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オプション取引ログコミュのAUD/JPY : コンバージョン

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 欧州危機によって、AUD/JPYでは大敗でした。高金利通貨のオプションは、スリッページがバカバカしいほどに大きすぎるので、やってられないなと思っていたところだったので、見切りをつけるには、ちょうど良かったかもしれません。

 元々は、今年の1月頃に少なめのスポットロングを76.95円で建てたのが、端緒だったかと思われますが、ファーOTMコールショートのデルタヘッジのために、スポットを増し玉することになりました。

台風 4月8日、当初のカバードコールがエクスパイアし、ロールオーバして、下記のようなコンバージョン・ポジションでした。

Tactics C/P 権利行使価格 Bid1/Ask-1 プレミアム IV
spot long 1 85.41
proactive put -1 73.50 -1 0.41 0.222
Covered call 1 86.20 1 1.94 0.141

 このときのスポットレートが、86.20円でしたので、これがまさか、プロアクティブプットの水準まで値を消すとは、想像だにしませんでした。5月21日には、71.84円という恐るべき安値にまで暴落し、強制退場させられた、非力な個人投機家は、さぞ多かったことでしょう。合掌。。。



新月 5月29日、時間価値の半減期に、コンバージョンから、+1σ OTMコールショートと、+2σ Far OTM コールロングのクレジットスプレッドを加えて、変形バタフライスプレッドにポジションを変化させました。

Tactics C/P 権利行使価格 Bid1/Ask-1 プレミアム IV
spot long 1 85.41
proactive put -1 73.50 -1 0.41 0.222
Covered call 1 86.20 1 1.94 0.141
Butterfly short 1 82.85 1 0.26 0.189
Butterfly long 1 88.85 -1 0.17 0.270

 前日の28日のNY市場では、米個人消費の伸び悩みにより、円安・ドル高。29日時点で、スポットレートは、76.93円まで回復してきたものの、既に容易ならぬものがありました。
 +1σ OTMコールショートのプレミアムが、たったの0.26というのは、OTC取引であることの限界を示すものです。胴元のSaxo bankによって、恣意的に歪められた相場です。このときのヒストリカル・ボラティリティが、45.7%まで急騰していることをことを考慮すると、IVは、極端に低い。これでは、オプションスプレッド戦術など、アホらしくて、やってられません。OTCで仕掛けるには、土台、無理筋だったのでしょう。


やや欠け月 7月12日、オプション満期日に、満身創痍のスポットロングを手仕舞いし、損失を確定させました。実に、-7.2円もの甚大損失。大敗です。
 そもそも、私のセオリーに従えば、コンバージョンをロールオーバして、ダメージをより軽減してから、カバードコールにヒットさせてクロージングする、という手口になったはずなのですが、8月1日以降、金融庁の証拠金規制によって、スポットとオプションの証拠金が引き上げられてしまいます。これにより、現状の軍資金では、維持しきれないと判断しました。ここで手仕舞いした方が、状況に応じて身軽に展開することができます。合理的判断とはいえ、損失を受け入れるのは、気持のよいものではありません。

 FXは規制の網にからめとられて、レバレッジの魅力が薄れ、個人投機家にとって、ますます、しんどい相場になっていくと思われます。さはさりながら、無理にレバレッジをかける必要性がなければ、FXである必要性もなく、外貨預金で十分です。なので、AUD/JPYの1か月物定期預金を久しぶりに買い付けました。デレバレッジではありますが、これも、上げ相場に賭ける投機手法の一つだと思っています。



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