在日コリアン(在日韓国人朝鮮人コミュの【ロック】朝鮮学校の成立と日本政府・日本社会の差別

朝鮮学校設立の背景に、当時の政府や日本社会の差別に対抗する意図があったことを、確かめたいと思います。
このコミュニティに集う皆さんには釈迦に説法でしょうが。
なにせ浅学者が書くことですので、いろいろと間違いや考えたらずがあると思いますので、皆さんのご批判を仰ぎます。

敗戦後すぐに、大日本帝国政府は、外地籍の国民の参政権を取り消しました。
外地籍の国民とは、在日朝鮮人・台湾人です。
日本国籍はそのままにして、参政権だけをなくしたのです。
敗戦の年の12月でした。

それまで「一視同仁」といい、帝国臣民としての義務を等しく課していた人たちでしたが、外地籍であることだけを理由にいとも簡単に参政権を取り上げたのだから、しょせん偽りの「同化政策」であったことがあらわになった瞬間でした。

つづいて，法律ではなく天皇の命令である「勅令」の形で、日本国籍をもつ在日朝鮮人・台湾人を「外国人と見なす」という「外国人登録令」を制定しました。

このようにして日本政府は早くから在日朝鮮人を差別的に取り扱い、彼らが日本国籍であるにもかかわらず、国民としての権利をなくしていきました。

しかし外国人としての身分や権利を保障し、丁重に扱ったわけではありません。
他の外国人と異なり、朝鮮人の独自教育を認めず、日本の学校に入るように命じたのです。

この措置は、単純な平等政策ではありません。
外国人扱いをして権利から遠ざけながら日本の教育を施して同化を進めるというものですから。

内地籍と異なる外地籍に登録して区別しながら、形式的に同化を唱えて義務だけは内地並みという戦前の「同化政策」と同じじゃないかと在日朝鮮人が受け止めたのは当然です。

朝鮮の言葉、文化、歴史を奪い、つまり精神を奪うものだと受け止めたのは、当たり前です。

そこで、在日朝鮮人の民族教育運動が一挙に広がりました。

当時の日本には朝鮮差別が横行していましたので、日本人と同じ学校で差別されては可哀想だという思いもあったと聞きます。

民族の誇りを身に付けて、出自を卑下しないで差別に負けずに生きていく子どもに育てるために、自分達の手で学校を作ろうという運動が、こうして本格的に始まりました。

その後、朝鮮学校が閉鎖されたり、朝鮮民族教育に対する迫害が続きます。

その子女に民族教育を施したいと願うのはいずれの民族も同じでしょうが、在日朝鮮人社会における民族学校にかける思いは、こういった日本政府・日本社会の差別迫害に触発されて、対抗的に極めて熱いものになり、基本的にその教育熱は今日まで続いているのではないか。

私はこのようにとらえています。

コメント(285)

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[247] mixiユーザー 06月26日 11:15

>>[246]

( ´_ゝ｀)ﾌｰﾝ

と言いたいところだが、お前アウトｗ

勝手に他人語ってんじゃねーよｗ

[250] mixiユーザー 06月26日 11:57

>>[249]

おまえそこら辺のやつ捕まえて「あなたの氏神はなんですか？」
って聞いてみろよｗ

お前の妄想世界が如何に危篤かわかるぞｗ

………わかんねーかな、馬鹿だからｗ

[252] mixiユーザー 06月26日 12:17

>>[246]
>日本人は、基本的に新興宗教か耶蘇でない限り、菩提寺と氏神を持ってる物だ！

これはデタラメですからね。
江戸時代は寺請制度があったから、その名残りで菩提寺を持っている人は多い。けれども、急激な都市化(人口移動)で、田舎の菩提寺とは縁が切れてしまっている人は非常に多い。だから田舎の寺では檀家と連絡がつかず、もちろんお布施(宗派によっては「ご供養」)ももらえず、頭を抱えている寺が多い。そういう寺はもうすぐ潰れ始める。
それに江戸時代だって氏神なんて持ってない人は山ほどいたし、浄土真宗のように「神祇不拝」(要するに神道否定)だから氏神がない人だっている。浄土真宗が新興宗教だと主張する人はいないでしょう？