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JCPと国民統一戦線の建設コミュのうずみ火通信   No.049 2015.7.24発行

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        ■□■ うずみ火通信 ■□■      
                    
                    No.049 2015.7.24発行
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暑中お見舞い申し上げます。
皆様お変わりございませんか。

いつも「新聞うずみ火」を応援して下さり、ありがとうございます。
メルマガ「うずみ火通信」をお届けします。


                   新聞うずみ火編集部




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┗■┓  「うずみ火」情報 ┏■┛
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■7月23日は黒田さんの命日


7月23日は、恩師である黒田清さんの命日。
亡くなって15年になります。

一方で、黒田さんのことを知らない人も増えてきました。
どんな人だったか、簡単に振り返ってみましょう。

黒田清さんは、
1931年、大阪市生まれ。
1952年、読売新聞大阪本社に入社。
1976年、45歳で社会部長に就任した。

70年代、80年代は新聞の全盛期。
黒田さんは社会部員100人を使って独自の仕事をした。
・「民主主義」や「愛国心」を考える大型連載を手がけた。
・事件にも強く、賭博ゲーム機警官汚職事件や武器輸出事件など、
次々に特ダネを連発した。
・報道を単行本として出版し、ノンフィクションの新分野を開拓した。
・「新聞記者は記事で訴えるだけではアカン」と、
「戦争展」を大阪の百貨店で開催。
それまで戦争の遺品を一堂に公開する展示会はなく、
各地で開かれる戦争展の草分けとなった。
・社会面の片隅に連載コラム「窓」をスタート(80年1月)
交通事故で息子を亡くした母親の寄せた便せん6枚に及ぶ手紙を
「大きい車どけてちょうだい」のタイトルで全文掲載。
結婚を前提に付き合っていた恋人から
被差別部落の出身であることを突きつけられて破局、
自殺未遂を図ったという28歳の女性の手紙を掲載したことにより、
同じように部落差別や民族差別で苦しむ人々の
心の叫びが寄せられる場にもなった。

東京のジャーナリズムは、黒田さん率いる大阪読売社会部を
それまでの常識を破る「新しい新聞記者」集団として
「黒田軍団」と名付け、もてはやした。

だが、黒田さんが大阪独自の紙面を作っていくことは
東京本社製の記事をボツにしたり、小さく扱ったりすること。
しかも保守系政権寄りの東京本社からすれば、
反戦・反差別を自由に標榜し、政府を叩き、
警察を叩く大阪読売社会部は目の上のたんこぶ。

黒田さんは1987年、退社し、黒田ジャーナル設立する。
「読者の顔が見える新聞を作りたい」と、
月刊のミニコミ誌『窓友新聞』を発行しながら、
テレビやラジオに出演、講演活動など、
その活躍は幅広いものだった。

2000年7月23日にすい臓がんのため、死去。69歳だった。



■7月23日に新聞うずみ火8月号を発送


主なラインナップをご紹介します。

1面の見出しは「若者上げる怒りの声」。
国民の不安や懸念を無視して安保法案を衆議院で
強行採決した安倍政権に対し、
これまで政治に無縁だった若者たちも怒りの声を上げています。

衆院特別委員会で強行採決をした7月15日。
国会周辺を2万5000人が取り囲み、
同じ時刻には大阪でも関西の学生らでつくる
「シールズ関西」が抗議の声を上げました。
JR大阪駅北側には2700人が詰めかけ、
学生たちの訴えに耳を傾け、大きな拍手や声援を送りました。

なかでも、関西学院大学4年の女子学生のアピールは
素晴らしいものでした。
安倍首相がインターネット番組の中で、集団的自衛権について
「喧嘩が強くて、いつも自分を守ってくれている友達の麻生くんが、
いきなり不良に殴りかかられた時には、
一緒に反撃するのは当たり前」と説明したことに触れ、
こう反論したのです。

〈この話の続きはどうなるのでしょう。
友達が殴りかかられたからと、一緒に不良に反撃をすれば、
不良はもっと多くの仲間を連れて攻撃をしてくるでしょう。
そして暴力の連鎖が生まれ、不必要に周りを巻き込み、
関係のない人まで命を落とすことになります。

この例えを用いるのであれば、
正解はこうではないでしょうか。

なぜ彼らが不良にならなければならなかったのか。
そして、なぜ友達の麻生くんに殴りかかるような真似をしたのか。
その背景を知りたいと検証し、暴力の連鎖を防ぐために、
国が壊れる社会の構造を変えること。これが国の果たすべき役割です〉

こうした若者のデモやアピールが、安倍政権の「壊憲暴走」を止める
大きな力になるかもしれません。
もちろん、私たち大人も声を上げ、彼らを孤立させてはいけません。
     ■□
好評連載の「ヤマケンのどないなっとんねん!」の山本健治さんは、
大阪府・市教委が高校入試の際の内申点について
学力テストの結果を基準作成に活用すると言い出したことについて、
根本的に間違っていると「喝」。

〈橋下氏が打ち出したテスト成績主義や有名大学合格主義に毒され、
本来はなるたけ学校間の格差を生じさせないようにするのが
教育委員会の役割であるにもかかわらず、
それを忘れ、格差拡大主義に陥っているからである〉

さらに、岩手県の中学生のいじめによる自殺事件についても、
「弱肉強食の力の横暴」が元凶であり、
安倍首相が「数の力」で何でも押し切ろうとするやり方そのものであると、
ズバッと斬っています。
     □■
西谷文和の連載「世界で平和を考える」は、
米国とイランとの核合意の裏側に迫っています。
垣間見えたものは「戦争と原発はつながっている」ということ。
果たして…。
     ■□
編集委員の高橋宏は連載「原子力と人権」で、
避難指示解除による住宅の無償提供の打ち切りを取り上げています。

〈放射能汚染の不安を抱えて自主避難をしている人々を追い込み、
半ば強制的に帰還を促すような施策には、人権意識のかけらも見られない〉
     □■
このほか、「こちらうずみ火編集部」では
「ヘイトスピーチと闘う」李信恵(リ・シネ)さんの講演要旨を。
沖縄に関する2本の話題映画や
広島県福山市のホロコースト記念館についても紹介しており、
今月号も盛り沢山です。


※「新聞うずみ火」の購読を希望される方は、
うずみ火事務所までご連絡ください。
(?06・6375・5561 Fax06・6292・8821 
メール uzumibi@lake.ocn.ne.jp )
最新号と振替用紙をお送りします。
B5版32ページ。月300円です(年3600円)。

※郵便振替は、00930−6−279053



■あす25日は「黒田さん追悼集い」


「黒田さんを追悼し、平和を考える集い トークライブ」は
7月25日(土)午後2時開演です。
会場は大阪市立住まい情報センター
(地下鉄堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目駅」すぐ)。

松崎菊也さんからメールが届きました。
〈昨年長患いをしたときに、新聞うずみ火の矢野宏さんから
お見舞いのメールをいただいた。
「きっと治りますよ。黒田清さんが、あんたまだこっち来たらあかん。
ぎょうさん仕事せな、と言ってます」
いけませんな。歳を食って患うと涙腺が緩む。
そのメールを読んで病床で黒田さんとご一緒した番組やステージが
昨日のことのように蘇って、ものすごく泣けた。
黒田さんからいただいたもの。
権力へのあくなき反骨。弱者に寄り添う心。酒を愛する気持ち。
最後のは少々おぼつかなくなったが、
久々の大阪。元ニュースペーパーのメンバー石倉チョッキさんと
一緒に権力を笑いのめします〉

入場料は2000円(読者1800円)です。



■8月のうずみ火講座


8月の「うずみ火講座」は午後2時から、
大阪市東淀川区の中央区の市民交流センターひがしよどがわ
(JR京都線、地下鉄御堂筋線の「新大阪駅」から徒歩5分)です。

講師は、旧海軍の航空整備兵として空母「飛龍」に乗り組み、
真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦を体験した瀧本邦慶さんです。
演題は「いまこそ伝えたい 私の戦争体験」。

戦後70年の節目の年に安倍政権は、衆議院で安保法案を強行可決し、
この国を再び「戦争ができる国」にしようとしています。
でも、その戦争をどれだけの人が知っていることでしょう。
まずは知ることから始めませんか。
この機会にぜひ、瀧本さんの戦争体験に耳を傾けてください。

資料代は一般1200円、読者は1000円。



■7月の茶話会、酒話会


お茶を飲みながら交流する7月の茶話会は30日(木)午後2時から5時まで。
お酒を飲みながら交流する酒話会は31日(金)午後6時から9時まで。
場所はうずみ火事務所です。
参加費はいずれも話会は1000円。
酒話会は1000円〜。
初めての方もぜひ、お越し下さい。



■矢野がFMわぃわぃに出演


矢野がFMわぃわぃに6週にわたって出演しています。
絵本作家の溝江玲子さんがパーソナリティを務める
「ももっちおばちゃんのラジオお昼便!」で、
毎週水曜日の午後1時から10分間。

7月1日から6回にわたって、黒田清さんとの思い出や
ジャーナリストが果たす役割、大阪大空襲などについて語っています。 




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 マガジン名:うずみ火通信
 発行日:不定期
 発行元:新聞うずみ火 〒530-0012 大阪市北区芝田2-4-2 牛丸ビル3階
     TEL 06-6375-5561 FAX 06-6292-8821
 問い合わせ:uzumibi@lake.ocn.ne.jp
 WebPage: http://uzumibi.net/

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