どうしてもみなさんに
聞いてもらいたい話があります。
僕が五年生の頃、
叔母が亡くなりました。
お通夜の夜に
不思議な体験をしました。
それは、
夢に叔母が出てきました。
ここまでは僕の家族が
一斉に見たのです。
そして、
次の展開が皆違います。
僕には、
大人になった姿を見たかった。
兄には、
家族を思って。
父には、
息子たちを大事にしなさい。
母はと言うと、
何故か教えてくれません。
僕達は余計泣きました。
次の日。
叔母の家に行きました。
もうその家は誰も
使わないため、
取り壊すことが決まりました。
そんな中。
封筒に入っていた
1つの手紙を見つけたのです。
そこには皆が見た夢の話と、
全く同じ内容が入っていました。
僕は母が言われたことが
気になったので、
母の話の所まで端折りました。
そこに書かれていたことは。
今まで散々苦労かけやがって。
など、母に対する悪口のような
ものが沢山ありました。
ゾッとなりました。
さらに白紙の紙がありました。
それは全く文字もなく
白い紙でした。
ある時紙に太陽の光が辺り
一瞬文字らしき何かが
見えたのです。
僕は紙に触りました。
すると少しボコボコしていて
変な紙だと思いましたが、
不思議に思い、
兄に渡してみた所、
いきなり鉛筆で紙を黒くしていました。
すると文字が浮かび上がりました。
多分ですが、
爪や何かで書いたのだと思います。
そこには狂ったような
母への中傷が書かれていました。
今となっては処分しましたが、
未だに震え上がります。
ちなみにこの白紙の紙は
母には見せずに、
父と、
兄と一緒に燃やしました。
意味怖なものではないですが
現実味があってとても怖かったので
書いてみました。
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