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F1初心者の会☆コミュの09バーレーンGPレースレポート(決勝結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

2009年シーズンも早いもので第4戦になりました。
ヨーロッパラウンド突入前の最後のレース、バーレーンGPの内容を、今回も細かく振り返っていきましょう☆






【予選:トヨタ、チーム初優勝へ向けての予選1,2位独占!!】
今回も第1ラウンドから大混戦となった土曜日の予選。第1ラウンドでは、前回中国GPで2位だったウェーバーが、なんと19位でノックアウト!第2ラウンドではBMW勢がそろってノックアウトとなりました。今年の予選はどんなに調子の良いチーム・ドライバーでもほんの少しのミスでタイムが伸びなかったがためにノックアウトされるケースが頻繁に起こりそうですね☆




【決勝:トヨタの初優勝vsブラウンGPのシーズン3勝目の結果は?】
トヨタのトゥルーリ、グロックが1列目を押さえ、3位には前戦優勝のベッテル、4位にランキングトップのバトンが並ぶグリッドで、決勝はスタートします。今回の決勝レースの注目ポイントは、とてつもなく速いバトンやベッテルを、初優勝を狙うトヨタ勢がどれだけ応戦できるか?というのがポイントでした。

スタートからトゥルーリ、グロックのトヨタ勢が逃げ、バトンとベッテルが2台を追いかける展開で今年のバーレーンGP決勝は進んでいきます。ライバルに比べ、スタート時の燃料を軽くしていて、最初から先行逃げ切り型の作戦のトヨタ勢。実際に、スタートしてから1回目のピットまではトヨタ勢は逃げる走りで後続を引き離すことができていました。これでトヨタ念願のチーム初優勝に1歩近づいた!と思った方も多かったと思いますが、「皇帝の頭脳」率いるブラウンGPも、そう簡単には逃がしてくれませんでした☆

★★今日一番のポイント!「目の前に見えないライバルとの戦い」★★
今回のレースのポイントは1回目のピットストップ以降の争いでした。次のデータは、バトン、トゥルーリ、ベッテルの各ピットストップまでの周回数と、どのタイミングでソフト・ハードタイヤを使っていたかのデータです☆

・トゥルーリ(1回目ピット:12周 → 2回目ピット:37周)
S:■■■■■■[P]◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇[P]●●●●●●●●●●:G
・バトン(1回目ピット:15周 → 2回目ピット:37周)
S:■■■■■■■■[P]◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆[P]○○○○○○○○○○:G
・ベッテル(1回目ピット:19周 → 2回目ピット:40周)
S:■■■■■■■■■■[P]◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆[P]○○○○○○○○○:G

※マーク説明
S=スタート G=ゴール [P]=ピットストップ
□=第1スティント(スタート〜1回目ピットまでの走行距離)
◇=第2スティント(1回目ピット〜2回目ピットまでの走行距離)
○=第3スティント(2回目ピット〜ゴールまでの走行距離)
黒字の印=ソフトタイヤを使用  白字の印=ハードタイヤを使用


こうして比べて見ると、まずトゥルーリのレース戦略とバトン、ベッテルのレース戦略でひとつ大きな違いがあることが見えてきますね☆トゥルーリは第2スティントでハードタイヤを使用しましたが、バトンとベッテルは第3スティントで使用しました。
今回のレースでは、決勝ではソフトタイヤの方が速く安定して走れると傾向がありましたが、トゥルーリは普通なら勝負タイヤ(今回でいうソフトタイヤ)を使う第2スティントでハードタイヤを使用しました。
おそらく意図としては・・・3回ピット作戦を急遽2回にしたという説もありますが、現状考えられる意図は、スタートからの軽タンクで一気に逃げて、1回目ピットは1位を守りきり、第2スティントはハードで追いつかれても、最後にライバルがハードタイヤを履く中で、トゥルーリだけソフトを使って再度逃げきる作戦だったのだと思います。

ところが、ハードタイヤは発熱しにくい特徴があるため、使い始めの数周はものすごく遅くなるのです!その数周の間に、見えない部分でバトンとベッテルに逃げてきたリード分を取り返され、彼らが1回目ピットを終えた時に、トゥルーリを逆転することができたのです☆
その結果、バトンが優勝し今シーズン3勝目!!ベッテル2位、トゥルーリは3位となりました。

厳しい言い方をすれば、トヨタチームの戦略ミス、なのかもしれませんが・・・仮にソフト→ソフト→ハードの組み合わせで行っていたら、もしかしたらバトンと互角だったかもしれませんし、初優勝していたかもしれません☆
残念ながら、今回バーレーンGPでは取り逃してしまいましたが、トヨタの今シーズン初優勝も、夢では終わらないかもしれないですね☆





★★ここがポイント(2)「KERSでロケットスタート!!」★★
今年から導入されているKERSを使用している王者ハミルトン。絶不調だったマクラーレンのマシンも、少しずつ復調を見せてきました☆
そのハミルトンですが、決勝スタートで面白いことをやってくれました☆それは、「スタート時にKERSを使用する」ということ!KERSはコーナーからの立ち上がりなど、低速からの加速時に使う傾向があります。もちろんスタートも停止状態からの急加速なのでKERS効果はかなり大きいです!
7〜8年ほど前ですが、スタート時のタイヤの空転を防ぐ「ロウンチコントロール」というシステムがありました。この時もチームごとでシステムの出来が違ったため、スタート時の有利、不利がかなり顕著に出ました。今回のKERSはレース全体で使えるシステムなので、システムの精度が上がってきているチームは、シーズン後半に向けて強力な武器になってきそうですね☆





【次戦展望:ヨーロッパラウンドは混戦模様??】
次戦から舞台は、いよいよF1の本場であり各チームの本拠地が集まるヨーロッパに移ります!そうすると、ここ4戦で得たデータを基に、新型パーツが登場してくることが予想されます。特にマシンを進化させ、速くさせるノウハウを持っているフェラーリやマクラーレン、BMWなどの2008年トップチームの巻き返しに今絶好調のブラウンGP、レッドブル、トヨタの3チームが加わって、次回のスペインGPはおそらく大混戦になってくるかもしれません☆

今回も、バトンとブラウンGPが勝ちましたが、内容として100%圧勝とも言えないでしょうし、レッドブル、トヨタの躍進、マクラーレンの復調を考えると、いつブラウンGPのアドバンテージがなくなるかは分かりません!!
ブラウンGP有利は変わりありませんが、まだまだ分からないシーズンですね☆






いかがだったでしょうか?
今回も、気になったチームを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました☆一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「ピット戦略ってこうなっているのかぁ☆」とか「このレースのポイントはここだったのかぁ☆」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません☆
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このようなトピックを立てていければと思っています☆

また、分からない部分などがありましたら、遠慮なく質問してください☆
レースを観戦した感想も随時募集中です☆

コメント(5)

スタートでのハミルトンのKERSの力と、ピットアウト後だった思うのですが、グロックを抜くところでの大放出が凄まじかった。グロックを抜くときのスピード差が目に見えて違いすぎて、『これが不調のマクラーレンか?』って思ってしまいました

CSで解説の人が言っていたけれど、ブラウン勢は予選でエンジンのリミッターをもっと絞っていた的なことを言っていたけれどもしそうならブラウン勢はもっと速かったという事になりますよね?

トヨタ勢は素人目で見ていてもソフト→ハード→ソフトへの繋ぎ方は失敗だったように見えました。S→H→Sという風につないでいれば或いは1位も・・・

最後にチラッと映ったブラウンの席でバナナみたいな黄色い物体が見えたのが笑えました。(CSの解説陣が散々ブラウンにバナナでも差し入れに行きましょうかとか、もうバナナでも食べてるんじゃないですか?って言ってたのを聞いていたので)
こんにちは☆管理人のケロックです☆
お待たせいたしました!!バーレーンGPのレースレポートをアップしましたので、レースの復習という形で使っていただければ幸いです☆
3強が展開したレース戦略の図は視覚的に捉えやすいので、とてもわかりやすいです。
豊田は保守的ではなく奇抜なタイヤ戦略をとって、悲願の初優勝を逃したのは残念です。
両マシンのピットストップ戦略ではなくタイヤ戦略を変えていれば、片方は優勝が狙えたかも
しれませんね。ただ、軽めのグロックを追えていたトゥルーリの方が調子は良さそうでした。

レース開始直後にハミルトンがKERSを使って上位に浮上してベッテルとバリチェロを抑えた
ことは、豊田にとっては好都合でしたね。ただハミルトンといえど、バトンだけはKERSで
抑えられなかったのでしょうか。英国人最年少王者を、復活を遂げた英国人得点リーダーが
抜く光景は感慨深かったです。表彰台を巡ってトゥルーリを追うハミルトンは、2回目のピット
ストップがトゥルーリと重なり表彰台は逃したものの、強豪の復調を感じさせました。

ベッテルは重い燃料を積みながら前方のマシン(KERSを使うハミルトン、ハードタイヤの
トゥルーリ)を追えていてマシンは速そうでした。立ち上がりでよくラインを外していたのは
攻めている証でしょうか。ベッテルとトゥルーリのマシンはレースでは終始拮抗していたので、
これからの開発競争次第では、バトンが貯めている貯金に追いつけそうな気がしますね。

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