メンバーはKen Hensley & LIVE FIRE(以下「KHLF」とする)の”LIVE FIRE”の3人、、つまりRoberto Tiranti (vo,b), Ken Ingwersen (g,key), Tom Fossheim (dr)の3人で、ゲストにハモンド・オルガン3名、そして生前のKen Hensleyがラスト曲「The Longest Night」で歌ってます。
Ken Ingwersenによるアルバムのプロローグとなるインスト曲「Live Fire」から、「Ready To Die」へと流れるように繋がれます。KHLFの2作目『TROUBLE』(2013年)のオープニング曲ですが、「死ぬ準備をしろ」ですからね。あの頃から死活していたなんて涙腺が緩みます。続くUriah Heep(以下「UH」とする)の「Sunrise」からKenちゃんのUH時代へのリスペクトが奏でられます。「Easy Livin’」やはりこの曲は外せません。「The Curse」はKHLFの1作目『FASTER』(2011年)の曲で、アルバムではKHLFの最初のメンバーであるEirikur Hauksson (vo)とSid Ringsby (b)が参加していましたが、本作では当然Robertoさんが歌ってベースを弾いてます。UHの「Circle of Hands」「Look At Yourself」「July Morning」...全てKenちゃんの曲です(JMはHensley/Byron)。Kenちゃんのソロアルバムの中では恐らく最もライヴで演奏されたであろう「The Last Dance」。そしてKenちゃん自身も大きく貢献したUHのデビュー・シングル「Gypsy」で本作の本編は一旦終わります。