JCPと国民統一戦線の建設コミュの社民、福島党首が辞任表明　山本太郎氏に統一会派の結成呼びかけ

社民、福島党首が辞任表明　山本太郎氏に統一会派の結成呼びかけ

産経新聞 7月26日(金)7時55分配信

　社民党の福島瑞穂党首（５７）は２５日の常任幹事会で、昨年の衆院選と先の参院選で惨敗した責任を取り、党首を辞任すると表明し、了承された。後任には又市征治幹事長（６９）が浮上している。福島氏は土井たか子元衆院議長の後任として平成１５年１１月に党首に就任し、現在５期目。福島氏の辞任表明を受け、ただちに党首選を行うか、当面は党首代行を据えるのか調整している。

　社民党は参院選で、又市氏の１議席の獲得にとどまった。福島氏は記者会見で「巨大な自民党政権に対抗するには連携できるところと野党共闘していくべきだ」と述べ、脱原発などを掲げて参院選で当選した無所属の山本太郎氏に参院での統一会派の結成を呼びかけたことを明らかにした。

　◆小沢代表は続投

　一方、参院選で獲得議席がゼロとなり、衆院７人、参院２人に勢力が落ち込む生活の党は２５日の両院議員総会で小沢一郎代表の続投を決めた。生活、社民両党は参院での統一会派結成を模索。これに政党要件を失うみどりの風の亀井静香元金融担当相らが加わり、もう一つの「野党再編」が起きる可能性もある。
=================================================================

社民・生活・みどりの風が統一会派を結成するのは遅すぎるくらい当然。議席数は少ないけれど、自公民補完勢力と対峙する護憲の極が結集することになる。