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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのU-22日本vsU-22シリア

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2008年北京五輪 アジア2次予選
U-22日本代表vsU-22シリア代表
2007年3月28日@国立競技場

前半16分:家長昭博 1-0
前半24分:平山相太 2-0
後半26分:平山相太 3-0

2005年のU-20ワールドカップでイタリアを破ってベスト16だったというシリア。

その時の試合は観ていないのだが、その事実だけでもなんだか強そうである。
しかし、今回は月曜に来日したばかりで、練習も前日の火曜だけと、よく分からないスケジュールで来ている。

そんなシリアと、どんな試合になるのか。

結果から言えば、シリアの守備はゆるゆるで、この日本チームは初めてと言っていいほど流れるような攻撃ができた(時間帯もあった)。

前半開始直後にシリアの攻撃の圧力にやや押され気味だった時間帯を抜けると、日本はボールを回せるようになる。
というか、シリアの中盤の守備が全く機能していないというか、動けていないというか、やる気がないというか。

日本の3バックに、シリアの2トップがプレッシャーをかける。
日本は相手の2トップの間にできたパスコースを、ボランチの本田拓や梶山に通すことが多いのだが、ここへの連動したプレッシャーが皆無。
シリアの中央の三人(特にオスマン)は、ほとんどただ突っ立っているだけなのである。

日本は家長もやすやすとフリーになるポジションを見つけ、そこで試合が落ち着き、チャンスを作れるように。
そして、先制点は、家長の珍しくも美しい右足ミドル!

そうだった。
クインシー・オウス・アベイエにズタズタにされた印象しかないU-20ワールドカップだが、その中でこの家長だけは奮闘していたものだった。

その8分後、セットプレーから水野のボールを平山が合わせ、追加点。
畳み掛けられたのは、展開として理想的だった。

このセットプレーの前のシーンで、この試合大活躍だった本田拓が素晴らしいプレーをしていた。

ちなみに本田拓は、前半12分頃、自陣ライン際で軽い当たりをして相手のオスマンに突破を許している。
それで気が引き締まったのか、それ以降は高い集中力で積極的な守備を披露するようになった。

で、その2点目のセットプレーの前、ペナルティエリア付近でボールを奪ったシリアが、カウンターを仕掛けようとした。
しかし、本田拓が前からのプレッシャーでボールを奪い、日本とってのピンチを再度チャンスに変えたのである。

本田拓の同様のプレーは、この試合何度も見受けられた。
個人的に大好きなプレーである。

さて、2点を奪ったところまでは素晴らしかった日本だが、その後は途端にペースダウン。
余裕が集中力を奪っていることは明らかで、精度が落ち始める。

「前半で相手をぶちのめす」ぐらいの効果的な攻勢を貫いてほしかった。
まあ、前の試合よりはずっと良くなっていたから、今回はここらへんでよしとするか…。

そして、後半。

後半9分にシリアは2枚を同時交代してから、攻撃的な(捨て身の、とも言える)プレッシングをかけてきた。
前半の低い位置からのプレスとは大違いである。

ただそれでも日本は決定的なピンチを与えず、オフサイドにかかりながらもカウンターを狙う。

後半26分の平山のゴールは、まさにオフサイドに引っかからなかった例。

このゴールがしばらく停滞していた日本に再び勢いを与えることとなり、その後は決定機をいくつも摑む。
(もちろん決めてほしかったが…)

スコアは3-0の、快勝。

内容も今までのこのチームと比べれば天と地に近い差がある。
やる気がないのか体が重いのか分からないシリアに救われていたのも事実。
とはいえ、一度こういうゲームができたことが自信につながるかもしれない。

シリアも攻撃のタレントはテクニックもフィジカルも強そうな一片を見せていただけに、アウェイのシリア戦ではまたもうちょっとシビアな戦いを経験してみてほしい。

で、今日の放送。
TBS系列は、民放サッカーの唯一の希望の光。

小倉さんはまあいいとして、金田さんと相馬さんは的確なことをしっかりと言っていた。

僕がずっと気になっていた(というかイライラしていた)水本がボールをバウンドさせる癖にも言及してくれたし、2点目以降の前半の戦い方にも苦言を呈してくれた。

金田さんはアルゼンチンリーグでのはじけっぷりもあるし、昔から素晴らしい解説者だと思うのだけど、解説者としてはまだ新米の相馬さんにも、ぜひそういう道を歩んでいってもらいたい。
(頭の良い相馬さんのことだから、きっと考えてTBS系列の解説者を選ばれたんでしょう、たぶん)


【U-22日本代表】
GK:西川周作:6
守備は問題なし。正確なフィードも健在なのは何より。
RDF:青山直晃:6.5
一対一はほんとに強い。不要なファウルはなくしたい。
CDF:伊野波雅彦:6
状況に合わせてよく守っていた。
LDF:水本裕貴:6.5
攻撃に積極性を見せる。バウンド癖は相変わらず。
DMF:本田拓也:7
MOMと言っていいほどの活躍。守備ではほぼ完璧。
DMF:梶山陽平(→後半43分OUT):6
よく動いていた。もうちょっと基点として目立ってほしい気もするが。
RMF:水野晃樹:6
試合自体、彼のサイドにボールがあまり来なかった。フィジカルでは弱さが。
LMF:本田圭佑:6
悪くはないのだけれど、金田さんも言う通りどこか乗り切れていない。
トップ下:家長昭博(→後半35分OUT):7
先制点はチームを乗らせた。ただ、消えかけている時間帯も。
FW:平山相太:7
体が出来上がってきたか。間違いなく相手が一番怖がるプレーヤーだった。
FW:李忠成(→後半18分OUT):5.5
周りを活かすことに意識が行っていた。シュート打ったっけ?

FW:カレン・ロバート(←後半18分IN):6
決定機を演出。ただ3点リードしてるのだから強引さもほしいところ。
トップ下:枝村匠馬(←後半35分IN):6.5
少ない時間ながらしっかりと持ち味を発揮。
DMF:上田康太(←後半43分IN):−
評価できず。


【U-22シリア代表】
GK:シャバーン:5.5
好セーブもあったが、ゴールに責任はなくもない。
RDF:ダッカ:5
“平山番”を受け継いだが、抑えることはできなかった。
CDF:アルエトウニ:5.5
カバーリングに四苦八苦。
LDF:シャハルール:5
“平山番”だったがゴールを奪われ、役割を交代させられる。
DMF:タッラーブ:5
ほとんど守備に時間をとられる。後半は右サイドに。
DMF:ハッバール(→後半9分OUT):5.5
シリアの中ではよく走っていた方か。
RMF:アルホセイン:5
前半は何度か攻め上がるが、やがて沈黙。
LMF:サヒウニ:5
ほとんど攻撃に参加できず。
トップ下:オスマン:5
それにしても守らない。足元のテクニックはあるが…。
FW:イブラヒム:5.5
テクニックがあるところは垣間見せたが、フォローがなかった。
FW:カドージ(→後半9分OUT):5
ほとんどボールに絡めないまま途中交代。

トップ下:ハビーブ(←後半9分IN):5
トップ下に入ったが、ボールが来なかった。
FW:アルハッジ(←後半9分IN):5
中盤で持ち過ぎてリズムを壊すことが多かった。」


試合内容:6
日本のリズムが良い時間帯は、スペクタクルな展開が多かった。
ただ、日本のリズムが停滞すると、試合も停滞。

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