JCPと国民統一戦線の建設コミュの統一地方選　参院選　変える選ぶＪＣＰサポーター　和佐順一さん（４５）

2019年2月7日【社会】しんぶん赤旗　転載
ポップな印象　親しみ
　暮らしと福祉が大変、消費税増税なんて論外、安倍政治にもうウンザリ―。４月の統一地方選、７月の参院選で、あなたの「変える」「選ぶ」は何ですか？　さまざまな地域、立場からの市民の声を紹介します。（古荘智子）
　ヘビーメタルのファンでバンド活動もしていた東京都八王子市の和佐順一さん（４５）。昨年１０月の「ＪＣＰサポーターまつり」を裏方で支えました。前夜から現地に泊まり込み、テントや舞台を設営しました。
　「平日は会社勤めで企画のミーティングに参加できず悔しくて。土日はがっつり行こうと」。当日は中央ステージのバンド、ジンタらムータとラッパーのダースレイダーの「不屈の民」に大感激したといいます。
　父親が「しんぶん赤旗」を購読していたことがあり、共産党の主張は目にしていました。「言っていることはそうだなと共感するけど、自分から動いて何かするほどではなく…」
　しかし安倍政権以降、歴史をねつ造しデマを振りまく「ネット右翼」の言説がはびこるようになったことに危機感を覚えます。「ネトウヨは常軌を逸している。共産党何やってる、もっと頑張れよ！　と思ってサポーターに登録しました」
　この数年で共産党の印象は変わってきたといいます。
　「昔は自分たちのイデオロギー以外認めない、みたいな感じだったけど、最近は野党共闘もするし、吉良よし子さん（参院議員・同東京選挙区候補）、池内さおりさん（前衆院議員）など若くてポップな人が増えて親しみやすくなった。日本はまだ力でねじ伏せるような“おじさん組織”が強いので、女性議員が増えれば政治も変わりますよ」
　好きな音楽や映像の分野で共産党の宣伝戦略を手伝えないかと構想中。「『生放送！とことん共産党』が面白い。候補者活動をネットで流すのはどうかな。一つの政党が１００年近くも続いたのは、筋を曲げなかったからだと思います。これから大きくなって野党連合政権を誕生させてほしい」

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