ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ハロー通訳アカデミーコミュの通訳案内士試験<マークシート方式導入>について

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
通訳案内士試験<マークシート方式導入>について
皆様、すでに、ご存知のように、本年度から、第1次筆記試験の選択外国語英語の一部に、マークシート方式が導入されることになりました。
受験者は、この<マークシート方式導入>に対して、どのように考え、対応したらよいのでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マークシート方式導入の目的
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●通訳案内士試験事業は、JTBグループが5年連続で受託、実施します。
2009年度から2012年度までの4年間に渡り、通訳案内士試験事業の運営は、JTBグループの株式会社ICSコンベンションデザインが受託、実施してきましたが、4年間の受注契約の総額は、2億580万円で、1年度あたり、5,145万円となります。
通訳案内士試験事業は、表向きは「一般競争入札」方式にはなっていますが、実態は色々な条件を設定した「随意契約」に近いものになっているので、ICSコンベンションデザイン以外の会社が受注することは極めて困難な状態になっています。
本年、2013年度については、まだ公式には発表されていないのですが、実は、ICSコンベンションデザインが、5年連続で受注することがすでに決まっています。
http://www.jnto.go.jp/jpn/about_us/contracts_bids/bid_info/pdf/bid_130322_guideexam.pdf
普通の感覚からすると、「一般競争入札」で5年連続して同じ会社が受託するということは非常に不自然なことですが、発注官庁(この場合は、独立行政法人JNTO)と癒着関係にある会社が連続して受託することは、よくあることで、珍しいことでも何でもありません。
●ICSコンベンションデザインによる2009年度から2012年度までの落札価格
・2009年度、2010年度通訳案内士試験事業(93,450,000円)
http://www.jnto.go.jp/jpn/about_us/contracts_bids/bid_result/bid_results_2008.html
・2011年度通訳案内士試験事業(56,700,000円)
http://www.jnto.go.jp/jpn/about_us/contracts_bids/bid_result/bid_results_2010.html
・2012年度通訳案内士試験事業(55,650,000円)
http://www.jnto.go.jp/jpn/about_us/contracts_bids/bid_result/bid_results_2012.html
●JTBグループが通訳案内士試験を運営するというブラックユーモア
JTBグループは、長年に渡り多数の無資格ガイド(ヤミガイド)を使ってきたので、業界では「ヤミの御三家」と言われていますが、JTBと癒着関係にある観光庁(国交省)は、JTBのヤミガイド使用を保護するためにヤミガイドを放置、黙認してきました。
一方で、ヤミガイドを使い、通訳案内士制度の形骸化に奔走してきたJTBグループが、他方では、通訳案内士試験事業を受注して、年間5,565万円もの売上げを上げているという事実は、ブラックユーモアそのものでして、通訳案内士試験の受験者、合格者を愚弄しているとしか言いようがありません。
●「マークシート方式導入」は省力化が目的
「マークシート方式導入」の目的は、誰が考えても、採点作業にかかる時間と人件費(今回の場合は、特に人件費なのですが)の省力化にあることは、明白です。
役所というところは、通常、ムダな仕事を捏造してでも、多くの予算を獲得することに命をかけるものですが、今回、何故、「省力化」なのか?
2012年度の第1次筆記試験(10ヶ国語)の受験者総数は、5,000名でした。
http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/pdf/guide_gokakusha_h24.pd
外国語筆記試験については、一外国語当り2枚の記述式問題用紙がありますので、全外国語合計1万枚の記述式問題用紙があったことになります。
通訳案内士試験の採点作業は、長年に渡り、出題者である大学の先生自身が行ってきましたので、1枚当り千円(大学の先生が行う採点費用としてはかなり低めに設定)として、1,000万円の費用がかかったことになります。
これは、通訳案内士試験事業の予算全体(5,565万円/2012年度)の約18%に相当する金額になります。
この採点に関わる費用が、役人の収入になるのであれば、「省力化」するどころか、「余計な作業」を捏造してでも採点費用の増大を図るところですが、通訳案内士試験の採点は、出題者である大学の先生が行うので、役人の収入にはなりません。
●それでは、今回の「省力化」の目的は何か?
ここまで書けば、今回の「省力化」の目的が、はっきりと見えてくるのではないでしょうか。
観光庁、JNTOとズブズブの癒着関係にあるJTBグループが、4年間の受注実績を背景として、通訳案内士試験事業からより多くの利益を出すことです。
つまり、JTBグループによる「金儲け」が、その目的というわけです。JTBグループは、国民の税金を食い物にしていることで有名な企業グループですが、通訳案内士試験事業も食い物にしているということです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マークシート方式の特徴
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
通訳案内士試験では、すでに、第1次邦文試験(日本地理、日本歴史、一般常識)でマークシート方式による試験が実施されていますが、科目により違いはありますが、概ね、4択、5択の問題が中心となっています。
2012年度の各科目の出題実績は下記の通りです。
日本地理:すべてが4択問題
日本歴史:ほとんどが5択問題で、一部、地図関連問題で13択問題あり。
一般常識:ほとんどが4択または5択問題だが、一部、10択、15択問題あり。
今年の英語第1次試験にどのようなマークシート方式問題が出題されるのか分かりませんが、4択、5択問題が中心になるのではないかと予想しています。
●「当てずっぽう」で解答しても、正答率は4分の1、5分の1となる。
確率的にいえば、「当てずっぽう」で解答した場合、4択問題の正答率は4分の1、5択問題の正答率は5分の1となります。
これをChance Score (偶発的に得点できるスコア) といいます。
TOEICの場合、4択ですから、「当てずっぽう」で解答した場合、その正答率は4分の1(25%)となりますので、誰が解答しても、200問中の50問くらいは正答となるということです。
●マークシート方式では、大きな差がつかない。
上記から明らかなように、マークシート方式の試験では、かなりいい加減な評価しかできないということであり、これを言い換えれば、マークシート方式では、受験者の間で大きな差は生じない、ということでもあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
記述式問題が合否のカギとなります!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2013年度の英語第1次試験問題の内容と配点は、下記の通りとなっています。
(1)記述式問題の内容と配点(50点)
記述式問題<その1>:英文和訳問題1題(15点程度)
記述式問題<その2>:和文英訳問題1題(15 点程度)
記述式問題<その3>:(あるテーマ、用語等について)英語による説明問題1題(20 点程度)
(2)マークシート方式問題の内容と配点(50点)
マークシート方式問題<その1>:英文の読解問題2題(配点35 点程度)
マークシート方式問題<その2>:単語英語訳問題1題(15 点程度)
●合否は、記述式問題で決まる!
マークシート方式問題では、大きな差が生じませんので、合否に決定的に影響するのは、得点差がつきやすい英文和訳問題、和文英訳問題、英語による説明問題の記述式問題(50点)ということになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ハローの<教本シリーズ>が最強、最高の教材である!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年の英語第1次試験は、英文和訳問題、和文英訳問題で合否が決まることをご理解いただけたと思いますが、英文和訳、和文英訳の受験の極意を学べる教材は、日本では、ハローの<教本シリーズ>以外にはありません。
これは、約9千名の合格者を輩出してきたハロー通訳アカデミー36年間の結晶のような教材です。
緻密な文法解析の手法が高い評価を受けるようになって、最近では、多くの有名大学の入試受験生も<教本シリーズ>を勉強するようになってきました。
まだ、ハローの<教本シリーズ>を見たことのない方は、下記より、<無料でダウンロード>して、是非、その内容をご確認いただきたいと存じます。
いつやるの? 今でしょ!
●教本A問題 
http://hello.ac/kyouhon2012version/kyouhonQuestion.pdf
●教本A解答 
http://hello.ac/kyouhon2012version/kyouhonAnswer.pdf
●教本A授業解説 
http://hello.ac/kyouhon2012version/kyouhonLesson.pdf
●教本B問題 
http://hello.ac/kyouhonB2012version/kyouhonBQuestion.pdf
●教本B解答 
http://hello.ac/kyouhonB2012version/kyouhonBAnswer.pdf
●教本B授業解説 
http://hello.ac/kyouhonB2012version/kyouhonBLesson.pdf
●日本的事象Q&A 
http://hello.ac/kyouhonB2012version/Q&A2012version.pdf
●DVDによる講義をご希望の方は、下記サイトをご覧ください。
http://hello.ac/materials/books.pdf

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ハロー通訳アカデミー 更新情報

ハロー通訳アカデミーのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング