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世界の聖賢に学ぶ☆精神世界の旅コミュの眠れる預言者エドガー・ケイシー【1877〜1945アメリカ】

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 エドガ−・ケイシーは20世紀前半、古きよき時代のアメリカで素朴な生涯を生きた信仰深いクリスチャンです。1877年にケンタッキー州、ホプキンスビルに生まれ、1945年にバージニア州、バージニアビーチで亡くなっています。普通の人にはない特殊な才能を持っていた為に、アメリカでは一躍有名になり、これまでに何度もハリウッドで彼の生涯を映画化しようという話が持ち上がりましたが、諸般の事情で実現していません。一度はあのスピルバーグまでもが映画を作りたいとケイシー財団に相談を持ちかけたこともありました。一番最近ではほんの数年前にトム・ハンクス主演で3回脚本が作られたが日の目を見なかったという話まで伝わっています。

 エドガ−・ケイシーを有名にした特殊な才能とは、催眠に似たトランス状態になると、宇宙のすべてを見通す千里眼となり、古今東西の知識を駆使して、ありとあらゆる質問にも答えることができたというものです。その生涯の前半生では医者に見離された病気に苦しむ人びとが、治療法を求めて彼を訪ねました。彼はトランス状態になるとその病気の秘められた原因についても見通し、医学を学んだこともないのに専門用語を駆使して正確に診断しました。

 彼の処方した診断と治療法で多くの患者が奇跡的に回復しました。その治療法は後に彼を研究した医師により体系化され、エドガー・ケイシー療法と呼ばれるようになりました。エドガー・ケイシーは現在のホリスティック医学(人間を体と心と魂全体で捉える医学)の源流に位置する、いわばホリスティック医学の父とも言える存在だと分析する医師もいます。

 後半生では病気の治療だけではなく、人生上のさまざまな悩み事を相談する人々も出てきました。エドガー・ケイシーは驚いたことに人間関係のトラブルや問題事は過去世の経験に起因すると語り、生まれ変わりとカルマの真実を伝え、人生への深い理解を示すことで多くの人の心を癒し魂を救いました。それこそ今でいう前世療法の発端であったといえるでしょう。

 日本やインドなどでは馴染み深い輪廻転生やカルマの法則という思想もケイシー在世当時の西洋ではごく一部の秘教的伝統の中に見出されるだけで、一般的にはほとんど知られていませんでした。1950年代にモーレイ・バーンスタインという催眠術師がケイシーの情報に触れて、退行催眠でルース・シモンズという女性の前世まで遡る実験をした記録「ブライディマーフィの探求」が大きな話題を呼び、生まれ変わり思想の一大潮流を巻き起こしました。これが西洋に輪廻転生の思想が広まる端緒となりました。

 前世や生まれ変わり、よくスピリチュアルの世界で使われるソウルメイトやツインソウルなどの概念もその源流にはエドガー・ケイシーの存在があります。最近テレビでも江原啓之さんなど、新時代の霊能者ともいわれるスピリチュアルカウンセラーが人気となり、スピリチュアルの世界も多くの人に知られるようになりました。エドガー・ケイシーはその意味においても元祖的存在であり、まさに霊的世界のパイオニアと呼ぶにふさわしい人物でした。

 彼は多くの人から「バージニアビーチの奇蹟の人」、「眠れる賢人」と呼ばれました。相談者の中には発明王エジソンやテスラコイルで有名なニコラテスラ、更にはFMラジオの発明者もいて、彼らがケイシーの言葉からヒントを得て発明をしていたことが知られています。第1次世界大戦時には、当時の大統領、ウッドロー・ウイルソンに招かれ、ホワイトハウスで、いまの国際連合の前進である国際連盟の14か条に至る理念を語ったといわれています。ウッドロー・ウイルソンは国際連盟の提唱により、ノーベル平和賞を受賞したのは多くの人が知るところでしょう。エドガー・ケイシーがアメリカの国家的預言者といわれる所以です。

 現在でも20世紀最大のサイキック(超能力者)あるいはチャネラーと呼ばれています。

コメント(21)

 僕がエドガー・ケイシーに魅了されたのは必ずしもその才能のすばらしさのみではありません。それ以上に魅了されたのは彼の人柄でした。

 僕がエドガー・ケイシーについて知ったのは今から30年以上も前に読んだ、エドガー・ケイシーの伝記に始まります。題名は「奇蹟の人―エドガ―・ケイシーの生涯」です。著者はジョセフ・ミラード、十菱麟さんの訳で、出版社は霞ヶ関書房です。この中には彼が自分の才能に戸惑い、悩みながらも信仰深いクリスチャンとして誠実に人を助け続けた人間エドガ―・ケイシーの感動的な生涯が描かれていました。この本を読んだ当時、高校生だった僕はどんなに感動したことでしょうか。現在、エドガ―・ケイシーの伝記は数多く翻訳出版されていますが、この本からでなければ僕はこれほどケイシーに填まっていなかったでしょう。

 以来僕はたくさんの人にこの本を推薦し、手にした人は100人を下らないでしょう。今に至るまで僕の人生で最も大きな影響を受けた人物はエドガ―・ケイシーであると断言できます。僕が今、心理カウンセラーやセラピスト、更には占い師になっているのも、かつてエドガ―・ケイシーの生涯に感動して、ケイシーのように人を助けたいという志を抱いたからにほかなりません。

 大学生の時には大阪で初めてのエドガ―・ケイシー研究会を創り、エドガ―・ケイシーのことを多く知りたいと思っていたはずが、いつのまにか、多くの人にケイシーのことを知ってもらいたいと関西での啓蒙の第1人者になっていました。これからもずっとエドガ―・ケイシーの研究と啓蒙を続けていきたいと思います。

(このトピックとコメント1は過去に僕は書いた日記を転載いたしました。)

知恵の泉1ーエドガー・ケイシーのリーディングよりー(2005年7月17日の日記)

 「偶然によってこの物質世界に入る魂はいない。愛溢れる神の恵みによって、慈悲によって生まれ変わるのである。その転生で魂が進歩するか退歩するかは、その人がどのような理想を掲げ、その理想に対して心と体を使ってどのように取り組むか、その姿勢にかかる。人生とは目的に満ちた経験である。そして、あなたが今いる場所においてこそ、自分の能力、短所、長所を用いて、地上に生まれてきた目的をもっともうまく果たせるのである。宇宙を想像した同じ普遍の法則が、あなたの内にも働き、あなたはその法則に導かれている。あなたの運命はあなたの内にあり、また世界の運命もあなたの内にある。さればこそ、あなた方は神の力が地上に顕現する為の水路となれ。神はあなたの努力に対し、必要な力を、必要な勇気を与えてくださる。神を信じよ。神はあなたの防波堤であり、あなたの長兄である。神の中にのみ、真の喜びと平和と幸福が存するのである。」

 「今までにもたびたび教えたことであるが、自動書記だの霊媒だのに関心を向けるより、むしろあなたの内なる声に耳を傾けなさい!ものを書くことによって、自己に備わっているものを表現するのならよろしいが、決して自分以外のものの力に手を委ねてはいけない。何故なら、宇宙は、“神”はあなたの外にはなくて、あなたの内にあるからである。あなたは神に属しているのだ。大自然の宇宙力と親しみ、あなたの父なる“創造者”と親しむことこそ、人間が生まれながら持っている特権なのである。神と共に歩むことを最上の満足としなさい。」

 「我々は今後、外部からの力で導かれている人には助言をしないつもりである。何故なら“神の国”は外からやって来るものではなく、あなた方の内部から現れるものだからである。内からの霊感によって書いた文章と、外からの力に指図されて書いた文章とは、全く性質が異なるものである。」

 「あなた方は、打ち砕かれた人々、乱され誤解を受けている人々を幸福にしただろうか? あなた方がお世話をするというのではない。神の愛が人の悲哀をぬぐい去るのだ。キリスト(救世主)の人生はどのように示されただろうか? 神はすべての涙をぬぐい去り、かの幸福の地に、もはや病も悲しみもない。次のことを人生の指針とせよ。あなた方の心の中からまず恐怖を追い出し、ほかの人々が自分で自分を救えるように援助の手を差し伸べ、神の創造力との関係に目覚められるようにしてあげなさい。イエスがご自分をキリストであると示された方法で、キリストの道の中に幸福があることを、そして主の道、主の約束、主の歓びと命を守ることが人生の歓びと幸福だということを、人々に伝えなさい。 これが他者に幸福をもたらそうとする人々の使命であり、与えることによってあなた自身が幸福になるのだ。イエスをキリストにさせたものとは何だったのか? 肉体をもちながら、人々の魂を救済するために、ご自身をすすんで犠牲にされた行為。それが神の王国へと人を導くのだ。」

 「いつも肝に銘じておくがよい。それがたった一人の魂であったとしても、その魂が自らの内に神性を求め始め、それによってその魂に平安と理解がもたらされたなら、我々の仕事は決して無駄ではなかったということを。」      

 「実体の記録は、事物のからみとなって時間と空間の上に記されている。それらはイメージと呼んでもよい。というのも、想念は物質であり、それが走るときに、我々のいう時間と空間の上に、印象となって刻まれるのである。」    

 「あなたが蒔くものは、あなたが刈り取るのだ。個人が自分の蒔いたものではないものを刈り取るように見える経験がしばしばあるが、これは実体がもっていたり、あるいはその特定の個人との関わりで、目的もしくは関係や理想を分析し研究しようとする人間がもっている、萎縮した自己像であるに過ぎない。」
                          
 「おのおのの魂はある目的の成就のために物質平面に入ってくるのである。すなわち魂が創造の力と一つになるようにとの摂理なのだ。そしてこのような魂が物質的利益の追求のため、または放蕩、傲慢、虚栄のために、ないがしろにされるままなら―経験のなかにつまずきの石が現れる。」
                              
 「おのおのの魂は表現を求めるものである。そして周囲の環境での心的つながり・個性の間を通過するにつれて、それは自分のエゴの表現を求めて勝手な反応をするといった表現の仕方をするのか、あるいはあの偉大な「私は有りて在るものである。」という存在と自分は一体だという表現の仕方になるかのどちらかである。」
 「つまずきの石は常に、己の自己に蓄えられた権力と能力の増長、お互い同士の関係における自己の間違った適用に潜むものなのである。」                                         
 「実体の意志や決断力を上回る原動力は、占星術、職業、遺伝、あるいは環境のいずれの面でも存在しない。と言うのも実体が、自分と知識を分離するもの、ないしは神と呼ばれる創造の力の愛と自分を分離するものなど、自己以外には天にも地にも存在しないことを、真実として発見するからである。そして実体は自己の中で、単に知識を得たり憶測したりするだけでなく、内面の静かで小さな声に耳を傾ける努力を決心をするべきだということを真実と認める。さらになされた約束が真実であることを発見するだろう。」

 「・・・従って真の知識とは、経験の正しい解釈、及びそれを日々の人間同士の付き合いを通じて生かしていくということなのだ。だから基準は、それが富や名声をもたらしたからでも、世間の人々からほめられる出来事を実現したかでもなく、個人をより良き隣人、より親切な友人―妨害を計る者に対してより辛抱強い人間―にしたかどうかである。なんらかの顕現的な形で愛をもたらしたかどうかが問題なのだ。これら全ては真の知識が在る個人の経験の中に顕現しているかどうかを示す指標だ。」                                        
 「だから人間は、神の意志を行うことによってのみ幸せを見つけられると分かっていながら、自分の自由意志のことを、神の意志とは反対のことを行うことを考える手段としてすぐに考えてしまう。神に仕えるという考え方は苦になるのだ。なぜなら自分の意志の犠牲として見てしまうからである幻滅と苦痛と時間と空間と忍耐の中でのみ、彼は自分の真の意志は神の意志であり、その実践が幸福であり楽園であるという知恵に到達するのである。」

 「創造的エネルギーの中を歩む者は、まことに心の中が喜びと楽しみと平和と調和で満たされていなくてはなりません。なぜなら人生は神の顕現であり、その人の人生のあり方は、その人が創造主についてもっている考えのあらわれですから。」

 「全ての健康、あらゆる種類の治癒力とは、内なる波動を変えることである。すなわち身体の生きた組織の中にある聖なるものを創造的なエネルギーへと同調させることである。それだけが治癒となる。たとえ薬を使用しても、また手術によって治癒したとしても、あるいは他の何らかの方法で治癒したとしても、生きている細胞の諸力の原子構造を、その霊的資質に同調させることによって治癒しているのである。」

 「・・・続ける勇気を失ってはいけないし、失うべきではありません。治療も救いも全て建設的な考え方、建設的な実行、とりわけ建設的なインスピレーションから生ずるのであることを知って、忍耐強く行わなければなりません。疾患を、より偉大な理解へと向かう踏み石として用いなさい。」                                  
 「魂一つ一つには地上での使命があり、それは神の最初の思念を表しむることである。そのようにあらゆる魂は神の御前で平等という基盤の上に立っている。故に、あなた方は自分を責め人を裁く権利を何一つ持たない・・・」

 「あらゆる人に仕える人こそより偉大な人である。自我を克服することは多くの都を手にするよりなお偉大な業である。あなたの努力を通して助けられるかもしれない人々にもっと大きな愛をもってそれを表しなさい。このことを覚えよ。人はその日のことを見るが神は人の心を御覧になるということを。・・・・・・」

 「生命はその真の意味において永遠の今である。今日、永遠の今が一人一人の実体、魂の前に置かれている。・・・・」
知恵の泉2ーエドガー・ケイシーリーディングよりー(2005年12月25日の日記)

行動的であることがいちばんよい。何もしないでいるよりは過ちでも犯したほうがなおよいといえる。

 知識に、知恵に、理解に王道はない。1人1人の魂はこれらを生き、体験しなければならない

 知識でもなく、力でもなく、活用という単純さこそ聖者の知恵である。

 自分を応用せよ。それを手で用いよ。あなたが今持っているものを使え。それがあなたの前で開くにつれて、他の段階が、他の計りが汝に与えられよう。

 汝の胸が、とりわけ汝の魂が為せとせきたてることを行え。あれこれをせよと命じるのは神の御心でさえない。

 神の探究、それは自己のうちにある。瞑想は内在の神に聴き入ることである。

 自己の中にその光を見つけなさい。それは昼の太陽の光でも月の光でもなく、キリストの光である。

 希望を失い、道を失った魂への救い手となり、助けとなるまでは、あなたは内なる神と、外なる神を充分に理解することはできない。

 あらゆる道が理解へとつながっている。高い道をとる人もおり、低い道をとる人もいる。しかし私達は門の前にたどりつく。ある人は絶望の泥にまみれて、ある人は大いなる期待の高みに立って。

 汝の目的はただひとつであろうか。それとも汝は求めているのか。自らの知っていることを実行に移すことなく求めているのか。

 知識の源を知りなさい。そうすればあなたはその目的を知るであろう。                           262-109

 知識の始まりは自己を知り、自己と神との関係を知ることである。                              1249-1
 
 知識は増すほどに責任が増してくる。愛は増すほどに能力が増してくる。                              281-23
 
 愛が示されるほど多くが許される。          262-47

 あなたが許されたいのなら許しなさい。それが知識である。友人を持ちたいのなら友好的になりなさい。それが知識である。父の愛を得たいのなら、愛情深くなりなさい。神は愛であるから。これこそ知識である。262-97

 生命はその真の意味において永遠の今である。今日、永遠の今が常に一人一人の実体、魂の前に置かれている。     1293-1

 あなた方はテスト期を生きているのである。自分に課せられたあらゆることに対して忠誠を保ちなさい。また1日1日が機会であり体験であることを知りなさい。真理の種、聖霊の種を播きなさい。神がそれを育ててくださる。

 完全な愛は恐怖を一掃し、恐怖はすぐに消え去るはずの物質的事柄から生まれる。であるから、もっと高い永遠についての思いを保ちなさい。人生は絶えざる体験である。

 魂一つ一つには地上での使命があり、それは神の第一原因の思想を表わしむることである。そのように魂は神の御前で平等の基礎の上に立っている。ゆえにあなた方は自分を責め、人を裁く権利を何一つ持たない。

 はじめの原則を知りなさい。生きているあらゆるものの中に善があるということを。

 (林陽訳編 ACE資料より)
エドガー・ケイシー名言集「知恵の宝庫」より抜粋(2008年12月10日の日記)

第6章 体と健康

体心霊は一体である

 体は永劫の時の流れを旅する魂の乗り物に過ぎません。5717−2

 肉体とは魂の運動が心を通して結果したものです。262−95

 霊的なものが心で具体的な形をとるのです。心は形成者であり、体は結果です。
3359−1

 建設的な考え方を保ちなさい。思いは感情に影響するだけではなく、消化吸収にも影響します。怒りや悪意は体に毒を生産して蓄積します。常に朗らかでありなさい。23−3

 悪意をもってはなりません。悪意は争いしか生みません。怒りを抱いてはなりません。怒りは心身を混乱させるだけです。1402−2

 怒りを爆発させてはなりません。口に出しても、出さなくても、他をののしってはなりません。激怒は悪いものを食べるよりも多くの毒を作り出すからです。470−37

 人間を構成する心と体と霊は、「父と子と聖霊」の雛形として、それぞれに独特の性質と役目を持っています。「父と子と聖霊」が一体であるように、心と体と霊も一体です。人は地上物質界に顕現した神の雛形です。3357−2

 あなたの心と体が活ける神の神殿です。神はそこであなたに会合すると約束しているのですから、神の臨在を実感すればするほど、人生の美しさ、目的、調和、喜びが、確実にあなたのものになるのです。1968−1

 体の細胞は、プラスとマイナスの力を帯びる、宇宙の極小型模型です。その力が物質的にも、精神的にも、霊的にも使われます。1776−1

 死んだ人間の体にではなく、生きた人体に、外部の元素、気体、ミネラル、力のすべてが存在するのです。それは全体と一つになっています。人の生命活動の一部になっていないものは、この三次元世界の力のどこにも想像できません。470−22

 心配しすぎてはいけません。心は形成者ですから、心配しすぎれば体の正常な反応が乱されます。同じことは、血の巡りと消化吸収、排泄にも言えます。消化吸収と排泄が正常に保たれていれば、体のどの部分も再生できるようになります。あなたの場合、心に抱く悪意や憎しみや心配が体に反応を呼んでいるのです。心と体にプラスの態度を取るべきです。 818‐9

体心霊にバランスをとれ

 あなたは規則正しく休み、労働し、心に食べ物を与えなさい。体に食べさせる必要があるように、魂にも食べ物を与えなさい。食べ物をよく噛まなければ消化不良を起こすように、心と魂の食べ物も、よくかむ必要があります。噛むとは応用することです。あなたは、それによって、何よりも調和の取れた人生を送れるようになるのです。 5246―1

 あなたは神の知恵に学んで、賢明になり、体と心と魂に調和を保つことによって、大地を従えなさい。地球が時空に生み出されたときに外界に存在した、すべてのものが、生きた人体のうちに存在するのです。内的自己を通して、神と自然界と生活環境に調和を保ちなさい。577―1

 心と魂の向上を確実にするには、人や社会への怒りなど、心の力を傷つけるどんなことも許してはなりません。あなたは、自ら知っている法則を行動に移すことによって、健全さを保ち、心、身、魂、霊を向上させるのです。140―2

 誰でも正しく成長するには、さまざまな要因をつくりだす心を、導きとしなければなりません。心の性質のすべてが魂の中で絡み合っています。魂は心を食物にするからです。魂が成長し、霊体とともに向上の道を歩むには、心と体の性質に十分なバランスを保つ必要があります。 294―6

 体と心と霊は和合していなければなりません。人生に遊びの場を作らず、この三面を和合させていない人は、人の役に立てない人間になります。睡眠もある程度必要です。神は人生の三分の一を眠るように定められていませんか。きれい好きでばかりいるよりも、ときには泥だらけになったほうが良いのです。人はどこから作られたのでしょうか。泥にまみれても心が汚れるわけではないでしょう。3552―1

細胞は再生する

 誰もが体を再生する能力をはじめから持っていると知るべきです。体の各部と各器官は、元の生命から、再生と健康維持に必要な要素を引き出しているのです。3337‐1

 体はすべての原子を七年で再生します。あなたは、過去七年間、どんな生活を営んできましたか。その前の七年はどうでしたか。健康を回復した暁に、心と体を何のために使いますか。以前のように、欲望を満たすためにだけ使いますか。それとも、神への愛を増すために使いますか。3684−1

 悪化する力が形成する力を超えない限り、すべての元素と状態が、周期ごとに一新されるのです。器官と体の働きのすべてが周期ごとに一新されます。どの原子も微粒子も生命に満ちています。生命はあなた方のいう神です。神が共にいて、創造的力の覚醒へと誘うように、被造物たる元素を正しく用いれば、蘇生が結果するのです。2968−1

 体は絶えずそれ自身を再建し補充していると覚えなさい。肺、肝臓、心臓、消化管、膵臓、脾臓など、変化の通り道になっている部分ほど、活発に変化するところはありません。より頻繁に変化します。体は七年ごとにすべての原子を総入れ替えしますが、これらの臓器は七年間で七回入れ替わるのです。 796‐2

体形を気にするな

 太るとか痩せるとかばかりに気をとられていないで、理想を表現するために心と体を使っているかどうかを気にしなさい。308−8

 体に対する考え方を変えれば、喉や目や耳の状態も変わってきます。心と体と霊に関わる神の法則は完全であると覚えなさい。目的を一つに定めて、心と体と霊の法則を一つに保っていれば、ますます体にバランスが取れてきます。3246−1

 小さな魅力をもう少し気にかければ、あなたはプライドを持てるようになります。それは誤ったプライドではありません。自然界は、創造主のみ前で、持てる力を存分に発揮し、可能な限り美しく見せるものです。体という自然もまた、活ける神の宮です。それを美しく保つように心がけなさい。そこであなたに会われる神の臨在にますます目覚めなさい。3179−1

若さを保て

 物質的なことがらを第一に置くと、霊的な力を次第におろそかにするようになります。人間が老化する原因がそこにあります。 851-1

 あなたが若さを保ちたければ、いつも朗らかでいなさい。いつも愛想よくしていなさい。いつも親切でありなさい。     3420−1

 すべて美しいものは神に属し、すべての愛は神に属します。そのすべてが神の愛の表れです。あなたは自然と身近に接するとよいのです。自然に親しみ、オゾンと自然界の美を深く吸い込むことが、あなたの若さを保つ最善の秘訣です。3374−1

水は万物の母である

 水がすべての物質経験の母であり生命です。原初の水は上天にかけられ、それが二つに分かれて物質が生じました。水は最も柔軟であり、最も固く、最も破壊力をもち、最も必要とされる元素です。宇宙、人体、そして水に包まれて存在する万物の四分の三までが、水で構成されています。三次元世界では、すべての現象が水で始まります。すべての四分の三が水なのです。1556‐6

 水は万物の母とたびたび呼ばれていますが、それは生物を維持するのに必要な物質的力を持つ元素であるからです。水が霊的活動力と物質力との橋渡しをするのは、それが「霊的」と呼ぶべき元素で構成されているためです。 262‐28

 肝臓と腎臓の働きを正常化させ、体内毒素を適切に排除するには、より多くの水を飲み続ける必要があります。体内に水が欠乏していると、消化管と腎臓から除かれるべき老廃物が、毛細血管に逆流して、充血や虚弱の原因となります。 257‐11

 毎日食前と食後に多くの水を飲むとよいのです。まっ先にきれいな水の作用を受ければ、胃の反応が正常化します。毎朝起きたら、すぐに、温かな水をグラス半杯から四分の三杯飲みなさい。ぬるすぎても熱すぎてもいけません。その水が体内を消毒します。時々、塩をひとつまみを、温水に加えて飲むとよいでしょう。311‐4

問 毎日どれくらい水を飲むべきでしょうか。
答 大型グラス六杯から八杯。 1131‐2
食物の薬効を知れ

 腎臓を良好に保つには、水曜日毎にスイカの種茶を飲むのです。砕いた種15グラムに水450グラムを加えて煎じます。漉して保存もできますが、空気その他の要素で不活性になるので、冷所でも3日以上は保存しません。このお茶を週一回、数週間のみ続けるだけで、尿の出が活発になります。569−25

 減量するには、毎日4回、毎度の食事と就寝の30分前に、グレープ果汁60ccに水30ccを入れて飲みます。これが吸収と排泄を改善し、全身の状態を改めます。2067−3

 炭酸水やそれから造ったどんな飲料も遠ざけなさい。2585−1

 グラスワインは一日一杯がよいのです。飲みすぎれば有害になりますが、黒パンだけと合わせれば、血液と神経と脳の形成に役立ちます。熟成したものか、グレープ果汁の方が、酸っぱ過ぎたり甘すぎるものよりもよいのです。821−1

 酸性2割にアルカリを作る食品8割が正常な食生活です。1523−3

 朝は、柑橘類の果汁かミルクと合わせたシリアルにします。同じ食事でシリアルと柑橘類の果汁をとってはなりません。さもないと、胃液が柑橘類の働きを変えてしまいます。カリカリベーコン、ホールフィートの黒パントースト。グラハム・クラッカー、とろ火で煮た卵、とろ火で煮た果物、新鮮な果物。昼は、トマト、セロリー、レタス、ペッパー、ハツカ大根、人参などを合わせた、新鮮な緑色野菜のサラダがよいでしょう。晩は、地上の野菜三に対して地下茎一の、よくバランスのとれた野菜をよく調理味付けします。肉は、ラムか鶏か魚のみとします。甲殻類は避けます。また、海の魚よりも淡水魚がよいでしょう。甘いものは緑色野菜との間に適度な発酵を起こす程度に控えます。フルーツパイはよくても、ケーキはよくありません。コーヒー紅茶は適度にしなさい。 549‐1

 体をあまり動かさない人はアルカリ性反応を起こす食事を多くとるとよいのです。エネルギーや活動は酸を消費しますが、あまり動かない生活をしている人は、甘いものや多くのでんぷんを消化できません。バランスをはかるべきです。798−1

 ビタミンB1は、人参、カボチャ、トウモロコシ、コーンミール、桃、オーツなど、黄色い野菜や果物を通して、一番よく吸収されます。ホールフィート、コーンフレーク、B1で強化されている大半の穀物など、天然の黄色い食物にはすべてB1が含まれています。柑橘系の果汁と果肉、そして、あらゆる穀物に含まれていて、緑色のレタスの葉には特に豊富です。緑の葉の部分を捨てて、レタスの白い所ばかりを食べる傾向が見受けられますが、これは人の食物としてはほとんど役に立ちません。緑の葉のたっぷりついたレタスが、その人の体にはずっとよく、ニコチン酸の大きな源となってくれます。257‐236

 週に少なくとも3度は、ホットシリアル(注:玄米粥やオートミール)をとりなさい。煮過ぎてビタミンを崩さぬようにすれば、体の抵抗力を強める血行に不可欠な鉄、珪素、ビタミンが比率よく得られます。840−1

 生野菜では、トマト、レタス、セロリー、スピナッチ、ニンジン、砂糖大根の頭、芥子、玉葱。これらは乳び管から吸収されてリンパ液の浄化を促します。840−1

 週に少なくとも3度は、ゼラチンで処理した生野菜を食べなさい。地下より地上で育つものが良いのです。その際、特に、ニンジンの地上部を加えなさい。硬くて好ましくないと思うかもしれませんが、この部分は活力を与え、腎臓と目の視覚反応を刺激します。3051−6
 毎日の食事に視力に直結する野菜をたくさん加えなさい。ニンジン、グリーンピース、緑の豆類、タマネギ、ビートなど。3552−1

 生リンゴを食べるなら、他のものを食べてはなりません。生リンゴだけを三日間食べ、オリーブオイルを飲めば、体からあらゆる毒素を洗い流せます。820−2

 一日二回、純良なオリーブオイルを茶さじ半分とれば、消化と、造血に役立つ肝臓の働きを助けます。5604−4

 オリーブオイルを少量取ればかなり有効です。同化器官によい作用をするばかりか、吸収されて腸の食べ物になります。543−26

 ジャガイモは皮と皮に近い部分だけを食べなさい。リンゴ(生ではなく調理したリンゴ)の皮、アンズの皮を食べなさい。毛髪、爪等を形成する甲状腺の働きに必要なものを供給してくれます。826−1

 脱毛にはジャガイモの皮のスープが有効です。3,4個分のジャガイモの皮を少量の水で煮て、週に二度飲むのです。2301−5

 古いコーヒー豆の粉で頭皮をマッサージするのも効果的です。髪の色を保たせるだけではなく、育毛効果もあります。2301−5

 目のトラブルが起きたらいつでも、ジャガイモの皮をパップすると良いのです。剥いた皮をまぶたの上に直接当てて、少なくとも30分から1時間そのままにしておきます。5059−1

 ものもらいには、毎週二度ほど、ジャガイモの皮をパップして、一晩そのままにしておきなさい。409−22

 糖尿病から体を守るには、週に二回、鶏卵大のキクイモ一個を食べるのです。初回(たとえば火曜日)は生食し、二回目(木曜日)は煮汁を失わずに煮て食べます。インシュリンを投与してはなりません。キクイモから得られる以上に、インシュリンが必要になれば、それだけキクイモの量を増やします。1963−2

 一日一個のアーモンドでリンゴよりはるかに医者知らずになれます。それも特殊な医者を遠ざけます。リンゴは秋に実りますが、アーモンドはすべてのものが枯れるときに花開きます。それは生命であると覚えなさい。毎日一個アーモンドを食べ続ければ、体内に腫瘍の蓄積に類する症状を持たなくなります。3180−3

 甘いものをとりたければ、蜜の詰まった蜂巣を食べなさい。食べる大部分が蜂巣になります。蜂巣は消化管の浄化に役立ち、体調の改善を助け、すい臓と腎臓に負担をかけず、白パンより優れたコーンブレッドや黒パンと合います。569−25

 少量のレモン果汁に塩を加えて、就寝直前に飲用すれば、体は助けられて、よく眠れるようになります。816-1

ほくろを除くには、毎日二回ひまし油でマッサージするのです。強くこすらずに、ほくろの周辺と上をやさしくマッサージするのです。それで取れます。573-1

歯の手入れをするには、海塩と重曹を等量混ぜて、歯茎と歯をマッサージするのです。歯ブラシを使ってはなりません。自分の指を使ってマッサージするのです。3484-1

歯が弱くならないようにするには、アルカリに反応する食事を多くとるようにします。オレンジ果汁4対レモン果汁1の割で二つを混ぜてよく飲みなさい。グレープフルーツ、生野菜、ジャガイモの皮も。365-4

月経困難の激痛を楽にするには腹部に塩をパックしなさい。塩を熱くしてたくさん盛るのです。下腹部と恥骨の上、背骨では下の腰椎と仙骨の上に。578-4

運動を欠かすな

 歩きが最良の運動です。衝動的に歩くのではなく、雨の日も晴れの日も、規則的に歩くのが最善です。 1968―4

 歩きが最良の運動です。できる限り戸外で歩きなさい。もちろん、しすぎは禁物です。体内に老廃物や消費エネルギーが溜まるのを防ぐ程度にします。4633−1

 決まった運動をするよう心がけなさい。朝は、上体(頭、首、両肩)を運動させます。少なくとも8回から10回、首を前後、左右に曲げ、また左に右に回転させます。これを時間をかけてゆっくり行ないます。晩は、腹筋と下肢がくつろぎ、よく眠れるように、寝る前に横隔膜から下を回転させます。5459−4

 起床したら、立って、両腕をできるだけ高く頭上に伸ばし、ひざを曲げずに、3回から10回、ゆっくりと前屈します。両腕を上げる際には、軽くつま先立ちして、上に伸ばしながら吸気し、前屈しながら吐気します。晩には、寝る直前にこの運動をやや修正します。腰に両手を当てながら、首の運動から始め、首を左に三回、右に三回、ゆっくり回します。次に、両手を腰に当てたまま、腰から上を同じように回転させます。それから、つま先立ちしての屈伸を三回。この運動を一貫して行なえば、体を大きく助ける変化が起きてきます。877−13

病の真因を知れ

 病はまずもって不快感に始まります。それは健康そうに見えても体内のバランスが崩れだしている状態です。病あるいは不快は、あなたが理想との間に摩擦を起こしている状態です。それで、「病は罪」といわれるのです。2533−3

 好むと好まざるとに関わらず、病はすべて罪に派生することを、誰もが受け止めなければなりません。体の病、心の病、魂の病、すべて病は地上に現れるからです。体や心が逆らっていれば、体の原子が高血圧、かゆみ、みみず腫れ、発疹、消化不良を起こすことに、何の不思議があるでしょう。真理と光への違反が、体内の誤謬に現れ、修正されているのです。あなたの体はまことに活ける神の宮です。あなたはそこに何を持ち込むのですか。3174−1

 すべて病は罪なのです。必ずしもその場限りではなく、経験全体から見た罪なのです。神は病、繁栄、苦難など、それぞれにふさわしいものをもって人をお清めになるのです。誰も滅びないためにです。しかし、神への信仰と労働を通して、あなたは申し分のない健康を保てるでしょう。3395−2

内から癒されよ

 他を癒すことは自分を癒すこと。281−18

 刺激は外から来ても、治癒は内から来なければなりません。281−10

 神は救われようとしない人を救うことはできません。281−3

 あなたが神とその創造的力に、命と力を譲り渡すならば、体を治癒する力が起きてきます。そのためには、神への信仰を言葉で述べ、献身を約束するだけではなく、一貫してそれに生きる必要があります。3121−1

 あなたは体が霊にあって完成されるという気持ちを高める必要があります。癒されることを露ほども疑ってはなりません。281−3

 オステオパシーは今後も続けなさい。治癒は内から来るとはいえ、あらゆる元素や力に対する、あなたの姿勢にもかかっています。体の原子はどれも完全な宇宙とその一部を構成しています。内なる自己に一致すれば、治癒は完全になりますが、原子の力はすべて治療行為から刺激を受けます。275‐32

霊癒を会得せよ

 体だけを治して、霊的な希望を与えずにいるのは、物質の中で滅ぼすために人助けをしているのと変わりません。518‐1

 どんな薬も装置も人を癒しません。それは体内の命の力に体を合わせるに過ぎません。体の各部分が協調し合っていれば、健康の維持と調整に必要なものがすべて、体内につくりだされます。1151−1

 内なる神性があなたを治癒させるのです。生命は神聖なるものです。病や怪我によって切り離された体の原子が必要としているのは、その存在目的を満たすために、体の他の部分との協調に覚醒することだけです。1546−1

 神は愛です。この神の臨在の意識が、全ての癒しの基礎となるべきなのです。あなたが信じる神の名によって、ひたすら願いなさい。癒しは起こります。281―3

 とにかく祈りなさい。その人の世話をする人は、霊的力を使い、信頼しなさい。正しい者の祈りは病者を救うのです。どんな力も、どんな性質の癒しも、内から振動を変えること、生体組織に内在する聖なるものが創造的エネルギーに同調することにあるのです。それこそが癒しです。薬品やメスが、使われても使われなくても、生体細胞の原子構造がその霊的源に共鳴するのです。助けの手を差し延べたいのなら、そのような祈りをもって、祈る通りに毎日を生きなさい。1967‐1

 原子の波動を高めて、プラスの力をつくりだし、物質層に聖なる力を発動させれば、破壊的なものは崩されます。それを行うのは神の現れである創造的力です。位置、姿勢、時間、時期、場所、名前、理解など細かいことが必要になれば、それを調べて補いなさい。あなたは癒し手になれます。281−3

 人は思うとおりのものを結果します。霊が活動して、心と体の活動を定めれば、霊の意のままに治癒が起こります。 900−254

 肉体は原子的構造になっていますから、原子の力に不均衡、外傷、不測の事態、事故が起きれば、一部は崩れて、他が増殖します。体がその波動を十分に高めていれば、言葉一つで感情が刺激され、運動力、原子の力、体の生命力をよみがえらせることもできます。このように、現に心と霊の力が治癒を起こすのです。281−24

 心の治癒も、体の治癒も、体の原子と脳の反射を、原子と細胞に内在する神の意識に合わせるプロセスです。3384−2

 あなたは静かにして、癒されている光景を心に描くとよいのです。これらの処置に自分が助けられているのを心に描きなさい。その光景を見ながら、それぞれの処置の目的を実感しなさい。治癒力が絶えず湧き出すような心の態度を保ちなさい。326‐1

 体内に活力が目覚めて治癒を確定するには、病人が想像力を沸き起こらせるような力の場を、周りの人がつくりだすのが助けになります。求めれば見出します。叩けば開かれるのです。癒された光景を心に描くのが大きな助けになります。 5567‐1
エドガー・ケイシーの音楽リーディング

 岸辺に打ち寄せる波の、大自然の声とともに訪れる朝の、虫たちの声とともに更けゆく夜の奏でる音楽に、また自然界本来の意識と目覚めを与えている全創造力を讃える歌の中で一つになっているあらゆる世界の奏でる音楽に、ひととき思いをはせてみよ。そして天体の歌声にも似た楽の音を引き出すために、あなた自らがそれをよく味わい、調和をとってみよ。(2581−2)

 音楽を学びなさい。それは聖霊がもつ美の一部なのである。音楽を体との関係で正しく使えば、音が調和され、色が調和され、動きそのものが調和されたその美は、心と調和した魂を表現するものに近くなる。これは音楽ばかりで人生の大半を彩れと言っているのではなく、あなたの人生の多くが最良の音楽に見られるのと同様な、美と調和によって彩られるようにと言っているのだ。(3659−1)

 音楽は人の生活の中に美と調和を導きいれるたくさんのものを橋渡しするための、大切な表現手段である。それは、人々の心の混乱によって失われた、美と調和の多くを、自分に返してくれる水路である。人はこの世のことを心にかけるが、キリストがお語りになったように、“世はそのお方を知ることができない。知る用意ができていない。”のである。ただ一人、内奥から人に語りかける声に耳を傾ける者のみ、知ることができるのだ。その場所でこそ、豊かなる生命の美しさの分かる人々にお会いになると、主はお約束になった。(412−9)

 その人は、音楽の中に多くの慰めを見つけることで、心の力であれ霊的力であれ、そこにつくりだされた距離を埋める“かけ橋”をたくさん見つけることができる。音楽に自分を同調させることによって、生まれつき自分に備わっている力に最も近いものを、引き出すことができるのであり、その人にとって音楽の旋律が、それが低いビブラートのものであれ、高く上がってゆくもの、引き締まるような高い和音のものであれ、自分の求める経験の世界にすばやく同調させてくれるものになっている。あなたがこうした才能を今生において更に鋭いものに高めてゆければよいと思う。と言うのも、この人は、天の聖歌隊に魂が同調している完璧な実例となる方法の中で、その鋭敏な感覚をいっそう高めることができるからである。(115−1)

 ・・・・・・・・・・音声、音楽、色は精神的なバランスを崩した人や、体に不調を訴える人、心身共に病を負った人に、正常な波動をつくりだすことに大きく関与する。(2334−1)

・・・・・・・・・・・すでに述べたように、音楽はその人の中に潜在する創造する力を呼び覚ますのである。音楽のみがその領域に・・・・・・活動の領域から聖なる領域へと橋を渡してくれるからだ。音楽は破壊的な力とも創造的な力ともなるが、それは本人の影響力の中でそれが何を喚起するかにかかっている。(3109−1)

 憂うつな時や気分が落ち込んだ時には、いつでも音楽を流しなさい。この場合、弦楽器なら何でもよい。これらはあなたが悲観と楽観との溝を埋める手助けをしてくれる。(1804−1)

 その人の音楽は、聴衆の心と魂の中に最高のものを、最高の希望、最高の願いを起こさせ、目覚めさせる手段となるだろう。音楽は、神を讃美する人たちにとっても、心と魂の中に悲しみを秘めた人たちにとっても、等しい普遍の言語ではないだろうか。それは普遍的な表現手段、方法ではないだろうか。音楽から大いなる希望が生まれるというのはそのためだ。(2157−1)

 仕事の時、その人が何をしている時でも、よく歌うようにしなさい。ひとり歌を口ずさみなさい。人に聴かれる為ではなく、自分自身が聴くために。(3386−1)

 声の神経センターは、神経系全体で最高の波動を持つ。(341−4)

 人生の中で芸術、特に音楽を活かしなさい。これをあなたの経験の中に活かすのである。自分を駆り立てるためではなく、あなたがそれを仕事として成功を得るためでもなく、人々に役立てるためにまず歌を実践するのがいい。声を使う。話し声がいい。それを訓練すれば、教会でも家でも人々に貢献でき、多くの人の助けとなり、その人を、愛深き、美しい人として保ってくれよう。(5256−1)

 ・・・・・・・・・・・歌を唄い、あなたの魂を注ぎだすのである。人の注目を浴びるためでもなく、自分だけを満足させるためでもなく、自分を活かすことによって、他の人々の生活の中に、歓びと援助となる何かを招き入れる水路を作るために。これが自分にも人にも、他では真似のできない満ち足りた気持ちと平和、調和をもたらしてくれる。自分のためにではなく、他の人たちのために歌いなさい。

 問2 この人はどうやったら歌声を伸ばすことができるでしょうか。
 答2 まず、その人は肉体面での完璧な均り合いを得ておく必要がある。と言うのも、前に述べた、充血に関係する組織の状態があるからである。その症状が起きてくると、血は必要なだけ血管に流れ出す。この道で成功を収めるには、このことに気を配りなさい。これがその人が必要とするものを、同じ見方で言い換えれば、肉体の感覚器官を通して表現される発声力を最もよく生み出すのに必要な、衝動と刺激を与え、推進させ、強めてくれるのである。(551−1)

 問6 私の声にボリュームが欠けているのは身体的なことからきているのでしょうか
 答6 それはバイタリティーの不足から来る自然の成り行きである。

 問7 どうしたら、もっとボリュームを増やせるでしょうか
 答7 もっとバイタリティーをつけなさい。バイタリティーを増し、ボリュームを増し、力を、喉の共鳴作用を増せば増すほど、調子は改善され、こんな恐怖もなくなってくるだろう。

 問9 今の時点で私に役立つような霊的助言はあるでしょうか
 答9 声や歌で自分を表現したいと言う願いを通して活動するほど感情が高まったときには、何が他の人たちにとって建設的な性質となるのかをよく見定めなさい。それが自分にとってもまた建設的なものとなる。
(622−1)

神経症状の下では、歌うことによって、むしろ健康にマイナス面が出てくる。と言うのも、前に述べたが、人体は自律神経の力でいとも容易に乱され、歌うのに必要とされる適切な感情を失してしまうからである。体調が変わってくれば、この感情も互いに協調し合うようになる。感情表現を中心とするオペラ歌手ほど完璧な体を必要としている者はいない。(691−2)

歌で表現する能力は、自分の中に新しい体験、新しい覚醒が起こってくることを意味する。(1158−10)

音楽とそれにかかわる活動が自我意識の瓦解を強める。(5253−1)

音楽は、もしそれを実践に移せば、地上で過ごしたさまざまな生涯ばかりか、生と生との中間期で過ごした諸世界を通して、その人が得た、大いなる体験ともつながりを作り、それをふちどる能力をつくりだす。(5201−1)
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(エドガー・ケイシー文庫001「音楽療法」 シャーリー・ラブ・ウインストン著 林陽訳 中央アート出版より)
エドガー・ケイシー名言集「知恵の宝庫」より抜粋

霊的な理想をもつ

 霊的な理想を持ちなさい。心と物の理想はその結果です。不滅の力を理想とするのです。そうすれば、困難に出会っても平和を実現できます。2284‐1

 理想とすべきは、実例となって世に生まれ、道を指し示した主です。他の道を登れば、主との一体から得られるあなたの平和を盗むことになります。2537−1

 どんな関係にも基準、理想があるに違いないと知りなさい。「人からしてもらいたいことを人にせよ」の主のことば以上にそれを説明するものはありません。これはただの理想論ではなく、霊と心と物にわたる基本的真理です。934-6

 理想を定め、理想の意味を知り、理想に照らしておのれを知ると、足りない所や過ぎた所がわかって、それを引き抜けるようになるのです。相手の目にある埃を見る代わりに、自分の目に刺さった梁が見えるようになるのです。262-29

 理想は人為のものではあり得ませんし、あってはなりません。体と心と霊のどの生活でもすぐに使えるような、真理と神に基礎付けられた霊的な性質のものでなければなりません。262−11

 初めの原則を知りなさい。神の賜物は、神と合一できる個性的な魂、神への合一に向かう個人です。全体の属性を持ちながらも全体ではないことを知る魂です。心においても、体においても、霊においても、それを理想とすべきです。誰もがその理想に至れます。理想そのものになるのではなく、神の定めたその理想と一つになるのです。262−11

 物乞いするような理想を持たずに、「人間関係をすばらしい体験に変えるために何ができるか、何を与えられるか」を理想としなさい。あなたが常に望んでいるすばらしい体験に。2030-1

祈り

 祈りは内なる神と外からの神への訴えです。瞑想は創造主の声に耳を傾け、体と心と胸(ハート)に静寂を保つことです。5368−1

 祈りは超越者への切なる願いです。瞑想は共通の基盤の上で超越者と会合することです。281−28

 どんな祈りも聞かれますが、どう応答すべきかを神に指図してはなりません。4028−1

 いつでも神があなたに指し示し、命じ、あなたを導いてくださるように、祈りなさい。281−20

 どんなときにも、「私の心ではなく主の御心が行われますように」と祈りなさい。262−117

 不安を感じたなら、心を鎮めて、祈りなさい。祈れるときに、なぜ案ずる必要がありますか。2823−3

 試みや試練のときには、兄なる主が導きになってくださるよう祈りなさい。くじかれたとき、他の人に誤った行為をしたときには、主があなたの良心を見て、たしなめてくださるように祈りなさい。281−21

 歩むべき道を知りたければ、祝福の水路になることを真剣に望む人に、主が命をお与えになることを覚えて、しばしば祈りなさい。心楽しく祈りなさい。281―12

 負けないように目を覚まして祈りなさい。そうすれば、神の御心に沿って、人間関係にどんなことが実現できるかがわかってきます。神の光を携えるのがあなたの役割なのですから。262−26

 この訓練を数週間続けなさい。月が一巡するまで、つまり28日間、朝の2時に必ず祈るようにするのです。起きて、東を向いて祈りなさい。魂がどれほど大きな平和に包まれるかを知ってあなたは驚くはずです。3509−1

 人に見られるために生き、人に聴かれようと長々しい祈りを唱える、パリサイ人のようであってはなりません。彼らは肉の心にすでに報いを受けているのです。宮に入り、目を上げずに胸を叩き、「神よ、罪人の私を憐れみたまえ」と祈った人のようでありなさい。

 あなた方は心に平和がないのに「平和、平和」と祈ることはできません。しかし、毎日出会う人が、あなたが生きていることを喜んでくれれば祈れるのです。人々との触れ合いを喜びなさい。あなた方は死ぬときにも彼らの生活に希望をもたらすからです。3976−27

 他の人が何を考え、何をしているかは関係ありません。あなたの願いと意志は常にこうでありなさい。「他の人々はおのれの欲するままになすべし。されど、我と我が家、我が体とは、活ける神に仕えん」657−3

 あなたの求めるものと得るものとはまったく異なるかもしれません。ですから、あなたの願いを神の願いに一致させなさい。「私はあなたのものです。こうしてください、ああしてください」と祈ってはなりません。あなたの祈りはこうでありなさい。「私はあなたの僕です、使いです。よりよく隣人に仕えられるとご覧になる分野に、私をお使いください」1472−6

 あなたの祈りは常にこうでありなさい。「父よ、神よ、私の理解できる言葉でどうかお話しください。しかし、私が言葉ではなく行動で兄弟に示せるようにしてください」2524-2

「神様、今日私に何をさせたいと思われますか」と祈り、耳を傾けなさい。暗唱せずに、言葉の意味をとらえなさい。「あなたが呼べば、私は聴いてすぐに答える」と神はいわれ、約束されたのです。主がそう言われたことを信じなさい。3003―1

 朝に神に呼びかけて、晩に愛と恵みを忘れたりしないようにしなさい。それで、朝、目を覚ましたら、静まりのときをもち、主は神であると知り、生ける者と死せる者との間に立てる生き方へ導かれるよう祈りなさい。晩の食卓に座ったときには、しばし静まりなさい。多くを語るより、あなたの神の御前で静かになる方が、はるかに力があります。その日と与えられた機会に対して感謝の祈りをささげなさい。281―60

 どんな人間の能力より、創造的力と真実合一している人の祈りを通して、ますます多くのことが遂げられるのです。創造的力は、人々が父へ近づけるようにと御身を投げ与えた主を通して、地上にあらわされています。731−1

 世界が過ぎるとも、主のみ言葉は永遠です。「信じて、私の名によって願うなら、願う通りになる」と主は言われました。そのように信じ、行ない、願うことが、主が人に現わされている聖なる力を受け止めるなかで、平和と知識と理解を与えるのです。731−1

実例

 神様、憐れみをおかけください。不信仰からお救いください。私が兄弟の中に見るものを主の中に見させてください。愛する主に見るものを兄弟の中に見させてください。262―11

 神様、徳と理解の中で私たちを育ててください。あなたは私たちの守りです。正しい祈りを聞き届けてください。262―17

 神様、私の中にきれいな心を育ててください。あなたの御顔を求めるすべての人に植えられた信仰に、私の心を開いてください。神と隣人と自分に対する不信仰からお救いください。262―13

 神様、私たちがあなたの願いを知り、理解し、願いのとおりになりますように。

 神様、慈しみと愛を謹んで願い求めます。私のためにではなく、神の道を求めるすべての人のために。

 愛と恵みの神様、主の御名を求めるすべての人をお守りください。

 主の御名がたたえられますように。主の愛と恵みと慈しみに満たされて、御心の通りの生き方ができますように。 281−29

 主の御名によって造り主をたたえなさい。主は次のように祈るようあなたにお教えになりました。
 天にまします我らが父よ。
 御名の崇められんことを。御国の来たらんことを。
 御心の天に行われるごとく地にも行われんことを。
 明日のために体の糧を与えたまえ。
 我らに罪なせる者を我らが許したるごとく我らの罪を忘れたまえ。
 我らが悩み苦しみ試みられるときの導きとなりたまえ。
 我らを義の道に引き入れたまえ。
 主の御名によりて。378−44
【エドガー・ケイシーの珠玉の言葉1】

愛は成長し、愛は耐え忍ぶ。愛は許し、愛は理解する。愛は、他の人にとっては困難なことを機会に変える。

議論によって得られるものは少ない。精神的な姿勢と祈りによって大きなものが得られる。

あなたの目的と、願いと、喜びを分析してみなさい。あなたの人生が「霊の果実」を現しているなら--すなわち、愛、忍耐、喜び、辛抱、思いやり、親切などを現しているなら--あなたは主の道にあります。しかし、あなたの人生が悪意や憎しみ、嫉妬、陰口を現しているなら、あなたはその結末を受け入れることになります。

自分がすべきであると知っていることを行いなさい。隣人の欠点を探してはなりません。

あなたの光をいよいよ輝かしめ、あなたの目的をいよいよ輝かしめ、他の人々が希望を持ち、神を讃えざるを得ないほどのものにしなさい。

天にも地にも、地獄においてすら、神の愛から、あなたの兄の愛から、あなたを引き離すものは何もありません--あなた自身をおいて他には!

もっと健康な体にしたいなら、心と体の反応を良くしたいなら、怒りや憎悪、つまらない嫉妬心などは、可能な限り、なくしていかなければなりません。

あなたは人の様子を眺めて、それをうらやんだり、人の地位や立場を欲しがったりしてはいないか?もしそうなら、あなたは自分で自分を貶(おとし)めていることになる!

多くの人に大きな喜びを与える人は、いつも受け取る以上のものを与え続ける人です。

年齢からは円熟のみを受け取るようにしなさい。なぜなら、人は、その心と目的が若ければいつまでも若いのですから。

神を欺くことはできません。何を蒔こうとも、人は自分の蒔いたものを刈り取ることになるのです。

目的に溢れた人生のために回復しようとする欲求がなければ、どんな治療もその目的を完全に達成することはほとんど望めません。

忍耐とは、自分の人生が何によって動かされているかに気づくことであり、我慢とは、相手を罵りたい時に口を閉じていることである。

人との出会いは偶然ではありません。自分の人生にとって必要であるがゆえに、ほかの人々と出会うのです。とはいっても、そのような機会がいつも霊的に活用されているとは限りませんが。

あなたの前には日々、あなたの行いによって主の栄光が顕されることをその目で確かめられる、素晴らしい機会に溢れた仕事がたっぷり一日分与えられているのです!

すべての人は、まず第一に、自分の理想が何であるかを自己の内に探し求め、それをはっきり自覚する必要があります。

与えられる機会に対して、日々、地上におけるあなたご自身のものとして、どうぞ、わたしの手、わたしの心、わたしの体を、あなたの望まれる通りにお使いください。

自分の体験として試してみなさい。丸一日、どんな不親切な言葉も口にしないようにする。誰に対しても、誰に関しても、辛辣な言葉を口にしないようにする。そして、その日がどれほどあなたを豊かにするか、よく味わってみなさい。

人は、自分自身の内から始めるしかない。そして、日々の生き方の中で、自分が神について理解していること、知っていることを実践するにつれて、次に踏み出すべき一歩が与えられる。

忍耐すること、公正であること、親切であること、辛抱すること、同胞愛を示すこと。これらを実践したなら、将来どんなことが起きるか心配する必要はありません!

障害は常に踏み石として使いなさい。あなたを目的や理想から引きずり下ろすような怒りにしてはなりません。

【エドガー・ケイシーの珠玉の言葉2】

たとえこの世があなたを嘲り笑おうとも、あなたが誰を信じているのかよくわきまえなさい。あなたが主の御手にしっかりつかまっている限り、主はあらゆる経験からあなたを護ることができることを覚えておきなさい。

あなたは自分の精神的自己、霊的自己の中において、自分が望むだけ幸福であることもできれば、みじめであることもできる。あなたはどれだけみじめでありたいのでしょうか?

名誉や富は(これらは結果として必ず来る)、意義深く過ごした人生の結果として、また人に与えた奉仕の結果として受け取るようにしなさい。他人を自分の名誉や富の踏み石に利用してはなりません。

内なる静かで小さな声こそが、人を動かす力に命をもたらし、その命が人間の奮闘努力の土台となるものを与えるのです。

今日あなたが持っているものを使いなさい。そうすれば、それがあなたの前で展開するにつれて、さらなる歩み、さらなる手段が与えられるでしょう。

他の人々への祝福の水路になるということ、これこそが、それぞれの魂が物質界の意識活動に入る目的です。

家庭をぜひあなたの本業にしなさい。なぜなら、これこそすべての人が地上で為すことのできる最大の仕事であるからです。

「霊の果実」を物質的な仕方で生きることによってこそ、それらが豊かな報酬をもたらし、あなたに理解をもたらすのです。

どんな仕事にも発展の機会がたっぷりある!それが靴磨きであろうと、法を執行することであろうと!あなたが働いているところで創造的な力を発揮するなら、常に発展があります。

毎日2粒から3粒のアーモンドを食べる人は決してガンを恐れる必要がありません。

あなたを悪く言う人達に対してすら、親切を尽くすこと、忍耐を尽くすこと、辛抱を尽くすことを恐れてはなりません。あなたに良くしてくれる人達だけに良くしていたなら、いったいあなたにどんな誉れがあるというのでしょう?

あなたの今の境遇は、物質的にも、精神的、霊的にも、あなたがより大きなもの、もっと優れたものを成し遂げるのに必要な成長をもたらすものであり、あなたは今の状況をやり抜かなければならない。

一日三回、「主よ、あなたは今日、私が何をすることを望まれていますか」と唱えてから、胸に聴きなさい。

憎しみ、妬み、絶望、闇を帯びる一切は、闇の子です。あなた方はこれらを退けなさい。

大望は--神の坩堝(るつぼ)で精錬されない限り--それ自体では罪である。それは、人は大望を持ってはいけないと言っているのではない。むしろ、神は私を導いてくださるに違いないといえるような大望を持つことだ。

何事もやり過ぎてはなりません。習慣の奴隷になってはなりません。

すべての祈りは、人が神にその答え方を指図しない限り、答えられる。

あなたは、あなた自身と最も親密に生きて行かなければなりません。他の人は出て行けます。しかし、自分を取り除くことはできません。自分自身に出会うことを止めることはできません。

あなた自身の中に、体を癒すためのすべてのものが備わっているのです。

あなたの日々の仕事の中で神をパートナーとしなさい--そうすれば、それはバラのように成長して花を咲かせるでしょう。

忍耐強くあれ、優しくあれ、親切であれ。他の人々に欠点を見出すな。あなたを酷く扱う人々にも辛抱せよ。そのような態度が結局は、あなた自身により大きな助けをもたらすのです--この人生においても、そして永遠に続く生においても。

あらゆる善にして完全なる賜物の与え主である神に、もっと近づくように生きなさい。そして求めなさい。そうすればあなたは受け取るでしょう。扉を叩きなさい、そうすれば開かれます。与えなさい。そうすればそれは4倍になって返ってくるでしょう。

あなたはどれだけ人を許す心を持っているだろうか?それに答えたならば、あなたは自分がどれだけ許されてきたかを知ることになる。

富や名声などのこの世の喜びは、内から現れる聖なるものに耳を傾けることに費やされた人生の成果としなさい。それ自体を人生の目標にしてはなりません。

まず自分を見出し、神との関係において自分を正しなさい。
【エドガー・ケイシーの珠玉の言葉3】

自分のいるところで努力しなさい。召し出された人々に次の言葉が与えられました。「あなたの立っている場所は聖なる地である」と。あなたの居るところから始めなさい。

隣人を憎んで、なおかつ胃や肝臓のトラブルを免れる人は誰もいない。嫉妬心を持ち、怒りが生じるがままにしている人で、消化を乱したり、心臓の不調を免れる人は誰もいない。

仕事場で、家庭で、道ばたで、他人との関係において--同胞に出会うあらゆるところで--父の御心を行いなさい。

あらゆることを喜びに溢れて行いなさい。なぜなら、主の福音は喜びの福音、喜ばしき人生、幸福な人生を知らせるものなのですから。

あなたは神としばしば語らい歩んでいますか?それはあなたの特権なのです。さて、あなたは何としますか?

消化吸収と排泄が正常に近い状態で保たれるなら、その寿命はその人が望むだけ延ばすことができる。

肉体が食べ物を必要とするように、霊と精神にも食べ物が必要です。

家庭をぜひあなたの本業にしなさい。なぜなら、これこそすべての人が地上で為すことのできる最大の仕事であるからです。

すべての魂には、どのような環境、どのような状況、どのような経験にあろうと、選択するという特権が与えられています!

機会は、神からの感謝の表れです。機会を大切にしなさい--自分のためではなく、神の栄光のために。

あなたが人を許すがごとく、あなたは《高きにおられる方》から許される。

人は、自分の助けた人の腕にすがらない限り、天国に入ることはできない。あなたが誰かを助けたことがないとしたなら、あなたが天国に入る望みははなはだ乏しい。

それが真理の栄光を顕すことであるなら、自分であろうと、心であろうと、肉体であろうと、はたまた--労働やお金などの--この世的なものであろうと、そこにすべてを注ぎ込みなさい。

名誉や富は(これらは結果として必ず来る)、意義深く過ごした人生の結果として、また人に与えた奉仕の結果として受け取るようにしなさい。他人を自分の名誉や富の踏み石に利用してはなりません。

猫がするように体をストレッチしなさい。これが体のプロポーションを保つのに最高の運動です。

誰かを元気づけ、励ます言葉をかけないで一日が終わることのないようにしなさい。

肉体的なところに原因のある疾病の場合には、肉体的な手段によって手当てし、治療することが必要です。霊や精神にあるのと同じだけの神性が肉体にもあるのですから。

あなたの今の境遇は、物質的にも、精神的、霊的にも、あなたがより大きなもの、もっと優れたものを成し遂げるのに必要な成長をもたらすものであり、あなたは今の状況をやり抜かなければならない。

人が他人について言ったことは、いつか、何らかの形で、自分自身の身に生じることになります。

治癒は究極の一者(である神)から来る。この方がすべてを癒し給う。

【エドガー・ケイシーの珠玉の言葉4】

一度に一歩ずつ進みなさい--誰でもです。明日のことを思い煩ってはなりません。どのみち、明日を生きるよりも、今日を正しく生きることが先なのですから。

もし彼が神の御手にあり、あなたと息子が生きるべきと知る人生を生きるならば、どのような軍務についても危険はない!

肉体や精神のトラブルを治したいと望むなら、これまでの態度を改め、生命力が建設的に働くようにしなければならない。

主は天国におられるのではない。主は、あなたが主を受け入れさえするなら、あなたの心に天国を造り給う。

神は存在する。そして、なによりも神に、あなたはあらゆる恩義を負っている。

自己の内に平安と調和がなければ、どれほど利益を得ようとも、その人生は失敗です。

もっと健康な体にしたいなら、心と体の反応を良くしないなら、怒りや憎悪、つまらない嫉妬心などは、可能な限り、なくしていかなければなりません。

知恵にあれば、欠点を見出さない。知恵にあれば、誰をも裁かない。知恵にあれば、恨みを抱かない。知恵にあれば、あなたに悪意を向け、あなたに不親切な言葉を吐く人々をすら愛する。

この人生を--今ここにおいて--価値あるものとするよう、互いにそのように生き、そのように行いなさい。

夢を通して、人生の諸問題はより良く理解され、肉体的にも、精神的にも、道徳的にも、霊的にも、自分の人生に夢をもっと活用できるようになるからだ。

神を欺くことはできません。神はあなたの誠実さ、あなたの目的をよくご存じです。

レタスの葉1枚で、千匹の寄生虫を殺すことができる。

まず自分を見出し、神との関係において自分を正しなさい。

あなたの知っていることを、あたかも主があなたに命じられたかのように、あなたの理解しているところに従って、今日行いなさい!

自分が生きたことで地球を良くしようと思うなら、すべての人は為すべき義務、役割を持つ。そして、これこそが地上におけるあなたの目的である。

父親に対してであれ、母親に対してであれ、どんな人に対してであれ、自分を一番役立てるには、それぞれの人との交わりの中で、あなたが神について理解していることを反映するような生き方をすることです。

幸福とは、他の人々に幸福を与えることで得られる精神状態のことです。

(問)彼はどのようにすれば自分を一番コントロールし、自分の能力を最大限に発揮することができるでしょうか。
(答)外の影響力にあまり左右されず、もっと内から現れる直感力に頼ることです。自己の内から出てくる、静かで小さな声に耳を傾けることを学ぶことです。

滑稽な側面を見抜く能力を養いなさい。笑う余裕を常に持ち続けなさい。

あなたが他の人に為すことは、結局、自分に為しているのです。

【エドガー・ケイシーの珠玉の言葉5】

(問)結婚すると、二人は幸福で仲良くやって行けますか?
(答)これは、そのように作り上げていく状態である。それ自体が存在しているわけではない。

自分自身を分析してみなさい。なぜなら、あなたが直面するあらゆる問題の答は、あなた自身の内に見つかるからです。

生命は連続します!魂は、一つ一つの人生で、神との一体感や結びつきを学びながら、先へ進んで行くのです。

(問)私はどうすればもっと霊的になれますか?
(答)あなたが知っていることを実践することだ。

神を欺くことはできません。何事であれ、あなたの蒔くものを、あなたは刈り取らなければなりません。

主にあっては限界はなにもありません。人は疑いと不安によって自分で自分に限界を設けるだけです。

真っ正直に、誇りを持って生きなさい。どんな人に対しても、面と向かって、「私は神に導かれている」と言えるようでありなさい。

天父の祝福は、奉仕する人、一途に奉仕する人の労働の上に注がれる。

待つことに気弱になってはなりません。人は忍耐によって自らの魂に気づくのです。

あなたがそれを自慢するからではなく、あなたの優しさ故に、あなたが主なる神と歩んでいることを人々が認めるようでありなさい。

1ヶ月のうちの少なくとも1週間は、肉体を美しくし、若さを保ち、体を治すために費やすべきです--この人が心と体と目的において若さを保ちたいのであれば。

自然の方がはるかに優れた薬をもたらします。

人間は何事につけ力を--金の力、地位の力、富の力、その他もろもろの力を--その答えとしてきた。これは一度として神の方法になったことはない。これからも決して神の方法になろうはずがない。むしろ、少しずつ、教訓に教訓を重ね、ここに少し、かしこに少し、自分のことよりも他人のことを心がけるような仕方--これこそが神の道であり、それによって世界はさまざまな形で無事に保たれてきたのである。

主を招き入れたいと思うなら、もっと祈りと瞑想を続けなさい。

恐れは、何を生きるのか、何を理想として生きるかがはっきりしていないことの結果です。

自分でやらないことを決して人に求めてはなりません。あなた自身の人生において実践していないことを決して人に求めてはなりません。

あらゆる試練と、あらゆる誘惑にあって、神はあなたのそばにおられることを忘れてはなりません。

あなたの理想を知り、その理想にかなった生き方をしなさい。なぜなら、すべての人は自分自身について釈明しなければならないからです。

あなたが為すべきと知っていることを行いなさい!そうしたなら、その結果は放っておきなさい!神がそれを増やしてくださいます!あなたの心配、不安は、あなたの心を混乱させるだけです!

善を為すべきと知りながら善を為さない者にとって、それは悪です。悪であると知らずに悪を為す者は、許されるかも知れません。しかし、悪であると知りながら悪を為す者にとって、それは破滅の呪いになります。
【エドガー・ケイシーの珠玉の言葉6】

神を欺くことはできません!人は蒔いたものを刈り取るのです。そして、人は常に自分自身に出会っているのです!

辛辣な言葉に傷ついてはなりません。なぜなら、あなたの受ける傷は主のものなのですから!

何であれ、心の中で何事かを達成すると決めたならば--自分の力を頼みとするのではなく、神の恵み、神の力、神の強さを頼みとする限り--それを達成する能力が現れます。

最初の大仕事は、自分を克服することです。

仕事場で、家庭で、道ばたで、他人との関係において--同胞に出会うあらゆるところで--父の御心を行いなさい。

人はまったく何もしないよりも、積極的に動いて間違う方が遙かに良い

あなたは自分の仕事をしているか?誰か他の人があなたの代わりにやってくれると思っていないか?それは他の人ではできないのだ!

今日をどのように生きるが、明日が喜び、希望、嬉しさをもたらすか、それとも、落胆、疑い、恐れをもたらすかを決めるのです。

誰にとっても、「主がいつも私と共に歩き、私と語らい給う」という経験以上に、慰められるものはありません。

偶然に人生に入ってくる人はいない。その人が--全体の一部として--誰よりもうまくその場所を占めることができるが故に、そこに入ってくるのである。

果物でも野菜でも肉類でも、その地域に育ったものでなければ、多量に食べてはなりません。これは、すべての人が従うべき重要なルールです。

やがて、一滴の血液を採り、それから肉体のあらゆる状態を診断できる日が来るでしょう。

あなたがある事に対して準備ができたなら、それを活用する機会は自ずから現れる。

一つ一つの活動が、神の栄光と、あなた自身の良心の誉れとなるような生き方をしなさい!

何ごとかを為すときに、物質主義的な心に傾きすぎてはなりません。どのような目的、願望、希望も、真理の霊によって精錬されなければなりません。

忍耐は受動的、消極的なものではありません。忍耐は建設的な力であり、積極的で活動力を与えるものです。

われわれは誰もが遂行すべき使命を持っているのです。

内なる静かで小さな声こそが、人を動かす力に命をもたらし、その命が人間の奮闘努力の土台となるものを与えるのです。

心配は自分の状況を悪くするだけであり、心配することで状況にうまく対処できるようになることはほとんどない。

あなたが他人を悪く思うことすら、必ずあなたに破壊的な影響を与えます。他人をよく思うようにしなさい、そしてどうしても他人をよく言うことができない場合は何も口にしないことです--とにかく、そんなことは忘れてしまう方が良い!

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