投句トピックから初投稿のツイッター俳句のみ抽出しています。
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これより前は ツイッター俳句集 36 【8751〜9000】
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2019夏〜2020新春 【削除消失】
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◇◇◇：画像を元にした代理投稿 → 番号等再考中
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p1 (コメント1〜50） 2020.1.17
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◇◇◇しづかなる元朝やはらかなる言 八蝶
◇◇◇あの時も今も囀る ひき潮忌 八蝶
◇◇◇あの時もこの時も同じ寒空 ひき潮忌 翠硯
◇◇◇変動の星に迎えん ひき潮忌 想予
地を染めて山茶花散るや ひき潮忌 宇流瑠
火の島や朝陽に染まる ひき潮忌 宇流瑠
ひき潮忌土手に群れ咲く水仙花 宇流瑠
蝋梅に光集めて ひき潮忌 宇流瑠
山茶花や垣根にぽつり ひき潮忌 雨流瑠
蝋梅の寄り添い咲くや ひき潮忌 雨流瑠
寒暁や火の島の影浮かぶ空 宇流瑠
母の忌や船は行き交う火の島へ 宇流瑠
母の忌や火の島静か明けを待つ 宇流瑠
◇◇◇初春の光解けあう空と風 翠硯
◇◇◇春の光に包まれて明日を夢見る風の子ら 翠硯
◇◇◇思い出も苦笑いで飛ばそう初日の出 翠硯
◇◇◇色褪せぬ言の葉刻む ひき潮忌 想予 （再？）
◇◇◇明け初むる神羅万象 ひき潮忌 猟犬 （再？）
去る人も健やかであれ ひき潮忌 雨流瑠 （再？）
いつの間に節目迎えし ひき潮忌呟くほどに優しさを知る 雨流瑠
◇◇◇幾重にも想描くや郷里の灯 想予
◇◇◇秋過ぎて冬の匂いに惑う僕あれから心の時計は刻めてないよ 十字路
◇◇◇立冬の陽だまりの中猫眠る ヨセフ
◇◇◇あの路で別れこの路で出会う影と光 想予
◇◇◇南吉の面影遺す帰り花 想予
◇◇◇落葉に取り崩されし母校哉 想予
◇◇◇月明かり冬の始まり告げている誰も淋しくならないように 小夜風
◇◇◇酒交わす友の声に揺れる月 翠硯
◇◇◇ほのぼのと青く輝く月明り 翠硯
◇◇◇蒼天に浮かぶリズムと遊ぶ風 翠硯
◇◇◇月の姿変われども変わらぬ笑顔で大地を守り 翠硯
◇◇◇水面の月に問いかけ友の影 翠硯
◇◇◇平成のおもかげ映す水面月 翠硯
◇◇◇結局返事も返さぬまま潮時に返さぬまま
満ちて再び潤うこと無き砂浜に干からびた問いかけだけが残った 猟犬
◇◇◇秋風うらら光もうらら自然に鼻歌出てきそう 小夜風
◇◇◇あかとしろしろとあか白きが多し貴船菊 海響
◇◇◇老夫婦胡桃すたつがころがりころがり 海響
◇◇◇今も昔も美しきもの紫支部 海響き
◇◇◇目が初めに洗われ次に心が洗われ最後に血が洗われる花手水 花苺
◇◇◇いつもいつも溢れる響き北山時雨とともに 海響
◇◇◇女々しさは我にありされど常凛とする 海響
◇◇◇あぁ生きてきたあぁ生きているあぁ生きて行く命の細道迷子道 十字路
◇◇◇深々と影の静けさ寒露哉 想予
◇◇◇さやさやと陽に囁きし草の絮 想予
◇◇◇秋麗花の温もり持ち帰る 想予
◇◇◇鳴き渡る月に初雁見上げれば ヨセフ
オロロンと犬の遠吠え聴く夜長 雨流瑠
秋夕焼香港いまだ混沌の中 宇流瑠
遠ざかるサイドミラーの秋夕焼 宇流瑠
山寺の土塀彩る白式部 宇流瑠
海渡る蝶も微睡む花野かな 宇流瑠
山寺や香る木犀白き月 宇流瑠
地に毀れ小さき十字架木犀の花 雨流瑠
絵の如く土塀彩る白式部 宇流瑠
柔らかく木犀散りぬ苔の庭 宇流瑠
いつの間に節目迎えし ひき潮忌呟くほどに優しさを知る 雨流瑠(掲載済み）
◇◇◇大寒や天地境界白く消ゆ 想予
◇◇◇秋冷の灯を追駆せし三等車 想予
◇◇◇言の葉の先を綴るや秋桜 想予
◇◇◇夢の国優美に舞うや斑蝶 想予
◇◇◇鳴く虫鳴かぬ虫それぞれの道を選んだ根拠に思いをはせる今日この頃 猟犬
◇◇◇欠けし月補う如く虫の声 想予
◇◇◇初蝉や遺影の母と耳澄ます 雨流瑠
◇◇◇内なるおもひ染み出でるあき 海響
◇◇◇相席の猫も眠りぬ神無月 想予
◇◇◇下駄音や路地吹き抜けの夏の風 ふうこ
◇◇◇帰省子窓ガラス割りからだ石となる やじろ
槿から吹く風清ら雨上がる 雨流瑠
◇◇◇速度増す白球放物線の先夏 想予
◇◇◇堂々と我が道走る夏の風 翠硯
◇◇◇野分後風傷みして軒の蔦もの ふうこ
◇◇◇早朝の垂水の音に虹かかる 八蝶
◇◇◇こだわりを捨てて小さな野の花に ふうこ
列島の祭り翻弄雨台風 雨流瑠
◇◇◇流るるは大夕焼けの色香とて 八蝶
エアポート笑顔の夏が駆けて来る 宇流瑠
◇◇◇白球の汗はつかまん青空を 八蝶
◇◇◇一筋の清風如く蜻蛉舞う 想予
◇◇◇窓越しの夏空見上げてため息ばかり ふうこ
◇◇◇書物のなかの海心の航海はゆるりと 海 （→俳号？）
◇◇◇枯れ花も墓の細砂も流す喜雨 やじろ
◇◇◇本棚の波に埋もれる海の日に 翠硯
◇◇◇客送り常なる部屋に盆休み ふうこ
◇◇◇盆の昼寝抜けし鼻毛が長すぎる やじろ
◇◇◇まっすぐにゆく道きた道おち葉みち 翠硯
◇◇◇盆過ぎてバタバタバタと足の音 八蝶
◇◇◇海山の思い出持たせ夏休み ふうこ
◇◇◇秋風は本の余白を誘へり 八蝶
◇◇◇向日葵が見上げた空に季節掴む 舞留羽
人集いやがてため息盆休み 宇流瑠
◇◇◇山路来て斯くも厳しき残暑とは ふうこ
◇◇◇いつまでも咲いてほしい君の手に 翠硯
◇◇◇灯火親しみ一人楽しむ読書かな やじろ
◇◇◇醒めきらぬ体温残す夕闇に現るるかな秋の扉は 想予
◇◇◇自由に言葉を紡ぐ色無き風のように 小夜風
◇◇◇この空を夕陽とともに振り返る 十字路
◇◇◇snsでの作り話と孤独のｂar での一人飲み闇の深さはどちらが重いのか 海響
◇◇◇濃い影の八月八日風かよふ 八蝶
◇◇◇黄金の空となかよし幼き日 翠硯
寒禽や孤高に生きる定めとし ふうこ
神官の語る御由緒寒夕焼け ふうこ
凧上がる風と父と子河川敷 ふうこ
城堀りの水を豊かに寒の雨 ふうこ
◇◇◇それなりにこなして忙しき盆休み ふうこ （再？）
◇◇◇海山の思い出持たせ夏休み ふうこ（再？）
◇◇◇窓越しの夏空見上げてため息ばかり ふうこ（再？）
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p2 (コメント51〜100） 2020.1.23
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◇◇◇紫陽花の独り言咲いて萎んで日々過ぎて ふうこ
◇◇◇短夜でも空を飛び交う羽根願う 翠硯
◇◇◇網戸洗い流すか雨台風 ふうこ
◇◇◇笹船に乗って行きたい海原へ 翠硯
◇◇◇光にみちる草原にあの日のことを思いだす 翠硯
◇◇◇帰省ラッシュの網を越え冷気楽しむ里の山 翠硯
◇◇◇じりじりとてる日に秋はきたりけり 八蝶
◇◇◇金色の海を渡りしごめの群れ瞳の奥に去りぬ夏 想予
◇◇◇ふと咲いていた感慨も無く百日紅 猟犬
◇◇◇桔梗咲くZ状の階段を昇るひとを見ている やじろ
◇◇◇黄金の空となかよし幼き日 翠硯
◇◇◇秋草のやさしい音の小庭かな 八蝶
◇◇◇人知れずやはらかに抜く秋の草 八蝶
◇◇◇ふる里のかすかにひびく森の声 翠硯
◇◇◇希望という橋を架ける今日の日に 翠硯
◇◇◇野の果てにひっそり咲いて夢に舞う 翠硯
◇◇◇懐かしき空の青さに群れる雲友と流した汗の数だけ 翠硯
◇◇◇ため息は誰が為にする夜半の秋 八蝶
◇◇◇転生の赤蜻蛉つと背にとまる やじろ
◇◇◇心を透明に耳を澄ませていろんな秋が来る 小夜風
◇◇◇IPhoneが季語とは知らず呟きの調べは予約出来ない 花苺
◇◇◇泣くほどの別れる理由があるのなら、忘れる事も楽になるはず 海が好き
◇◇◇夏の日記を閉じ目の前にいる君を海に連れ出そう仮想ではなく 海が好き
◇◇◇呆然と移ろい秋虫哲学を語る 猟犬
◇◇◇熱を取り込む夏の終わりと恋の予感 海
◇◇◇向日葵の路 終着点を歩きおり 想予
◇◇◇公園の一樹とは思えぬほどの蝉時雨 ふうこ
◇◇◇夢覚めて早めに起きて夜の短か ふうこ
◇◇◇大阪の人に合わせる蝉の音 翠硯
◇◇◇蝉羽音パサリと落ちて仰向いて足元の寂 ふうこ
◇◇◇気まぐれな梅雨と共に手をつなぎ変化の時を切り抜けよう 翠硯
◇◇◇蜘蛛の囲の雫やスワロフスキーのごとくあり ふうこ
◇◇◇夢覚めて早めに起きて夜の短か ふうこ
蜘蛛の巣にキラキラリと雨雫アガパンサスの花それぞれに咲く 雨流瑠
◇◇◇不穏な空気を読み取る蝉時雨 翠硯
◇◇◇松葉牡丹早朝の職場へ向かう道すがら ふうこ
◇◇◇「またねー」小さき手を風にひらひら投げキッス ふうこ
◇◇◇気まぐれな雲と足踏みレモンフィズ 翠硯
◇◇◇梅雨明けの天と勝訴の幸祈る 想予
◇◇◇暗雲を拓きて夢を咲かせたき 想予
◇◇◇虫取網と笑い声揺れる短冊あの日の夢は叶いましたか 楓花
◇◇◇未來への華になります紫陽花歌 翠硯
◇◇◇文月の夜空を見上げひそやかに遠くの誰かを思うとき 小夜風
◇◇◇涼風にこころがほどけていくなんだったんだろうあのとげとげしたこころは 小夜風
山寺や翅を休めし梅雨の蝶 雨流瑠
◇◇◇七色の箒でこの梅雨空に明るい日が差しますように 小夜風
裏庭にほつりほつりと夏椿人知れず咲き音も無く散る 雨流瑠
午後の庭翅を休めし梅雨の蝶 雨流瑠
花合歓や浅き眠りの朝に咲く 雨流瑠
てふてふやなつのをひらりふわりとぶ うるる
◇◇◇梅雨の朝天気構わぬ犬と散歩 やじろ
◇◇◇つつつつと夕さる梅雨の道辺かな てふ
◇◇◇テフテフの仲間に入りし腕をふる 翠硯
昔のコミュのコメントにイイね押してみるマイケルジャクソン忌 雨流瑠
◇◇◇喜びと希望に満ちる初夏の歌 翠硯
◇◇◇紫陽花が終るまだその答えは聞けそうもない 想予
◇◇◇木の葉揺すりの風強まりて梅雨の気配の庭を掃く ふうこ
◇◇◇海霧に夏野蕾は隠されし 想予
◇◇◇緑風に希望をのせて向かう明日 翠硯
◇◇◇向日葵に背中を押され筆を執る 想予
風待ちの蒲公英遊ぶ畦の道 宇流瑠
◇◇◇紫陽花の純白の塊「切らせてね」茎にことわり ふうこ
◇◇◇紫陽花の末尾の白に光射す 想予
安曇野や緑の風の吹き渡る 宇流瑠
◇◇◇夕暮れの田畑も染まる緑風よ 翠硯
◇◇◇緑風や思い思いに歩く道 ふうこ
◇◇◇大空にみなぎるエナジー新令和 翠硯
◇◇◇するすると時の滴は掴めなく紫陽花色の月の迷い路 想予
◇◇◇緑風に添いて旅する初老年 翠硯
◇◇◇点在の木椅子石椅子風は緑に ふうこ
紫陽花や雨の兆しに香り立つ 雨流瑠
◇◇◇青芝の柔らかと思いきや触れればつんつん掌に ふうこ
◇◇◇鯉のぼり泳げば景色動き出す 蒼碧
◇◇◇袋小路に置いてきた過去振り返らずに歩め君 想予
◇◇◇優しが染み渡る五月の雨のように ふうこ
◇◇◇はつらつと輝く空に白い薔薇 翠硯
映り込む全て清らに田水滿つ 宇流瑠
◇◇◇語れぬ記憶に咲きし色 想予
◇◇◇じわじわと熱き心にバラの花 翠硯
◇◇◇令和明け天使と共に羽根広げ 翠硯
安曇野や山々映す水張り田 宇流瑠
◇◇◇「令和」という美しき空にくるまれ何処までも伸びていく若葉のように 小夜風
◇◇◇ピースピースと愛しき声は花の枝 ヨセフ
◇◇◇新緑と母のお針箱よく似合う 小夜風
◇◇◇春終わり出会った人に感謝する ｂluerose
◇◇◇ぼちぼちと出来ること出来るだけ思い新たに古茶新茶 ふうこ
白薔薇の季節に哀しい知らせが届く未來が滲んでいくようだ 雨流瑠
鯉のぼり風と戯る川面かな 宇流瑠
俯きて雫纏いし白き薔薇 宇流瑠
◇◇◇手帳には四月を眺め描く夢しなやかな意志いくつになっても 小夜風
◇◇◇あけ放つ窓辺の借景藤揺るる ふうこ
◇◇◇誤変換多きよ午後の日差しの夏めいて ふうこ
◇◇◇タンポポや菅江真澄の置き土産 ヨセフ
◇◇◇薫風や久々たたくキーボード ふうこ
◇◇◇砂時計落ち切らぬうち叶えたき願い事さえ雨の真中に 想予
◇◇◇花の色ひとつ添えたり令和哉 想予
◇◇◇桜舞うこころの庭に独りきて 山鴨
◇◇◇叶えたき願いは一つ令和雨降る 雨流瑠
◇◇◇病む人に静かに降るや藤の雨 雨流瑠
◇◇◇雪解けて土の香りや懐かしく ヨセフ
◇◇◇新令和平成乗り越え朝陽萌ゆ 翠硯
鳥居下案内するかに猫座る大寒の雨上がり ふうこ
薄氷を翳せば映る未来の灯 想予
ウィルスの見えぬ脅威や睦月尽 宇流瑠
臘梅やほわりほわりと香を灯す 雨流瑠
尖がって雨にツンと尖がって冬芽 雨流瑠
窓越しにいつもの薔薇のある幸せ 雨流瑠
今もなおエナジー放つ冬の薔薇 翠硯
大寒もするりと抜けるレモンフィズ 翠硯
花びらのような雪がふんわりふわ ヨセフ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p3 (コメント101〜150） 2020.2.2
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シナモンの香り届けと故郷へパン焼くキッチン節分の朝 宇流瑠
艶やかに雫纏いし実南天 雨流瑠
侘助やほろりと落花苔の庭 宇流瑠
風遊ぶ菜の花畑のかくれんぼ 宇流瑠
寒風に向かって歩く道いつも元気でいよう笑顔を届けるために 小夜風
春を待つ独りの夕暮れ時もう一度共に歩ける日が来るよね大丈夫よね 小夜風
繋がってる呟きひとつ音になる雪解け水の優しい響き 小夜風
ほこほこの豚まんを買ふ春寒し 八蝶
春寒し日影たのしい日となりぬ 八蝶
跋文は春の寒さを誘へり 八蝶
寒戻り肉まんいけるぞ豚まんも 翠硯
弱い私が顔出した日の椿の紅に心の入れ替え ふうこ
春雨や避け損ないて車の飛沫 ふうこ
つながりが嬉しくて椿一輪活けた朝 ふうこ
花付きは裏年と言う土柔らかに春の雨 ふうこ
椿名の舞い立つごとき「白羽衣」 ふうこ
菜の花色のコラボ書画ふわり闇夜に香を灯す 雨流瑠
春麗や書画にあふれる筆遣い ふうこ
落ち椿それも風情と掃き残し ふうこ
巻き爪の治療を終えて春の野辺 ふうこ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p4 (コメント151〜200） 2020.3.4
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世の中にコロコロコロナなかりせば春の心はのどけからまし 葉流瑠
啓蟄や伝えたいこと伝えたい人のありて・・・ ふうこ
囀りの頭上より降り野に戻る寂 ふうこ
鯖の日に塩焼き味噌煮みりん干しそれでもやっぱり鯖缶丼 翠硯
人声の無き公園オキザリスは満開 ふうこ
麗かや豆苗の二番芽を食べて三番芽は花を見よう ふうこ
寒椿次の世のため眠る姫 翠硯
永遠にこの身に宿る寒椿 翠硯
３１１に黙とう涙ながれけり ヨセフ
春風を切るかに縄音二重飛び ふうこ
お水取り吹雪いてしまい断念ぞ けんちく鹿
コロナと桜と夕日とどっちだい 建築鹿
メジロ二羽小枝揺らして朝の庭 ふうこ
おだやかな光に解け合う鳥の群れ 翠硯
片付けの本からぱらり花びらが ヨセフ
光の国から舞い降りて羽根を広げるれんげ草 翠硯
爽やかな光にゆらぐれんげ草 翠硯
のびやかに天を仰ぐれんげ草 翠硯
いつの間に地にいっぱいのれんげ草 翠硯
いつまでも咲いてておくれれんげ草 翠硯
のびやかに天を仰ぐれんげ草 翠硯
喜びし夫婦となりし花のもと ヨセフ
旅立ちの小径に染まる光の輪 翠硯
宅地が囲む蓮華田一枚残されて ふうこ
平成の世も過ぎ去りし令和とて新たな試練の幕開けか 翠硯
桜並木コロナ忘れて風に吹かれん 蒼碧
山吹の香りゆらめく二人連れ 翠硯
新コロナ桜と共に散っとくれ 翠硯
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p5 (コメント201〜250） 2020.4.5
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路地裏の雑草可憐に咲き誇り 翠硯
車窓から見上げる桜美しきコロナ鬱とて俯くなかれ 葉流瑠
花は葉に窓から眺む夕間暮れ 富井
若葉光朝も静けき通学路 富井
マスクしてI can smell spring! 富井
赤錆し鉄路にふわり花の雨 雨流瑠
雨上がり真白輝く花水木 宇流瑠
花水木白く輝く通学路子等のざわめき今朝も聞こえず 雨流瑠
花水木白き蝶の如空を恋う 宇流瑠
春惜しむ不要不急の我が暮らし 富井
コロナにもめげず芽をふく野菜たち 桜音
初蝶にしばし見とれん草むしり 富井
花筏人は儚き夢に酔う 雨流瑠
旅自粛せめてタンポポフッと吹く 葉流瑠
ランドセル出番待ちつつ卯月尽 葉流瑠
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p6 (コメント251〜300） 2020.4.29
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瀬戸内の海と空と青を競うかタツタソウ やじろ
息子へと帰省ことわるばあちゃんの海おぼろ やじろ
豊作の甘夏はマーマレードの瓶の山 やじろ
しずかさや渡航自粛の船着場 やじろ
何の日か皆忘れおり昭和の日 富井
本好きの青年見下ろす藤の花 翠硯
永遠に絆をつなぐ昭和の日 翠硯
寂しさや盛りの花も人見たげ ヨセフ
コロナ菌勝たねばならぬ新学期 翠硯
たんぽぽの綿毛を飛ばすために首を伸ばすさまが好き やじろ
柿若葉窓全開の深呼吸 富井
風踊る若葉ゆらゆら庭の煌き 蒼碧
彷徨の森を見渡す虹の橋 翠硯
気塞ぎの世の八十八夜かな 富井
緑陰や三密避ける石ベンチ 富井
美味いので恩師へ送るがその娘はすっぱい！と不評の祝島の甘夏 やじろ
金襴や今年もここに咲きにけり 富井
秘めやかに光を放つ金蘭草 翠硯
家飲みの今日の肴は初鰹 富井
あ〜まいあ〜まい夏みかん一つ私にくださいな〜 翠硯
おいコロナ暴走族も飽きないか 翠硯
夜通しに友と交わした酒の味おなじ月見てゆるむ頬 翠硯
未来への残像、チューリップの断首、最盛藤の剪定 やじろ
元気かと電話で済ます子供の日 富井
緊急事態宣言延長のストレス溜まれども家の中ではレストラン 翠硯
ジャスミン咲く機密文書公開の2039年まで生きていよ やじろ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p7 (コメント301〜350） 2020.5.5
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生活の様式新た夏に入る 富井
エンドロールが始まるとびくっとクレマチス咲く現実に戻る やじろ
窓越しにいつもの薔薇のある幸せ 葉流瑠
若葉雨ぽつりぽつりと語ろうかぽつりぽつりと聴いていたい 雨流瑠
白い薔薇咲き初める私は今朝も庭にいます 葉流瑠
コロナ禍や丹精に育てし花を刈る人の悲しみ 葉流瑠
コロナコロナと鳴くテレビ喧噪逃れ鶯を聴く 葉流瑠
一輪の白い薔薇から始まる私の５月 葉流瑠
藤花に触れ飛ぶ蝶や夢の如 宇流瑠
巣ごもりや遊びもいつか昭和風 葉流瑠
巣ごもりやゲームの達人育成中 葉流瑠
いつになく糺の森に小鳥なく 翠硯
コデマリや花裏もまた美しき勝手に名付けし花言葉は献身 葉流瑠
こどもの日名鉄電車待つ笑顔 宇流瑠
若葉風今は静かな天守閣 葉流瑠
こどもの日電車と笑顔河川敷 宇流瑠
旅心自粛の波間漂いぬ 葉流瑠
陽を求め寄りそい咲くやチューリップ 桜音
アンディもマスクとなるは誰ぞ知る 桜音
夏近しシャルドネと聴くモダンジャズ 富井
公園にマスク恥ずかしチューリップ 翠硯
夏立つや江戸切子に吟醸香 富井
男酒ロックもいけるぞオンライン 翠硯
一斉に咲いて香って蕃茉莉 ふうこ
新緑やストリングスの研さんと誠実 やじろ
同期会中止とメール新茶汲む 富井
薔薇だらけ給湯器つけず顔洗う やじろ
コロナ渦まっただ中愛犬死んだじいさんの春愁 やじろ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p8 (コメント351〜400） 2020.5.14
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虹色に光り輝く薔薇の花行く人も来る人もなお肩を震わす 翠硯
客席にきちんと居座るバラの花白いマスクの人を追う 翠硯
狛犬もマスク姿の５月かな 宇流瑠
山門を新緑ふわり包み込む 宇流瑠
聖５月薔薇で始まり薔薇に尽く 葉流瑠
若葉雨Stay Homeが身に添いて 葉流瑠
歩を緩めシャガに語りし秘密かな 葉流瑠
シャガの花集まりて咲く山路かな 宇流瑠
鉢植えの苺は五粒味見はならず食害に ふうこ
夕焼けや走り去る少年の影長々と ふうこ
寝坊して開く玻璃戸や風薫る 富井
紅黄草へのスポットライトとてもきれいなストローク１７歳のときの自分 やじろ
水彩の淡き花色シャガ香る 葉流瑠
たつぷりと春をかためる雫かな やじろ
人の吐く息を吸い取る薔薇の群れ
そして時流れ平穏な世界にいつまでも
そんな花になりたい 翠硯
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続きは ツイッター俳句集 38 【9251〜9500】
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目次
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◇◇◇しづかなる元朝やはらかなる言 八蝶
◇◇◇あの時も今も囀る ひき潮忌 八蝶
◇◇◇あの時もこの時も同じ寒空 ひき潮忌 翠硯
◇◇◇変動の星に迎えん ひき潮忌 想予
地を染めて山茶花散るや ひき潮忌 宇流瑠
火の島や朝陽に染まる ひき潮忌 宇流瑠
ひき潮忌土手に群れ咲く水仙花 宇流瑠
蝋梅に光集めて ひき潮忌 宇流瑠
山茶花や垣根にぽつり ひき潮忌 雨流瑠
蝋梅の寄り添い咲くや ひき潮忌 雨流瑠
寒暁や火の島の影浮かぶ空 宇流瑠
母の忌や船は行き交う火の島へ 宇流瑠
母の忌や火の島静か明けを待つ 宇流瑠
◇◇◇初春の光解けあう空と風 翠硯
◇◇◇春の光に包まれて明日を夢見る風の子ら 翠硯
◇◇◇思い出も苦笑いで飛ばそう初日の出 翠硯
◇◇◇色褪せぬ言の葉刻む ひき潮忌 想予 （再？）
◇◇◇明け初むる神羅万象 ひき潮忌 猟犬 （再？）
去る人も健やかであれ ひき潮忌 雨流瑠 （再？）
いつの間に節目迎えし ひき潮忌呟くほどに優しさを知る 雨流瑠
◇◇◇幾重にも想描くや郷里の灯 想予
◇◇◇秋過ぎて冬の匂いに惑う僕あれから心の時計は刻めてないよ 十字路
◇◇◇立冬の陽だまりの中猫眠る ヨセフ
◇◇◇あの路で別れこの路で出会う影と光 想予
◇◇◇南吉の面影遺す帰り花 想予
◇◇◇落葉に取り崩されし母校哉 想予
◇◇◇月明かり冬の始まり告げている誰も淋しくならないように 小夜風
◇◇◇酒交わす友の声に揺れる月 翠硯
◇◇◇ほのぼのと青く輝く月明り 翠硯
◇◇◇蒼天に浮かぶリズムと遊ぶ風 翠硯
◇◇◇月の姿変われども変わらぬ笑顔で大地を守り 翠硯
◇◇◇水面の月に問いかけ友の影 翠硯
◇◇◇平成のおもかげ映す水面月 翠硯
◇◇◇結局返事も返さぬまま潮時に返さぬまま
満ちて再び潤うこと無き砂浜に干からびた問いかけだけが残った 猟犬
◇◇◇秋風うらら光もうらら自然に鼻歌出てきそう 小夜風
◇◇◇あかとしろしろとあか白きが多し貴船菊 海響
◇◇◇老夫婦胡桃すたつがころがりころがり 海響
◇◇◇今も昔も美しきもの紫支部 海響き
◇◇◇目が初めに洗われ次に心が洗われ最後に血が洗われる花手水 花苺
◇◇◇いつもいつも溢れる響き北山時雨とともに 海響
◇◇◇女々しさは我にありされど常凛とする 海響
◇◇◇あぁ生きてきたあぁ生きているあぁ生きて行く命の細道迷子道 十字路
◇◇◇深々と影の静けさ寒露哉 想予
◇◇◇さやさやと陽に囁きし草の絮 想予
◇◇◇秋麗花の温もり持ち帰る 想予
◇◇◇鳴き渡る月に初雁見上げれば ヨセフ
オロロンと犬の遠吠え聴く夜長 雨流瑠
秋夕焼香港いまだ混沌の中 宇流瑠
遠ざかるサイドミラーの秋夕焼 宇流瑠
山寺の土塀彩る白式部 宇流瑠
海渡る蝶も微睡む花野かな 宇流瑠
山寺や香る木犀白き月 宇流瑠
地に毀れ小さき十字架木犀の花 雨流瑠
絵の如く土塀彩る白式部 宇流瑠
柔らかく木犀散りぬ苔の庭 宇流瑠
いつの間に節目迎えし ひき潮忌呟くほどに優しさを知る 雨流瑠(掲載済み）
◇◇◇大寒や天地境界白く消ゆ 想予
◇◇◇秋冷の灯を追駆せし三等車 想予
◇◇◇言の葉の先を綴るや秋桜 想予
◇◇◇夢の国優美に舞うや斑蝶 想予
◇◇◇鳴く虫鳴かぬ虫それぞれの道を選んだ根拠に思いをはせる今日この頃 猟犬
◇◇◇欠けし月補う如く虫の声 想予
◇◇◇初蝉や遺影の母と耳澄ます 雨流瑠
◇◇◇内なるおもひ染み出でるあき 海響
◇◇◇相席の猫も眠りぬ神無月 想予
◇◇◇下駄音や路地吹き抜けの夏の風 ふうこ
◇◇◇帰省子窓ガラス割りからだ石となる やじろ
槿から吹く風清ら雨上がる 雨流瑠
◇◇◇速度増す白球放物線の先夏 想予
◇◇◇堂々と我が道走る夏の風 翠硯
◇◇◇野分後風傷みして軒の蔦もの ふうこ
◇◇◇早朝の垂水の音に虹かかる 八蝶
◇◇◇こだわりを捨てて小さな野の花に ふうこ
列島の祭り翻弄雨台風 雨流瑠
◇◇◇流るるは大夕焼けの色香とて 八蝶
エアポート笑顔の夏が駆けて来る 宇流瑠
◇◇◇白球の汗はつかまん青空を 八蝶
◇◇◇一筋の清風如く蜻蛉舞う 想予
◇◇◇窓越しの夏空見上げてため息ばかり ふうこ
◇◇◇書物のなかの海心の航海はゆるりと 海 （→俳号？）
◇◇◇枯れ花も墓の細砂も流す喜雨 やじろ
◇◇◇本棚の波に埋もれる海の日に 翠硯
◇◇◇客送り常なる部屋に盆休み ふうこ
◇◇◇盆の昼寝抜けし鼻毛が長すぎる やじろ
◇◇◇まっすぐにゆく道きた道おち葉みち 翠硯
◇◇◇盆過ぎてバタバタバタと足の音 八蝶
◇◇◇海山の思い出持たせ夏休み ふうこ
◇◇◇秋風は本の余白を誘へり 八蝶
◇◇◇向日葵が見上げた空に季節掴む 舞留羽
人集いやがてため息盆休み 宇流瑠
◇◇◇山路来て斯くも厳しき残暑とは ふうこ
◇◇◇いつまでも咲いてほしい君の手に 翠硯
◇◇◇灯火親しみ一人楽しむ読書かな やじろ
◇◇◇醒めきらぬ体温残す夕闇に現るるかな秋の扉は 想予
◇◇◇自由に言葉を紡ぐ色無き風のように 小夜風
◇◇◇この空を夕陽とともに振り返る 十字路
◇◇◇snsでの作り話と孤独のｂar での一人飲み闇の深さはどちらが重いのか 海響
◇◇◇濃い影の八月八日風かよふ 八蝶
◇◇◇黄金の空となかよし幼き日 翠硯
寒禽や孤高に生きる定めとし ふうこ
神官の語る御由緒寒夕焼け ふうこ
凧上がる風と父と子河川敷 ふうこ
城堀りの水を豊かに寒の雨 ふうこ
◇◇◇それなりにこなして忙しき盆休み ふうこ （再？）
◇◇◇海山の思い出持たせ夏休み ふうこ（再？）
◇◇◇窓越しの夏空見上げてため息ばかり ふうこ（再？）
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p2 (コメント51〜100） 2020.1.23
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◇◇◇紫陽花の独り言咲いて萎んで日々過ぎて ふうこ
◇◇◇短夜でも空を飛び交う羽根願う 翠硯
◇◇◇網戸洗い流すか雨台風 ふうこ
◇◇◇笹船に乗って行きたい海原へ 翠硯
◇◇◇光にみちる草原にあの日のことを思いだす 翠硯
◇◇◇帰省ラッシュの網を越え冷気楽しむ里の山 翠硯
◇◇◇じりじりとてる日に秋はきたりけり 八蝶
◇◇◇金色の海を渡りしごめの群れ瞳の奥に去りぬ夏 想予
◇◇◇ふと咲いていた感慨も無く百日紅 猟犬
◇◇◇桔梗咲くZ状の階段を昇るひとを見ている やじろ
◇◇◇黄金の空となかよし幼き日 翠硯
◇◇◇秋草のやさしい音の小庭かな 八蝶
◇◇◇人知れずやはらかに抜く秋の草 八蝶
◇◇◇ふる里のかすかにひびく森の声 翠硯
◇◇◇希望という橋を架ける今日の日に 翠硯
◇◇◇野の果てにひっそり咲いて夢に舞う 翠硯
◇◇◇懐かしき空の青さに群れる雲友と流した汗の数だけ 翠硯
◇◇◇ため息は誰が為にする夜半の秋 八蝶
◇◇◇転生の赤蜻蛉つと背にとまる やじろ
◇◇◇心を透明に耳を澄ませていろんな秋が来る 小夜風
◇◇◇IPhoneが季語とは知らず呟きの調べは予約出来ない 花苺
◇◇◇泣くほどの別れる理由があるのなら、忘れる事も楽になるはず 海が好き
◇◇◇夏の日記を閉じ目の前にいる君を海に連れ出そう仮想ではなく 海が好き
◇◇◇呆然と移ろい秋虫哲学を語る 猟犬
◇◇◇熱を取り込む夏の終わりと恋の予感 海
◇◇◇向日葵の路 終着点を歩きおり 想予
◇◇◇公園の一樹とは思えぬほどの蝉時雨 ふうこ
◇◇◇夢覚めて早めに起きて夜の短か ふうこ
◇◇◇大阪の人に合わせる蝉の音 翠硯
◇◇◇蝉羽音パサリと落ちて仰向いて足元の寂 ふうこ
◇◇◇気まぐれな梅雨と共に手をつなぎ変化の時を切り抜けよう 翠硯
◇◇◇蜘蛛の囲の雫やスワロフスキーのごとくあり ふうこ
◇◇◇夢覚めて早めに起きて夜の短か ふうこ
蜘蛛の巣にキラキラリと雨雫アガパンサスの花それぞれに咲く 雨流瑠
◇◇◇不穏な空気を読み取る蝉時雨 翠硯
◇◇◇松葉牡丹早朝の職場へ向かう道すがら ふうこ
◇◇◇「またねー」小さき手を風にひらひら投げキッス ふうこ
◇◇◇気まぐれな雲と足踏みレモンフィズ 翠硯
◇◇◇梅雨明けの天と勝訴の幸祈る 想予
◇◇◇暗雲を拓きて夢を咲かせたき 想予
◇◇◇虫取網と笑い声揺れる短冊あの日の夢は叶いましたか 楓花
◇◇◇未來への華になります紫陽花歌 翠硯
◇◇◇文月の夜空を見上げひそやかに遠くの誰かを思うとき 小夜風
◇◇◇涼風にこころがほどけていくなんだったんだろうあのとげとげしたこころは 小夜風
山寺や翅を休めし梅雨の蝶 雨流瑠
◇◇◇七色の箒でこの梅雨空に明るい日が差しますように 小夜風
裏庭にほつりほつりと夏椿人知れず咲き音も無く散る 雨流瑠
午後の庭翅を休めし梅雨の蝶 雨流瑠
花合歓や浅き眠りの朝に咲く 雨流瑠
てふてふやなつのをひらりふわりとぶ うるる
◇◇◇梅雨の朝天気構わぬ犬と散歩 やじろ
◇◇◇つつつつと夕さる梅雨の道辺かな てふ
◇◇◇テフテフの仲間に入りし腕をふる 翠硯
昔のコミュのコメントにイイね押してみるマイケルジャクソン忌 雨流瑠
◇◇◇喜びと希望に満ちる初夏の歌 翠硯
◇◇◇紫陽花が終るまだその答えは聞けそうもない 想予
◇◇◇木の葉揺すりの風強まりて梅雨の気配の庭を掃く ふうこ
◇◇◇海霧に夏野蕾は隠されし 想予
◇◇◇緑風に希望をのせて向かう明日 翠硯
◇◇◇向日葵に背中を押され筆を執る 想予
風待ちの蒲公英遊ぶ畦の道 宇流瑠
◇◇◇紫陽花の純白の塊「切らせてね」茎にことわり ふうこ
◇◇◇紫陽花の末尾の白に光射す 想予
安曇野や緑の風の吹き渡る 宇流瑠
◇◇◇夕暮れの田畑も染まる緑風よ 翠硯
◇◇◇緑風や思い思いに歩く道 ふうこ
◇◇◇大空にみなぎるエナジー新令和 翠硯
◇◇◇するすると時の滴は掴めなく紫陽花色の月の迷い路 想予
◇◇◇緑風に添いて旅する初老年 翠硯
◇◇◇点在の木椅子石椅子風は緑に ふうこ
紫陽花や雨の兆しに香り立つ 雨流瑠
◇◇◇青芝の柔らかと思いきや触れればつんつん掌に ふうこ
◇◇◇鯉のぼり泳げば景色動き出す 蒼碧
◇◇◇袋小路に置いてきた過去振り返らずに歩め君 想予
◇◇◇優しが染み渡る五月の雨のように ふうこ
◇◇◇はつらつと輝く空に白い薔薇 翠硯
映り込む全て清らに田水滿つ 宇流瑠
◇◇◇語れぬ記憶に咲きし色 想予
◇◇◇じわじわと熱き心にバラの花 翠硯
◇◇◇令和明け天使と共に羽根広げ 翠硯
安曇野や山々映す水張り田 宇流瑠
◇◇◇「令和」という美しき空にくるまれ何処までも伸びていく若葉のように 小夜風
◇◇◇ピースピースと愛しき声は花の枝 ヨセフ
◇◇◇新緑と母のお針箱よく似合う 小夜風
◇◇◇春終わり出会った人に感謝する ｂluerose
◇◇◇ぼちぼちと出来ること出来るだけ思い新たに古茶新茶 ふうこ
白薔薇の季節に哀しい知らせが届く未來が滲んでいくようだ 雨流瑠
鯉のぼり風と戯る川面かな 宇流瑠
俯きて雫纏いし白き薔薇 宇流瑠
◇◇◇手帳には四月を眺め描く夢しなやかな意志いくつになっても 小夜風
◇◇◇あけ放つ窓辺の借景藤揺るる ふうこ
◇◇◇誤変換多きよ午後の日差しの夏めいて ふうこ
◇◇◇タンポポや菅江真澄の置き土産 ヨセフ
◇◇◇薫風や久々たたくキーボード ふうこ
◇◇◇砂時計落ち切らぬうち叶えたき願い事さえ雨の真中に 想予
◇◇◇花の色ひとつ添えたり令和哉 想予
◇◇◇桜舞うこころの庭に独りきて 山鴨
◇◇◇叶えたき願いは一つ令和雨降る 雨流瑠
◇◇◇病む人に静かに降るや藤の雨 雨流瑠
◇◇◇雪解けて土の香りや懐かしく ヨセフ
◇◇◇新令和平成乗り越え朝陽萌ゆ 翠硯
鳥居下案内するかに猫座る大寒の雨上がり ふうこ
薄氷を翳せば映る未来の灯 想予
ウィルスの見えぬ脅威や睦月尽 宇流瑠
臘梅やほわりほわりと香を灯す 雨流瑠
尖がって雨にツンと尖がって冬芽 雨流瑠
窓越しにいつもの薔薇のある幸せ 雨流瑠
今もなおエナジー放つ冬の薔薇 翠硯
大寒もするりと抜けるレモンフィズ 翠硯
花びらのような雪がふんわりふわ ヨセフ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p3 (コメント101〜150） 2020.2.2
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シナモンの香り届けと故郷へパン焼くキッチン節分の朝 宇流瑠
艶やかに雫纏いし実南天 雨流瑠
侘助やほろりと落花苔の庭 宇流瑠
風遊ぶ菜の花畑のかくれんぼ 宇流瑠
寒風に向かって歩く道いつも元気でいよう笑顔を届けるために 小夜風
春を待つ独りの夕暮れ時もう一度共に歩ける日が来るよね大丈夫よね 小夜風
繋がってる呟きひとつ音になる雪解け水の優しい響き 小夜風
ほこほこの豚まんを買ふ春寒し 八蝶
春寒し日影たのしい日となりぬ 八蝶
跋文は春の寒さを誘へり 八蝶
寒戻り肉まんいけるぞ豚まんも 翠硯
弱い私が顔出した日の椿の紅に心の入れ替え ふうこ
春雨や避け損ないて車の飛沫 ふうこ
つながりが嬉しくて椿一輪活けた朝 ふうこ
花付きは裏年と言う土柔らかに春の雨 ふうこ
椿名の舞い立つごとき「白羽衣」 ふうこ
菜の花色のコラボ書画ふわり闇夜に香を灯す 雨流瑠
春麗や書画にあふれる筆遣い ふうこ
落ち椿それも風情と掃き残し ふうこ
巻き爪の治療を終えて春の野辺 ふうこ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p4 (コメント151〜200） 2020.3.4
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世の中にコロコロコロナなかりせば春の心はのどけからまし 葉流瑠
啓蟄や伝えたいこと伝えたい人のありて・・・ ふうこ
囀りの頭上より降り野に戻る寂 ふうこ
鯖の日に塩焼き味噌煮みりん干しそれでもやっぱり鯖缶丼 翠硯
人声の無き公園オキザリスは満開 ふうこ
麗かや豆苗の二番芽を食べて三番芽は花を見よう ふうこ
寒椿次の世のため眠る姫 翠硯
永遠にこの身に宿る寒椿 翠硯
３１１に黙とう涙ながれけり ヨセフ
春風を切るかに縄音二重飛び ふうこ
お水取り吹雪いてしまい断念ぞ けんちく鹿
コロナと桜と夕日とどっちだい 建築鹿
メジロ二羽小枝揺らして朝の庭 ふうこ
おだやかな光に解け合う鳥の群れ 翠硯
片付けの本からぱらり花びらが ヨセフ
光の国から舞い降りて羽根を広げるれんげ草 翠硯
爽やかな光にゆらぐれんげ草 翠硯
のびやかに天を仰ぐれんげ草 翠硯
いつの間に地にいっぱいのれんげ草 翠硯
いつまでも咲いてておくれれんげ草 翠硯
のびやかに天を仰ぐれんげ草 翠硯
喜びし夫婦となりし花のもと ヨセフ
旅立ちの小径に染まる光の輪 翠硯
宅地が囲む蓮華田一枚残されて ふうこ
平成の世も過ぎ去りし令和とて新たな試練の幕開けか 翠硯
桜並木コロナ忘れて風に吹かれん 蒼碧
山吹の香りゆらめく二人連れ 翠硯
新コロナ桜と共に散っとくれ 翠硯
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p5 (コメント201〜250） 2020.4.5
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路地裏の雑草可憐に咲き誇り 翠硯
車窓から見上げる桜美しきコロナ鬱とて俯くなかれ 葉流瑠
花は葉に窓から眺む夕間暮れ 富井
若葉光朝も静けき通学路 富井
マスクしてI can smell spring! 富井
赤錆し鉄路にふわり花の雨 雨流瑠
雨上がり真白輝く花水木 宇流瑠
花水木白く輝く通学路子等のざわめき今朝も聞こえず 雨流瑠
花水木白き蝶の如空を恋う 宇流瑠
春惜しむ不要不急の我が暮らし 富井
コロナにもめげず芽をふく野菜たち 桜音
初蝶にしばし見とれん草むしり 富井
花筏人は儚き夢に酔う 雨流瑠
旅自粛せめてタンポポフッと吹く 葉流瑠
ランドセル出番待ちつつ卯月尽 葉流瑠
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p6 (コメント251〜300） 2020.4.29
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瀬戸内の海と空と青を競うかタツタソウ やじろ
息子へと帰省ことわるばあちゃんの海おぼろ やじろ
豊作の甘夏はマーマレードの瓶の山 やじろ
しずかさや渡航自粛の船着場 やじろ
何の日か皆忘れおり昭和の日 富井
本好きの青年見下ろす藤の花 翠硯
永遠に絆をつなぐ昭和の日 翠硯
寂しさや盛りの花も人見たげ ヨセフ
コロナ菌勝たねばならぬ新学期 翠硯
たんぽぽの綿毛を飛ばすために首を伸ばすさまが好き やじろ
柿若葉窓全開の深呼吸 富井
風踊る若葉ゆらゆら庭の煌き 蒼碧
彷徨の森を見渡す虹の橋 翠硯
気塞ぎの世の八十八夜かな 富井
緑陰や三密避ける石ベンチ 富井
美味いので恩師へ送るがその娘はすっぱい！と不評の祝島の甘夏 やじろ
金襴や今年もここに咲きにけり 富井
秘めやかに光を放つ金蘭草 翠硯
家飲みの今日の肴は初鰹 富井
あ〜まいあ〜まい夏みかん一つ私にくださいな〜 翠硯
おいコロナ暴走族も飽きないか 翠硯
夜通しに友と交わした酒の味おなじ月見てゆるむ頬 翠硯
未来への残像、チューリップの断首、最盛藤の剪定 やじろ
元気かと電話で済ます子供の日 富井
緊急事態宣言延長のストレス溜まれども家の中ではレストラン 翠硯
ジャスミン咲く機密文書公開の2039年まで生きていよ やじろ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p7 (コメント301〜350） 2020.5.5
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生活の様式新た夏に入る 富井
エンドロールが始まるとびくっとクレマチス咲く現実に戻る やじろ
窓越しにいつもの薔薇のある幸せ 葉流瑠
若葉雨ぽつりぽつりと語ろうかぽつりぽつりと聴いていたい 雨流瑠
白い薔薇咲き初める私は今朝も庭にいます 葉流瑠
コロナ禍や丹精に育てし花を刈る人の悲しみ 葉流瑠
コロナコロナと鳴くテレビ喧噪逃れ鶯を聴く 葉流瑠
一輪の白い薔薇から始まる私の５月 葉流瑠
藤花に触れ飛ぶ蝶や夢の如 宇流瑠
巣ごもりや遊びもいつか昭和風 葉流瑠
巣ごもりやゲームの達人育成中 葉流瑠
いつになく糺の森に小鳥なく 翠硯
コデマリや花裏もまた美しき勝手に名付けし花言葉は献身 葉流瑠
こどもの日名鉄電車待つ笑顔 宇流瑠
若葉風今は静かな天守閣 葉流瑠
こどもの日電車と笑顔河川敷 宇流瑠
旅心自粛の波間漂いぬ 葉流瑠
陽を求め寄りそい咲くやチューリップ 桜音
アンディもマスクとなるは誰ぞ知る 桜音
夏近しシャルドネと聴くモダンジャズ 富井
公園にマスク恥ずかしチューリップ 翠硯
夏立つや江戸切子に吟醸香 富井
男酒ロックもいけるぞオンライン 翠硯
一斉に咲いて香って蕃茉莉 ふうこ
新緑やストリングスの研さんと誠実 やじろ
同期会中止とメール新茶汲む 富井
薔薇だらけ給湯器つけず顔洗う やじろ
コロナ渦まっただ中愛犬死んだじいさんの春愁 やじろ
［ツイッター俳句 2020新春〜2020夏］ p8 (コメント351〜400） 2020.5.14
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虹色に光り輝く薔薇の花行く人も来る人もなお肩を震わす 翠硯
客席にきちんと居座るバラの花白いマスクの人を追う 翠硯
狛犬もマスク姿の５月かな 宇流瑠
山門を新緑ふわり包み込む 宇流瑠
聖５月薔薇で始まり薔薇に尽く 葉流瑠
若葉雨Stay Homeが身に添いて 葉流瑠
歩を緩めシャガに語りし秘密かな 葉流瑠
シャガの花集まりて咲く山路かな 宇流瑠
鉢植えの苺は五粒味見はならず食害に ふうこ
夕焼けや走り去る少年の影長々と ふうこ
寝坊して開く玻璃戸や風薫る 富井
紅黄草へのスポットライトとてもきれいなストローク１７歳のときの自分 やじろ
水彩の淡き花色シャガ香る 葉流瑠
たつぷりと春をかためる雫かな やじろ
人の吐く息を吸い取る薔薇の群れ
そして時流れ平穏な世界にいつまでも
そんな花になりたい 翠硯
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続きは ツイッター俳句集 38 【9251〜9500】
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