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京都外大文化部会本部OBGコミュの芥川賞に赤染晶子さん

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芥川賞に赤染晶子さん、直木賞に中島京子さん


芥川賞を受賞した赤染晶子さん(左)と直木賞を受賞した中島京子さん 第143回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞が赤染晶子さん(35)の「乙女の密告」(新潮6月号)、直木賞は中島京子さん(46)の「小さいおうち」(文芸春秋)に決まった。

 赤染さんは京都府生まれで2004年に作家デビュー。受賞作は、ドイツ語で「アンネの日記」を暗唱する女子学生が、外国人教授の厳しい指導を受けながら自らの存在を問う作品。東京都内で開かれた記者会見で、赤染さんは「今後も一つ一つの作品を丁寧に書くことで精進していきたい」と語った。

 中島さんは東京都出身。出版社勤務などを経て作家に。受賞作は、重役一家に奉公していた女性の視点で戦時下の市民生活を描いた。中島さんは「とてもうれしい。大勢の人から拍手を受け(受賞が)大ごとなのだと少しずつ分かって緊張してきました」と話した。

 芥川賞選考委員の小川洋子さんは赤染作品を「小説の作り方が非常に巧妙でユニーク」と評価。直木賞選考委員の林真理子さんは「(中島さんは)戦前の中産階級の家庭を生き生きと描いた。膨大な資料をうまくそしゃくしている」と述べた。

 非漢字文化圏出身の作家として初の芥川賞が期待されたイラン人女性シリン・ネザマフィさん(30)は受賞を逃した。

 贈呈式は8月20日、東京・丸の内の東京会館で。賞金は100万円。

 中島京子さん「(受賞作の舞台を昭和にした理由は)おじやおばが集まると、この時代の話をしていた。いまはみな鬼籍に入り、健在の両親も昔のことをよく覚えていない。その世代に読んでもらうには、書くなら今だと思った。この時代のことを知りたいという思いもあってやらなきゃという気持ちはあった」

 ◆赤染 晶子(あかぞめ・あきこ)1974年京都府生まれ。京都外大ドイツ語学科卒。北海道大大学院でも学んだ。2004年「初子さん」で文学界新人賞を受賞して作家に。京都府在住。

 受賞作「乙女の密告」は京都の外語大が舞台。ドイツ語で「アンネの日記」を暗唱させるバッハマン教授の指導は厳しく、主人公の学生「みか子」は、いつも同じ個所で失敗する。うわさ話や嫉妬に満ちた閉鎖的な学科の日常の中、教授とのトラブルに巻き込まれていくみか子。暗唱という行為を通して、人間の存在が根底から問い直される。戯画化された文体が物語をテンポよく運ぶ。

 ◆中島 京子(なかじま・きょうこ)1964年東京都生まれ。東京女子大卒。出版社勤務やフリーライターを経て、2003年「FUTON」でデビュー。東京都文京区在住。

 受賞作「小さいおうち」は、東北から上京して戦前・戦中の青春時代に重役一家で奉公していた女性タキが主人公。赤い小さな洋館を舞台に、美しい「奥様」やその家族との、どこか童話的で幸せだった生活を振り返る。戦争が激しさを増す中で起きた、秘められた恋愛事件が60年以上たち、意外な形で明らかになっていく。

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知ってる人いるかな〜?!
外大から、芥川賞、
それもドイツ語学科。。。
写真みたけど、賢そうだった。

【あかぞめ】は、ペンネームみたいです。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100715-OHT1T00274.htm

写真みて下さい。

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