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永田ガラコミュの観ーKAN感想など

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「かん」が3つも並んじゃった(笑)

デビュー作には
その作家の一番いいところが
現れる気がします。

最近「内向き」の作家が多く見受けられる中、
「外向き」の小説を書こうという意気込みを
感じましたが、
みなさんはいかがでしたか?



コメント(8)

では、まず旧い読み手のKYOから(笑)


作品は作品そのもので評価されるべきだと思うので、
わたしのように過去にガラ作品を読んでいると
フィルタがかかってどうかと思うのだけど、
『観』は明らかに異質。

いろんな部分で苦手→不快
と、思う点があるのだけど、そも、それが
狙いかと思ったり。

「だって、そういう時代でしょ」

ということなのだと思う。

室町という混沌と猥雑。
「卑しい」遊芸人。
そういう時代の雰囲気を醸し出すための、
作者なりの仕掛けかな、と。
もともと「聖と賎」」というものに興味があるので、
もちろんここに描かれていることはすべて
事実ではないにしろ、そんな感じやろなあ、
と思わされる。

わたしは基本的にキャラクタ感情移入派で、
はまり本は、己を投影しながら読むのですが、
これは、俯観で読みました。
読後感は、手塚先生の『火の鳥』のシリーズと似てるかも。
この主人公殿が、ものすごい上昇志向の持ち主で、
「なんでもやっちゃう」のについていけない(笑)
逆に、あ、わたしはそういうニンゲン違うんや、
という妙な安心感に包まれたりして。

いろんな捉え方が出てきそうで、
またみなさんの感想も拝読したいと
楽しみにしておりますウインク
ふじさんのおツレさまの感想を頂戴しました。

『良かったし面白かった\(^o^)/
はじめ小さな無駄はあるけど中盤から良好。
色事は女性著者の限界を感じる。男の感覚ではない。
でも文章が良い。漱石にあって、鴎外とか実篤にない現代文の美しさがある。
誉め過ぎか?』

ふじ;
無駄というのは最初の方で使われる()などのことで、
実は私もちょっとリズムにのりにくかった。
でも、()の内容は絶対あった方がわかりやすくて
イメージしやすいんだけど。

『「つまり」とか()の予備知識が著者と読者の壁に見える
これをとって、さも読者が最初から知ってたかのような
錯覚を起こさせる芸があれば言うことない(^-^)/
卓越した文章がある。面白い\(^o^)/』
2>おツレさま

わ〜い、ご感想ありがとうございます。
殿方のは、貴重ですわ指でOK

>色事は女性著者の限界を感じる。男の感覚ではない。

イヤ、女性作家ですから(笑)
限界か〜。
まあ、手塚先生やクロサワ監督は
「インテリの限界を感じる」ことは、
確かにありますね。
ドストエフスキーみたいにはなれない…
(なんか比較がヘンか??あせあせ)
基本的に、わたしは女性作家の濡れ場は、
受け容れにくいです。
不快!って、思っちゃいます。
好みですかねえ。

>さも読者が最初から知ってたかのような
 錯覚を起こさせる芸があれば…

ですよねえええええ!!!
そうなれば、すごいステキ。
つか、錯覚してください、是非(笑)
ガラもんの目指すところも、そこです。
ふじさんのおっしゃる「リズム」も
そうで、註が邪魔ッ気に感じます。
でも、あったほうがいいんだよね、やっぱりね。
いつか、ガラなら、この漢字はこう読む!
みたいのが定着したらいいなあうれしい顔
遅くなりましたが、感想です本。
若干ネタバレかもしれないので、ご注意下さい。

KYOさんの言われるように、
南北朝の政権争いに揺れる室町時代初期の不穏な空気感が、
見事に描かれてました。
この時代は人の命が軽くて虐げられたりすることも多く、
残酷なシーンもあるけれど、
それだけに最後の大どんでん返しは気分爽快exclamation ×2。
辛いシーンもこのためだったのかと思いました。

歴史小説でありながらエンターテイメント性もあって、
おもしろかったですぴかぴか(新しい)。

読み終わってから表紙をみると、また納得exclamation。
4>KYOさま

たしかにガラさんの漢字の使い方は独特だと感じます。
「疾う」=とう
「了解した」=りょうげした
とか、他にも難しい漢字が多様されてて、
それがまた時代の雰囲気を、
うまく醸し出しているように感じられます。
これはガラさんの個性だし、巻を重ねて読者の間で定着したらいいねえるんるん。
5>ふじさま

そうだよね!

表紙指でOK

あーそういうことか〜〜〜目
でした。

ちょうど1年前くらいに、この作品を
WEBで公開できないかとウロウロしていたので、
本になって、ホン当にうれしいのですが、
クライマックスが華やかにぴかぴか(新しい)変わっていました。
編集さんの目が入ると、やっぱり違うねんなあ
と思いました。
6>ふじさま

室町だしね。

「当時どんな言葉遣ってたなんか
わからへんやん」

という由のことをよく
ガラもんは呟いておられましたが、
それでも、その時代の雰囲気を出すために、
色んな工夫をしているように見受けられますね。
当時の文献に出ている言葉などを
参考にされているでしょう。
史学科の強みだねウインク

桃山なら、
「疾う」=はよう
と、ルビしたかも…。
公家や、武家ではボキャブラリも違うだろうしね。
わたしはマンガ描きなので、
必要に応じて、
「了解」=ラジャ手(チョキ)
にしちゃうかもウッシッシ

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