名古屋　座禅会コミュの岡田多母さんのお話

◆岡田多母さん語録◆

《一人のヒトが神の偉大なアートとしての輝きや持ち味、
機能などを全面的に体現して、テラにミロクの世を創り出す動きは、
今後、どのようなプロセスを経て展開されていくのでしょうか？》

神の偉大なアートとしてのヒトの本質は《静寂》
その味わいは《至福》

偉大なアートの本体を《存在》と呼び、
すべての根源を《意識》と呼ぶ

根源の本質は《愛》

ヒトは自らの自己の根源に目醒め（意識の目醒め）、
自己の本質である静寂を知り、至福を感受しながら、
自己の根源《意識》に深く開かれていく（自己想起）

この時、ヒトは、自己の根源の本質が《愛》であることに気づき、
愛が溢れる（愛の目醒め）

静寂は動かず至福は溢れる

深き沈黙と溢れ出ずる愛の感受（意識の目覚め）

根源に開かれていく、すべてを知る《知性》

根源の愛が溢れていく、すべての感受《感性》

偉大なる知性と偉大なる感性、即ち《英知（叡智）》

ヒトは自己の根源へと深く深く進み、無限を知り永遠を感受する

愛は、止まるところを知らず、溢れ続けている

神の偉大なるアート・ヒトは、根源の本質、
愛と《英知の光》でできている。

自己の内なる光に気づいた瞬間に、そのヒトは光に包まれ、
愛が溢れ出し、変容が始まる（自己の変容）

暗闇は光の到来によって消え去り、
生み出されたあらゆる暗闇の遺産は、
愛に融かされて、至福の内に消え去る。

偉大なる神のアート・ヒト、真善美の傑作。

このヒトの根源への想起…
そのすべてのプロセスの展開が具象化し、現象化して、
その人の現実を生み出すとき、
そのヒトの《ミロク世の創造：クニ生み》と呼ぶ。

ヒトは深く進み、静寂と至福を感受し、
沈黙と愛を、経験すればするほど、
根源の《ヒトツ》に
《すべてが繋がっている。全てはヒトツの己である》を知る。

自らの深き沈黙
溢れ出ずる愛

これによる《自己の偉大なる変容》ー

このプロセスの展開の実現ソノモノが、
その人の、ミロク世を創り出す動きです。

一人一人の静寂の深み、愛による変容が、
ヒトツに繋がり現象化した瞬間、
この現世にミロク世の実現をみるのです。

この世は人々の内側を現象化した世界です。
現れている世界です。
従って、現世は、人々の内面が創り出している、表れた世界。
表層であれば、海の浅瀬のように、波立ち、
寄せては返す荒々しい変化を創り出す。
海の底深く進み、ソコにアル、深い静けさを知り、
その感受が現れるとき、
普遍なる静けさとその感受《太平》が現世に表れる。

そして表れた〈太平〉は、誰にとっても現実となり、
事実となって、誰もが経験出来る時が訪れます。
これが、ミロク世の実現であり、創造から、
変わることのない普遍の実存となるのですね。

ミロクの世の創造の、今後のプロセスは、
人々の内面の変容の現れを経て、
変化（表層）から変容（深層）へ、
そして変容から普遍（ソコ）へと、展開されていくことでしょう。

まぁ～ココからソコへ、たどり着くまで、イロイロありますが…
みたいな～話で、すみません…