暴政、虐殺、拷問、開発独裁、人権蹂躪、査察、捏造など韓国の負の歴史を描いた映画が観客を動員しているという。
韓国市民は自国の負の歴史をしっかりと再確認しようとしている。
これは「自虐」ではない。過去にたじろがぬ強い精神があってはじめて為しうる自己省察だ。
「克己」という。
日本の過去に対する容赦なき批判も、同じ精神から生まれているのだろう。
それを「反日」だと勘違いするしかできない脆弱な精神の持ち主は、克己できずに自慢史観にふけり、自己欺瞞のぬるま湯に満ち足りている。
哀しい話だ。
素晴らしい映画を産み出せる韓国市民がうらやましくもある。
いまは市民の「被害」に重点が置かれているようだが、いずれはベトナム戦争をはじめとする「加害」の歴史にも踏み込んでほしいと願う。
韓国の民主化が本物に成長するために。
◎【社説】”‘記憶の映画’が直視した不快な真実”（11月28日 ハンギョレ新聞日本語版
http://
『遠くは<維新の追憶>から<26年><南営洞(ナミョンドン)1985>を経て、近くは<エムビー(MB)の追憶>まで、この頃 映画界は追憶満開だ。
すでにスクリーンにかかったものもあり、封切りを待っているものもある。
暴政、虐殺、拷問、退行の記憶を扱った映画たちだ。
概して評価も良く、観客評点で‘南営洞’は2位、‘エムビー’は3位を記録した。
今年最高の興行作<光海、王になった男>も完全に上回った。 低予算映画にふさわしくなく‘南営洞’は興行でも成功の兆しを見せている。
このような風景の一方では‘政治映画’と一括りに非難する声、‘なぜ未だに過去なのか’と問い詰める不機嫌な質問も出ている。
印象批評、あるいは政治的有利不利を問い詰める質問だということは映画一本を見ただけで分かる。
むしろこれら映画はなぜ未だに私たちの社会がその過去を凝視しなくてはならず、また何故凝視せざるをえないのか、その過去がどのように現実によみがえっていて、今も私たちを苦しめていること、未来へ踏み出そうとする私達が困難に陥っていること知らせる。
その‘過去’は集団的トラウマとして残って民主主義と人権、平和と兄弟愛の進展を遮っている。
開発独裁、人権蹂躪、査察、捏造など、李政権が復活させた怪物はまさにその過去が生きていることを雄弁に物語る。
耐えられない暴力、事故、絶望、悲しみに出遭った時に残る外傷性ストレス障害がトラウマだ。
トラウマは個人の思考と行動を萎縮させ、異常行動を誘発したりもする。
集団でも同じだ。 国家による4・3虐殺や保導連盟虐殺の記憶は、自己検閲を内面化させ、集団的思考と表現の障害として現れる。
拉致、拘禁、拷問、司法殺人あるいは三清(サムチョン)教育隊緑化事業など、国家暴力のトラウマもやはり共同体の正常な成長と発展を遮る障害物となる。
トラウマは関連記憶と感情を表わし、正面から凝視し問い詰める時に克服できる。
そのおぞましい記憶と向き合うことは苦しいが、隠して回避していれば、そのおぞましい記憶の監獄にさらに深く幽閉されるだけだ。
そのような意味で維新と第5共和国の国家暴力を表現する記憶の映画は、むしろ共同体の集団障害を治癒する契機となりうる。
事実このような過去を呼び出したのは朴槿恵候補だ。 彼女が出馬しなかったとすれば、国家暴力の記憶が映画化されるわけがない。
第5共和国は維新の延長であったし、第5共和国の拷問・虐殺・暴力はその遺産だった。
朴候補は映画<シネマ天国>や<ビリー エリオット(邦題:リトルダンサー)>を感銘深く観たという。 そのような遠い昔の話も良いが、彼女の時代、私たちの共同体が体験した
絶望を省察する映画にも関心を持つことを望む。
韓国語原文
http://
訳J.S』
韓国市民は自国の負の歴史をしっかりと再確認しようとしている。
これは「自虐」ではない。過去にたじろがぬ強い精神があってはじめて為しうる自己省察だ。
「克己」という。
日本の過去に対する容赦なき批判も、同じ精神から生まれているのだろう。
それを「反日」だと勘違いするしかできない脆弱な精神の持ち主は、克己できずに自慢史観にふけり、自己欺瞞のぬるま湯に満ち足りている。
哀しい話だ。
素晴らしい映画を産み出せる韓国市民がうらやましくもある。
いまは市民の「被害」に重点が置かれているようだが、いずれはベトナム戦争をはじめとする「加害」の歴史にも踏み込んでほしいと願う。
韓国の民主化が本物に成長するために。
◎【社説】”‘記憶の映画’が直視した不快な真実”（11月28日 ハンギョレ新聞日本語版
http://
『遠くは<維新の追憶>から<26年><南営洞(ナミョンドン)1985>を経て、近くは<エムビー(MB)の追憶>まで、この頃 映画界は追憶満開だ。
すでにスクリーンにかかったものもあり、封切りを待っているものもある。
暴政、虐殺、拷問、退行の記憶を扱った映画たちだ。
概して評価も良く、観客評点で‘南営洞’は2位、‘エムビー’は3位を記録した。
今年最高の興行作<光海、王になった男>も完全に上回った。 低予算映画にふさわしくなく‘南営洞’は興行でも成功の兆しを見せている。
このような風景の一方では‘政治映画’と一括りに非難する声、‘なぜ未だに過去なのか’と問い詰める不機嫌な質問も出ている。
印象批評、あるいは政治的有利不利を問い詰める質問だということは映画一本を見ただけで分かる。
むしろこれら映画はなぜ未だに私たちの社会がその過去を凝視しなくてはならず、また何故凝視せざるをえないのか、その過去がどのように現実によみがえっていて、今も私たちを苦しめていること、未来へ踏み出そうとする私達が困難に陥っていること知らせる。
その‘過去’は集団的トラウマとして残って民主主義と人権、平和と兄弟愛の進展を遮っている。
開発独裁、人権蹂躪、査察、捏造など、李政権が復活させた怪物はまさにその過去が生きていることを雄弁に物語る。
耐えられない暴力、事故、絶望、悲しみに出遭った時に残る外傷性ストレス障害がトラウマだ。
トラウマは個人の思考と行動を萎縮させ、異常行動を誘発したりもする。
集団でも同じだ。 国家による4・3虐殺や保導連盟虐殺の記憶は、自己検閲を内面化させ、集団的思考と表現の障害として現れる。
拉致、拘禁、拷問、司法殺人あるいは三清(サムチョン)教育隊緑化事業など、国家暴力のトラウマもやはり共同体の正常な成長と発展を遮る障害物となる。
トラウマは関連記憶と感情を表わし、正面から凝視し問い詰める時に克服できる。
そのおぞましい記憶と向き合うことは苦しいが、隠して回避していれば、そのおぞましい記憶の監獄にさらに深く幽閉されるだけだ。
そのような意味で維新と第5共和国の国家暴力を表現する記憶の映画は、むしろ共同体の集団障害を治癒する契機となりうる。
事実このような過去を呼び出したのは朴槿恵候補だ。 彼女が出馬しなかったとすれば、国家暴力の記憶が映画化されるわけがない。
第5共和国は維新の延長であったし、第5共和国の拷問・虐殺・暴力はその遺産だった。
朴候補は映画<シネマ天国>や<ビリー エリオット(邦題:リトルダンサー)>を感銘深く観たという。 そのような遠い昔の話も良いが、彼女の時代、私たちの共同体が体験した
絶望を省察する映画にも関心を持つことを望む。
韓国語原文
http://
訳J.S』
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コメント(49)
>>[008]
コメントするなら本分をちゃんと読んでからにしよう。
次の文章はベトナム戦争時における猛虎師団の虐殺事件やライタイハンを念頭に置いている。
>いまは市民の「被害」に重点が置かれているようだが、いずれはベトナム戦争をはじめとする「加害」の歴史にも踏み込んでほしいと願う。
>韓国の民主化が本物に成長するために。
韓国人男性とベトナム人女性の結婚制限を民族蔑視の根拠にしているが、あなたは日本語を論理的に読む訓練が必要ではないかな。
結婚制限が韓国人「男性」とベトナム人「女性」に限られており、韓国人「女性」とベトナム人「男性」の結婚に何の障壁もないことでわかるように、民族を理由に結婚を制限したのではない。
ベトナム人妻が殺されたり自殺した事件が2008年、2010年、2011年と立て続けに起きたことがベトナムで大きく報道されたことが背景にある。
ニューズウィークは民族性に原因を求めたりせず、国際結婚についての韓国政府の規制不足を指摘している。
>利益追求に走る結婚斡旋業者に対する監督体制は不十分で、関係省庁の足並みも揃っていない。
>国際結婚家庭の支援に関与すべき３つの省（女性省、教育スポーツ省、保健省）が適切に連携していないことも問題解決を難しくしている（どの省もこの記事の取材依頼に返答を寄こさなかった）。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/06/post-2128.php
民族性に原因がないことは、同じ記事にある末尾のエピソードでよく分かる。
>６月２日に女性省の建物前で行われた追悼式典でデモ隊が掲げたプラカードには、「斡旋業者よ、自分が何をしたかわかっているのか」と書かれていた。
ベトナム人妻の悲劇に、韓国市民が悲しみ怒り、デモをしているのだよ。
韓国政府はベトナム人妻の悲劇に突き動かされるように、2011年に「出入国管理法施行規則」を厳しく改定して、国際結婚の規制・監視を強めている。
また外国人妻のいる家庭（他文化家族というそうだ）をフォローする取り組みも始まっている。
日本に比べれば内容はまだまだ立ち後れているけれど、これから徐々に成果が上がってくるだろうね。
コメントするなら本分をちゃんと読んでからにしよう。
次の文章はベトナム戦争時における猛虎師団の虐殺事件やライタイハンを念頭に置いている。
>いまは市民の「被害」に重点が置かれているようだが、いずれはベトナム戦争をはじめとする「加害」の歴史にも踏み込んでほしいと願う。
>韓国の民主化が本物に成長するために。
韓国人男性とベトナム人女性の結婚制限を民族蔑視の根拠にしているが、あなたは日本語を論理的に読む訓練が必要ではないかな。
結婚制限が韓国人「男性」とベトナム人「女性」に限られており、韓国人「女性」とベトナム人「男性」の結婚に何の障壁もないことでわかるように、民族を理由に結婚を制限したのではない。
ベトナム人妻が殺されたり自殺した事件が2008年、2010年、2011年と立て続けに起きたことがベトナムで大きく報道されたことが背景にある。
ニューズウィークは民族性に原因を求めたりせず、国際結婚についての韓国政府の規制不足を指摘している。
>利益追求に走る結婚斡旋業者に対する監督体制は不十分で、関係省庁の足並みも揃っていない。
>国際結婚家庭の支援に関与すべき３つの省（女性省、教育スポーツ省、保健省）が適切に連携していないことも問題解決を難しくしている（どの省もこの記事の取材依頼に返答を寄こさなかった）。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/06/post-2128.php
民族性に原因がないことは、同じ記事にある末尾のエピソードでよく分かる。
>６月２日に女性省の建物前で行われた追悼式典でデモ隊が掲げたプラカードには、「斡旋業者よ、自分が何をしたかわかっているのか」と書かれていた。
ベトナム人妻の悲劇に、韓国市民が悲しみ怒り、デモをしているのだよ。
韓国政府はベトナム人妻の悲劇に突き動かされるように、2011年に「出入国管理法施行規則」を厳しく改定して、国際結婚の規制・監視を強めている。
また外国人妻のいる家庭（他文化家族というそうだ）をフォローする取り組みも始まっている。
日本に比べれば内容はまだまだ立ち後れているけれど、これから徐々に成果が上がってくるだろうね。
なんか情報をちゃんと分析して読み解くことができない人がいるみたいなので、簡単に。
もう一回リンク貼ります。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20120929/1348928836
そもそもベトナムでは「台湾やシンガポール、マレーシア、韓国など」への若い女性の結婚斡旋が問題(国内の結婚相手不足や人身売買まがいの事例の多発)が問題になっていて、それを規制することになったという話。京都さんの挙げた「ソース」では「先進国で韓国以外の国が規制対象になることはありえない」と書いてるけど、それは嘘↓。
http://news.insing.com/tabloid/vietnam-bans-the-exporting-of-brides/id-463d3f00
(もしかすると「台湾やシンガポールやマレーシアは『先進国』じゃない」と言いたいのかもしれないが、それってかなり失礼だと思う)
日本の場合、残念ながら嫌韓・侮韓的な記事に飛び付く残念な人がたくさんいるから、こういう正確でない記事が出ちゃうんだろうなあ。
「マスコ(ゴ)ミを信じるな」とまでは言わないけれど、字面に踊らされるのではなく、ちゃんと頭でもの考えて情報発信しましょうね、というお話でした。
もう一回リンク貼ります。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20120929/1348928836
そもそもベトナムでは「台湾やシンガポール、マレーシア、韓国など」への若い女性の結婚斡旋が問題(国内の結婚相手不足や人身売買まがいの事例の多発)が問題になっていて、それを規制することになったという話。京都さんの挙げた「ソース」では「先進国で韓国以外の国が規制対象になることはありえない」と書いてるけど、それは嘘↓。
http://news.insing.com/tabloid/vietnam-bans-the-exporting-of-brides/id-463d3f00
(もしかすると「台湾やシンガポールやマレーシアは『先進国』じゃない」と言いたいのかもしれないが、それってかなり失礼だと思う)
日本の場合、残念ながら嫌韓・侮韓的な記事に飛び付く残念な人がたくさんいるから、こういう正確でない記事が出ちゃうんだろうなあ。
「マスコ(ゴ)ミを信じるな」とまでは言わないけれど、字面に踊らされるのではなく、ちゃんと頭でもの考えて情報発信しましょうね、というお話でした。
>>[022]
日本語に不自由なあなたは英語もおそらく不自由だと思うので、せっかくぐるぐるさんがリンクを貼ってくれても読めないのではないかと想像します。
そこで、すでにぐるぐるさんが指摘していることの繰り返しになりますが、ここで解説しておきます。
京都さんは韓国の「おうて」新聞紙をソースだと言いますが、ぐるぐるさんのソースリンクはシンガポールにあるアジア有数の通信社inSing.com社のウェブページです。
↓ここね
http://news.insing.com/tabloid/vietnam-bans-the-exporting-of-brides/id-463d3f00
記事を要約します。
↓
過去10年間で10万人以上のベトナム女性が、シンガポール、台湾、マレーシア、韓国などの国に「輸出」されている。
多くの女性が国外に出た結果として、ベトナム人の男性が、結婚相手に不足している。
この傾向を逆転させるため、ベトナム政府はベトナム女性に国際結婚をアレンジする結婚紹介所を禁止する新しい法律を制定した。
しかし観光目的で国外に出て結婚する脱法手段がある。
↑
禁止されたのはベトナム国内における国際結婚紹介所。
制限対象は韓国人男性だけではなく、日本人を含むすべての外国人に及んでいます。
韓国の名がシンガポール、台湾、マレーシアと共に上がっているのは、これらの国々の男性がベトナム人女性と国際結婚するケースが多いからにすぎません。
中央日報は韓国でこのことを報道するから、「韓国人男性との結婚が禁じられた」という表現になっただけです。
禁止されたのは「国際結婚紹介所」だけなので、韓国人男性が紹介所を通さずに自由恋愛で結婚するのは、年齢が離れていようがとがめられたりしません。
それを利用して、表向きは自由恋愛、その実はブローカーを通じた結婚という脱法行為が続いているようです。
てことで、京都さんの言っていることはデマ決定。
日本語に不自由なあなたは英語もおそらく不自由だと思うので、せっかくぐるぐるさんがリンクを貼ってくれても読めないのではないかと想像します。
そこで、すでにぐるぐるさんが指摘していることの繰り返しになりますが、ここで解説しておきます。
京都さんは韓国の「おうて」新聞紙をソースだと言いますが、ぐるぐるさんのソースリンクはシンガポールにあるアジア有数の通信社inSing.com社のウェブページです。
↓ここね
http://news.insing.com/tabloid/vietnam-bans-the-exporting-of-brides/id-463d3f00
記事を要約します。
↓
過去10年間で10万人以上のベトナム女性が、シンガポール、台湾、マレーシア、韓国などの国に「輸出」されている。
多くの女性が国外に出た結果として、ベトナム人の男性が、結婚相手に不足している。
この傾向を逆転させるため、ベトナム政府はベトナム女性に国際結婚をアレンジする結婚紹介所を禁止する新しい法律を制定した。
しかし観光目的で国外に出て結婚する脱法手段がある。
↑
禁止されたのはベトナム国内における国際結婚紹介所。
制限対象は韓国人男性だけではなく、日本人を含むすべての外国人に及んでいます。
韓国の名がシンガポール、台湾、マレーシアと共に上がっているのは、これらの国々の男性がベトナム人女性と国際結婚するケースが多いからにすぎません。
中央日報は韓国でこのことを報道するから、「韓国人男性との結婚が禁じられた」という表現になっただけです。
禁止されたのは「国際結婚紹介所」だけなので、韓国人男性が紹介所を通さずに自由恋愛で結婚するのは、年齢が離れていようがとがめられたりしません。
それを利用して、表向きは自由恋愛、その実はブローカーを通じた結婚という脱法行為が続いているようです。
てことで、京都さんの言っていることはデマ決定。
>>[031]
いずれの国も光の部分と影の部分を抱えています。
影の部分に光を当て、改善努力をする姿勢は尊敬すべきであって、揶揄する行為はみっともない。
これが一般論。
韓国も問題を色々と抱えているようですが、問題解決をめざしている市民団体があるのは心強いことです。
国連の女性差別撤廃委員会（CEDAW）は、韓国の家庭内暴力や人身売買を目的とした国際結婚、女性の低い政治参加率、労働市場での男女差別などに懸念を示し、これらに対する改善を求めています。
韓国内にこのことを発表したのは政府ではなく、韓国女性連合など市民団体でした。
ところで同じ勧告が日本にもされているのは、ご存じですね？
http://daccess-dds-ny.un.org/doc/UNDOC/GEN/N02/600/19/IMG/N0260019.pdf?OpenElement
もちろん京都さんは日本の問題解決のために努力しているのですよね？
この勧告の中には日本軍慰安婦のことも含まれていますが。
さて、なんでもよくご存じの京都さんは、日本が中国や北朝鮮とともに、人身売買関与国のトップ10に堂々輝いていることも、すでにご存知ですよね？
http://top-10-list.org/2011/09/03/top-10-human-traffickers/2/
もちろん、これについても現状変革のために努力したうえで、韓国のことをあれこれおっしゃっているはずです。
両国が不名誉な地位から一日も早く脱却できるように、お互い努力しましょう。
カンボジアの件は、なかなか複雑な背景があるようです。
バンヤンアジア通信の記事が詳しく語っています。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:DPcVODJ5-qcJ:www.economist.com/blogs/banyan/2011/04/legislating_morality_cambodia+&cd=10&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
１．カンボジア政府は2008年に国際結婚を一時禁止した。
２．その禁止令は解除されたが、2010年に韓国人男性との結婚を一時禁じた。
３．それも解除され、2011年に50歳以上または年収2550ドル未満の男性との国際結婚を禁じた。
５．しかし議会が批判している。議会の同意を得ないでこんな人権規制法を実施するのは法制度の裏をかく行為で、法制度を害するので危険である、と。
４．人権団体からも批判されている。
・問題は結婚紹介業者の暗躍なのに、ブローカーを規制しないのはなぜか、
・女性に対する国内の人権侵害がワイロで見過ごされているのを放置して、こんな法律をつくっても効果がない。
５．カンボジア国内の人権に関する国際批判に対して、政府は通信社を追放したり、国連オフィス責任者を追放すると脅している。
法律の未整備というか、法技術の未熟が原因のドタバタ劇が、いまも繰り返されているようです。
また国際結婚に関するおかしな禁止令の数々は、深刻な人権状況に対する国内の批判を「ガス抜き」する意味もあるようです。
日本人男性がやり玉に挙げられなかったのは、カンボジア女性に対する需要が少なかったからです。
もしもフィリピン政府がカンボジア政府のような姿勢を打ち出したら、一番にやり玉に挙げられるのは日本人男性でしょうね。
いずれの国も光の部分と影の部分を抱えています。
影の部分に光を当て、改善努力をする姿勢は尊敬すべきであって、揶揄する行為はみっともない。
これが一般論。
韓国も問題を色々と抱えているようですが、問題解決をめざしている市民団体があるのは心強いことです。
国連の女性差別撤廃委員会（CEDAW）は、韓国の家庭内暴力や人身売買を目的とした国際結婚、女性の低い政治参加率、労働市場での男女差別などに懸念を示し、これらに対する改善を求めています。
韓国内にこのことを発表したのは政府ではなく、韓国女性連合など市民団体でした。
ところで同じ勧告が日本にもされているのは、ご存じですね？
http://daccess-dds-ny.un.org/doc/UNDOC/GEN/N02/600/19/IMG/N0260019.pdf?OpenElement
もちろん京都さんは日本の問題解決のために努力しているのですよね？
この勧告の中には日本軍慰安婦のことも含まれていますが。
さて、なんでもよくご存じの京都さんは、日本が中国や北朝鮮とともに、人身売買関与国のトップ10に堂々輝いていることも、すでにご存知ですよね？
http://top-10-list.org/2011/09/03/top-10-human-traffickers/2/
もちろん、これについても現状変革のために努力したうえで、韓国のことをあれこれおっしゃっているはずです。
両国が不名誉な地位から一日も早く脱却できるように、お互い努力しましょう。
カンボジアの件は、なかなか複雑な背景があるようです。
バンヤンアジア通信の記事が詳しく語っています。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:DPcVODJ5-qcJ:www.economist.com/blogs/banyan/2011/04/legislating_morality_cambodia+&cd=10&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
１．カンボジア政府は2008年に国際結婚を一時禁止した。
２．その禁止令は解除されたが、2010年に韓国人男性との結婚を一時禁じた。
３．それも解除され、2011年に50歳以上または年収2550ドル未満の男性との国際結婚を禁じた。
５．しかし議会が批判している。議会の同意を得ないでこんな人権規制法を実施するのは法制度の裏をかく行為で、法制度を害するので危険である、と。
４．人権団体からも批判されている。
・問題は結婚紹介業者の暗躍なのに、ブローカーを規制しないのはなぜか、
・女性に対する国内の人権侵害がワイロで見過ごされているのを放置して、こんな法律をつくっても効果がない。
５．カンボジア国内の人権に関する国際批判に対して、政府は通信社を追放したり、国連オフィス責任者を追放すると脅している。
法律の未整備というか、法技術の未熟が原因のドタバタ劇が、いまも繰り返されているようです。
また国際結婚に関するおかしな禁止令の数々は、深刻な人権状況に対する国内の批判を「ガス抜き」する意味もあるようです。
日本人男性がやり玉に挙げられなかったのは、カンボジア女性に対する需要が少なかったからです。
もしもフィリピン政府がカンボジア政府のような姿勢を打ち出したら、一番にやり玉に挙げられるのは日本人男性でしょうね。
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