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微細藻類コミュの鳥大農学部・渡辺教授が食用藍藻の研究発表

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藻類のうち、食卓でおなじみのワカメやノリ、昆布といった巨大藻類以外に、ミクロの世界に生きる「微細藻類」がある。約30億年前に誕生したとされ、水中や地表を問わず生息。近年では機能性食品などとして商品化され注目を集めている。

 鳥取大学農学部で食品科学が専門の渡辺文雄教授(52)は、昨年春から、微細藻類の培養と応用商品の製造販売を手掛けるマイクロアルジェコーポレーション(岐阜市)の協力を得て、食用藍藻「ノストコプシス」の研究に取り組んできた。

 これに含まれる特徴的な青色色素「フィコシアニン」の精製などについて分析。25日には、香川大学で開かれる日本農芸化学会中四国支部大会で、同大大学院、渡辺教授グループ、同社総合研究所が共同で研究発表する。

 研究目標は「生物資源の利用」。ノストコプシスは培養された状態で、寒天状の中に直径数ミリのきれいな粒状が連なる。当初は、見た目もきれいで珍しいため、野菜サラダのように生で食べることができないか、機能性成分について調査。ビタミンなど栄養分も分析したが、結果的には野菜に及ばなかった。

 しかし、ノストコプシスにはフィコシアニンが多く含まれていることが判明。フィコシアニンはらせん状の微細藻類「スピルリナ」から採取されるものが一般的には知られ、抗酸化作用などが注目されて機能性食品としてすでに多数商品化されており、ノストコプシスで代用できる可能性もあるという。

 渡辺教授は「これまで多くの藻類を研究してきたが、色、形ともにユニーク。食材としてはコスト面の問題があるが、一風変わった活用ができる可能性もある。将来の活用法に向けてさらに研究したい」としている。


2010年09月24日

http://www.nnn.co.jp/news/100924/20100924001.html

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