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携帯電話市場&最新情報&進化コミュのKDDI、携帯の上り速度12.5倍に・IPテレビ電話を12月開始

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渡辺文夫技術開発本部長


 KDDIは22日、au携帯電話の上りのデータ通信速度を従来の12.5倍となる毎秒1.8メガビットに引き上げる新インフラを今年12月に導入すると発表した。このネットワークを使いVoIPを利用したテレビ電話サービスを12月に開始するほか、メールなどのサービスも拡充する。IP電話による音声通話サービスも始める予定という。

 新たに導入するインフラの名称は「EV―DO Rev.A」。KDDIは2003年11月に下り通信速度毎秒2.4メガの「CDMA1X WIN」をスタートし、大容量の動画や音声ファイルのダウンロードを高速化したが、上りは毎秒144キロビットと遅かった。今回の「EV―DO Rev.A」により、上りが1.8メガ、下りが3.1メガとそろって高速になり、画像や動画の送受信がよりスムーズにできるようになる。

 設備投資額は約2000億円。今年12月段階では東名阪の主要地域、2006年度末までに全国主要都市をカバーする見込み。同インフラの導入は米スプリント・ネクステルや米ベライゾン・コミュニケーションズなども検討中だが、「KDDIが世界で初めて導入することになる見込み」(渡辺文夫技術開発本部長)という。パケット通信の遅延を制御できる仕組みを採用、混雑時にはテレビ電話の映像データよりも音声パケットの通信を優先するなど、KDDI側が調整できるようになる。

 KDDIは音声とデータをすべてIP化する「ウルトラ3G」構想を進めており、「EV―DO Rev.A」を使った新サービスの目玉としてIP電話に取り組む見通しだ。ただ、22日の発表ではテレビ電話を含むIP電話の具体的な内容や料金体系については明らかにしなかった。

 「EV―DO Rev.A」は対応端末のみが利用可能で、従来の「1X WIN」端末では利用できない。同社では「Rev.A対応の新端末やサービスの詳細については来週発表する」(重野卓モバイルサービス部長)としている。

 データ通信網の高速化についてはNTTドコモも8月にFOMAの下り速度を毎秒3.6メガに高める「HSDPA」を導入する予定で、上り速度も2007年度中にKDDI並みに引き上げるとみられる。

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