病院勤務の医療従事者です。
天皇陛下即位に当たるGWの
４月３０日〜５月２日が祝日や休日に
国の方で決定されました。
そんな中、当院は３０日〜２日までの３日間、
外来の通常営業を決定されました。
『長期間休業にすると患者が困る』とか
『５月の業績が低下する』
など理由はいくつかあると思います。
しかし、就業規則上、社員の休暇に関しては、
【日曜日】と【国民の休日】と明記してあり、
祝日や休日に営業をし、
労働させる事になるので、
休日手当てや別の日の代休などの対策が
あるべき事だと思います。
けれど、日本人の特性なのか、
同僚や上司に話をしても
『病院だから仕方無い』で片付けられます。
現実的には仕方無い事なのかも
しれませんが【労働】の法的な見解として、
何か腑に落ちないものを感じます。
カレンダー業界は国で祝日決定する前から
カレンダーの作成に当たっていてるので、
３０日〜２日が平日のようになっています。
元々赤くなっている昔からの祝日も
天皇陛下即位に決まった祝日も、祝日は祝日。
就業規則上休暇になる訳で、
それを一方的に事業主が通常営業に切り替え、
社員は何も不満を言わずに働く。
周囲があまりにも無関心過ぎて、
逆に私の意見が間違っているのでしょうか。
医療職種の皆様はどう思われますでしょうか
天皇陛下即位に当たるGWの
４月３０日〜５月２日が祝日や休日に
国の方で決定されました。
そんな中、当院は３０日〜２日までの３日間、
外来の通常営業を決定されました。
『長期間休業にすると患者が困る』とか
『５月の業績が低下する』
など理由はいくつかあると思います。
しかし、就業規則上、社員の休暇に関しては、
【日曜日】と【国民の休日】と明記してあり、
祝日や休日に営業をし、
労働させる事になるので、
休日手当てや別の日の代休などの対策が
あるべき事だと思います。
けれど、日本人の特性なのか、
同僚や上司に話をしても
『病院だから仕方無い』で片付けられます。
現実的には仕方無い事なのかも
しれませんが【労働】の法的な見解として、
何か腑に落ちないものを感じます。
カレンダー業界は国で祝日決定する前から
カレンダーの作成に当たっていてるので、
３０日〜２日が平日のようになっています。
元々赤くなっている昔からの祝日も
天皇陛下即位に決まった祝日も、祝日は祝日。
就業規則上休暇になる訳で、
それを一方的に事業主が通常営業に切り替え、
社員は何も不満を言わずに働く。
周囲があまりにも無関心過ぎて、
逆に私の意見が間違っているのでしょうか。
医療職種の皆様はどう思われますでしょうか
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コメント(11)
>> 【労働】の法的な見解として、
>> 何か腑に落ちないものを感じます。
法的に、休日労働には35%以上の休日割増賃金を支給する義務があります。
(労働基準法第三十七条)
ただし、労基法でいう｢休日｣とは法定休日のことで日曜日とは限りませんし、祝祭日は対象となりません。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei07.html
休日労働とは、労働基準法で定められた法定休日（週１日又は４週を通じて４日。曜日は問いません。）に労働させることをいいます。
休日労働に対する割増賃金は、通常の賃金の３割５分以上です。
>> 就業規則上、社員の休暇に関しては、
>> 【日曜日】と【国民の休日】と明記してあり、
お勤め先の法定休日は恐らく日曜日なので、4/30(火)、5/1(水)、5/2(木)の勤務に対して法定割増賃金を要求することは、できないだろうと思います。
法定休日であれ、その他の休日であれ、雇用契約上、使用者(労基法上の雇い主)が｢休日労働を命ずる｣ことは禁じられてはいません。
雇用契約または就業規則に｢休日労働を命ずることがある｣とされている場合、
業務命令として休日労働を命じられた際に、労働者がそれを拒否すると、
就業規則に定められた懲戒処分を降されたり、勤務考課で減点されたりすることがあります。
営業日の決定は経営者の専権事項です。
ご相談の事例のように、事前に年間の営業日を決定して労働者に通達するのが基本ですが、
極端な話、｢来週の日曜は営業します｣といった通達も違法とは言えません。
労働者が合法的に対抗する手段としては、労働組合法に定められた団交権や団行権の行使などがあります。
一方、法定休日以外の、法定割増賃金の対象とならない休日(一般に所定休日などと呼んだりします)の出勤に対しても割増賃金を出すよう、労働者が使用者に交渉することや、
経営者が決める営業日に対して異議を唱えることは、法的に禁じられてはいません。
個人が交渉するより複数で交渉する方が効果的で、労働組合で団交する方が法的には安全でしょう。
団交などの労組活動を理由として勤務考課を下げたり左遷する、といった不利益扱いは、労組法で禁じられているからです。
>> 『病院だから仕方無い』で片付けられます。
病院に限りません。
『介護業界だから仕方無い』
『サービス業だから仕方無い』
『学習塾だから仕方無い』
など、昨今の労働者は“誰か”が獲得してくれた権利は｢それがフツー｣と考える一方、自分がその“誰か”になろうとはしないようです。
天は自ら助くる者を助く。
頑張ってください。
>> 何か腑に落ちないものを感じます。
法的に、休日労働には35%以上の休日割増賃金を支給する義務があります。
(労働基準法第三十七条)
ただし、労基法でいう｢休日｣とは法定休日のことで日曜日とは限りませんし、祝祭日は対象となりません。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei07.html
休日労働とは、労働基準法で定められた法定休日（週１日又は４週を通じて４日。曜日は問いません。）に労働させることをいいます。
休日労働に対する割増賃金は、通常の賃金の３割５分以上です。
>> 就業規則上、社員の休暇に関しては、
>> 【日曜日】と【国民の休日】と明記してあり、
お勤め先の法定休日は恐らく日曜日なので、4/30(火)、5/1(水)、5/2(木)の勤務に対して法定割増賃金を要求することは、できないだろうと思います。
法定休日であれ、その他の休日であれ、雇用契約上、使用者(労基法上の雇い主)が｢休日労働を命ずる｣ことは禁じられてはいません。
雇用契約または就業規則に｢休日労働を命ずることがある｣とされている場合、
業務命令として休日労働を命じられた際に、労働者がそれを拒否すると、
就業規則に定められた懲戒処分を降されたり、勤務考課で減点されたりすることがあります。
営業日の決定は経営者の専権事項です。
ご相談の事例のように、事前に年間の営業日を決定して労働者に通達するのが基本ですが、
極端な話、｢来週の日曜は営業します｣といった通達も違法とは言えません。
労働者が合法的に対抗する手段としては、労働組合法に定められた団交権や団行権の行使などがあります。
一方、法定休日以外の、法定割増賃金の対象とならない休日(一般に所定休日などと呼んだりします)の出勤に対しても割増賃金を出すよう、労働者が使用者に交渉することや、
経営者が決める営業日に対して異議を唱えることは、法的に禁じられてはいません。
個人が交渉するより複数で交渉する方が効果的で、労働組合で団交する方が法的には安全でしょう。
団交などの労組活動を理由として勤務考課を下げたり左遷する、といった不利益扱いは、労組法で禁じられているからです。
>> 『病院だから仕方無い』で片付けられます。
病院に限りません。
『介護業界だから仕方無い』
『サービス業だから仕方無い』
『学習塾だから仕方無い』
など、昨今の労働者は“誰か”が獲得してくれた権利は｢それがフツー｣と考える一方、自分がその“誰か”になろうとはしないようです。
天は自ら助くる者を助く。
頑張ってください。
>>[6]さん ご意見ありがとうございます。
貴重な意見助かります。
とても満足出来るスッキリとするお話が聞けて嬉しく思っています。
お話の中にあったように『休日の労働を命ずる事がある』ってのが、しっかり明記されていまして、これが引っ掛かってて、困っていました。
迂闊に反論できないような文言を明記してあるので、
やはりハードルはかなり高そうですね。
労働組合のような組織が無く、院内の欠点があっても、
社員が個人で事業主に直談判するしか無い所なんです。
直談判をして目をつけられ最終的に退職へ
追い詰められた社印を何人も見てきました。
結果的に入職退職が激しくなり、
長いものに巻かれて何となく仕事する人だけが
残っていくんです。そんな場所なので、
同じ志を持つ人を探し当てるのも一苦労なんです。
今回は本当に助かりました。
沢山書いていただきありがとうございました
貴重な意見助かります。
とても満足出来るスッキリとするお話が聞けて嬉しく思っています。
お話の中にあったように『休日の労働を命ずる事がある』ってのが、しっかり明記されていまして、これが引っ掛かってて、困っていました。
迂闊に反論できないような文言を明記してあるので、
やはりハードルはかなり高そうですね。
労働組合のような組織が無く、院内の欠点があっても、
社員が個人で事業主に直談判するしか無い所なんです。
直談判をして目をつけられ最終的に退職へ
追い詰められた社印を何人も見てきました。
結果的に入職退職が激しくなり、
長いものに巻かれて何となく仕事する人だけが
残っていくんです。そんな場所なので、
同じ志を持つ人を探し当てるのも一苦労なんです。
今回は本当に助かりました。
沢山書いていただきありがとうございました
>>[009]
社内労組がないのは今時、貴院を始めとする医療介護業界に限らず、全産業で言えることです。
社内労組･産別労組含め、近年の労組組織率は確か17%程度じゃなかったっけ。
仮に社内労組があっても、いわゆる“御用組合”で、労基署に提出する労使協定書に、使用者の意を汲んで｢過半数労働者代表｣として署名するだけですから。
最近は、正職員以下の待遇に泣かされて来た非正規職員が、社外のユニオンに加入して団交をする、という話もよくニュースになります。
地下鉄売店の契約社員が均等待遇を要求してユニオンに加入(後に自ら支部組織を立ち上げ)、使用者と交渉して定期昇給制などの改善を勝ち取った後も、労働契約法20条違反で上告中です。
社外労組は、経営者の息の掛かった御用組合などより頼りになりますが、
基本的に一人勤務のキオスクと違い、部や課で働く職場では、事業主以前に本来“仲間”であるはずの同僚から“イジメ”を受けるので、
社内に仲間を作って置かないと、交渉や法律で勝っても、結局退職することになるでしょうね。
ご同僚が立ち上がらないのは、
貴院がそこまで酷い待遇だと思っていないからか、
医療関係の資格があればいつでも転職できる、と思っているからか、
過酷な医療現場、どうせ若い内だけしか勤める気がないからか、
自分の思いだけじゃなく、それぞれの思いに叶った提案でないと、他人は動かないでしょうね。
社内労組がないのは今時、貴院を始めとする医療介護業界に限らず、全産業で言えることです。
社内労組･産別労組含め、近年の労組組織率は確か17%程度じゃなかったっけ。
仮に社内労組があっても、いわゆる“御用組合”で、労基署に提出する労使協定書に、使用者の意を汲んで｢過半数労働者代表｣として署名するだけですから。
最近は、正職員以下の待遇に泣かされて来た非正規職員が、社外のユニオンに加入して団交をする、という話もよくニュースになります。
地下鉄売店の契約社員が均等待遇を要求してユニオンに加入(後に自ら支部組織を立ち上げ)、使用者と交渉して定期昇給制などの改善を勝ち取った後も、労働契約法20条違反で上告中です。
社外労組は、経営者の息の掛かった御用組合などより頼りになりますが、
基本的に一人勤務のキオスクと違い、部や課で働く職場では、事業主以前に本来“仲間”であるはずの同僚から“イジメ”を受けるので、
社内に仲間を作って置かないと、交渉や法律で勝っても、結局退職することになるでしょうね。
ご同僚が立ち上がらないのは、
貴院がそこまで酷い待遇だと思っていないからか、
医療関係の資格があればいつでも転職できる、と思っているからか、
過酷な医療現場、どうせ若い内だけしか勤める気がないからか、
自分の思いだけじゃなく、それぞれの思いに叶った提案でないと、他人は動かないでしょうね。
>>[10]さん
自分の思いだけじゃなく、それぞれの思いに叶った提案でないと、他人は動かないでしょう。
↑最後のお言葉とても重要な事ですよね。
ここが一番難しいのです。
腹の内が読めないような社員が多く、
ニコニコヘラヘラして問題事を回避する者ばかりなんです。
基本的に事業主が社員に関心が無いので、
就業規則様々な規則があっても厳守しない社員が多く、
あまり意味の無い規則になっているのです。
役職者も上の顔色は気にするものの、
平社員の行動には無関心なので、社員教育も無いんです。
学卒者や20代30代の主婦層が多く、
信念や熱意を持って働こうと言う者が少ない状態です。
資格があるから波風立てて企業にたてつくくらいなら
さっさと転職しようと考える人が多いのが現状ですね。
あとは、モラルやマナーのおかしな社員が居ても、互いに無関心なので、知らん顔を貫くんです。
仕事に対して熱く語れば、
『今は貴方が経験を積んできた時と時代が違う』
の一言で片付けられてしまいます。
就業規則に無関心。同僚達に無関心。
これが今の在り方なんでょうか。
毎日自問自答しています。
自分の思いだけじゃなく、それぞれの思いに叶った提案でないと、他人は動かないでしょう。
↑最後のお言葉とても重要な事ですよね。
ここが一番難しいのです。
腹の内が読めないような社員が多く、
ニコニコヘラヘラして問題事を回避する者ばかりなんです。
基本的に事業主が社員に関心が無いので、
就業規則様々な規則があっても厳守しない社員が多く、
あまり意味の無い規則になっているのです。
役職者も上の顔色は気にするものの、
平社員の行動には無関心なので、社員教育も無いんです。
学卒者や20代30代の主婦層が多く、
信念や熱意を持って働こうと言う者が少ない状態です。
資格があるから波風立てて企業にたてつくくらいなら
さっさと転職しようと考える人が多いのが現状ですね。
あとは、モラルやマナーのおかしな社員が居ても、互いに無関心なので、知らん顔を貫くんです。
仕事に対して熱く語れば、
『今は貴方が経験を積んできた時と時代が違う』
の一言で片付けられてしまいます。
就業規則に無関心。同僚達に無関心。
これが今の在り方なんでょうか。
毎日自問自答しています。
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