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ハロー通訳アカデミーコミュの2014年度通訳案内士試験<合格体験記>(14)

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2014年度通訳案内士試験<合格体験記>(14)

●[英語](メルマガ読者)

(1)受験の動機
幼稚園児の頃、聞きなれないけど心地よい言葉で楽しそう!と夢中で見入ったTV番組「セサミストリート」が、英語への好奇心に灯をともしてくれました。小学校の卒業文集に「通訳になりたい」と綴ったことを忘れたことは殆どなかったものの、大学受験時に「ツールとしての英語で何をしたいのか??」どこまでも答えが見つからぬまま、結局英語力に特化した対策をとらずに単なる文系へと進み、英語への未練を中途半端に残すこととなりました。普通に就職、普通に専業主婦となり、家には睡眠時間ぐらいしかいない父親の代役をも兼ねた子育てマシーンと化し、すり減る一方の日々を送っていたある日、久々に英字新聞を手に取った時の衝撃といったら!「まずい、英文に抵抗感がありありだ…」。
閉校間際のハローという学校を見つけ、とりあえずマラソンセミナーのテキスト3冊と日本的事象を通販購入したものの、その時点ではまだ時々パラパラめくっては(通訳案内士という職業に)求められる知識の予想以上の広範さに、一瞬戸惑っては忘れ、を繰り返しておりました。
しかしその日々が、今思えば無意識のうちにも「いつかは通訳案内士」と自分にすりこみを与えていたのだろうと考えられます。「英語を好きだ、そこそこは得意だ、という気持ちを失わずにいたい。その裏付けになるものへの挑戦には向かっていかねば」との思いは、子育てから手が離れるにつれ高まるばかり。
折しも閉校後のハロー植山校長先生からの、独学応援メルマガのハイペースな配信が始まり、追い風を受けて一気にやる気モードに切り替わっていきました。しかし一応リスク回避も万全にしたく、気ははやるけれど、まずはTOEICから始め、英検1級、通訳案内士、と進む計画を心に決めました。
その後はマイペースに階段を上がり、昨春英検1級独学取得が実現したので、そのまま次のゴールを通訳案内士試験に切り替えた次第です。
子ども時代の自分の真っ直ぐな憧れを、棚上げして目をそむけていた時期を経てようやく実現し始めたいま、素直に安堵感をかみしめています。 
  
(2)第1次試験対策
<英語>英検1級で免除。

<日本史>
中学は算国2科目受験、大学は世界史&地理と、ついつい日本史を敬遠して生きてきたことを本当に悔いています。試験対策として一番助けになったのは、何といっても、ハローのマラソンセミナーテキスト&無料音声教材の永岡先生のご講義です。

・2015年度通訳案内士試験受験対策<無料動画学習コーナー>(重要!)
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/294759276c43d1f31a7b1a2bc4b19ad0

この年になって日本史の面白さにはまりました。ユーモア溢れる優しい口調が耳に心地よく、犬の散歩をしながら聞いていただけなのにずいぶん覚えることができました。補強教材としては、ちょうど大学受験を終えた子どもがくれた日本史資料集や歴代内閣ハンドブックなどが活躍しました。
通訳案内士の試験では文化財の時代と写真を一致させる問題が多いので、時代ごとにまとまっている日本史資料集は必須アイテムです。1科目あたりにかけられる時間がおよそ1カ月強(その間の生活での隙間時間)でしたので、とにかく常に手の届くところに資料集とiPadを置き、耳から入った歴史知識をビジュアルで確認することの繰り返しにはぬかりないよう気を付けました。
こまごました知識の補強としては、植山先生からの<1次対策総まとめ>のメルマガをきっちり確認することと第1次邦文試験対策<特訓1800題>をコンスタントに9割取れるようにtry&reviewを繰り返したこと、最後にフラッシュカード<Flashcards Deluxe>で総まとめできたこと、が効いたと思います。結果としては、山川の教科書に触れることなく、試験で8割取れました。

・第1次邦文試験対策<特訓1800題>
http://hello.ac/streaming/clinic/clinic_houbun/index.html

・通訳案内士(通訳ガイド)試験対策<Flashcards Deluxe>の利用法
http://blog.goo.ne.jp/gu6970/c/8241111d973c4517667a7e470e4ed105

<地理>
まずは国土についての知識がとっつきよさそうだったので、ハローの無料ダウンロードテキストで県別の地図情報をざっくり記憶。次に国立/国定公園・火山(帯)や河川湖沼渓谷景勝地などの地形的特徴・小京都・etc.の記憶。

<日本地理><項目別地図帳>
http://hello.ac/geography/map.pdf

<日本地理><都道府県別地図帳>(右に、90度回転させてご覧ください)
http://hello.ac/map.prefectures.pdf

地理でも写真や地図から観光地を当てるような問題がかなりあるので、同様に子どもからもらった高校用地図帳での、正確な位置確認やGoogle画像での景観写真眺めを、隙間時間を見つけてはやっていました。こういった作業は旅行意欲を高めることとイコールですので、やっていてひたすら楽しく一切苦はありませんでした。基本的な知識をハローの無料教材で覚えた後、どれだけ掘り下げて調べることをするかで知識の広がりと定着率が変わってくると思いますが、地図帳とネット画像さえあれば十分合格ラインを超えられると確信しました。8割取れましたので。

<一般常識>
これが自分としては最も決め手を欠く科目で苦労しました。社会全般の基礎知識は必ず一定量出るので、ハローのメルマガ<1次試験対策総まとめ>シリーズが一番要所を押さえているに違いないと信じ、暗記はそれとマラソンセミナーの薄いテキストに絞ることに。先生が「重要」とマークを付けて下さったもの、自分が気の向くジャンル、という優先順位で繰り返し復習するほかは、日々一生懸命ニュースをアップデートするくらいしか手立てなく、不安を抱えて臨んだ本番は予想通りかなりの苦戦となりました。マイナーな時事問題や時事用語が多く出題され、40分間推測憶測フル稼働で格闘しましたが6割に終わりました。
しかし、とりとめのないこの「一般常識」という科目を短い準備時間で攻略するに当たり、独学の者にとってよりどころとなるのはやはりハローのメルマガであります。合格ラインが曖昧な上に高くもないのですから、ハローでいただいた必要十分な量だけきっちり覚える&日々ニュースに関心を持つ、でこれからも乗り切れるはず、と信じています。

●通訳案内士試験<日本地理の最重要事項のまとめ>
 http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/180b7d46638cb35e7332ae6bbc2f838c

●通訳案内士試験<日本歴史の最重要事項のまとめ>
 http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/de13a21eeaaf21a717279ecf2cb08c7f

●通訳案内士試験<一般常識の最重要事項のまとめ>
 http://blog.goo.ne.jp/gu6970/e/9dcd51160b7da52b7e98c929af7d60e3
   
(3)第2次試験対策
これについては、私はかなり自己流である上、ギリギリで通った感がありますので、ここにご披露すること自体はばかられるのですが…。
ともかく植山先生の迎賓館における模擬面接講座には本当に心から感謝しております。臨場感たっぷりの体験を与えていただき、どれほど念入りな準備をしないと本番の緊張の中で言葉に詰まることになるかが、ありありと想像できるようになりました。それによって残り少ない時間でいかに合格点を取るか、迷いなく準備に没頭できるようになりました。

「逐語訳については、SVを意識しながら和文を聞き英文を起こす。6割方意味が通ればよい」
「プレゼンについては余計な情報を語るとそこから苦しい突っ込みを受ける。そのために簡潔に情報がまとまっている「300選」をマスターしてそれらの組み合わせによってスピーチが構成できるようにすること」
理想は先生のこのご指導通りです。

ただ私は、「300選」を覚えきっていなかったこと、いかにも今年出題されそうないくつかのジャンルに固執したかったこと、など個人的煩悩に振り回され、結果として、植山先生のご指導に従った点は「とにかく声に出して時間をはかって話す練習を繰り返すこと」だけ。
自分は今年度は「300選」を臨機応変に組み合わせるところまで到達できないと、「わが道路線」に拍車をかけていきました。ハローの予想問題と模範解答が最も心強い土台になったのは言うまでもありませんが、桜・伝統・文化・世界遺産など好みの話題で各種参考書からも情報を切り貼りした2分弱のMy原稿10余種を用意し、暗唱&録音して聞く、を繰り返して備えました。
本番で出される3つのテーマのいずれもが準備したものと一致しなかった時には無理やりこじつける覚悟で。短い準備時間で対応するには、覚えたいことしか覚えきれないと腹をくくるしかなかったのです。
たまたま本番では明治維新関連で覚えた原稿が「鎖国」のテーマに対応してくれましたが、スピーチ後の質疑に耐える知識が私の中に全く不足しており、必死でウソにならない言葉を探しつつ間を繋ぎ、針の筵のような数分間となりました。
「面接官の方々と二度とお会いすることは無い、恥はかき捨てということで…来年までにはちゃんと「300選」覚えよう…」などと、情けない台詞で自分を慰めつつ帰宅したときの心境は今もはっきり思い出され、赤面してしまうほどです。なぜ受かったのでしょう?さすが二次の合格率は噂通り高かった、と感心するしかありません。

しかしこれには後日談あり
一昨日JFGの説明会場にて、私の二次の日本人試験官発見。思わず隣席の方に「私の面接、あそこに見えるあの方だったのよ」と話しかけたところ、「え〜〜っ!あのかた?! JFG理事の○○さんではないですか〜!あんなトップガイドの方が面接なさってたんだーーー!!」・・・。。。(危ない橋を渡るような準備で臨んだ私は、見事に崩れかけた橋から引き揚げられたギリギリ合格者に違いありません)。

(4)ハローのメルマガ、教材などで特に役に立ったこと
各科目対策の中でもふれました→無料音声教材<マラソンセミナー日本史>、メルマガ<一次試験対策総まとめ>シリーズ、フラッシュカード<日本歴史に出る写真>、二次口述試験対策講座資料と予想問題

(5)今後の抱負
旅程管理主任資格は取るつもりですが、団体のお客様を迎えるというのがどうしても自分には向いていないと思われてなりません。趣味の着付けを文化交流に活かしたいという希望がずっとありましたので、趣味的体験の旅を求めている小規模のお客様をお迎えできるようなガイドを目指して足場固めをしていきたいと考えています。

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