ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Five-Percent Nation Japanコミュの最初の人類は黒人である

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
人類、および人種は最初、「黒人」しか居なかった。

そして長い年月をかけ、いわゆる「黄色人」や「白人」が派生していった。

これは人類学を学べばおのずと分かる事なのだが、
意外にもこの事実を日常で把握できている一般人はとても少ない。
義務教育の教科書でも、「最初の人類は黒人」という表現は載せられていない。

周知のように、黒人は白人から長年に渡って奴隷化され、酷い差別、迫害を受けてきた。
この「白人至上主義」は奴隷解放後も消え去る事は無く、
白人は「白い肌の自分たちが最も優れた人種」という概念の下、
黒い肌、黄色い肌の者を見下しては、優越感に浸っている。

まず、肌の色の類似、または相違だけでは、いわゆる生物学上の「人種」を区別する事は出来ない。(黒人も白人も黄色人種も皆、ヒト属の種「ホモ・サピエンス」に該当)
そして、遺伝子学では、黒い肌・黒い瞳・黒い髪は 「優性遺伝子」、
反対に白い肌・青い瞳・赤い髪は 「劣性遺伝子」 である。
 
チンパンジーやゴリラ、オランウータンなどの類人猿の肌もおおむね黒いように、
マザーランド(アフリカ大陸)から誕生した人類にとって、
灼熱の大地に降り注ぐ強烈な紫外線から肌や目を守る為には、
必然的に濃い色が元々必要だった。
しかし、インドネシアのスマトラ島のトバ火山の大噴火による噴煙で、
アフリカ大陸にも深刻な寒冷化、大干ばつが発生。
これを機に、アフリカ大陸を出ていく部族が現れ始める。
肌の色を発現させる遺伝子は、人類の集団の分化の過程で最も選択圧を受けやすいため、アフリカ大陸を出て寒い地域に移動すると、次第に黒い肌である必要はなくなる。
そこで劣性遺伝が生じ、メラニン色素量が減る、
つまり、肌・目・髪の色素が次第に抜けていった。
この、「白い肌や青い目の遺伝子は劣勢である」、「全ての白人は黒人の子孫」という事実は、
自分たちが最も優れた人種だと思っている白人にとっては、非常に面白くない事であった。
当然、こうした部分も教科書には載せられていない。
 
一部の白人学者は、
「猿から人に進化して体毛を失った時点では、皆肌は白かった。
そこからようやく皮膚ガンを防ぐために皆黒く進化した。
さらにその後、アフリカを出た一部が、白い肌の方がビタミンDを合成しやすいし、黒い肌は凍傷になりやすいから、また白色へと進化した」
などと唱えているが、上記で説明した様にそれは間違いである。
肌の 「色」 が 優性の方向に 「進化」 するとしておきながら、
現状は、皮膚ガンは白人に多く、黄色人に少なく、黒人には極めて少ないという状態である。
劣性遺伝で白く退化してしまった人種は、一時的な “日焼け” は出来ても、優性遺伝子の黒い人種に進化するという事は出来ない。
また、浅黒い肌のイラン人やインド人は、白人と同じ「コーカソイド」に位置付けられるが、留まった場所が温暖な地域だったために、白人ほどの白色化は進まなかった。
 
なお、人種概念における「4大人種」は以下の4つだが、

・ネグロイド (「アウト・オブ・アフリカ」が起きている際中にアフリカを出なかった黒色人種)
 
・コーカソイド
(イラン付近を起点にして西ルートを取り、北アフリカに戻った者や、ヨーロッパ・西アジア・アラブ・南アジアなどに分布した人種で、白色人種はこの中の一部)
 
・モンゴロイド
(北ルートを取り、東アジア・東南アジア・ポリネシア・南北アメリカ大陸などに分布した黄色人種。 アフリカからアラビア半島・インド亜大陸を経由し、ヒマラヤ山脈・アラカン山脈以東に移住した人々が、周囲の自然環境により他の「人種」との交流を絶たれ、その結果独自の遺伝的変異、および環境適応を経た結果誕生した人種。 寒さと飢えに耐えるため小さな身体と平たい顔、「雪目」を防ぐ細い目に進化して現在に至る)

・オーストラロイド (南ルートを取ってオセアニアに分布した人種)

これらの区分は、過去の自然人類学や文化人類学での表現であり、現在では、現生人類は生物学上、「ホモ・サピエンス」というただ一種に属しているとされている。

コメント(15)

共に信濃毎日新聞(2002年7月11日版)
(左)信濃毎日新聞(2003年2月28日版)

(右)信濃毎日新聞(2003年6月12日版)
(左)頭骨形状の変遷

(右)遺伝子のデータにもとづく世界の25の集団の系統関係をあらわす分岐図
(左)第一次&第二次アウト・オブ・アフリカの図

(右)第二次アウト・オブ・アフリカの図
ネアンデルタール人は色白で赤毛だった、DNA分析で判明
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2303165/2283244

「現代の人類の祖先とされるネアンデルタール(Neanderthal)人の外見は
白い肌で赤毛だった可能性があるとする研究報告が25日、
米科学雑誌サイエンス(Science)誌に発表された。

研究報告によると、スペイン北部のEl Sidron遺跡とイタリアのMonti Lessini遺跡で
発見されたネアンデルタール人の化石から採取されたDNAサンプルを分析した結果、
ネアンデルタール人のMC1R遺伝子に突然変異が起きていたことが判明したという。 

MC1R遺伝子は、肌や髪の色を決めるメラニン色素の生産に関わるタンパク質を作る遺伝子。
突然変異が起きると活性が弱まりメラニン色素も少なくなり、白い肌や赤毛になる。
現代のヨーロッパ系人種の一部は、このMC1R遺伝子の突然変異によって
赤毛と白い肌になったと考えられている。

ネアンデルタール人の遺伝子にみられる突然変異は、人間の遺伝子のものとは異なるが、
ネアンデルタール人の遺伝子を試験管の細胞に挿入した結果、現代人の遺伝子と同様に
メラトニン合成に影響を与えることが確認されたという。

「古生物学者は、20年前からネアンデルタール人の肌が白かったと推測していた」
と指摘する専門家もいる。白い肌は、より多くの中波長紫外線(UVB)を透過させ、
その結果ビタミンDの合成が促進される。
このため、高緯度地域の北欧に生息していたとされるネアンデルタール人にとって、
白い肌は環境適応に必要なものだったとされている。」

以上、【2007年10月26日、AFP通信】



上記の記事には、一箇所大きな誤りがある。
「現代の人類の祖先とされるネアンデルタール(Neanderthal)人」とあるが、
ネアンデルタール人は私たち現代人の直接の祖先ではない。
確かに見た目はとても似ていたが、DNAを調査した結果、
全くの別人種である事が判っている。
http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku262.htm

ネアンデルタール人は「第一次アウト・オブ・アフリカ」で
ヨーロッパに広がって発展した人種だったが、3万年前に絶滅した。
尚、化石証拠や考古学的証拠から、ネアンデルタール人と現代人の祖先が
ヨーロッパで共存していた事は明らかになっている。
また、2010年5月、アメリカの科学雑誌『サイエンス』では、
「現生人類(ヒト)とネアンデルタール人は交雑し、
ネアンデルタール人の遺伝子は、アフリカ以外(フランス・中国・パプアニューギニア)の
現生人類にも“1〜5%”残っている」という報告が出ている。
アフリカを出た初期のヒトが、中近東でネアンデルタール人と出会って交雑し、
その後各地に散らばっていったと見られている。

(左の画像) 現生人類(ヒト)とネアンデルタール人の交雑のイメージ
(中央の画像) ネアンデルタール人の分布図
(右の画像) ネアンデルタール人(左側)とクロマニヨン人(欧州人の祖先)が遭遇した時の想像図
(左の画像) 遺伝的近縁図

(右の画像) 変動ゲノムワイドパターンから求められる51集団の遺伝的系統樹 Science vol319 (22 FEBRUARY 2008)
(左の画像) ミトコンドリアDNAのハプログループの分布から推定した人類伝播のルートおよび年代

(中央の画像) ミトコンドリアのハプロタイプL0からL3がアフリカにのみ存在する一方その他の地域はMかNどちらかしか存在しない

(右の画像) 現生人類のミトコンドリアDNAハプログループの分岐と移動

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Five-Percent Nation Japan 更新情報

Five-Percent Nation Japanのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。