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F1初心者の会☆コミュの『2011第12戦』ベルギーGP:レースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆


今回はベルギーGPのレース内容(優勝争いを中心に)振り返っていきたいと思います。

<ベルギーGP決勝結果>
1位:1セバスチャン・ベッテル「レッドブル」/25ポイント
2位:2マーク・ウェバー「レッドブル」/18ポイント
3位:4ジェンソン・バトン「マクラーレン」/15ポイント
4位:5フェルナンド・アロンソ「フェラーリ」/12ポイント
5位:7ミハエル・シューマッハ「メルセデスGP」/10ポイント
6位:8ニコ・ロズベルグ「メルセデスGP」/8ポイント
7位:14エイドリアン・スーティル「フォースインディア」/6ポイント
8位:6フェリペ・マッサ「フェラーリ」/4ポイント
9位:10ヴィタリー・ペトロフ「ルノー」/2ポイント
10位:12パストール・マルドナード「ウィリアムズ」/1ポイント
〜〜〜〜以上ポイント獲得〜〜〜〜
11位:15ポール・ディ・レスタ「フォースインディア」
12位:16小林可夢偉「ザウバー」
13位:9ブルーノ・セナ「ルノー」
14位:21ヤルノ・トゥルーリ「ロータス」
15位:20ヘイキ・コバライネン「ロータス」
16位:11ルーベンス・バリチェロ「ウィリアムズ」
17位:25ジェローム・ダンブロジオ「ヴァージン」
18位:24ティモ・グロック「ヴァージン」
19位:23ビタントニオ・リウッツィ「HRT」



【1ヶ月ぶりのF1。大荒れのスパ・フランコルシャン】
約1ヶ月の夏休みが終わり、F1もいよいよ後半戦。チャンピオン争いなどに注目が集まる時期となった。今回の舞台はドライバーの腕、マシンの総合力などが試される超難関コース「スパ・フランコルシャン」でのレース。予選でのポールポジションを獲得したのは王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)。今季9度目の指定席からレースを進める事になる。
スタートでは難なく1位を守ったベッテルだったが、後方からロケットスタートを決めたニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が急接近。ケメルストレート終わりでベッテルを抜き、伏兵ロズベルグがレースをリードし始める展開となる。

いつもなら、この“予想外の展開”に焦りを見せるベッテルだったが、3周目のDRSが使用可能になるのを待って、ロズベルグを攻略。再び1位を奪い返す。しかし、このレースでの“本当の予想外の展開”はここからだった。

★★ここがポイント(1)「ソフトタイヤの異常磨耗」★★
このベルギーGP期間中。フリー走行から天気が安定せず、各チームともに今回持ち込まれたプライム(ハード側/ミディアム“白ロゴ”)とオプション(ソフト側/ソフト“黄色ロゴ”)のテストが出来ていなかった。そして、急遽晴れの中で行われた予選Q3でソフト側のタイヤを使用した上位陣は、タイヤの表面に小さな穴が開く「ブリスター」という異常磨耗が発生。ルール上、予選上位10人はQ3でのベストタイム計測時に使用したタイヤで決勝をスタートしなければいけないため、ブリスターを抱えた状態で上位陣のドライバーは走る事になってしまった。

このため、通常より遥かに早いタイミングでタイヤ交換を強いられ、4周目にウェバー、6周目にベッテル、8周目にアロンソが1回目のタイヤ交換を行い、レース序盤から大きく順位が入れ替わる展開となった。

これで、一時は順位を下げたベッテルだったが、新品のソフトタイヤで怒涛の追い上げをみせ、再度トップ争いに加わっていく。


【小林可夢偉、ハミルトンとの接触で歯車が狂ったレース】
王者ベッテル同様に、ここ最近は苦しいレースが続いている日本代表の小林可夢偉(ザウバー)。ここベルギーGPの予選でも、タイムアタックのタイミングの違いでQ3進出を逃してしまった。しかし、どのレースでも“後方から冷静に追い上げる”可夢偉。スタート直後に他車と接触し、フロントウイングにダメージを負うものの、粘り強く走行。一時は4位まで浮上する走りを見せた。しかし、戦略上でなかなか速さを発揮するのが難しいハード側のタイヤでレースに臨んでいたため、1回目のタイヤ交換で新品ソフトを得た上位陣に次々と抜かれていく。
苦しい状況が続いた中で13周目、ハミルトンとケメルストレートで争っていた際、彼の判断ミスで接触。ハミルトンは大クラッシュを喫しリタイヤ。幸い可夢偉のマシンには大きなダメージはなかったものの、これによりセーフティーカーが入り、ここでマシンの修復など、タイヤ交換で時間を要してしまった。

レース後、無線のトラブルでピットに入るタイミングが遅れてしまったという可夢偉。またしても歯車が噛み合わないレースとなってしまい、悔しそうな表情をみせていた。


★★今日一番のポイント!「セーフティーカー中のベッテルの判断」★★
この可夢偉とハミルトンのクラッシュにより、セーフティーカーが導入された。この瞬間に迷わずピットに飛び込んできたのがベッテル。2回目のタイヤ交換を行い、比較的新しいタイヤでセーフティーカー解除後のレースに挑む作戦に出た。

前述の通り、今回はソフトタイヤで長い距離を走るのが難しいコンディション。そのため、いくら速さを発揮するソフト側のタイヤでも、同じセットのタイヤで長い距離を走らせる事にメリットは少ない。
そう考えていたタイミングでセーフティーカーが導入されたため、隊列が出来てピットインして順位を大きく落とす前に、素早くタイヤ交換を済ませたベッテル。これによりトータルで3回のタイヤ交換を行う事になったが、その分レース後半は抜群の速さをみせることになった。
3位に後退するものの、レース再開後すぐにトップを奪い返し、その後は安定した走りをみせて、今季7勝目を勝ち取った。


【ベッテル今季7勝目、2年連続チャンピオンもカウントダウン?】
今回の優勝で今季7勝目を手にしたベッテル。獲得ポイント数も259に伸ばし、2位ウェバーとの差は92ポイント。これはウェバーが3連勝し、ベッテルが3戦連続リタイヤになっても追いつかれないポイント差だ。
夏休み前のレースでは、流れが悪くなり、「終盤は混戦になるのでは?」とも思われたが、いよいよ彼の2年連続チャンピオンに向けてカウントダウンが始まるレースとなった。

しかし、次回イタリアGP、次々回シンガポールGPとレッドブルマシンにとっては不向きなコースが続くし、F1はどんなにリードしていても、最後の最後まで何が起こるか分からない競技。
まだまだ目が離せないレースが続きそうだ。




いかがだったでしょうか??
今回も、気になったチームを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました☆一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「このレースのポイントはここだったのかぁ☆」「こういった部分に注目すると面白いのか☆」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません☆
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このようなトピックを立てていければと思っています☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆
レースを観戦した感想も随時募集中です☆

コメント(4)

マシンは壊れなかった以上に無線の大事さがわかるレースでした

いつも解説ありがとうございます
予選の解説も含めて頂きありがとうございます☆Q3最後まで大荒れの展開だったんですね。後方に沈んだバトンやシューミが、可夢偉とルイスの接触によるセーフティカー導入により上位でフィニッシュしている一方、可夢偉がポイント圏外に沈んでしまったことが皮肉です。無線トラブルがなければ、その周回にすぐにピットインできたかと思うと残念ですね(><)。

可夢偉とルイスの接触について、ハッキリさせておかないと後味が悪いと思いましたので、リプレイ映像を見返したんですが、少なくとも可夢偉の判断は悪くはないと思いました。本人達の発言とも照らし合わせると、オールージュ手前でルイスに抜かれた可夢偉は、ケメルストレートでルイスを抜き返そうとしたわけではなく、ただスリップストリームを利用してスピードを伸ばして、従来の走行ラインを守って走って、右コーナーに進入しようとしていただけのようです。

ケメルストレートで可夢偉の前に出ていたルイスがDRSを使っていたので、後ろの可夢偉はついていけたのはよかったのですが、ルイスはスリップにつかれるのを嫌って走行ラインを左右に振り、ストレートエンドの右コーナーの直前で進入ラインをインからアウトに戻そうとして、接触してしまいました。このルイスの判断はどうでしょう。ルイスはレース中は彼を抜いたと思い込んでいたと、映像を見返して言っていました。そして、ルイスは可夢偉に対して原因は彼にあったことを認め、可夢偉に謝罪していました。

予選で起きたルイスに対するマルドナドの抜き返しによる接触は、マルドナドに非がありましたが、今回の接触について非を認めたルイスは、フェアな精神の持ち主だと思えます。抜かれた時、マルドナドは感情的に攻撃的になりましたが、可夢偉は冷静だったんですね!それにしても、ケメルストレートで前を走るマシンがDRSを使って逃げる光景は不思議です(^^;)

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