移植者フットボールクラブコミュの世界で行われているサッカーを通しての臓器・組織提供のキャンペーンの紹介

＜ブラジル編＞

首都のブラジリアにおいて、衛生省は２００９年９月２７日、ブラジルの特徴をうまく活かし、２００９年臓器と組織のドナー提供国内キャンペーンを行った。臓器や組織提供の数を増やす目的で行われた大きな行動はリオ・デ・ジャネイロのビーチサッカーによって幕が切られた。午前９時から５チームがイパネマビーチで戦った。そのうちの３ゲームが、ある特別な理由で注目を浴び、ブネスコ総合病院の移植経験患者チームに対抗する衛生省の専門家チームだったの一戦。　チーム名「スペラサオン（頑張った）」は腎臓と肝臓の移植を受けた人たちで編成され、１５分後毎に選手を交代しながら、治癒に向けた治療の過程に携わった医療チームで編成されたチームと対戦試合を行った。移植経験者チーム「スペラサオン」のメンバーには、商人、銀行員、定年退職者、運転手らシステマ・ウニコ・デ・サウデの治療を受け、すべての困難を克服し、現在、命を祝福し、模範を示している。

＜フラメンゴ・マスターズ　Ｖ.Ｓ.　バスコガマ・マスターズ戦＞
移植経験者チーム対医療チームのゲームの後には、リオ・デ・ジャネイロでもっとも伝統的であるスポーツでイベントは引き継がれ、フラメンゴとバスコの歴代選手達がマラカナの健全なライバル心をスタジアムからビーチへとピッチを移した。

イパネマで行われたこのイベントの最中に、リオの２チームの選手のサイン入りシャツ意外にも、「助け合いの精神」の行動の大切さ、指導や説明が綴ったフォルダーの配布が行われた。現地では、衛生省がリオ・デ・ジャネイロ病院管理課の後援を受け、ＤＪのパフォーマンスで集まった参加者を盛り上げた。

＜キャンペーンのテーマ＞
　今年のキャンペーンで一番の焦点は、スローガン「命は会話でなり立っている」となっているように、ドナーになる決意を家族に知らせることである。その一言が命を救い、臓器提供の新しいキャンペーンが様々なメディアでも発信されることになるだろう。　市民活動としては、著名な芸能人やアーティスト達の参加もあった。中でも、役者のダニエリさんは目の障害を持っており「意思を書面に残さなくても自らが臓器の提供に賛同していることが明確にできないといけない」と、いうメッセージを送り「だから、単なる言葉、またはジェスチャーだけでも提供の意思を示すことができなければならない」と、イパネマのイベントに参加した。