私が働いている病棟の呼吸器装着中の患者さんについてです。
蘇生後脳症なので、意識はありません。
２時間おきに体位変換を行っていますが、気管支の奥に痰がたまりやすく、
気切から吸引カテーテル使用での吸引では取りきれないため、
ブロンコ（気管支鏡）で２日に１回は吸引・洗浄している状態です。
ブロンコ後２日程経つと、また下肺での呼吸音が聞こえず、
肺雑音が強くなり、ブロンコが必要な状態になります。
呼吸器の設定している１回換気量は350mlで、
肺を膨らませるために、もっと１回換気量を上げたいのですが、
気道内圧がかなり上昇してしまうため、
これ以上１回換気量を上げることはできていません。
なるべく痰が主気管支まで上がってくるようにと、
左右完全側臥位になるように体位変換するようになって、
以前よりは吸引カテーテルで痰が吸引出来るようになりましたが、
今度は以前よりよく発熱するようになっています。
また、やはりブロンコでもフォローも必要な状態です。
タッピングやバイブレーションも時々行っていますが、明らかな効果はよくわかりません。
そこで、このような排痰困難のある患者さんの体位ドレナージや排痰の工夫や方法、注意すべきことをご存知の方がいたら、
ご意見をいただけないでしょうか？
また、この患者さんは、左右側臥位・仰臥位の体交のみで、
腹臥位にはしていないのですが、
体位ドレナージのため、呼吸器装着中の患者さんをピローなどで固定して腹臥位にしているところはありますか？
もしあれば、効果や注意点などを教えていただけたら、と思います。
宜しくお願いします。
蘇生後脳症なので、意識はありません。
２時間おきに体位変換を行っていますが、気管支の奥に痰がたまりやすく、
気切から吸引カテーテル使用での吸引では取りきれないため、
ブロンコ（気管支鏡）で２日に１回は吸引・洗浄している状態です。
ブロンコ後２日程経つと、また下肺での呼吸音が聞こえず、
肺雑音が強くなり、ブロンコが必要な状態になります。
呼吸器の設定している１回換気量は350mlで、
肺を膨らませるために、もっと１回換気量を上げたいのですが、
気道内圧がかなり上昇してしまうため、
これ以上１回換気量を上げることはできていません。
なるべく痰が主気管支まで上がってくるようにと、
左右完全側臥位になるように体位変換するようになって、
以前よりは吸引カテーテルで痰が吸引出来るようになりましたが、
今度は以前よりよく発熱するようになっています。
また、やはりブロンコでもフォローも必要な状態です。
タッピングやバイブレーションも時々行っていますが、明らかな効果はよくわかりません。
そこで、このような排痰困難のある患者さんの体位ドレナージや排痰の工夫や方法、注意すべきことをご存知の方がいたら、
ご意見をいただけないでしょうか？
また、この患者さんは、左右側臥位・仰臥位の体交のみで、
腹臥位にはしていないのですが、
体位ドレナージのため、呼吸器装着中の患者さんをピローなどで固定して腹臥位にしているところはありますか？
もしあれば、効果や注意点などを教えていただけたら、と思います。
宜しくお願いします。
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コメント(11)
みなさん、コメントありがとうございます！
早速、肺理学療法を依頼してみます。
また、腹臥位にする際ですが、
手持ちの資料では、20分以上の同一体位で、体位ドレナージになり、痰が上がってくると書いてありました。
みなさんの職場では、一旦、腹臥位にしたら、どれくらいの時間腹臥位のままですか？（30分〜１時間くらいでしょうか。）
また、看護スタッフの少ない夜間はどにような体位にしていますか？
うちは、夜間２時間おきに45度くらいの側臥位にしていますが、きっと、夜間も完全側臥位や腹臥位にした方がいいのでしょうね・・・。
しかし、腹臥位や完全側臥位だと、２時間そのままというのは患者さんの負担になりそうなので、
必然的に体交の回数が増えると夜勤帯は難しそうですが・・・。
また、この患者さんは、食注で容易に気道内圧が上昇するために、
一回の食注には３〜４時間かかります。
今は、食注施行前に体交を行い、３〜４時間同一の側臥位(30度頭部ベットアップ）のままです。（３回/日の食注あり）
食注時に体交すると嘔吐を誘発すると思うので、体交してませんが、４時間も同一体位では褥瘡も心配になります。
そこで、長くなるときは食注の途中で体交枕をはずして仰臥位にしたりしています。
みなさんのところでは、時間のかかる食注時の体位変換どうされていますか。
工夫していることなどありましたら、またご意見お願いします！
早速、肺理学療法を依頼してみます。
また、腹臥位にする際ですが、
手持ちの資料では、20分以上の同一体位で、体位ドレナージになり、痰が上がってくると書いてありました。
みなさんの職場では、一旦、腹臥位にしたら、どれくらいの時間腹臥位のままですか？（30分〜１時間くらいでしょうか。）
また、看護スタッフの少ない夜間はどにような体位にしていますか？
うちは、夜間２時間おきに45度くらいの側臥位にしていますが、きっと、夜間も完全側臥位や腹臥位にした方がいいのでしょうね・・・。
しかし、腹臥位や完全側臥位だと、２時間そのままというのは患者さんの負担になりそうなので、
必然的に体交の回数が増えると夜勤帯は難しそうですが・・・。
また、この患者さんは、食注で容易に気道内圧が上昇するために、
一回の食注には３〜４時間かかります。
今は、食注施行前に体交を行い、３〜４時間同一の側臥位(30度頭部ベットアップ）のままです。（３回/日の食注あり）
食注時に体交すると嘔吐を誘発すると思うので、体交してませんが、４時間も同一体位では褥瘡も心配になります。
そこで、長くなるときは食注の途中で体交枕をはずして仰臥位にしたりしています。
みなさんのところでは、時間のかかる食注時の体位変換どうされていますか。
工夫していることなどありましたら、またご意見お願いします！
私の病院では人工呼吸器中でも腹臥位療法は結構やってます。夜中でも医師も協力して行うように心がけてます。それで、かなり無気肺は改善されてます。
後は肺理学療法でしょうか。看護師も進んで研修に出て病棟で勉強会を行い誰でもできるようにと技術の習得に努めています。タッピングやバイブレーションはエビデンスがないといわれてますし。
褥瘡に関しては適切なマットの選択を行えば、できないかな？って思います。うちの病棟では（ICU）ですが年に３名程度皮膚剥離するぐらいの褥瘡しかできないですし。ちなみに、患者様の体の下にバスタオルは敷きません。直接シーツです。これでかなりというかほとんど褥瘡できなくなりました。バスタオル一枚なくしただけですけど効果大ですね。
注入時には血行動態さえ落ち着いているのなら、９０度を目指したほうがいいと思います。
後は肺理学療法でしょうか。看護師も進んで研修に出て病棟で勉強会を行い誰でもできるようにと技術の習得に努めています。タッピングやバイブレーションはエビデンスがないといわれてますし。
褥瘡に関しては適切なマットの選択を行えば、できないかな？って思います。うちの病棟では（ICU）ですが年に３名程度皮膚剥離するぐらいの褥瘡しかできないですし。ちなみに、患者様の体の下にバスタオルは敷きません。直接シーツです。これでかなりというかほとんど褥瘡できなくなりました。バスタオル一枚なくしただけですけど効果大ですね。
注入時には血行動態さえ落ち着いているのなら、９０度を目指したほうがいいと思います。
みなさんが書き込まれているように、
人工呼吸器ついてても腹臥位および
深い側腹臥位を行われてはいかがでしょうか？
また、腹臥位にネブライザーとスクイージングを
かませると、もっと効果が上がると思います。
…あと、
呼吸器の一回換気量ですが、
「量」でコントロールされているのか
「圧」でコントロールされているのか、
を確認されたらいいと思います。
体格とか呼吸数などにもよりますが、
ＴＶ350mlでは換気量が足りていないことも
考えられます。
「量」でコントロールされている場合は
一回換気量を上げようとすると
容易に気道内圧があがりますが、
「圧」でコントロールされていれば、
気道内圧の上昇避けることが
できるかもしれません。
がんばってください。
人工呼吸器ついてても腹臥位および
深い側腹臥位を行われてはいかがでしょうか？
また、腹臥位にネブライザーとスクイージングを
かませると、もっと効果が上がると思います。
…あと、
呼吸器の一回換気量ですが、
「量」でコントロールされているのか
「圧」でコントロールされているのか、
を確認されたらいいと思います。
体格とか呼吸数などにもよりますが、
ＴＶ350mlでは換気量が足りていないことも
考えられます。
「量」でコントロールされている場合は
一回換気量を上げようとすると
容易に気道内圧があがりますが、
「圧」でコントロールされていれば、
気道内圧の上昇避けることが
できるかもしれません。
がんばってください。
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