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BNTCコミュの伝記 〜第2章 中学編2/3〜

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中学校修学旅行日記の続編です。










修学旅行初日、


平和学習旅行と聞かされ
その気で
修学旅行先の長崎に着いた僕たち。






しかし、


最初に訪れたところは
経営破たんの遊園地

「ハウステンボス」。






その
「”ハタン”テンボス」には
一般客どころか
千人単位の
知らない他県の修学旅行生が。





聞いたことも無いような方言と

見たこと無いような不良に


すっかり萎縮してしまった僕らは
楽しいはずの遊園地を
コソコソと徘徊するハメに。






そんな最低だった
修学旅行初日。










しかし
修学旅行初日は
これだけでは
無い。























エジプトには

ナイル川がある。























中国には

万里の長城がある。






















アメリカには


大きな夢がある。





















修学旅行には

















夜がある。









ハウステンボスなんかの
陳腐な思い出なんて、遊園地を出て
観光バスに乗った
一瞬で
どうでもいいものになります。






もう誰一人

バスの中から
遊園地を振り返って




「楽しかったね」




なんて言いません。






聞こえてくるのは
「あれ、何だったんだろうね」
だけです。









そう、
すでに旅館へ向かう観光バスの中では
夜へと
意識が高まっていきます。










朝、
ワイワイ盛り上がっていた男共と女共は

次第に女共、男共を意識し始めます。





ワカイネーー




そんな意識し合う状況なので
バスの中のレクレショーンも、
不気味なテンションで繰り広げられます。









ガハガハ笑ってた男は

「・・・・フフ」

と、急にハードボイルドな笑い方になり






ギャハハ笑ってた女子は
「オホホ」
と英国の女王様みたいな笑い方になり





全員、
今更ながらの
イメージアップ。





遅いよ、です。

コメント(3)












そんな若いボーイミーツガールを乗せたバスは
宿泊先の「疎水館」へと向かうのでした。










さて
バスが高速を降り
市内の旅館へと近づき始めます。





その頃
僕はと言うと、
比叡山の僧侶みたいに瞑想していました。








当時、僕らのクラスには4組のカップルがいました







バスの中で男4人でコソコソと作戦を立てていると







キーーーっと
タイヤのきしむ音が聞こえてきた





旅館に到着。









窓越しに見る旅館は
「疎水館」なんて
素敵な名前に負けないくらい







ボロい。






どうやら
僕達の学校は
経営破たんフェチらしい。










先生の合図で皆バスから降り、各自、各班
自分の部屋へと荷物を運びに行く。









僕達の戦いはここから始まった。









あらかじめもらっていた
旅行のしおりには
旅館の設計図みたいな部屋割りが書いてあります。










しかし、




お目当ての女子の部屋と
自分の部屋の位置は分かっているが、


実際の距離、間を計っていないと
いざ決戦の時に
思わぬ失敗をしてしまう可能性がある。








僕達は走って部屋に行き


ついでに
出来心で買った
ハウステンボスのお土産を
キチンと
最寄のゴミ箱にきちんと分別して捨てる。











そして荷物を
放物線を描くように投げ捨て
旅館の間取りが書いてある
旅館のしおりを手に取り、
走って女子の部屋までの道のりを
確認しに向かいました。













だが、
ここで僕達は
驚愕の事実を
知ることになったのでした。












なんと





お目当ての女子の部屋に
辿り着くまで




先生の部屋を
なんと4部屋も
通過しなければいけなかった。













「ガッテム・・・なんてこったい・・・」








思わず
手に持っていた旅行のしおりを下に落とす。









僕達のクラスの
女子の部屋に行くには
全学級6クラス中
4クラス分の
先生の部屋を通過しなければならなかった。









なんたるアンバランス
ほかの5クラスは
1クラス、
いや、運のいいところは
先生の部屋なしでいけるではないではないか。









僕達は震えた。




泣き出しそうな奴もいた。




「なんで俺達だけ・・」









まさに
地雷地帯を
素っ裸で走りぬく覚悟がいる。









実際、
ホワイトハウスに侵入するほう楽だと感じた。









それはもう



何もかも終わったも同然だった。








僕達は


意気消沈になり







トボトボと部屋に戻り



正座して



夕日を窓越しに浴びた。















いきなり立ち上がって




狂いだし




荷物からDVDを出す奴も現れた。






DVDを持ってきた男は泣きながら言う。






「すべての自殺志願者(男性のみ)を
 これで救えるんじゃないか」


って。















DVDを心待ちにしていた男は言
う。




「神っているんですね」って!
















DVDを見るものはいう!!(大
声で)










「こんなん見た事ねえ」って!!!!






















ヨスケはいう!!!!(超大声で)









「ダビングさせてくれ」っっってええええ!!!!












DVDを持ってきた奴は言う










まて!

愚か者たちよ!







女は逃げてもコイツ(ビデオを指差しながら)は逃げやしない。








うおお!!!(観客の声)







金はなくなるが!コイツは無くなりはしない!!









うおお!!!(観客の声)










アイドルは年を取るが、こいつは年を取らない!!










うおお!!!{観客の声)}

















バカヤローーー



















バキッ



















僕はその男を羽交い絞めにして阻止する





















「馬鹿野郎!高校進学できなくなっぞ!」




















「うるせぇー放せー放せー」
















チクショウチクショウ・・・チク・・ショウ



















僕達の夢は
はかなく散った。

















んが











しかし


















ある男の登場により


ピンチは思わぬチャンスになったのでした。




















でも、それは
次回の話。























続く

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