ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

英国古代遺跡研究会コミュのNO14 【ヨーロッパ最大の太古の墳丘墓】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
WEST KENNET LONG BARROW

 この墳丘墓に行くには、車を国道の路肩に止め国道に沿って流れる小川を渡り、登り道になっている畑道を進み麦畑の丘陵を登り切らなければ成らない。見上げる小高い丘陵の頂に、巨石が立ち並んでいる。

 二〇分近く細い上りの道を歩き、遺跡に辿り着く。
 眼の中に巨石が飛び込んでくる。でかい!
 巨石の前からは一望に辺りが見渡せる。ソールズベリー平原と言われる丘陵地帯だ。西の方には人口のピラミット、シルベリ・ヒルが見える。ソールズベリーの風が心地よく感じられる。

 ウエスト・ケネット・ロング・バローと命名されたケネット州の西部の長い形のお墓跡で、この墳丘墓はヨーロッパで最大の墳丘墓と言われている。紀元前三五〇〇年頃の構築らしく、一〇〇〇年の間利用されたと思われる埋葬の墳墓だ。
 蒲鉾型の埋葬地で全長一〇七メートルの長さがあり、東西に長く伸びている墳墓だ。

 屏風岩の巨石に守られる様に、後ろにある入口の巨石が組み合わされた石積みは素晴らしい!の一言に尽きる。
 前面に立ち並ぶ、屏風岩のような巨石には、高さが三メートル程で横幅が四メートルはある。其の巨石の中心近くに上から下へと自然の亀裂が走っている。
 女神の石(ゴーデスストーン)と言われるものに違いない。
 女性崇拝と言うより再生を願う古代人の願望が、割れ目の入った石や木の股に、再生や豊穣の思いを祈る古代信仰の一つだ。
墳丘墓の中にある石室壁の亀裂にも、最近のヒッピー(ヒッピーなんて知らないか?偽オカリストの方がわかりやすいかな?)が灯したと思われるいたる、黒く煤けた炎の後が見受けられる。
 東側の横幅は約二五メートル、西側の幅は約十五メートルと入口から奥に進むほど、幅が段々狭くなっている。お墓の中は五つの石室に別れており、八〇センチぐらいの幅の通路は入口から真直ぐに、奥の石室迄続いており天井の高さは一メートル八〇センチぐらいで、大人が多少かがみ込めば充分に歩ける。現在は天井に自然光の明り取りが付いていて、全石室を隅々まで良く観察出来る。

墳丘墓の中は左右に四つの石室が枝分かれしてあり、小学生の子供なら自由に出は入りできる広さがある。一番奥の石室が比較的広くこの部屋がこの遺蹟の奥の院と言う所だ。
 何れの石室も巨石を組み込んで造られており、頑丈な造りだ。この地方の支配者、或は集落の共同墓地説と推測は別れて居るが、四〇から五〇の遺骨が葬られていた。

 発掘当時、入口は三個の巨石で塞がれていたらしい。エイヴベリのストーンサークルが出来た紀元前二二〇〇年頃には、墓としては使用された形跡は無いと言う。
 太陽の昇る東を向いて入口の前に、一〇個の石が衝立のように横一列に並んでいる。中央の大きな石(女神の石)は高さ約三メートルぐらいで横幅が四メートルぐらい、厚さは五〇センチぐらいのまさに巨石と呼ぶに相応しい物だ。

 この中央石だけが石の表面に、溝や浅い穴が掘られて居るように見えていて、人工の手が加えられたと推測される。
 葬儀の際に呪術師が前に立ち、その後ろに人々が集まり儀式を執り行う。太古の昔、死者を埋葬するのには西側だったのだろうか、墳丘墓の入口は殆どの遺跡が東側を向いている。
 日没が命の終わりで太陽が沈む方向に葬る。この様な思考原理が生まれていたのだろうか?私はあったと考えたい。
 
 太古の天体信仰は、始めは太陽信仰でなく、月を信仰する古代人が原初の姿と思われる。私の独断的な推測で考えると、満月の夜に執り行われる儀式は月明かりの下で、この屏風岩と呼んでも何の不思議も感じさせない。
 巨石前の広場で、神秘的な妖気さえ漂わせて儀式が行われていたに違いない。小高い山の上を風が通り抜け、屏風岩の上に満月が昇り輝きを増す時、満天の夜空には星の冴えわたる輝きが辺りを支配する。埋葬儀礼と呼ぶに相応しい雰囲気だ。
 左側前方にシルブリヒルの、人工のピラミットの様な丘が黒いシルエットで佇んでいる。

コメント(3)

 写真を御覧下さい!
 初掲載時に載せる事が叶わぬ写真でした。

 一枚目は古代遺跡案内書。
 「Prehistoric ENGLAND」
Richard Cavendish著より転載
 遺跡の正面写真。

 二枚目と三枚目は遺跡の航空写真と透視図
 一枚目は昔の写真。

 二枚目は墳丘墓の入り口の石組み。
 三枚目は入り口から奥を覗く。
 一番奥の部屋の正面の巨石。
 巨石の黒い縦筋は、ヒッピーや自称、オカリストと名乗る人達が、儀式と称して火を燃やし其れを石の裂け目に置いて出来た煤です。

 木の股や巨石の裂け目を女神の石(ゴーデス・ストーン)と言い古代信仰の再生と豊穣を祈る儀式の一つです。

 結構、長く高い墳丘墓だと言う事が判ると思います。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

英国古代遺跡研究会 更新情報

英国古代遺跡研究会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング