鏡を見ながら両手を前でクラブを握る格好をして
そのままボディ−ターンをします。
今度は手や腕の動きと体の連動のタイミングを合わせたり
正しい軌道で手が動いているかなどの確認をしながらフォームを定着させます。
３ イメージトレーニング
電車の中、眠る前などにも時間さえあれば画像を思い浮かべ
どこをどうするか、などのシュミレーションを行って練習します。
これは実際に行う練習の８割の効果があるといいます。
４ 素振り
短いクラブを持って、今度は実際にクラブを振ります。
天井にぶつからない程度の練習用の短いクラブで
できれば動画に撮りながらしっかりとフォームができているかの確認をしながら
毎日行うと早くスムーズに体が正しい動きをするようになります。
これらの自宅での練習を毎日することで
練習場でも、同じようにウォーミングアップとしてこれらを行い
１５分間はこの準備運動をしてから球を打つようにしましょう。
動画撮影によるプロとの比較
年配ゴルファーのほとんどは自分のスイングを見たことがありません。
自分がどんな格好で振っているのを知らずに長年ゴルフをしています。
ただ、練習場で見かける年配ゴルファーのほとんどは自信ありげに練習しており、
中には球がとっくに落ちているのに、まだフィニッシュの形のまま
自分のスイングに酔いしれている人もいます。
その昔は撮影環境が悪く、なかなか自分のスイングを見るという機会がなく
その流れで撮影するという習慣がありませんでした。
ところが今では超スロー動画も簡単に撮れるようになり
わざわざカメラを購入せずにスマホで十分な画質のものが撮れるようになりました。
自分のスイングはタイガーウッズほど綺麗ではないが、ハンターメイハンくらいは
できているだろうと思っているゴルファーがほとんどではないでしょうか。
ところが、皆さんご存知のように練習場で美しいスイングをしている人は
ほとんど見ることがありません。
効率の良い機能的なスイングは見た目が綺麗です。
綺麗なフォームでスイングをするということはとても大切なことです。
また、色々な打法もありますので、ご自身のスイングを撮って
目指すプロのスイングと比較して、少しでも近づけるようにする
という努力があると、これも上達のひとつの方法だと思います。
ほとんどのゴルファーはアドレスとフィニッシュしか見ていません。
一番大切なインパクト付近のインパクトゾーン、そしてその状態を作るための
その前後のビジネスゾーンをしっかりと固めている人がほとんどいません。
最初からただ漠然と振っていて、ビジネスゾーンで何を自分がしているか
どういう動きでどういう形で打っているかを覚えている人がまずいません。
一番大切な部分を練習せず、ただフルスイングをしているゴルファーは
特に超スローで自分が何をしているのかを知る必要があります。
上達のためにはフォームを定着させて効率の良い動きをすることです。
基本動作を定着させる間ももちろん必要なのですが
それ以降も定期的に撮影して崩れていないかをチェックする必要があります。
自己啓発
ゴルフは地道な練習と継続が必要です。
スポーツである限り、ゴルフに限らず体がしっかりと動くように
常日ごろからの練習や調整が必要です。
ところが、長い年月の間にはモーティベーションが下がることもあります。
そのときにはどうやってやる気を起こすのかが大きな鍵となります。
何年もただ練習場だけで練習できる人はそういません。
やはりラウンドに出たり、知り合いとゴルフの話をしたり
動画を見たりの刺激が必要です。
そこで、常に自分のモーティベーションを高めるには
あらゆる方法を使ってみる必要があります。
負けず嫌いな人はライバルがいるとそれが一番の刺激となり
上手い人とばかりプレーしている人は
ときどきはレベルの低い人とやって優越感に浸るなど
考え付くことは全てトライしてみることです。
コンペやアマチュアの試合に参加することは
スポーツゴルフをする上においては大変良い刺激になります。
緊張もしますが、練習の必要性を実感し、
知り合いやライバルが見つかってとても良い刺激になります。
自分にとって何が一番の啓発になるかを探し
それをつかって常に練習がしたくなり、練習が楽しいと思えるように
自己を高めていくことが大切です。
磨かなければならない技はいくらでもあります。
精度を上げるショットも限りなくあります。
毎日８時間３０年練習しても足りないほどやることがあります。
それに早く気が付いて、必要性を感じ、
自分の成長を楽めればそれが一番です。
人と比べるのではなく、自分の過去を比べても良いでしょう。
生徒さんの過半数は途中からどんどんモーティベーションが上がり
ラウンドを止めてまで練習に専念しています。
プロと同じ技を習って、自分が成長している実感によって
ますますやる気が起きるものです。
努力は夢中には勝てないといいます。
ラウンドは夢中になれるのですが、同じように
練習にも夢中になれた人しか、レベルはアップしません。
ただ、あまり魂を詰めて長期間鍛錬をしていると
燃え尽きることがあります。
この時には反対に３ヶ月ほどゴルフから離れて
一切、ゴルフの事を忘れるようにすると、またゴルフが楽しくなってきます。
自分の気持ちをコントロールすることも
長期的には結果として大きな違いが出て来るものです。
欧米のトッププロ達が高額なレッスン料を払ってコーチについているのは
この一番大切なモーティベーションを上げることも重要だからです。
成長を実感すること。
それが一番の啓発になるのかも知れません。
メンタル的なトレーニング
呼吸法
欧米の選手達の多くは東洋の呼吸法を実践しています。
武道の呼吸法、ヨガや東洋医学的な呼吸法は大変効果的です。
緊張すると呼吸が浅くなり、酸素が不足するばかりではなく
血流が悪くなってその酸素すら運ばなくなります。
特にグリーンでは緊張は高まり、その割には運動量が少ないので
プレッシャーから緊張が高まって筋肉の硬直が始まります。
よく、パティングの前で深呼吸をしている選手を見かけますが
まさにその対処をしているのです。
呼吸法で試合前などはしっかりと体調を整え
複式の呼吸法で歩いている時や、待っている間も
いつでもできるのがこの呼吸法です。
ストレッチ
１８ホール４時間半のプレーや、昼食後などの中断が入った場合など
血液の流れが滞ってくることがあります。
中高年は特に血流が悪くなりがちですので、
プレーの最中でも、前が詰まっていたり、時間ができたときには
ストレッチをして血流の促進を行うと良いでしょう。
メディテーション
レッドベター氏（アメリカのトップクラスのコーチ）のトレーニングに
瞑想があります。
クラブを握って立てた状態で目をつぶって自己暗示を掛けます。
それはクラブが体と一体化するという言葉を何度も繰り返す方法です。
この方法はいわゆる自己暗示や瞑想によって前向きになったり
自然に心を落ち着かせる方法ですので参考にすると良いと思います。
ゴルフは上に行くほどメンタル的なプレッシャーが大きくなります。
メンタル面も鍛えて、それに対応しなければならないのですが
技術を磨くと同時に行うと良いでしょう。
イメージトレーニングなどもこのメディテーションの原理で
記憶を思い起こしてはしまうという訓練法で
脳は実際に体験したことと、イメージしたことの区別がつかないといいます。
方法としてはまず、無の状態を作ることで
何も考えない時間をすこしずつ長くしていきます。
そのあとでイメージや自己暗示によってシュミレーションをし
必ず前向きなことを思い浮かべることが大切です。
そして、どうしてもネガティブなことが思い浮かんだら
それが心配にならないように対処することです。
試合前などは、心配事や気になることを全て対処してから
出るようにします。
車の中でも部屋に座っていてもできることですので
時間を見つけては瞑想すると良いでしょう。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
バーチャル・ゴルフ教室 更新情報
-
最新のイベント
-
まだ何もありません
-
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
