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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのアメリカvs日本

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国際親善試合
アメリカ代表vs日本代表
2006年2月10日@SBCパーク

前半24分:ポープ 1−0
前半39分:ディンプシー 2−0
後半5分:トゥウェルマン 3−0
後半15分:巻誠一郎 3−1
後半47分:中澤佑二 3−2

絶望的な内容の後に、少しの希望が見えた、みたいな試合でしょうか。

アメリカは、オーソドックスなダイヤモンド型の4−4−2。
それに対して、日本は3−6−1。

試合前、日本の鍵は遠藤と福西のところだと思っていた。
彼らが、どれだけ前を向いてボールを出せるか。
それによって、久保が孤立するかしないか、1.5列目の二人が久保を追い越せるかどうか、が決まる。

けれども、立ち上がり早々こそ日本はボールをキープできたものの、その後は延々とアメリカのプレッシャーに苦しめられる。

いやあ、プレッシャーの早いこと早いこと。
2トップまで、あそこまでプレッシャーをかけてくるとは思わなかった。
それに連動して、トップ下のドノヴァンも、サイドMFの二人も、かなり前からプレッシャーをかけてくる。

そしてボールを奪ってからの攻撃は、おそらく意図的に中央に人間が集まる。
ドノヴァンも、サイドに開いてボールをもらったりしない。
そうやって日本のディフェンスが真ん中に集まって、手薄になったサイドにボールを散らし、ドリブルを仕掛ける。

このプレッシャー&オフェンスに、日本のDFラインはどんどん下がる。
これが一番いけなかった。

先制点を奪われた前半24分には、すっかり日本は受身の状態。
それを感知した左SBのダニバントが、ハーフラインあたりから山なりのボールを上げる。
トゥウェルマンのヘディングでの落としも完璧だったが、一番の問題はあそこまで深い位置でポストプレーをさせた、日本のDFラインの後退加減にある。
(その機を見たダニバントの判断も、正しかった)

それからも一方的に攻められる日本。

これを打破するには、次の方法があったと考えられる。

守備的には、とにかくDFラインの位置を上げ、プレッシャーをかける位置を高くする勇気を持つこと。
これには、きっと試合の中で味方を鼓舞するリーダーが必要。
今日のメンバーの中では宮本ということになるんだろうだが、彼自身がDFラインを深くしてカバーリング志向を持つ人なため、あまり期待できない。
(中田がいれば、何を言ったんだろう)

実際、2点目は深くしたラインの手前でボールを回され、2列目から飛び出してきたディンプシーを捕まえきれず(カバーもし切れず)、追加点を奪われている。

また、攻撃的には、中盤の選手の飛び出しがもっと必要だった。

それが初めて見られたのが、ようやく前半40分過ぎ、福西の飛び出しだった。

日本の中盤は、豊富な運動量で走り回るアメリカの2トップとトップ下、サイドMFに囲まれ、そこすら抜け出ることができない。
すると、アメリカのボランチ・ザバグニンは、あとはボールと久保を結ぶライン上にポジションを取ればいいだけになるのだから、久保にもボールが入らなくなる。
(そのパターンでも何度もボールをカットされている)
つまり、日本のボール回しは、ザバグニンにボールに対してチェックを行かせるところまですら、達していなかった。

考えてみれば、アメリカのアレーナ監督は8年前から指揮をして、その間にワールドカップベスト8を2回達成しているわけだから、チームの熟成度に差があるのは当たり前なのである。
それを痛感させられ、なんとも暗い気分に陥った。

後半も、同じようなペースでアメリカの攻勢。

ここで、前半から度々アメリカのプレーヤーをフリーにさせていたセットプレーで、3点目を奪われる。
なぜ、この試合、こんなにもセットプレーで相手をフリーにさせていたのだろう。
単なる集中力の問題なのだろうか。

しかし、アメリカもやはり徐々に中盤でのプレッシャーが緩くなる。

それが顕著に現れて、日本が小野を基点に右サイドの加地へ展開。
まさに、日本がこの試合、40分ぶりぐらいに「組み立て」というものをした瞬間だった。
加地は、右サイドからダニバントを振り切っていいクロスを上げ、クラインに競り勝った巻がゴール!

初めてのチャンスで、よく決めた。

もしかしたら…、と希望を抱かせてくれる点だった。

日本のプレッシャーも緩いもんだから、アメリカの攻撃なんかも食らいつつ、されど、日本もようやく試合をさせてもらえるようになる。

結果的には、一点差の敗戦。
つまり、前半の一方的な展開をなんとかしのげていれば、勝てていたかもしれない試合であった。
だからこそ、実力で上回るチームを相手にした時こそ、気持ちで負けないことやチームを鼓舞するリーダーの必要性を感じた。

さて、注目の3−6−1だとか久保だとかだが、この試合では評価のしようがない。
このアメリカ相手で、このフィジカルコンディションの差では、どんなシステムを採用していてもこんな試合になっただろう。

問題なのは、あんな一方的な試合展開になったことが、どこまでがチームとしての成熟度の差によるもので、どこまでがフィジカルコンディションの差によるものなのか。

シーズンが終わってだいぶ経つ国内組のコンディションの問題が大きかったんだろう、と信じたい。

最後に、もう一つ。
アメリカのFW・トゥウェルマンの腰の強さにはビックリした。
さすが、MLSの得点王&MVP。
彼のポストプレーには、中澤も何もできていなかった。
間違いなく、アジアレベルにはなかなかいない選手である。
そんな彼も、海外組が入ってきたらワールドカップメンバー入りも怪しいらしい。
隠れたサッカー大国・アメリカの秘めた力を感じた選手だった。


【アメリカ代表】
GK:ハートマン:6
ピンチがないため特に好セーブもなかったが、2失点は彼の責任ではない。
右SB:クライン(→後半33分OUT):6.5
豊富な運動量と積極性で、高い位置からのプレッシャーに成功。
右DF:ポープ:7
まさにアメリカのDFを支える男。パワフル系みたいな感じがするも、カバーと読みも正確。
左DF:コンラッド:6.5
ポープほどの力強さはないが、彼もカバーは正確。
左SB:ダニバント(→後半46分OUT):6.5
最初に加地に突破されて以降は、高い位置で加地を封じ込める。
ボランチ:ザバグニン:6.5
後半、ようやく仕事が増えてきた感じ。前半のポジショニングは見事。
右MF:ディンプシー(→後半24分OUT):7
サイドから中央に入って、能力の高さを見せる。運動量も豊富。
左MF:ヌーナン(←後半42分OUT):6.5
左右どちらでも蹴れるのは強み。よく走るのは彼も同様。
トップ下:ドノヴァン:7
ボールを持ったら、さすが。まさにアメリカの中心になっている。
FW:ウォルフ(←後半13分OUT):6
前線からのプレッシャーはよかった。攻撃面では、やや物足りない。
FW:トゥウェルマン(←後半23分OUT):7
力強さ、攻撃センス、いい選手だった。

FW:エディ・ジョンソン:(←後半13分IN):5
ボールが回ってくるのも少なかったが、前を向いてもあまりアピールできず。
FW:チン(←後半23分IN):5
仕掛けられるところで後ろに戻す消極性は、あまりよろしくない。
右MF:オルセン(←後半24分IN):6
押され気味の中で入ったが、彼自身は無難な出来。
右MF:キャロル(←後半33分IN):−
評価できず。
左MF:ロルフ(←後半42分IN):−
評価できず。
左SB:ピアース(←後半46分IN):−
評価できず。

【日本代表】
GK:川口能活:6.5
3失点も、好セーブもあった。ただ、セットプレー時の守備範囲の狭さはいかんともしがたい。
右DF:田中誠(→後半10分OUT):4.5
一対一に弱いところを見せる。ボールさばきも安定しなかった。
DF:宮本恒靖:5
いいカバーもあったが、彼の起用は良い面も悪い面もあることを再確認。
左DF:中澤佑二:5
ほんとは4.5にしたいが、点を取ったので…。トゥウェルマンにやられたのは失点時だけではなかった。
ボランチ:福西崇史(→後半10分OUT):4.5
世界レベルのプレッシャーに対し、技術レベルの低さを露呈。
ボランチ:遠藤保仁(→後半0分OUT):4.5
もっとできると思ってたんだけど…。福西同様、プレッシャーの餌食に遭う。
右MF:加地亮:5.5
チームの中で一番積極的だったのでは。最後まで上がり続ける運動量も○。
左MF:三都主アレサンドロ:4.5
この守備のもろさはどうにかならんのか。攻撃面でも1,2回のみの貢献。
トップ下:小笠原満男:4.5
守備ではよくやっていたが、攻撃面ではどうも周りと噛み合わず、決定的な仕事ができず。
トップ下:小野伸二(→後半23分OUT):5.5
前半は沈黙していたが、後半はやはり彼が起点になっていた。キープ力は、やはり遠藤&福西より数段上。
FW:久保竜彦(→後半0分OUT):4.5
ボールが来ないのもあるが、何もできず。シュートを打てる場面が一回だけあったが…。

FW:佐藤寿人(←後半0分IN):5
前線からのプレスには献身的だったが、肝心の攻撃面ではあまり絡めず。
FW:巻誠一郎(←後半0分IN):6.5
何よりあの得点は、チーム(と我々)を勇気づけてくれた。
MF:長谷部誠(←後半10分IN):5.5
ドリブル&パス、ともに持ち味はある程度出せた。あと一歩で決定的なとこまでいった感じ。
MF:阿部勇樹(←後半10分IN):5
長谷部にインパクトでは劣る。判断が遅い場面もあり。
MF:本山雅志(←後半23分IN):5
一度だけいい飛び出しがあったが、それ以外は持ち味を発揮できず。

試合内容:6.5
日本代表からしたら散々だが、アメリカの戦いぶりは見事だった。
イタリア、チェコ、ガーナを押さえてグループ一位通過しても、なんら不思議ではない。

コメント(8)

>ぽいぇっとぽるしぇさん
 中立に試合をみれてるような印象ですごいとおもいます(僕はやっぱ日本を中心にみてしまいました)
 日本がいつもなる現象だと思うんですけど、スタートのはいりがわるくて、相手のプレスに対応しきれず、DFラインがどんどんさがってしまう、それによりほぼ全員が自陣にかえり、ボールをうばっても狭いスペースのなかでしかまわせないのでまたとられてしまうか、ただクリアしかできずに相手にわたしてしまってると思うんです。
 いつも前線からのプレスっていってるわりには、相手にP.A内まで進入させすぎだと思います。
 僕は、アメリカやメキシコ、エジプトのようなチームは日本人にもできる戦い方をしてるとおもっているので、今回のアメリカ戦はいいものさしになると考えていたのですがまさか3失点もするとは、おもいませんでした。
 この実力差は組織力や規律の差だとおもいます。アメリカは選手に連動性があって、チームとして機能していましたが、日本はちょっとその点で劣っているなーと深く思い知らされました。
 はっきりいって、コンディションがどうとか、今年の初戦だからとかが勝敗にでたとはおもえません。
 ただ ぽいぇっとぽるしぇさんの述通り、少しの希望が見えた、とおもいます。なのでもっと競争心をあおるようにやっていってほしいです。(特に左サイド)

主審:4
普通のファールでカードがでてた、最初にアメリカからでたからびっくり!!
スタンド:3.5
あれは選手にかわいそう。日本は最後までアジャストできていない印象。
>あだちゃんさん

左MF:三都主アレサンドロ:4
村井を出してください!!

かなり面白かったです。
その通りです。
たぶん、日本のサッカーファンの8割がそう思っていることと思います。
1年前なら、「相馬を代表に!」と言ってたと思うんですが、昨シーズンがあまり良くなかったですからねえ…。

>ドッピエッタさん

きっと、今はあくまでワールドカップという本番に向かってチームの最終構築をする時期、って意識があるから客観的に見られるんだと思います。
これがワールドカップ本番になったら、僕も感情論ばっかりになるような気がします。

そうですね、組織力において、完全に劣っていたと思います。
それを認めてしまうと、このジーコの4年間はなんだったんだという話になり、それを認めたくない気持ちもあるがためにフィジカルコンディションにも原因を求めたくなってしまうのですが…。

日本(というか、ジーコ)は、あまりにやりたいサッカーの指針が見えないですね。
例えば、ある試合で前線からの激しいプレッシャーを見せたかと思ったら、次の試合ではそれがサッパリ消えていたり、だとか。

僕もこれから日本が世界で独自の地位を築き、現状以上の成績を残していくには、組織力が鍵だと思っていますので、今日のアメリカとの差はだいぶショックでした。
ドッピエッタさんの「アメリカ、メキシコ、エジプト」というのは、よく分かります。
ちなみに、僕が個人的に目指してもらいたいサッカーは、モアテン・オルセン監督のデンマーク代表です。
他のコミュにも書き込んだ内容を一部貼り付けますがご勘弁☆

正直な感想この時期に大事な試合でこれ??フィジカルコンディションの差を差し引いてもひどすぎる・・・DFに関してはセットプレー・1対1・プレッシングどれを見てもチームで連動して守る意図が感じられなかった。
実質5・6点取られてても納得の完敗、、最終的に1点差とかになっちゃうから批判されずにすむんだろうけど・・・
ニュースとかでもゴールシーンだけ前向きに流すからさ・・
はっきり言ってサンドバッグです、

選手云々の問題ではなく、日本代表というチームがどういうサッカーをしたいのかが全く伝わってこなかった・・・
結局タレントが変わると全然サッカー自体が変わってきちゃうから評価のしようも無い・・ これも相変わらず・・・

対するアメリカは攻守においてきちんとオーガナイズされて個々の目的意識なんかもしっかりしたグッドチーム、
合理的かつパワフルな印象、選手も意欲的、

対する日本は・・・・

全てにおいて差を見せ付けられたね・・

ど〜すんの?ど〜したいの?って感じ・・残念です;;

PS/懸案の左サイドはもはや放送事故の域に達しています、松井・村井・中田浩二を優先するシステム構築は急務です。
誰がどう見ても穴だらけ、(危うくTV壊すとこでした)
あとグループ守備戦術の明確明確な指針を持たずにCBを三枚置くならせめて対人に強いDFを置いてください、アジアや練習試合レベルならまだしも(トップクラスには練習試合でもやられます・・)、
世界の列強が集まるW杯では高さ・スピード・フィジカルどれが欠けても勝負になりません。
世界の眼前でみっともない姿だけはさらさないで欲しい!!

愛する日本代表だからこそあえて苦言を!!!
自分も宮本は必要ないと思います。
統率力は多少あるかもしれないけど、個人能力は世界には通用しないんじゃないでしょうか。

アレックスはひどい・・・
抜かれまくるわ、できもしないドリブル突破するわ、4バックのときに中入りすぎてフリーにするわで・・・

あと、遠藤&福西コンビはダメだと思います。
二人ともキープ力がないので起点になれない。

後半は小野、長谷部がよくキープしてて起点になれたのでけっこう攻めることができた。


6月までに早く修正してもらいたいものです。
えー、前半しか見てませんw(用事があったので)

日本代表のパフォーマンスについては、オフシーズン明けだしこんなものでしょう。

ここ最近、国際舞台でずっと結果を残しているアメリカ。
しかし野球場で無理やりサッカーをやらせる国民性。
北朝鮮の人工芝競技場よりも滑る芝で国際Aマッチをやらせるデリカシーのなさ。
これでケガでもしたら責任取ってくれるの?
こんな国の代表にチンチンにされてるし・・・。

日本の問題点を。
・三都主の裏のスペース
・ボランチ陣のミスの多さ
・CBの高さのなさ(中澤以外)
・小野の司令塔は失敗(アテネの二の舞)
・久保の体調はまだまだ微妙(復活できるのか)

4バックなら三都主out、守備能力が高い選手in
3バックなら三都主out、攻撃能力が高い選手in
みんなすげぇ〜!!これから自分もこんな感じで書けるよう今は見送っときます(*^_^*)

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