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マイナー文学研究会コミュのマチュピチュの頂

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ノーベル賞詩人、パブロ・ネルーダの『マチュピチュの頂』野谷文昭訳が出版されます。(されました?)

全編の他に、本の約半分が野谷先生の解説となってますが、
この詩人について知るには格好の資料になっていると思います。

コメント(1)

パブロ・ネルーダつながりで少々。
コロンビアの政治家であるイングリッド・ベタンクールの自伝
『それでも私は腐敗と闘う』にも、ネルーダが登場しますね。
幼かったベタンクールに対して、同じ視線で接してくれた、
例外的な大人だったそうです。

この自伝には、ベタンクールがソルジェニーツィンの
『収容所群島』を読んだことや、母の友人にガルシア=マルケスや
妻のメルセデスがいたことも書かれています。
また、ベタンクールが見たコロンビア政界の様子を読むにつれ、
ガルシア=マルケスの小説は、それまで想像していたよりも
悪い方向で現実に近いのだとも思えてきました。

大統領選挙に立候補した2002年に誘拐され、いまだに
とらわれているベタンクールが早く解放されることを願っています。

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