------------------------------------------------------- 【元気がでるロック!】 巷では元気の無いと言われる(そんなことも無いけど・・・)UKギター・バンドを応援しようと企画した第一弾が、この「元気がでるロック!」(←ちと恥ずかしいタイトル)。甘いメロディが、胸に染みるマイナーな泣きメロが、熱さがこみ上げてくるようなメロが、勢い溢れるギター・サウンドに乗り、聞いていて一緒に歌ったり、跳ねたりしたくなるようなロックを勝手にそう定義したのです。ギター・ポップのメロディアスな部分と王道ロックのパワフルな部分という、おいしさ詰まった音楽だとも思うのですが、どうも世間的にはポップでわかり易い故に初心者向けと思われ、なにかと低く扱われがち・・・。いや、でも、きっと、みんな好きに違いない、好きだけど恥ずかしくて言えないに違いない。日記にはそう書いておこう。UK以外にもそんなバンドはたくさん存在してますが、Brit Pop前後〜現在まで知られているようで知られてないUK周辺バンドに限定し、こんな曲でPop iT!ももっと盛り上がりたいという思いを込めてセレクトしてみました。 (Text by Q's) -------------------------------------------------------
#1.BABY CHAOS "Hello" (7"&CDS) East West 1996 Ueda氏が大好きだったスコットランド出身バンドの2ndアルバム『Love Yourself Abuse』からの先行シングル。ハードエッジでヘビーなリフ、セクシーなボーカル以上にポップなメロディ・センスがツボにはまりました。「トゥルトゥル」と可愛いイントロから始まる元気でキャッチャーなこの曲はかなりクラブ向け。(Q's)
#2.BENNET "Someone Always Gets There First" (7"&CDS) Roadrunner 1996 ルックスは全然良くないんだけど、ユーモアと楽しさ溢れる感じがすごく好きだった4人組。ライブも見たけど、終始和やかで楽しかったな。これは3rdシングルで最もキャッチーで好きかな。アルバム『Super Natural』にも収録。歴代のロック・バンドに敬意を表した"I Like Rock"もバーストしまくっていてお薦め。(Q's)
#4.CARRIE
"Breathe Underwater"
(7"&CDS) Island
元EMFのベースだったZac(亡くなられたとのこと。合掌)含む4人組の2ndシングル。90年代風なギター・サウンドにビートルズ的メロディと印象的なハーモニーが乗ったパワフルでポップなナンバー。ソフトからハードなアプローチまでこなせる雑食性と幅広さも魅力でしたが、アルバム『Fear Of Sound』をリリースし解散。メンバーの内2人はLittle Hellに加入。(Q's)
#5.CRASHLAND
"Modern Animal"
(7"&CDS) Independiente
レーベルも移籍し4人組となって再出発、最近Newシングルを出したばかり。これはデビュー・アルバム『Glued』のオープニングでシングルにもなったナンバー。3ピースらしいシンプルながら力強い演奏と初々しさも残った胸キョンなメロディが魅力的。B面"Hanging On The Telephone"の疾走カヴァーがこれまたグッド!(Q's)
#6.THE DAISIES
"If I Was Barry White"
(7") Regal
Pop iT!史に必ず出て来るhidekickとQ'sの出会いを生んだ運命のシングル。サビのパパパでバーストするA面ではなく、今回はB面の"I Don't Care"。イントロから勢いで突っ走る甘酸っぱいパンキッシュな曲。潔さもいいね。この1枚で解散してMedalを結成。(Q's)
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以上、「Pop iT! Vol.48」フリージンより。
#7.FANTASMAGROOVER
"Bag Of Spanners"
(7"&CDS) Club Spangle
Fierce Pandaのコンピ『Joy Of Plecs』に収録された3人組の2ndシングル。1stのB面"How Long is a Martian Day"でのノイジーな間奏はパンクよりもシューゲイザーとかノイジーなバンドの影響を感じます。この曲もサビに近づくほどに胸に込み上げてくるようなメロディは知らず知らず口ずさんでいるくらい頭から離れません。The Bruxsa Jet Crashと改名しアルバム制作中と噂がありましたが、果たしてどうなったのやら?(Q's)
#8.Gel
"Rosie & Gim"
(7") Che
デビュー・アルバム『Sparkly Things』をリリースし解散したReading出身4人組のデビュー・シングル。メンバーのほとんどがまだ10代だったこともあり、若さで突っ走るポップでパンキーな曲から、10代特有の初々しさというか甘酸っぱさが感じられるのがまた魅力です。後半のパパパ・コーラスも微笑ましい。メンバー2人はSunset Soundを結成。(Q's)
#9.THE HIGH FIDELITY
"Addicted To A T.V.""
(7"&CDS) Vinyl Japan
ネオアコ、ガレージ、ハウスと変わり身の術でPrimal Screamと同じく一世風靡したSoup DragonsのSean Dicksonの新バンド。このバンドでは、今までやってきた音楽の要素を自由に気ままにミックスしているといった感じでしょうか。このデビュー・シングルは、歪んだヴォーカルと強烈な4つ打ちの超ハイパーな電気仕掛けパンク!で、非常に驚かされました。(Q's)
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以上、「Pop iT! Vol.48」フリージンより。
#10.HONEYCRACK
"Sitting At Home"
(7"&CDS) Sony
Wildheartsもそうだし、メンバーの新バンドJellysやYo-Yo'sとかも聞くんだけど、もうひとつ好きになれない。でもこのバンドだけはなぜか好きなんです。キャッチャーだけど胸キュン度の高いメロディとボーカルの声が妙にマッチしているからかな。ハード・ポップなタイトル曲の完成度も高いし、B面のサビなんて大好きなFive Thirtyを思い起こさせてくれるし。アルバム『Prozaic』を残しあっけなく解散。(Q's)
#11.HOOVER DAM
"There Goes My Life"
(7") Club Spangle
1stシングル"T-SHIRT 69"の甘さと切ないメロディはそのままに元気良さも加わり、よりギター・バンドらしさを感じさせるHooverdam(現Captain Soul)のセカンド・シングル。この曲も出た当時からよく回しました。一時期レコ屋で2、3百円で投げ売られていて悲しいかった思い出が。Captain Soul改名後のデビュー・アルバムに新バージョンを収録。こちらも良し。(Q's)
#12.THE HORMONES
"Mr.Wilson"
(7"&CDS) V2
元Puppy Love BombのMarcが結成したバンドの5thシングル。Brian Wilsonに捧げた暖かいメロとハーモニーが秀逸のタイトル曲が有名ですが、PLBの頃を思い起こすB面の"Only Ones"が今回のお薦め。グッドなメロディとハーモニーで疾走するなんてすごく魅力的でしょう。4thシングル「Don't Let Them Get You Down」のB面"Be What You Are"も同様にお薦め。アルバム『Where Old Ghosts Meet』も当然必聴。(Q's)
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以上、「Pop iT! Vol.48」フリージンより。
#13.JUNK
"Green Hair"
(7") Ye Gods
期待していたら2枚のシングルのみでどこかへ行ってしまった4人組のデビュー・シングル。A面の初期Manic Street Preachersのような勢い溢れまくったポップ・パンクは勿論ですが、B面"Jessica Davis"のThe Primitivesにも通じるようなメロディ・センスも非常に気にいってたんですがね。2nd「Disco Queen」も同じくグッド。(Q's)
#14.MEGA CITY FOUR
"Miles Apart"
(7") Mega City Records
90年代初めのマンチェな横ノリに負けじとパンクな縦ノリ・ビートで突っ走った4人組。元気溢れる疾走感以上に、ヴォーカル、Wizの頼りなさげな声が乗ったマイナーな泣きメロがたまらない魅力。これは初期MC4のパンクと青さと疾走感とポップさという魅力満載の自主制作のデビュー・シングル。勢いから熟練したメロディへとバンドはどんどん変化していきましたが、1st〜4thアルバムはどれもお薦め。もっと見直されて欲しいな。(Q's)
#15.MIDGET
"All Fall Down"
(CDS) Rader
青臭くて元気でポップだった3人組Midget。出るシングルどれも良かったし、1stアルバム『Jukebox』の頃は来日もしたし盛り上がっていたんだけどなぁ・・・。疾走しまくるタイトル曲は当然ヘヴィロテだったんだけど、あえてCDSにしか入っていない、でも裏ヘヴィロテだったThe Monkeesの名曲"Daydream Believer"のカヴァーを選んでみました。よりメリハリ付いたサビで気分もさらに上がるアレンジもグッド!(Q's)
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以上、「Pop iT! Vol.48」フリージンより。
#21.POPPYHEADS
"All I Want"
(7"&CDS) Emi 1996
Sarahレーベルの同名バンドとは異なるLeeds(Southampton?)出身4人組。3枚のシングルが出ていますが、The Wonder Stuff風の陰りのある英国らしい「This One's For You」やマンチェ風グルーヴの爽やか「Wake Up America」まで、とにかくギター・ポップ好きならどれもお気に入り間違いなし。これは、The Beatlesテイスト満載の超爽やか疾走ポップで聞いた瞬間ウキウキ・ウエイク・アップ!(Q's)
#22.THE YOUNG OFFENDERS "Science Fiction"
(10"&CDS) Columbia
アイルランド出身4人組の2ndシングル。初期Supergrassを彷彿させるバースト・ナンバーなのですが、ミュージカル風なアレンジ、大袈裟なコーラスといったグラム要素も加わり、真面目なのかインチキなのかわからないところも魅力的。サビの高揚感がとにかくたまりません。*アフロ頭のヴォーカル、Ciaranは、Simple Kidとしてソロ活動中。2006年2ndアルバム『Simple Kid 2』をリリース。 (Q's)
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以上、「Pop iT! Vol.48」フリージンより。