質疑応答直後は解放感に包まれますが、メモ用紙を回収にくる外国人面接官が話しかけてくる可能性が高いので、退室するまでは頭を英語モードに切り替えたままにしておいてください。私は一気に解放感に浸ったため、話しかけられていたことに気づくのが遅れました。 「…for the rest of the day.」という箇所だけが耳に残ったのですが、質問だったのか、単なる挨拶だったのかがわかりませんでした。質疑応答中の聞き直しに抵抗はありませんでしたが、余談の聞き直しには抵抗があったのか、結局「質問のイントネーションではなかったはず」と判断し、あいまいな笑顔で逃げてしまいましたが、このことが後々まで悔やまれました。 質問であったなら当然、答える必要がありましたし、挨拶にしても何らかの応対をすべきでした。事実、この件で減点があったかもしれません。質疑応答後のわずかな雑談で試験官の心象を良くすることは可能だと思いますので、退室し、ドアが閉まる最後の瞬間まで試験官とのコミュニケーションにはどうか気を抜かずにいてください。今年挑戦される皆様、ご健闘を心からお祈りいたします。