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Chez Yutaコミュの経済学とギリシャ語。

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http://www.oikos.co.jp/policy/policy_index.html

「オイコスとは古代のギリシャ語で、本来は「氏族、家屋の集まり、集落」のこと。私たちの生活拠点であり、最小のまとまりの単位である家や街、あるいは共通の価値観をもって維持しようとする地域、人々の結びつきなどをオイコスと言っていたようです。オイコスとはヒューマンスケールの「コスモス(宇宙)」であるとも言えるでしょう。

economy(経済学)はoikos-nomos(オイコスに関する規則)が転じたものであり、ecology(生態学)はoikos-logos(オイコスの論理)からきたことばです。

有限の資源と環境の限界が迫り来る一方で、際限無く高まる消費欲求と高度な情報化。元来源を同じにしていた2つのecoがますます乖離する昨今ですが、私たちの将来に、心豊かなオイコス(社会)はあるのでしょうか? 」







http://www.jrank.org/history/pages/4224/economy-Greek.html

「Consider the last group first. Our ‘economy’ is derived from the Gk. oikonomia, but this meant originally and usually the management of a private household (oikos) rather than that of a ‘national’ economy (see household, Greek). Each ‘normal’ Greek household (comprising a two‐generation nuclear family, free dependants, slaves, animals, land, and other property) aimed to be as self‐sufficient as possible, making allowance for the basic constants of the changing domestic life‐cycle, and the amount and nature of available land and labour. Household economy in Greece was overwhelmingly rural economy, the number of genuine cities or even genuinely urban residential centres being countable on the fingers of a single hand. 」








http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=71350

「 経済学という言葉がない時代、場所であっても、経済学的な考察、思想は、いわゆる哲学の誕生とほぼ同時期に成立していたらしい。

 その思想は、決して一様ではないようだ。例えばギリシャの哲学者の考え方をたどってみると、初期のヘシオドスなどの哲学者は豊かさを求めて頑張ることを勧める。が、プラトン、アリストテレスでは、その姿勢は消えてしまう。その後のエピクロスやディオゲネスなどになると、富や経済活動に関しては、非常に後ろ向きになっていく、という興味深い変化が見られる。」



「哲学者ソクラテス(B.C.470〜399)の弟子で、優秀な軍人、哲学者、歴史家であったクセノフォン(Xenophon, B.C.430〜354頃)は、経済思想の書物を3つ著している。

 そのうちの一冊は、「経済学」(Oikonomikos, B.C.370頃)といい、農場管理、家計管理の実務テキストのようなもので、現代の経済学とは意味合いは違うが、経済学という言葉の由来はここにある。

 クセノフォンは、この著書で、農業を重視している。
 農業はあらゆる職業の基盤であること(農業が繁栄すれば、他のいかなる職業も衰退しないが、農業が衰退すれば、他のいかなる職業も衰退するという)、農業労働者は心身ともに強壮であること(商人、職人は常に座っているため体を弱める。農業労働は、武術、競技の練習となり、愛国心、正義感、信仰心を養うという)から、農業を高く評価している。

 クセノフォンは富をその効用から規定していて、その所有者に有用なもの全てを指すとし、たとえ所有したとしても所有者に害をなすものは富でないという。
 彼は18世紀のアダム・スミスの国富論の内容に先駆けて、既に、分業生産が富の増加に役立つと考えていた。小都市では分業は完全にはなされないが、大都市では、職種別だけでなく工程別に細分化され、技術が進歩し、良質の製品が多数得られる分業が可能だという。

 論文「アテネの収入改善の手段」(B.C.355頃)では、アテネの国家財政の困窮化の原因、およびその再建策を論じている。再建策として、①外国人居住者を増加させ、彼らからの税収を期待する(現代アメリカ等の移民政策に通じる)、②自国の銀山開発による公共収入の増加を挙げている。
 また歴史小説「キュロペデイア」では、先述の大都市での職業分化論を述べている。

資料:
「日曜日だから経済思想史を学んでおこう」佐原昌弘
「経済思想の巨人たち」竹内靖雄」

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