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宮下公園コミュの今朝の新聞報道

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渋谷区の命名権売却 受け止め温度差 宮下公園で強制撤去
9 月 25 日 朝日新聞 35面

スポーツ用品メーカーナイキジャパン(品川区)が計画する渋谷区立宮下公園の改修・整備をめぐり、区は24日、整備に反対する団体に不法に公園が占拠されているとしてテントなどを強制撤去した。財政難の区が公園の新しい整備方法として頼った命名権売却だが、手法をめぐって受け止め方に温度差が出ている。

この日、区は、職員のほか民間の警備員など約70人を動員し、午後3時過ぎまでにテントや机など2トントラック4台分の荷物を運び出した。フェンスで封鎖された公園の出入り口にトラックを横付けする際、警官と反対派がにらみ合う場面もあったが、区広報課によると、「けが人などはいなかった」という。

整備に反対する「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」は、霞ヶ関で記者会見を開き、一連の区側の対応を批判。強制撤去に先立つ15日に抜き打ちで行われた公園閉鎖に、今春から公園で生活しているというフリーターの男性(52)は「出たら戻れないと思い、手すりにしがみついたが、力ずくではがされ、連れ出された」と話した。会見で「赤くはれたあとが残った」と腕をまくった。
一方で、今回の騒ぎに近隣住民の思いは複雑だ。

宮下公園に近い、明治通り・宮下パーク商店会の会長で不動産管理行の小林俊一さん(75)によると、近隣で計画に反対する声はないという。老朽化した公園の改修は、住民の長年の悲願だ。「公園に生き返ってほしい。反対運動が本当に地域住民の声何のかを考えてもらわないと」と話した。

渋谷区は、06年に渋谷公会堂(渋谷C.C.レモンホール)の命名権を、サントリーに年間8400万円、5年契約で売却したのを皮切りに、税収増加策の一環とhして、表参道など繁華街の14の公衆トイレにも命名権を取り入れた、いわば”先進自治体”。宮下公園の場合、ナイキが4億円を投じて公園を回収後、スポーツ施設「宮下NIKE(ナイキ)パーク」を整備し、区に寄付。年間1700万円を10年契約で払うが、開業後の施設の維持・管理は句が行い、費用は年間4700万円にのぼるとされる。

「守る会」は、今回の計画を「都心の超一等地を1企業に安価で売るようなものだ」と言い、「公会堂などは売却先は公表して決めたのに、今回は選定過程が不透明」と反発している。

だが、景気の低迷で、区の命名権料収入にも影が差す。渋谷駅近くに今秋オープンする文化施設は現在、スポンサーを募集中だが、書いてがついていない。来年9月末に契約更新となる公会堂も、サントリー側が命名権料の引き下げを求めている。

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宮下公園、行政代執行に騒然
9 月 25 日 読売新聞 33面

スポーツ用品大手「ナイキジャパン」が命名権を取得した渋谷区神宮前の区立宮下公園で、命名権売却・公園再整備に反対する市民団体が設置していたテントなどが24日、行政代執行で撤去された。公園を生活の場としていたホームレスの男性や団体は猛反発。区は「早期着工を目指したい」としており、計画の行く末が注目される。

の日は午前10時、同区の日置康正・土木部長が行政代執行を宣言。区職員らがテントなど約80点を撤去、午後3時20分に完了した。公園の周囲には、団体のメンバーら約20人が「公園を返せ」などとフェンスを激しく揺らす場面も。渋谷署員らも駆けつけ、騒然とした雰囲気に包まれた。

同日午後、今年春頃から公園内に住んでいたというホームレスの男性2人と団体のメンバーが、霞が関の司法記者クラブで記者会見。男性らは「生活の本拠を奪われた」「区からは全く説明を受けていない」と訴え、団体メンバーの一人は、「整備計画には公益性も透明性もない」と批判した。

これに対し、区広報課では、「公園に住んでいる2人については、自主的に出て行くよう説得を続けたい。公園内を整備し、早急に着工したい」としている。

同公園は、命名権を取得したナイキジャパンが工費を負担して、「宮下NIKE(ナイキ)パーク」として再整備されることが決まっている。

(「区が設置したフェンスに詰め寄る反対団体のメンバーら」の写真)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20100925-OYT8T00131.htm?from=navr

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「納得いかない」宮下公園・改修工事 反対派団体 代執行に抗議
9 月 25 日 毎日新聞 23面

市民団体「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」などの反対で改修工事の着工が見合わされている渋谷区立宮下公園(同区神宮前6)。区は24日、公園内に「守る会」らが設置したテントなどを撤去するため、行政代執行に踏み切ったが大きな混乱はなかった。一方、「守る会」は同日会見し、代執行の実施に対し、強く抗議した【神足俊輔】

同日午前10時、日置泰正・区土木部長が公園内で執行を宣言し、区職員らによりテントやテーブルの撤去が始まった。区は執行に先立ち15日に同公園に9箇所ある出入り口を封鎖していた。作業は午後3時20分に終了し、約80権の違法占有物が運び出されたという。公園入り口には「守る会」メンバーら約20人が座り込んで抗議活動を行った。

同公園の回収は、区がスポーツメーカー「ナイキ」に命名権を年間1700万円で売却(10年契約)、名称を「宮下NIKEパーク」とし、ナイキ側が改修費を負担する計画。4月に着工する予定だった。「守る会」や同公園で生活していたという路上生活者の男性3人らは24日午後、東京・霞ヶ関の司法クラブで会見した。「守る会」メンバーの植松青児さん(50)は「納得がいかない。工事中止、計画の凍結、議論のやり直しが必要だ」と、代執行に対し怒りを表した。

「守る会」などは執行命令書の通知は無効などとして、東京地裁に通知の取り消しを求める訴えを22日に起こしているが、代執行が実施されたことから却下される可能性が高いという。

(撤去作業をする作業員の写真入り)


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宮下公園 ナイキ計画 オブジェなど強制撤去 反対派、50人座り込みも
9 月 25 日 産経新聞

スポーツ用品メーカー「ナイキジャパン」の渋谷区立宮下公園改修計画をめぐり、区は24日、改修に反対する団体が公園内に設置したテントやオブジェなどを行政代執行法に基づき強制撤去した。反対団体は「われわれの同意を得る前に勝手に動かした」などと強く抗議。多くの警察官が出動し、公園周辺はものものしい空気に包まれた。

午前10時、区の日置康正土木部長が強制撤去を宣言した後、職員ら数十人が作業に着手。午後3時20分の作業終了までに撤去されたものは2トントラック4台分に上った。

日置部長は「地域から早く公園改修に着工してほしいとの要望が寄せられている。早急に現状を回復し、10月から着工できるように努めたい」と話した。

園内にはホームレス4人が住んでいるが、日置部長は「うち2人は近く園外に移転することに同意している」とし、残る2人についても個別に自立・就労支援をしていく考えを示した。

行政代執行に対し、改修に反対する「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」のメンバーら50人以上が午前9時ごろから公園出入り口に座り込むなどの抗議活動を行った。

メンバーの多くは「自分たちは公園で活動している」と主張。公園の外から「人の生活を破壊した」「区のナイキ公園化計画の手続きに正当性がない」などと口々に区を批判した。

午前11時ごろに、メンバーが公園の出入り口に横断幕を掲げると区職員がどけるように指示。これに一部のメンバーが「黙れ」などと怒りを爆発させ、区側や警察官らとにらみ合う場面もあった。

機動隊の車が数台並び、周囲はものものしい雰囲気。名古屋市から東京に観光に来て、騒動に出くわしたという会社員、安藤みきさん(30)は「東京は怖いですね」。大田区の40代の主婦は「渋谷には時々来るが、宮下公園には昔から野宿者が多く怖くて近づけなかった。緑を残してきれいに整備されるのなら、いいと思うのですが」と話していた。


宮下公園をめぐっては、区が平成21年8月、ネーミングライツ(命名権)を年間1700万円で譲渡する契約をナイキ側と締結。ナイキ側は数億円を負担し、スケートボード場などのある公園「宮下NIKEパーク」に改修する計画を打ち出した。21年秋に着工予定だったが、オブジェなどが設置されたために、着工できない状態が続いていた。

区によると、公園の名称変更後も、管理は区が行う。公園への入園は無料で、スケートボード場などの施設を利用する場合のみ施設利用料がかかる。

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路上生活者排除は問題」「この機会に安全安心を」渋谷・宮下公園行政代執行
9 月 25 日 東京新聞 24面

「ナイキジャパン」(品川区)による渋谷区宮下公園の整備計画に反対する団体が園内を不法に占拠しているとして、渋谷区が24日踏み切った強制撤去の行政代執行。同日中に終了し、区は早期着工を目指す。この日、繁華街の緑のオアシスを取り巻いたのは、怒号や大勢の物々しい風景。騒動を見つめる人々の意見もさまざまだった。

現場を訪れた路上生活者の自立支援に取り組むNPOの男性(57)=三鷹市=は「路上生活者を行政代執行で排除するのは大問題」と激怒。一方、近くで働く横浜市の男性会社員(40)は「最近の公園は入りにくい雰囲気。本来は管理者の区が整備すべきだが、税制的に困難ならば企業にしてもらうのもいい」と話した。

明治通り・宮下パーク商店会の小林俊一会長(75)は「周辺の町会・商店会はナイキ公園に賛成」と、地元の見解を説明。「公園は老朽化が進んでいる。この機会に安心、安全な公園にしてほしい」と語る。

同日午後、反対団体「みんなの公園をナイキ化計画から守る会」は千代田区の司法記者クラブで会見。同会の植松青児さん(50)=国立市=は「民主的な手続きがない計画。どういう公園にすべきか、ゼロからやり直すべきだ」と主張。公園封鎖で園外に出された野宿生活者の男性2人は「住まいを失った。困っている」と訴えた。

会見では、東京地裁に22日に行った行政代執行の申し立てが却下されたことが明らかにされた。
(増田恵美子)

(会見写真付き)
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以上

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