幼稚園・保育園の求人・募集コミュの【mixiコラムより】子どもの心が見えてくる！ごっこ遊びの重要性

子どもたちの遊び方は年齢によって変わってきます。3歳位になると「ごっこ遊び」をするようになりますよね。「おままごと」や「お店屋さんごっこ」など、自分で見たことを再現するようになります。そんな「ごっこ遊び」はこの時期とても大切なのです。

■表現できない想いを、再現している？

3歳位の子どもたちは、まだ自分の想いを上手に言葉で表現できない事が多いでしょう。幼稚園や保育園での出来事も「上手に言えない」という子どもたちもいます。そのような場合はごっこ遊びを通して、子どもの心の中が見えてくることがあります。子どもは日々の出来事をごっこ遊びを通して再現します。園であった事や子ども同士のケンカ、先生たちの言葉などを「ストーリー」として表現します。その中から今現在の子どもの目に映っている周囲の状況が見えてくるのです。

■社会性を育てる

また、ごっこ遊びは社会性を育てます。例えば毎日ワガママばかりで「うちの子本当に大丈夫？」なんて思う事もありますよね。でも、実際ごっこ遊びをさせてみるとストーリーの中に「○○しちゃいけないでしょ～」なんてダメな事をセリフで表現したりします。この時期はどうしても感情のコントロールが上手くいかず、頭で分かっていても行動が感情優先になってしまいます。ごっこ遊びを通しながら自分の中で「社会性」を再認識し、成長していく事が期待できます。

■お母さんごっこで思いやりを

「お母さんごっこ」などは、思いやりを育てます。例えば、お人形にお布団をかけ、赤ちゃんに見立ててお世話をする事もあるでしょう。子どもなりに小さい子のお世話をし、優しくしようという気持ちが芽生えてきます。「お母さんごっこ」が好きな女の子は、割と小さい子の面倒見が良いイメージがありますよね。ごっこ遊びを通しながら、小さい子どもへの接し方をシュミレーションしているのです。

いかがでしたか？

他にも、ごっこ遊びは「想像力」や「言語表現」を育てます。日々の出来事を再現し、想像しながらセリフを考えるのですから当然脳の発達にも良いですよね。何気ない遊びにも、立派な子どもの成長が見えてくるのです。

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