ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Jキャンプコミュの世界選手権6日目 【女子】日本対中国 (その他)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(及川晋平からバトンタッチでBanaちゃんからの報告、JキャンプBBS掲載分を転載します〜)

おはようございます。Banaです。
無事にバーミンガムに到着し、早速観戦を開始いたしました。
しんぺ〜さんのように詳しくはかけないと思いますが(Excuese me!)、頑張りますのでよろしくお願いいたします。


本日は早いもので大会6日目。
でも、今日は予選最終日ということで、予選での各組内の順位が決定するとても大事な試合が続きました。

予選での順位がなぜ大切かというと、まず決勝トーナメントに進出できるかどうかが決まり(男女とも各組で4位以内までが進出可能)、さらに、その順位に応じて決勝トーナメントでの組み合わせがきまるからです。

女子日本代表は予選最終戦を残して決勝トーナメント進出が確定しており、あとは何位で抜けるかが決まる大事な中国戦でした。

中国は北京パラリンピック後にどのような進化を遂げているのか、同じアジア地区のチームとしてひじょーに気になるところです。

高さでは日本のそれを超える中国チーム。
加えて、速さにも磨きをかけてオールコートプレスを武器に引っさげ、今大会に臨んできました。

…と、試合の詳しい結果を書きたいところなのですが、実はこの裏で行われていた女子のアメリカ対ドイツをスカウティングしていたため、実際にはほとんど試合をみれていないのです。ごめんなさい!

詳しい結果は、公式HPのスタッツをご覧いただきたいのですが、一昨日のブラジル戦に続いての全員出場で67−47と快勝しました!!
(ttp://www.fibalivestats.com/matches/4668/02/10/89/24DFowvm7csOg/ ←頭にhをつけてください)


この試合では、網本選手の23得点、井上選手の17得点に続き、今大会で国際大会デビューを果たした土田真由美選手が10得点を挙げる活躍をみせました。
これまで、二桁得点が多くても二人までだった日本の得点分布ですが、得点力がある選手が増えたことで相手ディフェンスはターゲットを絞りにくくなるはず。
そうすれば、これまでマークがきつかった網本・井上両選手へのプレッシャーも分散せざるを得ません。
今日の結果は決勝トーナメントでの日本の戦いに勢いをつけるだけでなく、相手チームの戦略の立て方にも影響を及ぼすことでしょう。

そして、この試合結果によって日本女子は予選B組を3位で通過することが確定しました。
気になるところは決勝トーナメント1回戦(準々決勝)の相手です。

予選A組は一昨日の試合でメキシコがオランダに勝ち、昨日の試合でオランダがオーストラリアを下していることで、一気に大混戦となりました。

今日のカナダ対オーストラリアの結果次第で順位が大きく入れ替わる大注目の一戦。
もちろんばっちり観戦してきました!

マクラクランという絶対的エースを擁するカナダに対して、この2年間、多様なプレススタイルを手に入れたオーストラリア。
今日の試合は、まさにこのチームスタイルがガチでぶつかり合った名勝負でした。

立ち上がり、カナダはハーフコートに引いてのディフェンス、対するオーストラリアは予想通りオールコートマンツーマンでプレスを展開。特にカナダ?マクラクランをペイントエリアに近づけさすまいと全員で徹底してマーク。
しかし、オーストラリアがプレスにいくほどカナダにとってはピック&ロールのチャンスが生まれるわけで、そこはお家芸ともいえるきれいなピックを次々にマクラクランにかけていき、最終的にはこのビッグエースにねじ込まれてしまう。
そんな一進一退が続き、1Qは14−12とカナダ2点リードで終了しました。

2Qに入ってもオーストラリアは引き続きカナダ?マクラクランへのバックピックを徹底。カナダはプレスブレークに苦戦するも、?オーレットを中心にスペースを使って3人でゴールアタックをかけて着実に加点していく。
?マクラクランの弱点は「体力」。一試合走りきる体力はまだないと見え、残り4分で?フェサーと交代してベンチに下がる。スーパーエースが下がったところを勝負とみたのか、オーストラリアはすかさず?クリスピンを中心とした速いセットを投入して追い上げにかかる。しかし、エースがいなくなったことでカナダは全員でのプレスブレークを展開せざるを得なくなり、そしてこれが逆に奏効して、カナダ?フェサーの3連続ゴールなどで点差を9点に広げ、カナダリードで前半終了。

3Qに入り、カナダは再び?マクラクランをコートに戻す。
オーストラリアは小さめだが速いセットと、ビッグマンを3人入れた大きなセットを交互に使いながらオールコートプレスをかけ続ける。
カナダはマクラクランをポストに立てて相手のディフェンスをひきつけておいて?シャンタールで勝負、といった場面が増えてきた。
しかし、オーストラリアのプレスの強さはおそらくコート外から見ている以上のものがあるのだろう。なかなかすっきりとプレスをブレークできない。
このクォーターは44対35と依然9点差でカナダがリードして終えた。

しかし、オーストラリアが仕掛け続けたプレスによって、エース・マクラクランの体力は徐々に、しかし確実に奪われていたことが4Qで目に見える形で現れはじめた。
マクラクランの動きは明らかに鈍くなり、シュートまで持ち込めない。対してオーストラリアは、それまでプレスディフェンスに集中しすぎたためか雑になっていたオフェンスが、?ガウチ、?クリスピンを中心としてまとまり始めた。

カナダが3Q目までに明確なブレークの手段を見出せなかったのも影響し、運動量の落ちた?を尻目にオーストラリアはプレスからスティール、そしてゴールアタックまで休まず攻めたてる。

残り3分でついにオーストラリアが追いつき、さらにカナダ?のアンスポーツマンライクファウルで得たフリースローをオーストラリア?ガウチがしっかり沈めて、逆に6点差まで点差を広げてしまった。

このあたりの勝負どころの読みというか、じわじわと獲物を追いつめながら走りまわらせて体力を奪い、弱ったところを一気にたたくという、野性的な感覚をオーストラリアにみたのは私だけではなかったはずです。

この後、カナダはファールゲームを仕掛けますが、結局はフリースローで逆に離されてしまう展開となり、最終スコアは52−59でオーストラリアの勝利となりました。

プレスを最後まで賭け続けたオーストラリアと、
それを最後までブレークできなかったカナダ。
おそらく、後半のマクラクランの得点はほとんどなかったはずです。

この結果、予選A組はオーストラリアが1位、カナダが2位となり、日本の準々決勝の相手はカナダに決まりました。
日本はカナダに対しては近年は分がよいので、けして嫌な相手ではないはず。
オーストラリアの戦い方を参考に、是非決勝トーナメント一回戦を突破していただきたいものです!!


・・・と、日本戦よりカナダ対オーストラリアのほうが詳しくなってごめんなさい。。。

決勝トーナメントはばっちりみますので!!




コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Jキャンプ 更新情報

Jキャンプのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング