鈴木清順コミュの鈴木清順監督の「陽炎座」を見る。

今日はエッセイストの関容子さんとチャコちゃんと、鎌倉の小町通りの天ぷらの名店「ひろみ」でランチ。ここは里見弴先生、小林秀雄、永井龍男、澁澤龍彦などの鎌倉文士や小津安二郎が愛したお店。今日は小津監督が好きだった小津丼を食べる。本当は小山明子さんもみえる予定だったが、手首の骨折で急遽欠席に。
それから鎌倉の川喜多映画記念館で鈴木清順監督の「陽炎座」を見た。これは1981年公開、原作は泉鏡花。鈴木清順の大正浪漫三部作の一つである。松田優作、中村嘉葎雄、大楠道代、加賀まり子、楠田枝里子、大友柳太郎、原田芳雄、麿赤児らが出演。前作『ツィゴイネルワイゼン』同様、鎌倉が舞台で大塔宮などが出てくる。松田優作の演技が光っていた。いまから30数年前の話だが、中村嘉葎雄が鎌倉に住んでいた時期があった。彼はとても酒癖が悪くて、ぼくも鎌倉の飲み屋で絡まれたことなど思い出した。
終演後、小山明子さんに励ましの電話。6月半ば過ぎになったら、お見舞いを兼ねて、小山さんとチャコちゃんと関さんと４人で食事することになった。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 06月28日 13:42

《鈴木清順監督追悼特集》
「陽炎座」1981年/リトルモア/カラー/139分
監督:鈴木清順原作:泉鏡花脚本:田中陽造撮影:永塚一栄音楽:河内紀
出演:松田優作、大楠道代、原田芳雄、加賀まりこ、中村嘉葎雄、楠田枝里子、大友柳太朗、麿赤児

初めて観た時にはちんぷんかんぷんでさっぱりわからなかった記憶があるけど「ツィゴイネルワイゼン」など何度も観るうちによさがわかってきた気がしますので、「陽炎座」も久しぶりにスクリーンで観てみましたよ