カンボジア愛好会コミュの癒しのカンボジア

以下は、「産経新聞」からの抜粋です。

　うつ病の原因は、日々仕事で受けるストレスや、過度のプレッシャー、そして対人関係などさまざまだというが、メンタルヘルスで悩まされている人が国内の閉塞感から抜け出して、今、海外旅行に『癒やし』を求める人が多いという。

　不景気とはいえ、話題の格安航空の活躍もあり、短い休暇を利用して近場のアジアへと旅行にいく人が増えている。その中でも『癒やし』スポットして人気の国が「カンボジア」だ。

　アンコールワットを初めとして、仏教寺院を多く抱えるシェムリアップは世界的にもパワースポットとして有名であるが、日本からの旅行者も多い。旅行者は一体、カンボジアのどんなところに癒しを求めているのか？

　現地で日本人観光客向けにのホテルを経営している高橋涼氏によると

　「アンコールワットなどのパワースポットの観光はもちろんですが、最近は薬用ハーブを利用する地元のクメール伝統医療を活かしたマッサージ＆スパが人気ですね。これまでシェムリアップ観光というと、世界遺産を見に来てくださった５０代以降の方や若者のバックパッカーが多かったのですが
、最近は３０代を中心に、短い休暇を取ってシェムリアップで身体を休めに来られる方が多くなってきています。みなさん帰国時には、『元気になれたよ！また来るね』と笑顔で帰ってもらえるのがうれしいですね。実際、多くのお客様に定期的に足を運んでいただいております」と話す。

　実際、うつ病で悩まされる多くの人が２０代後半～３０代にかけてであることが統計で明らかになっているが、高橋氏によれば、カンボジアに『癒やし』を求めて訪れる人も同じ世代が多いそうだ。都会の喧噪から離れたカンボジアならではの癒やし。ここにうつ病対策のヒントが隠されているのではないだろうか