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Chaplinコミュのモダン・タイムス Modern Times

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モダン・タイムス Modern Times
公開:1936年
製作:チャールズ・チャップリン・プロ/UA
監督:チャールズ・チャップリン
脚本:チャールズ・チャップリン
撮影:ロリー・トザロー/アイラ・モーガン
音楽:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン/ポーレット・ゴダード/ヘンリー・バーグマン


工場の作業員チャーリーは、ベルトコンベアーで運ばれるネジを締める単純作業を続けるうちに、手を休めることが出来なくなり、狂人だと思われて病院に入院させられる。退院後、仕事を失いあてもなく街をさまよっていると、デモ隊のリーダーと間違えられて刑務所に入れられる。釈放後、造船所で仕事を見つけるが、未完成の船を沈めてしまい、浮浪者の娘と一緒に逃亡する。チャーリーと娘は川岸に空き家を見つけて、一緒に住みながら新たな職探しに出かける。不況の時代を生き抜く人々の姿を面白おかしく描きながら、機械化時代への警告と風刺を込めて製作したチャールズ・チャップリン最後のサイレント作品。

チャップリンは『街の灯』(31)を手掛けた後、新たなサイレント映画の製作を試みるが、ハリウッドは既にサイレントを捨ててトーキーの時代に入っていた。あくまでもサイレントにこだわるチャップリンは、トーキーの時代にも通用する新しいサイレント映画のアイディアを見つけることが出来ずにいたが、休暇中にポーレット・ゴダードと出会い、彼女の芸域の広さに感心したチャップリンは、ゴダードを相手に迎えた映画の製作を思い立つ。工場に出稼ぎに来た農民たちがベルトコンベア・システムで4、5年働くと神経が衰弱してゆくという恐ろしい話を若い記者から聞いたチャップリンは、この話から映画のヒントを得て、『Commonwealth(国家)』という題名の脚本を執筆、労働者達の食事を取る時間を節約する自動給食マシーンなどのアイディアを映画に取り入れて、チャップリンならではのスラップスティックな面白さを追求する。チャップリンはこの映画をトーキーで撮影しようと思い立ち、会話の台本を用意して、ゴダードのサウンド・テストを行い、刑務所のシーンを撮影してみるが、チャップリンはその出来栄えにひどく落胆して、カフェのシーン以外は全て会話なしで撮影される。チャップリンが独特の言語で「ティティナ」を唄ってはじめて観客に声を聞かせたカフェのシーンは最後に撮影されるが、撮影には12日かかり、ローストダックを運ぶ場面では250人が動員された。ゴダードをスターダムへと押し上げるが、現在の高い評価とは裏腹に公開当時の評価は最悪で、「新みのないサイレント映画」と評されアメリカで下降していたチャップリンの人気に拍車をかける結果となった上に、批評家の中には共産主義的な作品と評するものもいた。また、ドイツやイタリアといったファシスト政権下の国々では、この作品の内容が共産主義寄りとみなされて上映が禁止される。また、この映画の内容が、フランスのルネ・クレール監督が32年に製作した『自由を我らに』に酷似していたことから、チャップリンは『自由〜』の製作会社トービル社から盗作の告訴をされそうになった。チャップリンが巨大な歯車に飲み込まれてゆくシーンと共に有名な、チャップリンがゴダードと一緒に歩き去るラスト・シーンは、後にフランスの映画監督ジャン・ルノワールが『どん底』(36)で流用する。

コメント(21)

>オメガタソさん。
はじめまして。
社会の授業で鑑賞出来るのですか。
素晴らしい学校です。
感想もどうもありがとうございます。
またお気軽にコメント下さいね。
今後ともよろしくお願い致します。
喜劇ってやっぱり体技なんだなあ。。。とため息をつかせる作品ですね。
あのスケートシーンのすさまじさ!
コメディアンは体張ってなんぼ!

♪ティティナ♪も大好きです。
こないだまで、車のCMでも使われてましたね。
歌えと言われれば歌えます♪
だって歌詞デタラメだもんね(^.^)
>たっぺいさん。
“ボードビルダー”という表現もあるみたいですね。
わかりやすく言うと、
かくし芸等での堺正章さんがそれに該当するようです。
その、
「ティティナ」はこちらですね。
http://www.jfivemusic.com/www/index.php
言い方が適切かはわかりませんが、
今風のアレンジなのでしょうかね。
この映画の予告編の動画を見ることが出来ます。
http://chaplin.pl/recenzje/rec7.html
を開いて、
Zobacz: Trailer! (926 KB) moderne_240x180.rm
というリンクをクリックして下さい。
>Yukaさん。
はじめまして。
そしてコメントありがとうございます。
安くDVDが発売されているのですね。
はじめて知りましたよ。
この作品は歌うシーンもスケートのシーンも、
とにかく印象深く人間味がありながら、
随所に笑の要素が織り込まれています。
サイレントムービーの頂点を極めた彼の、
一つの頂点を感じますね。
おっしゃる通り、長所に切りがない傑作だと思います。
「独裁者」でも「人間は機械ではない!」と言ってますよね。
『モダンタイムス』は権力者に支配されて、抑圧されている労働者が、痛々しいですが、訴えたいこと、すごく伝わりますね。
エンディングの道を二人で歩くシーンで、影の傾きが異なってるの不思議ですよね。わざとなのか?はたまた気付かなかったのか。
正面をむいてるときは太陽が彼らの背の方にあって、後ろをむいてるシーンは太陽が彼の前にあるんですよね。こう考えると、太陽の位置がおかしいんですよ。でもしかし何回見てもいい作品ですよねー。冒頭の食事を勝手にやってくれる機会のシーンはいつも大爆笑です。

>魅惑のクニオ♂さん
チャップリンはもともと寄席かなんかのボードビルダー出身ですから、確かにそうとも言えますよねわーい(嬉しい顔)
>墓場のファズ太郎さん
コメント失礼します

あれは最初、太陽は朝日だったのに、ワンカットでもう夕日に変わってるんですよ。2人は希望に満ちで朝を歩き始めるが夕方になっても、どこに辿り着くこともなく、まだ歩いている…って以前NHKで大野裕之さんがおっしゃってましたよ。ちなみに2つのカットの撮影場所は3マイルも離れてるらしいです。
やはりそうでしたか。太陽の位置が変だと思ったんですよ。
でも確かに白黒だからわかりにくいって言うのがありますよね。
すごい!さすが深いですね!
そのシーン見直すために、廉価版DVD買おうかな(笑)
>Miho.さん
モダンタイムス、いいですよね。
僕も高校の教員をやっていますが、
世界史の時間に必ず毎年生徒に見せていますよ手(パー)
チャップリンを学校で習うとすれば、モダンタイムスですよね。歯車の中に取り込まれてしまうシーンは誰もが知ってますね!

私は、彼が機械に食事を与えられる場面が一番印象深いですね。
彼の価値観には関心させられますよね(汗)見る度、勉強になります。

https://www.triphony.com/concert/detail/2015-12-000107.html

昼公演終わりました!
オーケストラ生演奏はもちろん、チャップリンへのリスペクトが素晴らしく感動しました
夜公演も楽しみです

そして、来年は『街の灯』上映決定!
来年も必ず行きます(^-^)/

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