a. 1. Lucky Day 2. Saga of New York 3. Be on the Real Side[R. Popwell] 4. Jungle Walk[B. Felten] 5. Brother Tree 6. Island of Real[H. Helten] b. 1. Hummin' Song 2. Echoes 3. Buttercup 4. Time Will Tell 5. Lament
※Reissue CD Bonus Tracks ・Prove It ・Love Is a Woman
どうも管理人です。実に四ヶ月もコミュを放置してしまいました。皆様すみません。綿内さんの対訳が読める『The Island of Real』を購入した上でレスしようと思ったのですが、既にCDを持っている作品をもう一枚買うのには度胸が要るため(苦笑)、四ヶ月もかかってしまった次第です。綿内さんはまだこのコミュ見てくれておられるでしょうか(笑)。
アトランティック時代の作品は日本盤ボックスを持っているので、それなりにラスカルズの詞世界はチェックしているのですが。例えばスティーリー・ダンの歌詞みたいに、アメリカのある一地域でのみ通じるスラングが多用されている、という種類のものではなく、至ってオーソドックスな詞作スタイルなので、綿内さんのおっしゃる通り「ミュージシャンとしてのフィーリングと彼らへの愛で歌詞に向き合います」というスタンスで訳されて正解だったと思います。これを訳すためにいちいちラスカルズの周辺状況をリサーチし直さないと訳せない種類の詞世界ではない、と。ですから、達郎さんの目、とかはそんなに気にしなくてもいいと思いますよ(笑)。
こうやって改めて訳詞を読む限り、(一般に「サイケデリック・カルチャーの影響による表現世界の変化」がよく言われるけれども)後期ラスカルズ自体の詞世界も、全盛期とそれほど変わってないんじゃないかと思いました。ただ、“People Got to be Free”が五週連続で一位になった68年辺りならまだまだ「JFKのアメリカ」の明るい時代の名残がまだあって、自由だとか希望だとか歌うことがそれほど世の中の空気とズレていなかったのが、『The Island of Real』の頃ってもうヴェトナムが泥沼になっている頃で、そんな時代に「光の歌を歌おう」なんて歌われてもなァ……みたいなところはあったのかな、と想像してしまいます。そう考えて行くと、一見ありふれたトーチ・ソングのような歌詞の“Lament”には、そんな時代の閉塞感が込められているのかも。なんてのは、深読みに過ぎるでしょうか。