小倉泰治さん(サウンド・プロデューサー、アレンジャー、キイボード・プレイヤー。杏里バンドのバンドマスター。観月ありさ、中山美穂、和田アキ子、森丘祥子、Dick Lee、Toshi、スージーカン、加藤いづみ、Double、リュシオン等のアレンジ、音楽プロデュース。角松敏生、織田裕二、稲垣潤一、平原綾香などのツアー参加)を中心とする Maiden Earth のライブが中川で。
Maiden Earth 報告。
午後一瞬雨が降って心配したけれど、満月も出てすごくいい雰囲気になりました。フュージョンというか、コンテンポラリー・ジャズというか、身体が気持ちよくリズムを刻みました。
Maiden Earth の4人は、それぞれがフリーのプロ・ミュージシャンとして活躍しているだけあって、例えるなら、コンバットのサンダース軍曹(思い切り古い)のように百戦錬磨、経験豊富な実力派ぞろいで、抜群の安定感。それが月や虫や風といった自然のパワーに感応してのりのり、ソロパートでは持てる技をこれでもかと繰り出し、それをまた次が受けてひねって次に渡すという感じで、我々観客以上にプレイヤーのほうが楽しそうでした。
見どころ、聞きどころ満載で腹いっぱいに堪能しました。ボーカルの湯澤加代子さんもベテランに伍して堂々たるもの。今後が楽しみ。
9月にはまた別のライブ(南米フォルクローレ)が、サウンドホールで企画されているそうです。ガラス工房"錬星舎"さん、タクラマカンさんたちのプロデュース。詳細はあらためてお知らせします。