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Surrealisme(シュルレアリスム)コミュの自動筆記

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自動筆記、オートマティズム、オートマティックライティングを綴りましょう。

様々な方に見ていただきましょう。

ご自由にどうぞ。

表現の自由です。

コメント(10)

転びました
擦りむいた傷口に
くちびるの感触
夕日は沈んだし
帰らないと

さようなら
離れた手のひらは
僕のそれとそっくりです
赤い目をしたウサギが
道路の真ん中で寝転んでいる
起こさないと

ピアノの音が充満する
大通りを歩く
可哀想ですね
振り返るとウサギが座っている
気がつけば町中ウサギだらけで
もう泣きそうだ
どれが僕のウサギか
見分けがつかないのだ

 さようなら
 また会う日まで

小学生が挨拶を交わしている
列車の音が遠くで聞こえる
山道を駆け上る子供たち
黄色い帽子を被ったウサギが
鳥居の奥の角を曲がる
玉砂利を踏みつけて
追いかけてはっとした

そこは新宿のビル群
電球がやたらとチカチカだ
みんなウサギを連れている
ため息をついてわたった橋の上
中央線の真ん中に
咲いていたアネモネ
氷が踏み破られる
次々に踏み破られる
口からこぼれた言葉を押さえきれずに
氷を踏み破る

夜、街灯の光に雪が散り散りに舞っている
彼女は捕虫網を片手に地平を眺めている
音もなく降る雪の中で
捕虫網を片手に弟を待ち続けている

刃こぼれした包丁が落ちている道すがら
横断歩道に濡れた赤い靴が落ちている
人々は打楽器に夢中で
ホームに入ってきた中央線をバチでたたきまくっている

BPMが上がりきって腕がもげた埴輪をもって
僕は不在の彼女に挨拶をする
片眼だけ睫が長い目茶々の彼女
その手を取ることは誰も出来ない
紙垂を巻いた手首
黒い紙から覗く白い耳に無数の鯖が群がっている

僕はどうすればいいのだろうか
あいつにたたきつけた言葉が鞭のようにしなって
眼球を打ち続けるから涙が止まらないのだ
右にも左にも鉄のアイロンが転がっている
僕の耳もアイロンがけして欲しい
方向指示器の余熱で熔けそうなアイロンで

僕のまぶたは既に縫いつけられていて
仏壇を背負った暦売りが笑っている
いつだって僕らは誰にもじゃまされず
日めくりをめくり続けることができる
むろん何が書かれているかは分からない
分からないまま僕らは玉砂利の上で口吸いを続ける
そして氷を踏み破る
薄氷を踏み割り続ける
夢、光うつつ、彷徨う、歩く、眺める、立ち止まる、振り返る
気づく、落ちる、目が覚める、見渡す景色、日常、歪む、沈む
繰り返す夢、落ちる、彷徨う、闇、見えない何か、つかめないもの
恐怖、怒り、悲しみ、落ちていく記憶、底のない海、見えない光
届かない声、消える祈り、静けさの後の緊張感、はりつめた空気
読めない文字、空に消えてく希望、雲がふってくる、手でつかもうとする
すりぬける雲、歩き出す蟻、目で追っていく、追いつけない、どこまでも続く

書いてみて気づいたのがまだまだ頭の節制があるんだな、ということ
自由に筆記できないもどかしさがありました。

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