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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのJ2 7節 山形vs神戸

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J2 第7節
モンテディオ山形vsヴィッセル神戸
2006年4月5日@山形県総合運動公園陸上競技場

0-0(スコアレスドロー)

今シーズン、まだ勝ち星のないモンテディオ。
対するは、3勝3敗と、波の激しいヴィッセル。

モンテディオは、4-2-3-1。
ヴィッセルは、4-3-3。

立ち上がりは、ヴィッセルペース。

前線から激しいプレッシングをかけて、モンテディオにボールを前に送らせない。
攻撃面でも、積極的に前に出て行く。
ボールを奪う位置が高いだけに、前にも出て行きやすい。

ヴィッセルは開幕時に比べて、個人のポジションが固定された印象。
ほぼワンボランチ状態の小森田は絶対に前に行かないし、その前も右が栗原、左が三浦と、だいぶ専業制になっている。
3トップも、ほぼ固定で、サイドチェンジを行ったりしない。

マークの受け渡しなどを考えれば、これはこれで安定した戦い方ができるようになるもしれない。

モンテディオも、前半15分過ぎに、ようやく初めて形を作る。

ポストに入ったレアンドロに、一瞬ヴィッセルの詰めが遅くなった瞬間、右サイドの佐々木が坪内の裏を取る。
そこのスペースにボールが出て、佐々木がクロス。

お互い、集中力の高い、いいゲームになりそうな予感。

ただ、ここでアクシデント発生。

前半35分、坪内が2枚目のイエローで退場。
いやあ、これは別に悪質なタックルではなかった。
確かに佐々木がボールをはたいた後に、後ろからひっかけてたけど、「ちょっと勢い余って」程度のもんだった。

これは、誤審と言っていい。

とりあえず三浦を左サイドバックに下げて急場を凌いだヴィッセル。

後半から、栗原に替えて小林を右サイドバックに投入。
守る時は4-4-1、攻める時は4-2-3の3トップのような形に。

けれど、当然、前半いい感じでやっていた前線からのプレスはパッタリと消える(そりゃそうか)。

そこで、今度はモンテディオペースに。

特に、中盤からするっと上がって、ヴィッセルディフェンスラインの手前でボールを受ける永井の動きを、ヴィッセルの小森田&三浦は捕まえ切れていなかった。
さらに、右サイドからは佐々木の活きのいい突破。

こう書くとモンテディオがいい感じのように見えるが、とはいえ、モンテディオも二人の動きが単発で終わってしまう。
確かに、永井と佐々木はよかったが、それにチームが連動していない。

この二人がフリーになれないと、途端にチームの動きが止まり、足元のパスばかりになる。
伊達に、ここまで5試合で4得点(うち1得点はOG)のチームではない(失礼)。
いわゆる攻撃のオーガナイゼーションってものが、できていないのだ。

FWの阿部が入ってからは、ダイヤモンド型の4-4-2に。
中盤は、右に佐々木、左に永井という形になった。
前線を増やすのは、決して間違ったことではないが、中盤に関しては永井を左に固定したことで、彼のボールをもらう動きを制限させてしまった。
まあ、一長一短である。

結果的に、惜しいチャンスはたいていヴィッセルのミス絡み。

だが、ヴィッセルも相手を崩せない。
一人少ないというエクスキューズはあるものの、モンテディオの方も守備は安定していた。

結局、攻め手を欠いてスコアレスドロー。

まあ、さもありなん、という結果だった。

しかし、10人になるまでのヴィッセルのアウェーながら積極的な戦いっぷりは、今後が期待できるものだった。

モンテディオは…、守備は悪くないけど、このままじゃ、有力と言われたJ1昇格争いは厳しいかなあ。


【モンテディオ山形】
GK:清水健太:6
少ない相手のシュートにも、集中は切らしていなかった。
右SB:臼井幸平:5.5
もっと上がってもよかったのでは。と思ったら、上がろうとして危険なミスパスも。
右CB:レオナルド:6.5
ヴィッセルの攻撃をシャットアウト。奪ってからのボールさばきも落ち着いている。
左CB:小原章吾:6.5
レオナルドと連携して、バロンを完封。堅かった。
左SB:木村誠:6
守備ではパクに仕事をさせず。臼井同様、上がりはやや少ないか。
ボランチ:高林佑樹:6
守備を担当。ワンボランチになってもよくバランスを取っていた。
ボランチ:永井篤志:6.5
ボールを受ける動きは秀逸。攻撃の核になった。
右MF:佐々木勇人:6.5
右からスピードのある突破でチャンスを演出。運動量も衰えなかった。
左MF:本橋卓巳(→後半26分OUT):5
右に比べてだいぶ目立たなかった。セットプレーのボールもやや精度を欠く。
トップ下:財前宣之:5.5
ボールはまあまあ受けていたが、決定的な仕事はできず。
FW:レアンドロ(→後半20分OUT):5.5
ディフェンスの裏を取ったことは数回。それ以外は仕事できず。

FW:氏原良二(←後半20分IN):5
ほとんどボールに絡めなかった。求められていたプレーも曖昧。
FW:阿部祐大朗(←後半26分IN):5.5
チャンスは2度あったが…。どちらかは決めたかった。


【ヴィッセル神戸】
GK:荻晃太:6.5
足元と空中戦は危なっかしいが、それを補う好セーブ連発。
右SB:丹羽竜平:6
左右のサイドバックをそつなくこなす。攻撃にはもう少し絡みたい。
右CB:エメルソン・トーメ:5.5
対人の強さはあったが、決定機を与えるミスも。
左CB:北本久仁衛:6
幅広い範囲をカバーしていた。ミスもなし。
左SB:坪内秀介(→前半35分退場):5.5
退場は気の毒。だが、それまでもあまり試合に入っていけていなかった。
MF:小森田友明:5
永井に前を向かせ過ぎた。一番ケアしないといけないポジションにいたが…。
MF:三浦淳宏:5.5
永井に関しては、小森田同様。セットプレーも不発。
MF:栗原圭介(→後半0分OUT):6
前半は、チームで一番積極的だった。交代は仕方ないが、少し惜しまれる。
右FW:パク・カンジョ(→後半43分OUT):5
木村に抑えられる。後半、ゴール前でFKをもらったのが唯一の仕事か。
FW:バロン:5
ポストプレーが全くできなかった。おかげで、後半のヴィッセルは攻め手なし。
左FW:近藤祐介(→後半17分OUT):5
中盤ではまずまず触れていたが、ゴールに近い位置では絡めなった。

右SB:小林久晃(←後半0分IN):5.5
慣れないポジションだろうが、攻撃には積極的。ただ、危ないミスあり。
左FW:茂木弘人(←後半17分IN):5
流れを変えられず。ボールに触る機会も少ない。
左FW:村瀬和隆(←後半43分IN):−
評価できず。


試合内容:5
坪内の退場までは、なかなかいい感じの試合だった。
それ以降は、お互い、相手を崩し切るアイディアがなかった。

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