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グランプリの鷹コミュの第15話「吠えろル・マン」

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カトリ・スーパーロマンターボでラップ走行を行う大日向。
ル・マン参加にあたり、大日向は香取チームに一時呼び戻されていた。
・・・・・・・・・・・・・・
4分30秒。
タイムが伸びず大日向はいらついていた。

ル・マンは24時間耐久レースである。
24時間を2人のドライバーが交代で走る。
一周8.38マイル。13.4kmのコースを平均時速200kmでぶっ飛ばす過酷なレースだ。
ル・マンに出場するマシンは、様々なクラスがあるが、今はシルエット・フォーミュラと言われる怪物マシンが中心で、その馬力・スピードはF-1マシンをも凌ぐと言われている。

「ダンロップ・ブリッジを過ぎた辺りで、かなりスピードが落ちますね・・・。」
「あの辺りは森になっている。酸素が多すぎるんだ。」
香取社長と佐々木チーフがエンジン調整について考えていた。

そこへ鷹也がイザベルのカウンタックで現れる。
鷹也の挨拶にも応じず、荒れる大日向。
決勝に残るには、4分20秒台は出さないといけない。

「さすが車さんがチューニングしただけのことはある!マシンは最高だ。優勝を狙える状態ですね。」
「あとはドライバーの腕次第だな・・・。」
懸念する香取社長と佐々木チーフ・・・。

「任せておいてください!スペインやモナコの分をル・マンで取り戻しますよ!それじゃ、ひとっ走りするか。」
「ダメよ!」
今度は自分が走ろうと意気込む鷹也を、すず子が止める。


「キミをマシンに乗せるなと車君にきつく言われているんだ。」香取社長が言った。

「冗談じゃないですよ!ル・マンに出ろと言ったのは、あの人ですよ。」

コメント(10)

「何故乗ってはいけないんです?マシンに。」
トランスポーターで作業中の車氏に理由を尋ねる鷹也。
車氏は、鷹也にル・マンにかける意思確認をする。

「マシンに乗る前に2つの条件を呑んで欲しい。」車氏は言った。
ひとつは、車氏の命令どおりに動くロボットになる事。
ふたつめに、イザベルと会わないこと(但しレース終了まで)だった。

鷹也は、しぶしぶ条件を呑んだ。
これでやっとマシンに乗れる、と思いきや、鷹也は養成ギブスの様な装着具を渡される。
さらにマシンに乗ることも許されず、ギブスをつけながらのランニングを命じられる。

ジープで追い立てられる鷹也。
途中鷹也は暑さで倒れ、気絶する。
心配して駆け寄るすず子と半五郎にも、「手を貸してはいかん!」と車氏の激が飛ぶ!

ポルシェ、フェラーリ、BMW、ランチャなど、ル・マンにはざっと50台ものマシンがエントリーする。しかし、24時間を走る抜くのはそのうち1/3程度だ。

来る日も来る日も、マシンに乗ることを許されず、ギブスを着けてのランニングを強要される鷹也。「走りたい!俺も走りたいよ!」
「社長!どうしてマシンに乗せてくれないんです?」パドックで鷹也は社長に問う。
「ル・マンに関しては全て車君がプランニングした。私たちは方針に従って動いているんだ。」

そんな時、サンドロ家の使いが鷹也を迎えに来た。
「お嬢様、お会いしたいと言っている。お嬢様、パリにおいでです。」
鷹也は、ついにキレる。そして、装着具を外して、迎えの車に乗ってしまった。

シャンゼリゼ通り〜ブローニュの森〜フランスの町並みを通り過ぎる車。
そこで鷹也は、大日向を見つける。
「停めろ!車を停めろ!」
車から降りた鷹也は、衝撃を受けた!大日向は、過酷なトレーニングを行っていたのだ。
「梨恵さん、ル・マンは2人の交代で走る。ボクの時にタイムが落ちたと言われたら・・・・!ボクは轟鷹也だけには負けたくない!負けるワケにはいかないんだ!」周りの制止をはねのける勢いで大日向は燃えていた!表情も決死の形相だった。

そこにニック・ラムダが現れた。
ニックは言った。
「F-1は人間とマシンの戦いだ。だが、ル・マンは違う!己の人間の肉体と魂の戦いなのだ!それは生きるということだ!命を燃やすという事だ!キミは、ル・マンを知らない!車さんの心を知らない!」

鷹也は愕然とする。
そして鷹也は使いの運転手・ガヤに言った。
「イザベルに伝えてくれ!ル・マンが終わるまでは会えない、いや会わないと!」
再びギブスを着けて鷹也は走った!フランスの街を!
早朝のある日、遠くからイザベルが鷹也を見つめていた。
それに気づく鷹也。
「鷹也、行って!邪魔をしたくないの!」

予選は、70台参加中45台が決勝に残った。
香取チームは健闘し、予選タイム7位で通過となった。
パドックでなごむ鷹也と大日向。

そこへギダがやって来た。
「決勝では、頑張ろうぜ!お互いな!」
不敵な笑みのギダ。
ギダはプライベートチーム・ブラックサタンでエントリーし、予選8位に食い込んでいた。

「ギダは兄の復習を忘れてはおらん・・・何も起こらなければいいが・・・」
客席でサンドロが危惧する。
決勝がスタートする!
24時間の耐久レースは、午後4時〜翌日午後4時まで走り続ける。
予想通り、ポルシェが速い!
ギダの妨害を予想し、慎重になる鷹也。
しかし追い抜く際にも、ギダの妨害は無かった。

スムーズに大日向との交代を繰り返し、レースは夜に差し掛かった。
ル・マンは長丁場のレースなので、観客も思い思いに過ごす。
イザベルとサンドロも、一旦帰宅しようとサーキットを後にしようとした。

帰りの通路でイザベルは、ギダのチームの不審な動きを見る!
後を追うイザベルが見たものは、鷹也を待ち伏せし、コースにオイルを撒くギダの仲間の姿だった。
「鷹也が危ない!」
イザベルはコースに走り出す!
「鷹也!危ない!来ないで!鷹也!お願い!来ないで!」
イザベルの前方を照らす眩しい光!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次の瞬間、カトリ・スーパーロマンターボは、イザベルと正面衝突した!!!!!
こうしてみるとイザベルはけなげなんだけど
やっぱりスザナとかぶるわ〜←よほど嫌いらしい(^^;)

スザナというのはテリィに横恋慕してるわけですが、
舞台の天井のライトが落ちてきそうになるときに
テリィをかばって事故にあい、足が一生不自由になるんですよ。

テリィはスザナに償いのために一生そばにいる、と言ってキャンディと別れるのですが(ああ、涙が……)

鷹也はそこまでいかなかったんですよね。よかった……
でも鷹也もテリィもこのようなシチュエーションで富山さんで、、っていうのもまた因果を感じます……

全く関係ない話ですみません……
今回もドラマティックな話ですね…。
文章だけでもかなりグッときてしまいます(ToT)
(hiroさんの文書もうまいのもありますが)

最近、自分中の「グランプリの鷹」像がどんどん変化してきています。
ほんと素晴らしい作品ですね。
金色の女将さん>
なるほど〜。かぶりますね〜。。。
鷹也がそこまでいかなかったのは、いけなかったというか・・・。

この回では鷹也もすず子さんに対してチョット意地悪で、
鷹也のテスト走行を止めようとしたすず子さんに、
「まさかシャンゼリゼ辺りでお茶でも飲みたいなんて言うんじゃないだろうね?ブローニュの森を散歩したいとか・・・」
なんて言ってます(^_^;)。

コンちゃん@管理人さま>
ありがとうございます・・汗。
誤変換とか、脱字とかもありますがご勘弁くださいませ〜<m(__)m>

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