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F1初心者の会☆コミュの『2011開幕戦』オーストラリアGP:予選レポート&決勝見どころ!(予選結果あり)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

ついに開幕した2011年のF1世界選手権。今回は、その予選内容の振り返りと、決勝に向けての見どころを紹介していきたいと思います。


◆2011GP 公式予選結果◆
順位:タイム/ドライバー「チーム」

1位:1分23秒529/セバスチャン・ベッテル「レッドブル」
2位:1分24秒307/ルイス・ハミルトン「マクラーレン」
3位:1分24秒395/マーク・ウェバー「レッドブル」
4位:1分24秒779/ジェンソン・バトン「マクラーレン」
5位:1分24秒974/フェルナンド・アロンソ「フェラーリ」
6位:1分25秒247/ヴィタリー・ペトロフ「ルノー」
7位:1分25秒421/ニコ・ロズベルグ「メルセデスGP」
8位:1分25秒599/フェリペ・マッサ「フェラーリ」
9位:1分25秒626/小林可夢偉「ザウバー」
10位:1分27秒066/セバスチャン・ブエミ「トロ・ロッソ」
〜〜〜〜Q3進出ライン〜〜〜〜
11位:1分25秒971/ミハエル・シューマッハ「メルセデスGP」
12位:1分26秒103/ハイメ・アルグエルスアリ「トロ・ロッソ」
13位:1分26秒108/セルジオ・ペレス「ザウバー」
14位:1分26秒739/ポール・ディ・レスタ「フォースインディア」
15位:1分26秒768/パストール・マルドナド「ウィリアムズ」
16位:1分31秒407/エイドリアン・スーティル「フォースインディア」
17位:1分26秒270/ルーベンス・バリチェロ「ウィリアムズ」※Q2はNo TimeのためQ1タイムを表示
〜〜〜〜Q2進出ライン〜〜〜〜
18位:1分27秒239/ニック・ハイドフェルド「ルノー」
19位:1分29秒254/ヘイキ・コバライネン「ロータス」
20位:1分29秒342/ヤルノ・トゥルーリ「ロータス」
21位:1分29秒858/ティモ・グロック「ヴァージン」
22位:1分30秒822/ジェローム・ダンブロジオ「ヴァージン」
〜〜〜〜以上、予選通過(22台)〜〜〜〜
23位:1分32秒978/ビタントニオ・リウッツィ「HRT」
24位:1分34秒293/ナレイン・カーティケヤン「HRT」




【2011年、最初のポールポジションは王者ベッテル】
気温16℃、路面温度18℃。曇り空の中で行われた今年最初の予選。
シーズン前の予想通り、レッドブルが圧倒的な速さをみせ、史上最年少で2010年のチャンピオンを勝ち取ったセバスチャン・ベッテルが1分23秒529というコースレコードを記録してのポールポジションを勝ち取った。

2位には最後のタイムアタックで意地をみせたハミルトン(マクラーレン)、3位は母国GPのウェバー(レッドブル)、4位には昨年のオーストラリアGP覇者であるバトン(マクラーレン)が入った。

レッドブルとは対照的にシーズン前のテストではマシン調整に苦しんだマクラーレンチームだったが、この開幕戦に向けて大量の改良パーツを投入した事が良い方向に働いたようだ。


★★決勝の見どころ(1)「王者ベッテルの真価が問われる決勝レース」★★
マシンの性能やドライバーの実力という点で見ると、ベッテルが絶対有利という点は変わらないかもしれない。ただし、新王者にも弱点というものは絶対にある。

■スタートでのミスや、レース中の単純なミスに注意
昨年のベッテルに見られた事が、レース中のつまらないミス。特に圧倒的な速さでポールポジションを奪ったにもかかわらずスタートの失敗で順位を落とし、レースを台無しにしてしまう事が多かった。またレッドブルチームとしても、突然の展開や天候変化に柔軟な対応が出来ず、最終的にライバルに負けてしまう部分がいくつかあった。
「圧倒的に速いけど、圧倒的に強くはなかった」昨年のベッテルとレッドブルチーム。それが今年はチャンピオンドライバーとチームとして迎える開幕戦で、どれだけ上手くレースを進めていく事が出来るかが、今シーズンの彼らの“強さ”を占う上でも、注目したいポイントだ。


★★決勝の見どころ(2)「ピレリタイヤはどこまで持つのか?」★★
今年から公式タイヤメーカーがピレリに変更になり、昨年までのブリヂストンとはかなり異なる特徴を持ったタイヤに、シーズン前のテストから各チームが悪戦苦闘してきた。

『簡単におさらい』決勝レースでのタイヤルールと今回のタイヤの見分け方
現在のF1では、決勝中にプライム(ハード)タイヤとオプション(ソフト)タイヤの2種類のタイヤを使用しなければならない。ちなみに、プライムとオプションの見分け方はタイヤ側面の刻印されているピレリのロゴの色。
今回の場合は、■プライム(ハード)、■オプション(ソフト)となっている。
ちなみに雨用タイヤは、■インターミディエイト(小雨)、■ウエット(豪雨)


昨年までは、義務となる1回のタイヤ交換のみで済んでいたレースが大半となっていたが、今年のピレリタイヤはすぐに消耗してしまう傾向があるため、場合によっては4回タイヤ交換をしなければならないのではないかとも噂されている。
しかし、今回のオーストラリアGPは、予想よりも気温・路面温度が高くなく、タイヤの消耗具合も良くないことから、2回程度で済むのではないかと言われている。


日曜日の決勝レースは、この「タイヤをいかにうまく使っていくか?」が勝敗を分ける鍵になってくるかもしれない。
レース中のペースを上手くコントロールして、タイヤ交換の回数を減らすことも重要だが、どちらのタイヤを履いても安定して走れるか?という部分も最終的に影響してくる。

●マクラーレン
金曜日からフリー走行を見ると、オプション(ソフト)では速さを発揮しているマクラーレンチームもプライム(ハード)だとタイムが伸びず苦労している場面が見られた。これが長距離戦となる決勝レースでどう影響してくるかが注目。

●フェラーリ
シーズン前のテストからピレリタイヤに関しては、良い印象を持っていたフェラーリだが、予想より気温が低くなった今回のレースでは苦労している。予選での速さでは今ひとつだったが、決勝レースでの長距離戦で、どこまで安定した走りを積み重ねる事が出来るかがポイントになるはずだ。

●レッドブル
どちらのタイヤを履いても高いレベルでの走りをみせているレッドブルチーム。しかし、実戦での長距離戦はこれが初となる。思わぬところに落とし穴が待っているかもしれないという部分では、楽観視はできない。

タイヤ交換の回数が増えると、順位の把握がしづらくなってしまうが、今回のタイヤと向き合いながら「以下に効率よく・賢くレースを進めていけるか?」が最大のポイントになってくると思う。




★★決勝の見どころ(3)「KERSと可変ウイング(DRS)を使った追い抜きシーンにも注目」★★
F1でのレースで、もっと迫力ある追い抜きシーンを演出したいという事で、KERS(ブレーキエネルギー回生システム)と、DRS(可変リアウイング)という2つの装置が今年のF1マシンに取り付けられる。


『簡単におさらい』KERSとDRSについて
KERS(カーズ)
・・・・ブレーキ時に発生した熱エネルギーを専用バッテリーに充電。それをドライバーの操作でエンジンパワーに付け加えるパワー(約80馬力)を発生させる事が出来る装置
DRS(ディー・アール・エス)
・・・・前のマシンを追い抜きやすくするために、コース内の決められた箇所で前のマシンとの差が1秒以内のときに、リアウイングを向きを変更させる事ができるシステム。これにより直線スピードが伸びて追い抜きしやすくなる。

KERSは2年ぶりの復活となり、DRSは初めての試みとなる。シーズン前のテストから各チームとも積極的にテストを重ねてきた、この2つの装置。
これによりレース中の追い抜きシーンが増える見込みとなっているが、実際にどんな演出を見せてくれるのか、楽しみなところだ。




【“良いレースを見せることが自分が今出来る事”可夢偉が開幕戦から予選9位!】
東日本大震災の復興のために、今自分が出来る事は、良いレースをすることです。とレース前にコメントしていた小林可夢偉。今年はザウバーチームでも2年目となり、エースとドライバーとしても世界中のF1関係者やファンから注目を集めている。
その可夢偉が、開幕戦からQ3進出と大健闘。自己ベストタイとなる予選9位を勝ち取った。彼も予想を下回る気温や路面コンディションに悩まされていたが、予選までにマシンや走り方を修正し、見事な予選をみせてくれた。


★★決勝の見どころ(4)「決勝レースで可夢偉が気をつけなければいけない事」★★
決勝は9位からのスタートとなる可夢偉。最初からポイント圏内でのスタートで、レース展開次第では表彰台のチャンスもめぐってくるかもしれない。しかし、この9位というポジションは、逆に“一番危険なポジション”とも言える。
ここアルバートパークサーキットの1コーナーはシケイン状の比較的低速タイプのコーナーになっていて、毎年のようにスタート直後に多重クラッシュが起き、何台ものマシンがリタイヤするケースもある。9位というポジションは、1コーナー進入時に各ましんが密集して、クラッシュや接触が多い場所だ。
まずは、スタート直後の1コーナーで上手くポジションを見つけて、もらい事故なく1周目をクリアする事が、開幕戦で入賞するための“とても重要な1歩”となるはずだ。

後は、前述の通りタイヤマネジメントを、どれだけ上手く出来るか?になってくると思う。昨年もブリヂストンタイヤの磨耗状況などを細かく勉強し、ライバルを裏を突くレース戦略を繰り出す場面も見られた。
そういった事が、この開幕戦でも発揮されていければ、スタート時よりも上のポジションを十分に目指せるはずだ。





いよいよ2011年最初のF1決勝が始まる。ポールポジションの王者ベッテルが有利である事は間違えないが、本当にどんなレースになっていくかは、実際にフタを開けてみないと分からない。

コメント(3)

かいせつおつかれさまです。

とにかくカムイ!注目です
分かりやすい解説ありがとうございます。R.クビサって今季いないんですか?
初コメです!
とても為になりました!!解説を呼んでからオーストラリアGPをみているとより一層F1の奥深さを感じられました!

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