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バーチャル・ゴルフ教室コミュのゴルフ練習の種類

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一言で練習と良く言いますが、目的によってその内容が違います。


1 ストレッチ   朝一で体を柔らかくする準備運動

2 ボディーターン  クラブを持たずに全身でフォームの練習

3 素振り      クラブを持ってなぞりやスローで正しい動き

4 立ち上げ練習   短い番手から長い番手で球打ち

5 持ち替え練習   DRまで行ったらウエッジと一打ずつ交互に打つ

6 基礎練習     基本動作で軸や軌道の確認

7 動作練習     新しい動作を組み込む前になぞりで確認する練習

8 組み込み練習   素振りで新しい動作を落とし込む練習

9 矯正練習     悪い癖などを修正して抑え込む練習

10 調整練習    タイミング、バランス、軌道、などの調整

11 定着練習    部分的、あるいは全体の動作を 1 万回行う

12 実践練習    スコアカードやシュミレーションで実践に近い事をする


コメント(16)



イメージ練習

以上は肉体的物理的な練習内容ですが、これにイメージによる
練習があります。

これは実験によって効果が明らかにされています。
アメリカのバスケットボールチームを分類し、全く練習をしな
かったチーム、実際に練習を行ったチーム、そしてイメージだ
けで頭の中で練習をしたチームに分けて検証した結果、イメー
ジだけのチームは実際に練習したチームの 8 割の効果があった
と言う報告です。

これは実際には筋肉は使いませんが、筋肉を動かすために必要
な脳や神経は使っており、そこが退化する事を防いだと解釈さ
れています。

特に新しい動作に取り組んだ時などは通常翌日には忘れるので
すが、このイメージ練習によってかなりの差が出ます。



1  ストレッチ


あらゆるスポーツで準備運動としてストレッチは行われていますが、
ゴルフも漏れなく筋肉を伸ばして血流を良くすると言うストレッチ
を行います。

これは練習の前後で行いますが、特に後は必須です。
ゴルフは前傾姿勢が長いので、軽く筋肉に力が掛かっており、その
間血が止まっています。

特に中高年の方々は血流が悪くなりますので、腰回りのストレッチ
は必ずするようにしないと腰痛になります。
高齢者は練習やラウンドの途中でもストレッチが必要です。

下の画のように仙腸関節を伸ばし、これに前屈を 30 秒ずつ行う事
でかなり血流が良くなります。


2  ボディーターン

ここで言うボディーターンとは体全体(腕以外)の動きを覚える事で
レッグアクション、ニーアクション、ヒップアクション、ショルダー
プレイン、サイドベンド、前屈な組み込む動作の全てを腕なしで行い
ます。

両手を両肩に当てて前傾し、アドレス時のスタンスにしてまずはテイ
クバックからです。
タイガー打法は左サイドベンドを入れながらテイクバックしますので
左肩が最下点までトップの位置で下がります。

これを鏡を見ながら第七頸椎が動かないようにしながら行いますので
見えている画面や目線など、正しい位置で動作している時の状景を記
憶します。

最初は肩だけの動作から始まり、トップの位置から折り返して再度テ
イクバックと言うように前半の動作だけを繰り返します。
そして、その動きに慣れてきたら今度は後半のダウンスイング時の体
の体勢を作りながら回転してフィニッシュまで通します。

そしてこの動作に慣れて来たら体重移動、右足の踏みつけ、腰掛け、
前屈、腹筋サイドベンド、腰の回転、左脚の蹴り、右脚の蹴りなどを
一つずつ足して行き、組み込もうとしている動作を毎日のウォーミン
グアップで組み立てて行きます。

このようにスイング動作を立ち上げ練習時に確認しながら正確に誤魔
化す事なく毎日組み込んで行く事が重要で、この時にどの筋肉がいつ
働いて、どういう作用をしているかなどの詳細を左脳でも理解する事
が出来るのです。

このボディーターンは練習が出来ない日でも、室内でも出来ますので
毎日続けて体に染み込ませます。


3  素振り

クラブを持たずにボディーターンに腕を入れた素振り(エアー)と、実際
にクラブを握って球を置かずに振る素振りと 2 種類あります。

まずはボディーターンが正確に出来るようになり、定着して意識せずとも
上手く動けるようになったら、それに腕や手を入れてエアースイングで全
身の動作を練習します。

クラブを持つ場合には一番簡単な 9 番アイアンで行います。
ヘッドの落ちる位置を確認し、球の先(目標方向) 5 cm ほどの位置にヘ
ッドが落ちるように意識しながらドスン、ドスンとマットを打ち付けるよ
うな素振りをします。

これで実際に打つ時と同じ事をして定着練習をします。
毎日 60 回、21 日間連続でこの素振りを行い、それから球を置いて打つと
言う順序です。



4  立ち上げ練習

大会やラウンド直前に体を温めて打ち慣れる意味でこれを行います。
人は毎日体調や気分などが違い、同じ段取りで立ち上げる事によって
も違う事をしてしまうので、出来るだけ同じ仕上がりにしたいので同
じルティーンで体を動かして行きます。

最初は短いクラブ、そして飛ばさない打法からです。
例えばチップショット、ピッチショットなどの動かす部位の少ない打
法でまず球慣れし、次に 58 度のショートコントロールショットや基
本動作などの一番シンプルで飛ばさない打法で打ちます。
(多くのプロ選手はチップショットなどはドライバーの後で練習する
人が多いので、これは個人の好みと価値観で決めて下さい)

そして芯に当たり真っ直ぐに飛ぶようになったら一本飛びの 50 度か
二本飛びの PW に持ち替えて同じショートコントロールショットの練
習です。

これで問題がなければそれにミッドコントロールショット(を引き出
に持っている方は)を打って、正確に 10 Y 飛ぶ事を確認します。

そして次に 9 番でミッドとロングを練習し、7 番ではロングとフルを
練習して芯に当たり真っ直ぐ飛んだらまた長い番手に持ち替えです。

この様に番手を長くしながら飛距離を出す練習によって、徐々に体が
無理なく立ち上がります。
練習場につくなり思い切りドライバーを振り回すような事はしないよ
うにしてください。

そして、最後にドライバーでスタートホールに向かうか、練習場でし
たらその日の課題に集中して弱点をなくして行く練習です。

アマチュアの大会などでは立ち上げには 20 - 25 球しか打たせてもら
得ませんので、競技に出る方は徐々にその球数で立ち上げが出来るよ
うに慣れる必要があります。
人によっては会場近くの打ちっぱなしに朝早く行って体を温めてから
会場入りする方もおられます。






5  持ち替え練習

ゴルフは最初の一発目しか数えません。
ラウンド中はほぼその番手は一回しか打たず、練習場のように何発も打てない
ので、最初の一発目でナイスショットが出なければ練習の効果が出ません。

そこで練習場でも同じように一本一球の持ち替え練習が必要です。
ドライバー、ウエッジ、ドライバー、ウエッジの持ち替えや、ドライバー
7番アイアン、ウエッジ、ドライバー、UT、50 度などの持ち替えで、当たって
も当たらなくても次の番手と言うように一球ずつの練習です。

これは立ち上げ練習の後で行います。
前傾角度や球の位置などが合っていないと芯を外しますので、セットアップ自
体が合っているかどうかも判ります。

練習場にはスコア表を持って行き、ラウンドした時と同じ番手で反省会をする
と思いだしながら課題が見つかります。
実際にラウンドしている積りで一回ずつその番手に持ち替えます。
理想はシュミレーションでのラウンドで傾斜台付きのインドアゴルフ場です。



6  基礎練習

グリップ、スタンス、計測(前傾角、球との距離)テイクバック動作
トップの位置と深さ、切り返し、インパクト、フォローと部分部分で
正しい位置やタイミングでスイング出来ているかの検証です。

ミート率を上げ、狙った方向に打ち出し、決まった距離に着地すると
言う基本的な練習が基礎練習です。
偶然ではなく意図的に何度でもその球が出せるよう、またミスをしな
くなるまで安定させるなど、フェアウェイヒット率 100 %、パーオン
率 100 %、寄せワン率 100 %、ベタピン率 100 %を目指しての訓練
を毎日少しずつ、あるいは定期的には徹底的に行います。

立ち上げ練習の後、75 % はこの精度を上げる練習をするのがプロの
練習内容ですので、最終的には 120 Y 先にホールインワンするまで練
習すると言った覚悟で行うのがこの練習の目標です。

初心者は一通りこれらを学ぶのですが精度を上げるまでには至らず、
中級になってからまたこの基礎練習をとことんやり直してミート率や
方向のバラツキを克服し、そして上級になってからはこのホールイン
ワンを狙えるだけの精度を上げる練習と、ほとんどの方は 3 回はここ
に戻って来ると言うゴルフ人生かも知れません。

軸ブレを矯正し軌道を安定させて思ったスイングができるように自動
再生動画つきの練習場で一球ずつ確認しながら練習して下さい。



7  動作練習

新しい動作、飛ばしの技などはその動きが出来るかどうかは実際に自分の
体で動かしてみる必要があります。。

例えばテイクバックで肩は縦軌道で両腕を曲げずに左手首を掌屈にしなが
ら上げるなどは、この肩の動きや左手首の動きを同時に動かさなければな
りません。
まず、このような簡単な動きであればその場で出来るのですが、コックや
アンコックで左手首を親指側にコックし、手のひら側には曲げずに掌屈の
ままアンコックする、と言う動作は恐らくその場で出来る人はいないかと
思います。

これは手の平側と甲側の筋肉は終始力を入れておきながら親指側小指側は
力を抜いて、クラブの重さだけでワグリングする動作の事です。
これが正しいコックとアンコックなのですが、左腕の一部に力を入れなが
ら一部を抜くと言うのは、まず普段の生活ではやらない事で、しばらく訓
練が必要になります。

発声でしたら自然に出来ている人がいますが、出来ていない人には胸で大
きく空気を吸って丹田を落として声帯の力を抜いて喉の奥を広げる、など
と力を入れる部分と抜く部分を同時に行うには人によっては何年も掛かる
事があるのです。

飛ばしの技の 15 種類もいくつかはその場で出来るのですが、高度な技法
は何年も出来ない事があります。
ただ、諦めずに続けて慣れる事や定着させる事を怠らなければいつかは必
ず出来るよになります。



8  組み込み練習

新しい動作や技は今出来ているスイングに足して行きます。
組み込み、落とし込みなどと言われ、その新しい動作が完全に出来て
からまずスローで素振りに組み込みます。

スローでスイングしてその動作が入ったら普通の速度に徐々にスピー
ドを上げ、素振りで同じ所にヘッドが落ちるようになるまで反復し、
それが出来てから球を置いて打ちます。

大切なのは失敗経験をしない事です。
練習嫌いな方は新しい動作をすぐに組み込んで球を打とうとするので
すが、その新しい動きすらまだ出来ていないのにいきなり球打ちはあ
まりにも無謀で、失敗経験が増えてイプスの原因を作ってしまいます
ので要注意です。




9  矯正練習

スイングは必ずいつかはズレます。
その時にどこの動きが悪いのかを特定して、その部分を分解ドリル
で矯正する方法がいくつもあります。

たとえば微妙にフェイドになって来た時などはヘッドがアウトイン
に動いているのですが、いままでドロー系だった人がある日突然に
逆に曲がるのはとても不思議な事です。

そこで、これはトップの位置や体が硬い事で起きる現象だとしたら
インパクトの姿勢を作って、P - 6 のポジションでヘッドを思い切り
後ろ打席方向にほぼ直角に押し込んで力を全身に入れます。

これで体の硬くなった部位が伸び、インパクトの姿勢が矯正されて
その場で次からナイスショットが出る事があります。

ほとんどの方はこの整体師のような矯正法で簡単にストレート球が
出たりしますが、トップで切り返しの始動が出来なくなったりの場
合は意図的にトップで止めて、そこから腰掛けをきっかけに切り返
すと言う動作を素振りで反復し、慣れたら球を置いてやはり一旦上
で止めてから始動する矯正ドリルを行います。

この矯正運動で 30 分もあれば普通に打てるようになったりします
ので、原因の特定のための診断力を習得し、その改善として矯正ド
リルを覚えるとスランプのないゴルフ生活が出来ます。



10  調整練習

調整とはタイミング調整や方向調整など、掴まりを良くしたりナイス
ショットにするための調整や打球の高さや曲げ幅の調整など、色々な
調整があります。

この中でも一番難しく重要なのは縦距離調整です。
ある試合でタイガーが 4 日間同じホールでバーディーを取った事が放
送されたのですが、毎日ティーマーカーの位置が違うので距離が違い
風や天候も違うので奇跡に近い内容だったのですが、全て 30 - 50 cm
に止めてのバーディーパットでした。

150 Y 先のピンに絡むアイアンショットはマネーメイカーで、この技能
が長けた人が上位に行くのがゴルフです。



11  定着練習


ゴルフで一番大切なのは定着による再現性です。
動作の全てを定着させる事がゴルフ人生で一番重要な事なのです。

動作は潜在脳に記憶され、無意識に出て来るもので、これが再現性
となって安定したショットが打てるのです。

スイングは全身の動きによってヘッドの軌道が変わってしまいます
ので、毎回同じ動きやスピード、タイミングで振らなければなりま
せん。

その動作とは欧米打法の難易度の高い打法では 100 ポイント以上
あり、それらが正確に動くようになるにはほとんど全てが無意識で
動くまで定着させなければなりません。

これは普段の生活でもある事で、たとえば鍵を掛けたか覚えておら
ずに戻ってみたら掛かっていた、などと言う経験があるかと思いま
すが、これが無意識な行動で他の事を考えていても体は鍵を掛ける
と言う行動を勝手にするのです。

ゴルフはここまで定着度を上げる必要があり、そのレベルになるに
は 1 万回と言われています。
これも人により部位により様々ですが、トラック一杯打てと言う人
もいますし 3 万回振れと言う人もいます。

取り合えずある程度定着させるには正確な動作が出来るようになっ
てから毎日 60 回の 21 日と言われ、この忍耐の必要な作業が出来る
かどうかが勝負です。
分解ドリルでその部位だけの動作を毎日 3 週間やればある程度は定
着しますので、「地味な事をコツコツと」と言うのはこの定着練習な
どを意味しています。



12  実践練習

直近のスコアカードを練習場に持って行き、そのラウンドと同じ事をする
と言うより実践に近い練習方法があります。
これによって、そのラウンドで失敗した部分を改善するたけの課題探しが
出来るので、一打一打真剣にプレーを再現します。

ラウンド中は引きずらないようにすぐに切り替えて次のショットの事しか
考えませんが、その癖が付いていて反省する事がなくなる事があります。
よほど悔しい思いをしない限り覚えていませんので、しっかりとご自身の
弱点を探す良い練習方法です。

最近は室内でシュミレーションゴルフが盛んになって来ましたので、それ
を利用するともっと効果的な練習が可能です。
実際にコースを出してプレーすると実践により近い内容になります。
特に傾斜台つきの室内練習場はさらに実践に近く、予定している会場の下
見を兼ねて攻略法を考えたりの準備も可能です。

また、実際にゴルフ場でプロが練習試合をする時のようにグリーン周りで
違う打法で寄せたり、逆目からの練習をしたりと現場でも練習が可能です
ので、平日にツーサム程度で廻れるようにセットするとより上達が早くな
ります。


マキロイの動作確認

 なぞりによって各ポジションの形を確認して打つ練習です。


https://x.com/golfsupple/status/1985838120731099554


軌道と動作の確認


https://x.com/DPWorldTour/status/1986295281638682984

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