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記憶?記録?タク?コミュの▼ 問題を憎んで人を憎まず ▼

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▼ 問題を憎んで人を憎まず ▼
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1094034&media_id=34

 組織にはときに問題行動を起こす人がいます。今回はしんこちゃんと一緒に、問題児の対処方法を学びましょう。【小俣光之】

【拡大画像や他の画像】
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1001/28/news038.html

 新米リーダーしんこちゃんが、先輩リーダー輩田(やからだ)さんのところにやってきました。なにやら深刻な表情です。

しんこちゃん 輩田さん、ちょっとお時間いただいていいですか。相談があるのですが。

輩田さん おっ、なんだなんだ。またカラオケの指導をしてほしいとかかな? 美しい人生よ〜♪

しんこちゃん もう、社内で大きな声を出さないでください。少しは顔つきでどういう相談か想像できませんか?

輩田さん 深刻な顔をしているときこそ、明るい応答をするのが大事なんだぞ。そもそもなー。

しんこちゃん はいはい、その話は何度も聞いています。今日は別の相談です。実はメンバーから「門田(もんだ)君をプロジェクトから外してほしい。いてもトラブルの元になるばかりだ」と直訴されたんです。

輩田さん うーん、門田君は問題児というわけか。ではそもそも問題児とは何なのかから考えてみようか。わたしはね、問題児は4つのタイプに分けられると思うんだ。

● 問題児のタイプ

1. 仕事の役に立たない
2. 仕事をしない
3. 仕事の邪魔をする
4. ほかのメンバーに悪い影響を与える

輩田さん 組織はチームワークが何よりも大切だ。役に立たないメンバーがいると、ほかのメンバーは「なんであいつの仕事まで俺が面倒見ないとならないんだ」と不満を感じる。仕事をしないメンバーがいると「仕事をしなくても給料をもらえるのか」と考えて、努力をするのが無駄に思えてしまう。仕事の邪魔をするメンバーがいるとほかのメンバーが頑張っても問題が多発する。悪影響を与えるレベルになると問題外だ。さっきの話からすると、門田君は仕事の邪魔をするレベルかな。ほかのメンバーに悪影響を及ぼしてはいないが、なんらかのマイナスを与えているようだね。

 チームとしては厄介者でも優れた面がある人は、専門分野のスタッフにするなどの工夫で対応できる場合もある。でも特別扱いをするほどの魅力が門田君にあるかどうかを十分に考えないと、ほかのメンバーが不満に思う可能性もあるね。しんこちゃんから見て門田君はどんな人なの?

しんこちゃん 技術的にはかなりレベルが高いです。でも積極的に問題解決に取り組むというよりも、周囲の批判ばかりするところがあるんです。

輩田さん なるほどね。ところでしんこちゃん、門田君とは話をしたのかい?

しんこちゃん いえ、まだです。門田君は職人肌であまり話をしてくれないので。

輩田さん それはいけないな。片側だけの言い分で判断するのは危険だよ。門田君がどんなことを考えているのかもしっかり聞いてごらん。対処を考えるのはそれからでも遅くない。

しんこちゃん 分かりました。確かにわたし自身、門田君と話をしたことがほとんどないので、変な先入観を持っているかもしれません。一度じっくり話をしてみます。

 しんこちゃんは門田君と個別に面談しました。

しんこちゃん 最近どう? 担当してもらっているプロジェクトはうまくいっているかしら?

門田君 いえ、あまりうまくいっていないので悩んでます。実は……。

 実は技術に詳しい門田君は、ほかのメンバーよりも早く開発中のシステムの不具合に気が付き、注意を促していました。しかし「ここは問題がある」「ここがまずい」と批判的な口調で話すので、周囲の反感を買っていたのでした。

 門田君がプロジェクトを成功させたいと願っていること、だからこその否定的な発言であることが分かりました。また門田君は、しんこちゃんも加わった情報共有の場を定期的に作ってもらいたい、という希望も持っていました。

しんこちゃん 門田君がいろいろなことを考えていたのに気が付かなくてごめんね。それから情報共有についても了解。どういうタイミングでやるかを急いで決めるね。それと、わたしから門田君へのアドバイス。問題点について話すときは、指摘するよりも解決策を出してみるといいよ。

門田君 そうですね、やってみます。しんこリーダー、ありがとうございます。

 しんこちゃんは輩田さんと相談して、チーム全体で意識合わせをするミーティングを定期的に開催することにしました。発言時には批判ではなく解決策を出すことを徹底したところ、門田君の考えがほかのメンバーに伝わり、皆の顔つきも変わってきました。

しんこちゃん 輩田さん、おかげさまでチームが良い雰囲気になってきました。忙しいからと放置したわたしもいけなかったし、門田君も前向きな発言が少なかったことを反省してくれました。

輩田さん よかったよかった。どうせ仕事をするのなら、明るく楽しく前向きに、がポイントだものね。ついでだが、今回のきっかけになった問題児をどう扱うかの話の続きをしておこう。

 問題行動が激しくてどうしようもないときは、ほかに移動してもらうとか、やめてもらうという方法もあるにはある。けれども、そうすることによって生まれる悪影響は計りしれない。メンバーが「自分も不要になったら捨てられるんじゃないか」という思いを抱くかもしれないし、会社のイメージがマイナスになるかもしれない。問題児の何が悪いのかではなく、問題はどこにあるのかを冷静に判断して、問題の影響が広がる前に対処することが必要だね。

しんこちゃん はい。この人は問題児だと判断をする前に、しっかり状況を把握して、本当に当人の問題かどうかを見極めなければならないですね。

● 輩田さんの今日の「喝!」

 組織の問題を解決することは、リーダーの仕事だ。問題行動を行う人がいるときは、以下の点に気を付けて対応しよう。

・問題行動を放置しない
・問題には原因があるので、状況をしっかり把握する
・問題は本当にその人個人にあるのか、問題児の言い分も公平に聞く
・問題児を組織から外すのは最終手段。それによって起きる悪影響も考える

しんこちゃん そういえば、輩田さんも新入社員のころは相当問題児だったそうですね。

輩田さん ああ、わたしね。笑い声が大きすぎて、周りの人がみんな頭痛持ちになってしまったんだ。初ボーナスで買った耳栓を周りの人に配って問題解決ってやつさ。うわっはっはっはっ、うわっはっはっはっ、うわっはっはーーーっ!!!

しんこちゃん うわ、耳がキンキンしてきました。その耳栓わたしにもくださーい。

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